平成25年度事前・事後評価
平成25年度三重県工業研究所の事前・事後評価の概要と実施結果
1 日時:平成26年2月24日(月)14時00分から15時45分
2 場所:工業研究所中会議室
3 出席者:評価委員4名中4名
4 対象事業と評価結果:
4-1 事後評価
- 課題1 高周波(GHz)における電磁雑音低減技術の開発(ものづくり研究課)
- 課題2 コンクリートの透水性を制御する技術開発(ものづくり研究課)
各課題の評価結果(カッコ内の数字は評価委員数)
課題 | 各項目の評価結果※ | ||||
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目標達成度 | 技術の発展性 | 移転・普及性 | 今後の方向 | コメント集約 | |
1 |
B(4) |
1(3) 2(1) |
1(2) 2(1) 3(1) |
1(1) 2(2) 3(1) |
ノイズ対策の1方法として有効な研究。多様な配線・市販デバイスでの評価やノイズ低減の原因解明は必要だが、積層電磁雑音低減基盤の開発などへの発展性がある。企業との共同研究等へつなげてほしい。 |
2 |
B(4) |
1(3),2(1) |
1(2) 2(2) |
1(2) 2(2) |
強度が確保され、保水性・透水性が制御できれば市場性も大きい。他製品との比較優位性や用途開発、凍害対策の検討や製品強度の再評価が必要。企業と共同してコスト低減の検討も行い2層ポーラスブロックの製造法が確立されると発展性が多大。 |
※各項目の評価基準
(目標達成度)A:目標以上 B:ほぼ目標通り C:一部不十分 D:不十分
(技術の発展性)1:全体として発展性あり 2:一部発展性あり 3:発展性は少ない
(移転・普及性)1:技術移転の可能性あり 2:製品化・普及への具体性あり 3:技術情報として有効
(今後の方向)1:新規課題で未完成技術の開発を図る 2:未達成課題を継続して完成を図る 3:課題を終了する
4-2事前評価
(1)海外・大都市圏を目指すグローカル食品の開発(食と医薬品研究課)
三重県の中小企業は、海外等新たな市場への進出が比較的遅れている。また、県内中小企業・小規模企業では、研究・技術開発の人材育成や産学官連携の取組が充分にできない現状にある。そのため、本事業により、広域流通に関する技術的課題を調査するとともに、多様な主体との研究会の開催や共同研究の実施、食品加工技術の開発、流通適性の評価を行うことによる広域流通課題の解決を図る。
内訳 | 必要性3.5 | 目的の明確性3.8 | 内容の妥当性3.3 | 新規性3.3 | 期待される成果3.3 |
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合計 | 17.0 |