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議長 稲垣昭義 | 副議長 小林正人 |
この度、私どもは、歴史ある三重県議会の第114代議長、第118代副議長に就任いたしました。
このうえは、二元代表制の下、県民の皆さまの代表として選ばれた議会の使命と責務を強く自覚し、公正・公平な議会運営を行うとともに、次の3点に注力し、三重県議会基本条例等に基づく議会活動の一層の充実を図ってまいります。
1つめは、議会改革のさらなる推進と交流連携の強化です。
三重県議会は、県民の皆さまが参加しやすく開かれた議会や新しいこと、困難なことに果敢に挑戦する議会を築き上げ、県民の皆さまの満足度を高めることをめざして、不断の改革に取り組むとともに、全国の地方議会に改革の輪を広げてきました。現在、本県議会の提案等を踏まえ、全国都道府県議会議長会が「多様な人材が輝く議会」の実現に向けて更に歩みを進めつつありますので、これに率先して取り組んで成果を発信するなどし、交流をさらに進めます。
2つめは、若者の政治参画、主権者教育の推進です。
投票率の低下や議員のなり手不足、性別や年齢構成の面での議会の多様性の欠如が社会的な課題となっているなか、県民意識調査の結果等から、特に若者が議会を知り、関心を深めていただくことが重要になっています。若年層を意識した情報発信や、「みえ高校生県議会」での提案を県政に反映する仕組みの構築など、若者に議会を身近に感じていただけるよう取り組みます。
3つめは、海外との交流の推進です。
人やモノ、金、情報が国や地域を超えて世界規模で結びついている今日、急速に進む人口減少下で地域社会や経済を維持するための様々な課題の解決には国際的な視点・取組も重要です。これまで、本県議会が構築してきた海外とのネットワークを生かし、未来を見据えた交流連携の強化に取り組みます。
県民の皆さまにおかれましては、引き続き三重県議会にご支援とご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
■令和6年5月16日更新