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議会運営委員会会議録③
(開会中)
開催年月日 平成27年5月13日(水)自 午後3時47分~至 午後4時6分
会 議 室 504議会運営委員会室
出 席 委 員 11名
委 員 長 舘 直人
副委員長 小林 正人
委 員 藤根 正典
委 員 東 豊
委 員 杉本 熊野
委 員 北川 裕之
委 員 日沖 正信
委 員 三谷 哲央
委 員 青木 謙順
委 員 前野 和美
委 員 山本 勝
欠 席 委 員 な し
委員外議員 議 長 中村 進一
副 議 長 中森 博文
出席説明員 副 知 事 植田 隆
総 務 部 長 稲垣 清文
総務部副部長 紀平 勉
総 務 部 課 長 藤嶋 正信
事務局職員 事 務 局 長 鳥井 隆男
事 務 局 次 長 原田 孝夫
総 務 課 長 川添 洋司
議 事 課 長 米田 昌司
企画法務課長 佐々木 俊之
政策法務監 加藤 憲祐
委員会書記 議事課課長補佐兼班長 西塔 裕行
議事課主査 藤堂 恵生
傍 聴 議 員 6名
山本 里香
岡野 恵美
倉本 崇弘
稲森 稔尚
今井 智広
長田 隆尚
県 政 記 者 な し
傍 聴 者 3名
議題及び協議事項
1 付託議案の審査結果と審議について
2 議員のうちから選任される監査委員の選任同意議案について
3 次回の議会運営委員会について
4 その他
〔開会の宣告〕
1 付託議案の審査結果と審議について
予算決算常任委員会に付託された議案第96号の審査結果は、承認である旨の報告があり、委員会長報告に対する質疑並びに討論はなしとされました。
次に、付託議案の審議については、議案第96号を議題とし、予算決算常任委員長の報告を求め、山本里香議員の反対討論を5分以内で行った後、起立により採決を行うこととされました。
2 議員のうちから選任される監査委員の選任同意議案について
人事案件につき、提案説明、質疑並びに委員会付託を省略して、直ちに起立により採決することとされました。
3 次回の議会運営委員会について
特に協議する事項が出てこない限り、6月定例月会議の日程等について協議するため、5月28日(木)に開催することとされました。
4 その他
(1)質問枠の配分について
6月定例月会議の質問枠の配分について、公明党、日本共産党、大志及び草の根運動みえから、一般質問を30分枠で2回したい旨の意向があることが委員長より報告され、このことについて各会派で検討し、次回以降の議会運営委員会で協議することとされました。
【協議】
〇三谷委員 今までも30分で御質問いただく機会を続けてきておりまして、私どものほうにも30分枠を残してほしいという御要望もたしかにいただいております。ただ一方で、県議会だよりに1時間枠の方が1回なのに30分枠の方は2回出るんじゃないかというような御批判もございますし、今おっしゃった会派以外の大きな会派の議員の中でも、個々に聴きますと、もし30分枠が認められるなら我々も30分枠でしたいという方がおられるやに聞いています。今回一人会派の方も増え、偶数で割り切れればよいが、奇数になってくると途中で30分間があくというような、これはテクニカルな問題かもわかりませんが、そういう問題もあって、このあたりのところを皆で知恵を出し合って一番いい方法を考えていかなければいけないと思っています。御要望のあった方々からも、こうしたらいいんじゃないかといった御提案もいただきながら、私どもの会派のほうでも議論したいと思います。
〇山本(勝)委員 自民党としても、いろいろ要望等もお聞きしております。私どもの中もいろいろな意見がございますので、持ち帰って少し時間をいただきたいなと思っております。
〇東委員 鷹山はこれまで過去4年間は30分枠でさせていただきました。引き続き御要望があれば、ぜひ聞き取っていただきたいと思います。ただ、私は少数会派を代表している者ではないので、それは御了解いただきたいと思います。
〇舘委員長 この問題については、各会派でもいろいろ御意見があるんだと思いました。今、三谷委員、山本委員からもお話がございましたし、また東委員からもこれまでのことも含めてのお話がございました。一度会派へ持ち帰っていただいて、議論を深めていただいて、いい方向性を見つけていきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。
それで、あとは日程的なことですが、委員長の立場から申し上げて恐縮ですけれども、あまり急ぎ過ぎて、ばたばた決めていくのがどうかなと思うのとともに、しかしながら、6月3日に本会議が開催されて、代表質問は8日、月曜日の予定になっておりますし、一般質問は水曜日から始まるということであります。各会派におかれては、時間的な余裕もあるのかないのか、そこら辺ちょっと工夫もいただきながら、まず一段階として、次の議会運営委員会があるのは5月28日なので、そのときには各会派の御意見を持ち寄っていただいて、その日に決めてしまうとまでは申しませんけれども、まずはこの日に議論を行いたいと思うので、そのように御準備いただく、御努力いただくようお願いしたい。そのような形で議論を進めたいと思いますので、よろしくお願いします。
(2)その他
傍聴議員から、本会議等での委員長報告の取り扱い及び少数意見留保にかかる質問がありました。
【発言】
