三重県南勢地域の伝統行事
国崎のノット正月(しょんがつ)(三重県制作)
- 公開日
- 平成30年04月27日
- 再生時間
- 10分35秒
平成30年(2018年)制作。
本映像は、国 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財「国崎のノット正月」(平成23年3月9日選択)の保護と魅力の発信を目的に制作したものです。
この行事は、三重県鳥羽市国崎町で、1月17日に、家内安全や豊漁などを祈願して正月の神を藁舟に載せ、舟に火を付けて海に送り出すという、地域色の豊かな正月行事です。
町内会役員が用具類や会場の準備をするほかは、各家から1人ずつ出る年配の女性たちによって執り行われます。海女が多く参加することから、海女の習俗を知る上でも重要な行事といえます。
本映像は、国 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財「国崎のノット正月」(平成23年3月9日選択)の保護と魅力の発信を目的に制作したものです。
この行事は、三重県鳥羽市国崎町で、1月17日に、家内安全や豊漁などを祈願して正月の神を藁舟に載せ、舟に火を付けて海に送り出すという、地域色の豊かな正月行事です。
町内会役員が用具類や会場の準備をするほかは、各家から1人ずつ出る年配の女性たちによって執り行われます。海女が多く参加することから、海女の習俗を知る上でも重要な行事といえます。
三重県南勢地域の伝統行事
Living with the Sea -Ama in Toba and Shima-(English)
- 公開日
- 平成29年05月24日
- 再生時間
- 10分35秒
This movie introduce Ama fishing techniques in Toba and Shima(Mie Prefecture,Japan).
Ama fishing is traditional woman-free-diving fishing.
It is an important intangible folk cultural asset (designated in 2017).
Planning and Production:Mie Prefectural Board of Education
Creation Date:2017.1.18
Ama fishing is traditional woman-free-diving fishing.
It is an important intangible folk cultural asset (designated in 2017).
Planning and Production:Mie Prefectural Board of Education
Creation Date:2017.1.18
三重県南勢地域の伝統行事
海とともに~鳥羽・志摩の海女~(三重県製作)
- 公開日
- 平成29年05月24日
- 再生時間
- 10分35秒
平成29年(2017年)制作。
本映像は、国重要無形民俗文化財「鳥羽・志摩の海女漁の技術」(平成29年3月3日指定)の保護と魅力の発信を目的に制作したものです。
「鳥羽・志摩の海女漁の技術」は、三重県鳥羽市と志摩市に伝承される、女性たちによる素潜り漁に関わる漁撈(ぎょろう)技術です。主に磯浜を中心とした沿岸を漁場とし、アワビをはじめ、サザエ、トコブシ、イワガキ、イセエビ、ウニ、ナマコ、アラメ、ヒジキ、テングサといった貝藻類を対象に、身ひとつと簡易な道具による採取活動を今に伝えています。
本映像は、国重要無形民俗文化財「鳥羽・志摩の海女漁の技術」(平成29年3月3日指定)の保護と魅力の発信を目的に制作したものです。
