三重県工業研究所では、実施あるいは計画された研究業務について、外部の有識者等により研究の有効性等を検証する適切な評価を行うことによって、研究開発の高度化、成果普及の促進、効率的な研究の推進を図ります。
研究評価の概要
- 原則として工業研究所が実施する全ての研究事業について、外部評価を実施します。
なお、執行委任事業や、外部機関で評価や審査を受ける課題は除外します。 - 研究事業の決定や継続実施の公平性、客観性、透明性を確保します。
- 事前、中間、事後評価を実施します。
- 研究評価委員会は、大学、民間の有識者や専門家等の参画を得て構成します。
評価方法
(1)事前評価
計画段階の研究事業について、県予算要求の参考にするために評価を行います。1)必要性、有効性2)目的目標の明確性、3)研究内容の妥当性、4)新規性、先進性5)期待される成果の5つの視点から評価し、これらの項目ごとに5段階で評価点数をつけ、各評価項目の点数を合計して、研究事業の評価点数とします。
ただし、予備試験、可能性試験や調査研究等を単年度で実施する研究事業については、上記の方法に限らず、事業趣旨を鑑みて委員会に諮ることとします。
(2)中間評価
現在実施中の研究事業について、中間時点での進捗状況や今後の継続を評価します。研究事業の進捗状況を4段階(計画以上、ほぼ目標どおり、やや遅れている、遅れている)で評価し、改善すべき点等を指摘し、さらに目標達成の可能性と今後継続する必要性を評価します。
(3)事後評価
終了年度の研究事業について、成果の有無や今後の取組、方向性を評価します。1)目標の達成度、2)技術の発展性、3)技術移転・普及性の具体性、4)今後の研究方向について、3から4段階で評価し、意見や指摘を加えます。
研究評価委員会の構成
研究開発を専門的、技術的な視点に加えて、研究基盤、県民生活の向上という視点からも評価し、公明、公正な立場で評価できる産学官民を代表する外部委員で構成しました。
研究評価委員
令和6年度評価委員氏名 | 所属、役職名 |
---|---|
矢野賢一 | 国立大学法人三重大学大学院工学研究科教授 |
前納一友 | 経済産業省中部経済産業局地域経済部イノベーション推進課長 |
永井知子 | 株式会社ナベル 取締役常務 |
野村由司彦 | 三重県公設試験研究機関特別顧問 |
評価結果
令和6年度 | 事前・中間評価 | ||
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令和5年度 | 事前評価 | 事後評価 | |
令和4年度 | 中間評価 | 事後評価 | |
令和3年度 | 中間評価 | 事後評価 | |
令和2年度 | 事前評価 | 中間・事後評価 | |
令和元年度 | 事前・中間評価 | 事後評価 | |
平成30年度 | 事前・中間評価 | 事前・事後評価 | |
平成29年度 | 事前・中間評価 | 中間・事後評価 | |
平成28年度 | 事前・中間評価 | 事後評価 | |
平成27年度 | 事前・中間評価 | 事後評価 | |
平成26年度 | 事前・中間評価 | 事後評価 | |
平成25年度 | 中間評価 | 事前・事後評価 | |
平成24年度 | 事前・中間評価 | 事後評価 | |
平成23年度 | 事前評価 | 事後評価 | |
平成22年度 | 事前・中間評価 | 事後評価 | |
平成21年度 | 事前・中間評価 | 事後評価 | |
平成20年度 | 事前・中間評価 | 事後評価 | |
平成19年度 | 事前・中間評価 | 事後評価 | |
平成18年度 | 事前評価 | 中間評価 | 事後評価 |