〇山本(里)議員 御指導いただきたくてお伺いしたい。委員長報告というのが先ほどございまして、分科会で審査をされた内容を、全体会の予算決算常任委員会の場で御報告をされて、委員の方が一任ということで委員長にお願いをされて、報告がなされたというふうに思っています。その中で、いろんな立場があって意見が出たことを、それは全てのことを報告することはできないと思うんですけども、反対のもの申しがあったときには出るのではないかと、私は常套として思っておりましたら、出なかったということの中で、これが慣例であるとお伺いしました。委員長報告の中に、委員会で審査された中で、意見が全会一致でするっと通った時は、これは何事もなくそういうことになると思うんですが、意見が出て、対立をして拮抗したわけではありませんけども、一部委員からの意見ということの記載、報告がなかったものですから、これはどういうことなのかとお伺いをいたしましたところ、これはそういうふうな慣例になっているということを、本当かどうかはわかりませんが、お伺いしました。一任をしたわけですからそうなんですが、もしお願いしますということをもの申すというか、お願いすることで扱ってもらえるのかを教えていただきたくて質問しました。
〇舘委員長 分科会のほうで報告について一任をしたけれども、出た意見をどうするかということですよね。
〇山本(里)議員 今回だけではなく、これからずっと議会があるわけで、委員会等で話し合われたことを委員長報告ということで、どの場面でもあると思うんです。そのときに、予算であれ決算であれ、議案であれ、いろいろな意見が出ると思うんです。その全部を報告するというと膨大な量になりますが、そのエキスというか、賛否が分かれたときはとくに、一端を報告をされるのではないかなと思っておりましたし、私の経験ではそうでしたので。それはどこの場面で、委員会の最後で正副委員長に一任をしますということで一任をするわけですけれども、そのときにこのことは必ず入れてくださいと。ただ、一任ですから、申しても、それが取り入れるかどうかは別として、そのシステムのことについてお伺いしたい。
〇舘委員長 正副委員長が責任をもってその審議内容について報告をするということですから、一任をされておるところで、正副委員長の判断で出されることだと思っていますが。今までもそのようにして私の場合、やってきましたが。そうですよね。
〇山本(里)議員 システムとしては、一任をしておりますので、その一任をするときに、例えばこのことについては明記をしてくださいという場所があるんですね。その場所で言うわけですね。
〇舘委員長 こういうことは記載してくれとか、そういうことは委員会で議論されればいいことではないでしょうか。
〇山本(里)議員 基本的にはその内容、エキスを報告していただくということではなく、もし記述をお願いしたい場合は、この件、この件、というふうにことごとくお願いをして言わないと、まず俎上にも上らないということなのかどうかをお尋ねしたい。
〇舘委員長 言わないとできないのかということじゃなく、その正副委員長がどのように判断されるかわからないわけですので、それをどこまで入れ込んで報告するかどうかについては、やはり正副委員長に確認をする意味でも、このこと、このこと、と申していただいたほうがいいんだと思います。また、そう申される中で、他の委員がちょっとそれは、とまたそこで議論があるかわかりませんので、おっしゃられるように全てが全てそこで報告できるのか、またそのことについては、こういう意見もあったという形で報告するのか。そういうふうな形になってくるんじゃないですかね。
〇山本(勝)委員 私も同じ分科会の委員だったんですが。討論のときに、反対の意見を言われ、その経過を経て、委員長報告をどうしようかとの話が出たときに、一部ではもう正副委員長に一任という話と、発言者が強くこれだけは入れてくださいとの話があって、それを論議していく方向になると思うが、その辺があまり強く話をされなくて、そのまま委員長報告を正副委員長に一任という話でいったと僕は思っているので。最終的に、山本議員がいろいろお話をされるけれども、その委員会の中で十分そういう面については論議して方向付けをしていかんと、ルール化がどうなっているかとかそういうことについては、何も言わなかったけど載せてくれということにはならんですから、やはりその委員会の中で十分そういう意思を伝えて、あと他の委員がどう考えるかは、そこで結論が出てくると。こういうことで理解をしていただいたほうがいいんじゃないかと思いますけれどもね。
〇山本(里)議員 基本的に賛否が分かれた場合には報告されるものだという、私の認識が誤っていたというふうに、すべからくそれがベースにあるということではないということを認識させていただきました。
〇稲森議員 今のところに関連して教えていただきたいんですが。委員長報告に反対・賛成の意見を盛り込んでほしいという御意見だったと思うんですけれど、議会のルールのひとつに、分科会でできるかどうかはわからないんですけれども、委員会の中で排斥された少数意見は、他の賛成者があれば少数意見の留保というのができると思うんですが、県議会の中では委員長報告に続いて、少数意見の留保という、そういう仕組みが使えるのか。これまでそういう例はあるのか。そういうことを活用していくのも今の疑問に対しての答えかなと思うんですけども、いかがでしょうか。
〇議事課長 今御指摘をいただいた少数意見の留保については、三重県議会会議規則第56条で規定がございます。今、議員のほうからもお話がありましたけれども、「委員会において少数で破棄された意見で、他に出席委員1人以上の賛成があるものは、これを少数意見として留保することができる」ということでございますので、これが行われた場合には、少数意見の報告書をつくっていただいて、委員長報告に続いて少数意見を報告していただくことが可能です。ただ、分科会となると適用がございませんので、予算決算常任委員会については、本委員会の場でということになります。
〔閉会の宣告〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
議会運営委員長 舘 直人