「鳥羽・志摩の海女漁の技術」は、三重県鳥羽市と志摩市に伝承される、女性たちによる素潜り漁に関わる漁撈(ぎょろう)技術です。主に磯浜を中心とした沿岸を漁場とし、アワビをはじめ、サザエ、トコブシ、イワガキ、イセエビ、ウニ、ナマコ、アラメ、ヒジキ、テングサといった貝藻類を対象に、身ひとつと簡易な道具による採取活動を今に伝えています。
三重県南勢地域の伝統行事
平成26年度鳥羽・志摩の海女漁技術「海女の一日」
- 公開日
- 平成27年08月10日
- 再生時間
- 05分14秒
女性の素潜りによる海女漁は、貴重な習俗で、日本国内で海女漁に従事している約半数の人が、鳥羽市と志摩市で従事しているといわれています。
海女とは、身体一つで女性が海中に潜り簡単な道具で貝類等を採捕し、長期間継続されている歴史的な背景のある漁の技術や昔ながらの日常習慣を継承し、体現している人々で、現在も昔ながらの漁が続けられています。
本映像は、海女漁の一形態である志摩市志摩町和具の「ノリアイ」、祭行事である鳥羽市国崎町「ノット正月」を紹介し、三重県無形民俗文化財「鳥羽・志摩の海女による伝統的素潜り漁技術」(平成26年1月23日に指定)の保護、継承を目的として制作しました。
海女とは、身体一つで女性が海中に潜り簡単な道具で貝類等を採捕し、長期間継続されている歴史的な背景のある漁の技術や昔ながらの日常習慣を継承し、体現している人々で、現在も昔ながらの漁が続けられています。
本映像は、海女漁の一形態である志摩市志摩町和具の「ノリアイ」、祭行事である鳥羽市国崎町「ノット正月」を紹介し、三重県無形民俗文化財「鳥羽・志摩の海女による伝統的素潜り漁技術」(平成26年1月23日に指定)の保護、継承を目的として制作しました。
三重県東紀州地域の伝統行事
平尾井の盆踊り:紀宝町
- 公開日
- 平成24年04月27日
- 再生時間
- 29分44秒
白河法皇は12回にわたり熊野三山に御幸されたといわれるが、この時、逢野細谷の地に薬師堂の建立を勅願して許されたのが熊野三仏平尾井薬師であるとされている。古老で平尾井の盆踊りを伝承する奥畑氏によれば、白河法皇の御前で村人達が踊りを披露したところ、白河法皇はこれを喜び、後世に残すようにいわれたのが始まりであるとされる。24種類もの踊り(平尾井甚句、薬師踊り等)が独特の太鼓とくどき(唄)にあわせて踊られる。昔は1週間も連続して踊られたという。くどきを継承する人は4人ぐらいである。
(平成23年度作成)
(平成23年度作成)
三重県東紀州地域の伝統行事
九木浦正月祷屋行事:尾鷲市
- 公開日
- 平成24年04月27日
- 再生時間
- 30分01秒
九鬼の伝統行事の原型は眞巌寺の元達和尚によって作られたものが多いという(17世紀)。大晦日から新年1月3日まで続く正月行事の中に、ニラクラ祭りとブリ祭がある。ニラクラ祭りは、昔、雲丹が大量に発生し、漁師が足を傷つけることが多かったことから、集めた雲丹の殻を焼き、供養した故事に由来するという。豊漁を祈願する祭礼で国無形民俗文化財指定。この行事には子供が儀式、相撲で重要な役割を果たしている。1~3日にはブリ祭りが行われ、定置網漁の鰤の大漁を祈願する。町を練る船上神楽が行われ、眞巌寺境内で少年達が弓射の儀式を行い、今年一年の豊漁を占う。
(平成23年度作成)
(平成23年度作成)
三重県南勢地域の伝統行事
野原大神楽:大紀町
- 公開日
- 平成24年04月27日
- 再生時間
- 29分56秒
大神楽の起源は、壬申の乱の際、天武天皇が天照大神に宝作万才国土安泰をご祈願あらせられた時に、その夢のうちに大神の御使いとして現れた天木綿の幼像(獅子の姿)をかたどり、獅子頭を彫刻し祝神と尊び、これを袖麻績麿の一族が猿女猿彦の神楽に増添えて戯曲を奏し、神慮を慰め奉ったのが、この神楽の始めとされている。壬申の乱の戦跡の人心の和と悪疫鎮護のため、その地方を巡歴せしめられしものが野原集落へ保存されたのは、宮川の上流から流れてきて、野原の川岸に浮かんでいたのを拾い上げて、その大神楽を病気祈願のために舞うようになったのが始まりと伝えられたものである。
