平成18年度「三重県議会公営企業事業の民営化検討委員会」の開催状況等
「三重県議会公営企業事業の民営化検討委員会」は、公共サービスの民間開放、規制緩和や地方分権など地方公営企業を取り巻く環境の変化を踏まえ、企業庁及び病院事業庁が管理運営する事業の民営化への移行を検討することを目的として、平成17年2月に議長の私的諮問機関のかたちで有識者委員4名と県議会議員委員3名の計7名を構成員として設置されました。
平成18年3月まで三重県企業庁の所管する水道用水供給事業、工業用水道事業、及び電気事業の3つの事業に係る民営化を検討し、その結果を議長に報告しました。議会はそれを受けて、企業庁の設置者である知事に提言を行いました。
平成18年度には有識者を2名増やすなど構成員の変更等を行い、三重県病院事業庁の所管する病院事業に係る民営化を検討するため、毎月概ね1回程度開催し、12月18日には中間報告を行い、2月28日には最終報告を行うとともに、全員協議会において議員に説明と質疑応答を行いました。
《委員会構成員》
委 員 長 大住荘四郎氏(関東学院大学経済学部教授)
委員長代理 古宮 正章氏(日本政策投資銀行政策企画部長)
委 員 阿曽沼元博氏(国際医療福祉大学国際医療福祉総合研究所教授)
委 員 熊木 登氏(財団法人社会経済生産性本部コンサルティング部主任経営コンサルタント)
委 員 鈴木 裕子氏(新日本監査法人医療福祉部公会計本部社員・公認会計士)
委 員 野田由美子氏(PwCアドバイザリー株式会社パートナー)
委 員 北川 裕之氏(三重県議会議員)
委 員 石原 正敬氏(三重県議会議員)〔平成18年2月26日まで〕
委 員 野田勇喜雄氏(三重県議会議員)
平成18年4月17日:回検討委員会 場所;三重県議会議事堂第202委員会室(津市)
- 委員会構成員の変更と設置要綱の改正。委員長代理の互選。
- 三重県の病院事業を所管する病院事業庁から、病院事業の概要説明と質疑応答。
- 古宮委員長代理から次の情報提供とそれに係る質疑応答。
第1回の会議録はこちらをご覧下さい
平成18年5月15日:第2回検討委員会 場所;全国町村会館2階第3会議室(永田町)
- 4委員から次の情報提供とそれに係る質疑応答。
野田由美子委員「病院PFIの事例紹介 -PFIは医療改革に貢献できるか-」
阿曽沼委員「病院・健全経営の着眼点 ~集団から組織への転換!~」
熊木委員「「公的病院改革の事例」~地域医療の完結性と効率性の両立」
鈴木委員「社会医療法人制度の活用」
第2回の会議録はこちらをご覧下さい
平成18年6月26日:第3回検討委員会 場所;都道府県会館4階407号会議室(平河町)
- 第2回委員会で提供された各委員の情報に関して引き続き質疑応答。
- 第1回委員会で執行部に提出要請のあった資料について、執行部(病院事業庁、健康福祉部)からの提供と説明。それに対する質疑応答。
第3回の会議録はこちらをご覧下さい
平成18年7月20日:第4回検討委員会 場所;三重県内(四日市市、津市)
- 三重県病院事業の4病院のうちの2つ(三重県立総合医療センター、三重県立一志病院)を現地調査
第4回の会議録はこちらをご覧下さい
平成18年8月23日:第5回検討委員会 場所;みなと赤十字病院(横浜市)
- 横浜市の「みなと赤十字病院」(「指定管理者制度」適用事例)を先進事例調査。
平成18年9月19日:第6回検討委員会 場所;都道府県会館4階410号会議室
- 九州大学大学院医学研究院(厚生労働省ご紹介)と総務省から次の情報提供、並びにこれまでの検討委員会の論点整理案の説明。
九州大学大学院医療システム学教室 信友浩一教授「医療制度改革と自治体立病院を含む病院経営のあり方」
総務省自治財政局地域企業経営企画室 宿谷和生課長補佐「病院事業の現状と課題」
平成18年10月16日:第7回検討委員会 場所;都道府県会館4階407号会議室
平成18年10月30日:第8回検討委員会 場所;都道府県会館4階407号会議室
平成18年11月21日:第9回検討委員会 場所;都道府県会館4階410号会議室
平成18年12月 4日:第10回検討委員会 場所;都道府県会館4階407号会議室
平成18年12月18日:中間報告、全員懇談会 場所;三重県議会議事堂全員協議会室
- 議長に中間報告。
- 全員懇談会で中間報告について説明。
平成19年1月19日:第11回検討委員会 場所;都市センターホテル6階605号会議室(平河町)
平成19年2月28日:最終報告、全員協議会 場所;三重県議会議事堂全員協議会室
- 議長に最終報告。
- 全員協議会で最終報告について説明。
「最終報告書」はこちら (PDF:1053KB)
「最終報告書(まとめと提言)」はこちら (PDF:264KB)
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