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概要
三重県鳥羽市畔蛸町の海岸沿いの小高い山の麓に立つ畔蛸神社本殿その右脇に、山の神を祀る社があります。その由来ははっきりしませんが、山の神として地域の人たちの信仰を集めてきました。この畔蛸神社に、男の子達だけで行われる「ふくせ」と呼ばれる伝統行事が伝わっています。「ふくせ」が行われるのは毎年11月7日で、夜子ども達が地域の家々を一軒一軒回って歩く祭です。子ども達は、ささと山の神・大明神と書かれた旗を持って家々を一軒一軒廻り、玄関でささを振りながら「ふくせ」の唄を歌います。「ふくせ」は、かつては鳥羽のそこここの町で行われていたと言いまが、今ではここ畔蛸町に残るだけとなりました。
(平成23年度作成)
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