(平成23年度作成)
(平成23年度作成)
三重県南勢地域の伝統行事
ふくせ:鳥羽市
- 公開日
- 平成24年04月27日
- 再生時間
- 23分04秒
三重県鳥羽市畔蛸町の海岸沿いの小高い山の麓に立つ畔蛸神社本殿その右脇に、山の神を祀る社があります。その由来ははっきりしませんが、山の神として地域の人たちの信仰を集めてきました。この畔蛸神社に、男の子達だけで行われる「ふくせ」と呼ばれる伝統行事が伝わっています。「ふくせ」が行われるのは毎年11月7日で、夜子ども達が地域の家々を一軒一軒回って歩く祭です。子ども達は、ささと山の神・大明神と書かれた旗を持って家々を一軒一軒廻り、玄関でささを振りながら「ふくせ」の唄を歌います。「ふくせ」は、かつては鳥羽のそこここの町で行われていたと言いまが、今ではここ畔蛸町に残るだけとなりました。
(平成23年度作成)
(平成23年度作成)
三重県南勢地域の伝統行事
馬瀬狂言:伊勢市
- 公開日
- 平成24年04月27日
- 再生時間
- 28分49秒
馬瀬狂言の始まりは室町時代にまでさかのぼるといわれ、農民の間に伝えられてきた芸能です。江戸時代中期には今の形が作られたとされています。伝えられてきた演目は120にもおよび中には、全国的にも珍しいものが含まれていると言います。第二次世界大戦中には、一時途絶えたものの戦後、保存会が設立されて今に至っています。狂言を奉納するため、馬瀬神社には組み立て式の舞台が伝えられています。しかし、老朽化などの理由で最近は使われておらず公民館の舞台で演じられるだけでしたが2011年、馬瀬神社が御遷宮を迎え、狂言保存会が設立60周年を迎えたことを記念して十年ぶりに境内で狂言が奉納された。
(平成23年度作成)
(平成23年度作成)
三重県中勢地域の伝統行事
馬之上の獅子舞:明和町
- 公開日
- 平成24年04月27日
- 再生時間
- 29分16秒
上御糸地区の馬之上に伝承されたものであり、悪霊退散、家内安全、五穀豊穣を祈って行われてきた。当日の早朝、神楽組の若者が円明寺に集まり、衣装を着け、屋台、獅子頭、天狗面、太鼓、笛等の道具を整えた後、氏神跡(旧粟須美神社)で舞う。この後カドマワシが始まり、全戸を廻わる。最後に円明寺境内で「オクリジシ」と言われる次の山の神へ出かける獅子を送り出す舞(地区の南北の山の神に災いを送る)が舞われる。獅子と共に演ずる天狗が寺の前の辻、南北それぞれの山の神の辻で御幣の付けられた竹を切る所作を竹きりといい、これは、村の境界等での悪魔祓いの意味が強い。それが終わると手締めがあり、終了となる。
(平成23年度作成)
(平成23年度作成)
三重県中勢地域の伝統行事
かんこ踊りおよび火振り踊り:多気町
- 公開日
- 平成24年04月27日
- 再生時間
- 29分01秒
五佐奈地区の先祖代々の供養や戦没者供養と初盆供養、五穀豊穣を祈って代々行われてきたこの地区の伝統行事である。(8月14日は五桂地区の珊瑚寺でも行われる。)鉦や太鼓、ほら貝にあわせて踊る。特に火振りは4m程の長さの竹の先に火をつけ、振り回す勇壮な踊りである。太鼓が6名、火振りを担当する4名の中高生が主役である。広泉寺ができて以来の行事であるが正確にはいつからかはわからない。途中10年程度、中断期間はあったが30年程前から復活し、今のように踊られている。
(平成23年度作成)
(平成23年度作成)
三重県中勢地域の伝統行事
西野子踊り:松阪市
- 公開日
- 平成24年04月27日
- 再生時間
- 28分53秒
この踊りがいつ頃から始まったのかは定かではないが、言い伝えでは、室町時代か安土桃山時代からとも考えられている。明治末期から昭和初期にかけて最も盛大であったが、昭和27年以降、若い衆が少なくなったことから中断した。その後、昭和54年に保存会を結成し、踊りが復活し、現在に至っている。和歌山県日高市日高川町にある安珍清姫悲恋物語で知られる道成寺の流れをくむ郷土芸能である。道成寺に展示してあった「道成寺から発信した郷土芸能の図」の中に、西野の子踊りがあった。また、子踊りの「鐘巻踊」の歌の中にも安珍清姫悲恋物語が歌われている。
(平成23年度作成)
(平成23年度作成)
三重県北勢地域の伝統行事
稲生の虫送り:鈴鹿市
- 公開日
- 平成24年04月27日
- 再生時間
- 26分18秒
「虫送り」の起源は不明であるが、太鼓の内側に弘化二年(1845年)とある。昭和30年頃になると行事は途絶えたが、地域が見直される中、平成21年に再現復活した。稲生地区は稲作を中心とした農業で発展してきた集落で、稲生という地名はこの地区が稲作発祥の場所として名付けられたと伝えられている。稲が生育中の7月頃には多くの害虫が飛来して稲に卵を産みつけ、被害をもたらすので、害虫を夜間に松明の火で焼き殺した農作業が虫送り行事の発端だと言われている。後年には単に害虫を退治する目的のみでなく、田の神に稲の豊作を祈る願いを込めた、初夏の水田の火の祭りという願いが農家には強かったようだ。
(平成23年度作成)
(平成23年度作成)
三重県北勢地域の伝統行事
田光の雅楽:菰野町
- 公開日
- 平成24年04月27日
- 再生時間
- 27分30秒
1,000年以上前に創建されたと言われる多比鹿神社は、延喜式にもその名が記された由緒ある神社で、地区の氏子達の手で守られてきた雅楽が今に伝えられており、田光の雅楽は年に4~5回、神社の神事の席で奉納されます。中でも10月の例大祭は、地区の秋祭りとして盛大に行われ雅楽を披露するもっとも大きな舞台です。田光の雅楽が今のように神社の氏子の手で奉奏されるようになったのは昭和5年のことで、今の楽人達は4代目になります。特に雅楽の経験もない人たちが、先代から教えを受けた田光の雅楽を守ってきました。田光に伝えられている雅楽は全部で5曲で神事の次第に合わせて奉奏する曲も変わっていきます。
(平成23年度作成)
(平成23年度作成)
三重県北勢地域の伝統行事
椿岸神社獅子舞:四日市市
- 公開日
- 平成24年04月27日
- 再生時間
- 29分49秒
椿岸神社の椿は猿田彦大神、岸は天宇受賣命を指すと言われ、創建は天平年間と伝えられる由緒ある神社です。秋の例大祭で奉納される獅子舞は、椿岸神社の創建当時から続くと語り継がれている伝統の舞。室町時代の作と伝えられる獅子頭は天宇受賣命の化身とされ、神社の御神体扱いとして大切に守られてきました。後継者不足から一時中断された時期もありましたが、今は保存会が結成され、有志の人たちの手で受け継がれています。獅子舞では獅子は天宇受賣命。獅子を先導する口取り役は猿田彦大神だと伝えられてきました。獅子頭を操るお頭役は大人が務めますが、獅子の後ろ足を演じる後舞役と口取り役は子どもが演じます。
(平成23年度作成)
(平成23年度作成)
三重県北勢地域の伝統行事
鴨神社夜火松明:いなべ市
- 公開日
- 平成24年04月27日
- 再生時間
- 29分45秒
1300年以上の歴史を持つ鴨神社で、天下の奇祭(きさい)として知られる夜火松明神事が伝えられています。地域の人々の安全と豊作を願う祭として3年に一度行われる夜火松明神事。その一番の見所は長さ5メートル、重さ900キロにもなる2つの大松明です。夜火松明神事の由来は、鴨神社の創建時にまでさかのぼり、京都からの御神宝(ごしんぽう)を迎える際 運ばれてきた御神宝が、山越えの為に夜到着することとなったため、松明を焚いて迎えた事が始まりと伝えられています。今のような形で行われるようになったのは、およそ400年前のことと言われています。
(平成23年度作成)
(平成23年度作成)