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予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会
会 議 録
(開 会 中)
開催年月日 平成27年2月20日(金) 自 午後3時33分 ~ 至 午後3時51分
会 議 室 201委員会室
出 席 委 員 8名
委 員 長 小野 欽市
副委員長 小島 智子
委 員 彦坂 公之
委 員 大久保 孝栄
委 員 津村 衛
委 員 稲垣 昭義
委 員 山本 勝
委 員 西場 信行
欠 席 委 員 なし
出席説明員
[環境生活部]
部 長 髙沖 芳寿
副部長 田中 功
次長(環境担当) 岡本 弘毅
次長(人権・社会参画・生活安全担当) 北村 文明
参事兼大気・水環境課長 林 秀樹
環境生活総務課長 山神 秀次
文化振興課長 明石 典男
男女共同参画・NPO課長 中尾 治光
交通安全・消費生活課長 黒宮 勇一郎
消費生活監 西川 恵子
その他関係職員
[農林水産部]
部 長 橋爪 彰男
副部長 水島 徹
次長(農産振興担当) 赤松 斉
次長(農業基盤整備・獣害担当) 福岡 重栄
次長(森林・林業担当) 吉川 敏彦
次長(水産振興担当) 藤吉 利彦
農林水産総務課長 前田 茂樹
農林水産財務課長 瀬古 正博
フードイノベーション課長 仲 越哉
担い手育成課長 後藤 健治
農産園芸課長 早川 三利
畜産課長 斎藤 尚彦
農業基盤整備課長 平野 繁
獣害対策課長 山川 豊
森林・林業経営課長 市川 道徳
治山林道課長 前野 昌弘
水産資源課長 永濵 享
その他関係職員
委員会書記 議 事 課 主査 吉川 幸伸
企画法務課 課長補佐兼班長 中西 正弥
傍 聴 議 員 なし
県 政 記 者 なし
傍 聴 者 なし
議題及び協議事項
Ⅰ 分科会(環境生活部関係)
1 議案の審査
(1)議案第1号「平成26年度三重県一般会計補正予算(第8号)」(関係分)
Ⅱ 分科会(農林水産部関係)
1 議案の審査
(1)議案第1号「平成26年度三重県一般会計補正予算(第8号)」(関係分)
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
Ⅰ 分科会(環境生活部関係)
1 議案の審査
(1)議案第1号「平成26年度三重県一般会計補正予算(第8号)」(関係分)
①当局から資料に基づき補充説明(なし)
②質疑 なし
③委員間討議 なし
④討論 なし
⑤採決 議案第1号(関係分) 挙手(全員) 可決
2 委員間討議
(1)執行部に処理経過の報告を求める事項 なし
Ⅱ 分科会(農林水産部関係)
1 議案の審査
(1)議案第1号「平成26年度三重県一般会計補正予算(第8号)」(関係分)
①当局から資料に基づき補充説明(橋爪部長)
②質疑
〇小野委員長 御質疑があればお願いいたします。
〇西場委員 説明はしてもらったのかな。このそれぞれ事業の項目は。
〇橋爪部長 議案聴取会であわせて説明をさせていただいております。詳しい表についても議案聴取会の私どもの部長説明概要として提出させていただいております。
〇西場委員 説明してもらったんだけど、ちょっともう少しせっかくやで、概要だけ教えてほしいんだけど、輸出関連とそれから三重まるごと自然体験促進事業と三重の「米力」発揮支援事業やったっけ。何と読むんですか、これ。米力(こめりょく)ですね。これいかがでしょうか。
〇橋爪部長 全体として少し私のほうから、あとまた補足させていただきます。
2ページにございますけども、一番上に三重まるごと自然体験促進事業というのがございます。これについては三重県の自然を生かして、できるだけ三重県に県内外からたくさんの交流をしていただこうということで、これまでもそれぞれの自然体験の事業等ございますけど、それをよりブラッシュアップする部分について補助のようなことをさせていただいたり、情報発信をしようというような事業でございます。
輸出の事業で幾つかありますが、みえの食輸出促進事業とか、少し下のほうにこの農林水産業振興費のところにみえの県産品輸出拡大レシピ創作事業というのがありますが、これちょっと関連しておりまして、三重県産品を生かして日本食のレシピ、そういうものをつくりながら輸出のときに生かしていこうという、そういうふうなものです。
あとは三重の「米力」の発揮支援事業の御質問がございましたけれども、これはちょうど米価の低迷ということもありまして、三重県はコシヒカリについても非常に強い県でもありますし、新しい「結びの神」等の米も出てきています。また、それぞれの地域の特徴ある米というのも、なかなか発信力が弱くて表へ出ていない部分もありますが、三重県の持つ米の強みを生かして、もっと選定もきちっとしながらブランド力を強めたいということで販売促進であったり、PRであったり、そういうふうなものをこういう事業の中でやっていこうということでございます。
あと、それぞれ3ページには海外市場向け三重県産ブランド牛肉輸出モデル事業、今年度から米国に伊賀牛、また松阪牛に取り組んでおりますので、それに引き続くフォローアップの事業等を入れております。
水産の輸出戦略の部分もございますが、これについてもシンガポール等で輸出の調査等を平成26年度やってまいりまして、三重の水産物ですね。これについても一定の現地の声とか、評価なんかもいただいておりますので、それも生かしながら新たにそれを踏まえた展開を引き続きやっていこうというような事業が入っております。
おおむね以上でございます。
〇西場委員 それで、この従来の事業の中にもこれはあったわけですけれども、これが地方創生でいいんですかね。地域住民生活等緊急支援のための交付金、これは地方創生の資金という言い方でいいんですね。
〇橋爪部長 一番最後に説明させていただいた3ページの下から2つ目なんかですと、地域再生戦略交付金というのもありまして、ちょっとややこしいのですけど、地方創生のメニュー、いわゆる先行型で取り組ませていただいておるような部分も、特に左のほうに若干あるかわかりませんけれども、同じ輸出でも、そういう中で入れさせていただいているメニューと、地域再生で入れさせていただいているようなものはほかにもありまして、左側の2ページの上から3つ目、食のバリューチェーンというのがあるんですけども、こういうふうな事業を中心にした形の中で取り組む事業と、ちょっとややこしいんですけども、それぞれの計画の中で全く今までの既存事業そのままというのは通りませんので、一定新しい部分を入れながら、この交付金を活用させていただくと、そういうふうなものでございます。
〇西場委員 確認ですけれども、地域再生事業というのは航空宇宙産業と食ということで、農林水産部の場合は食に関係するのは地域再生を活用するということで選んだと。地域再生以外は、地方創生の先行型のものを使ったという、そういう理解でいいんですね。
〇橋爪部長 そのとおりでございます。
〇西場委員 これはどういう選び方をしたんですか。よく言われる地域経済につながるとか、雇用につながるとか、いろいろ地方創生の考え方の中につながっていく部分があるわけなんですけども、農林水産部がこれを選んだ基本的な考え方というものは、どういうふうにして整理して進めますか。
〇橋爪部長 地域再生計画のほうは、私ども「食」で拓く三重の地域活性化というようなテーマで、特に今までフードイノベーションの取り組み等を何年かやってきました。それをもう少しバージョンアップするために、国のほうに申請して1月22日にその認定を受けたものなんです。そのときにはその固まりで一つのメニューとして今申し上げた食のバリューチェーンであるとか、一部牛肉の輸出の新しい部分なんかもその中に計画として入れさせていただいたということです。
その後、地域再生、地方創生のほうも並行して動いておりましたけども、やはりどういうメニューがどういう形で交付金として扱えるかというのは、かなり少し後でメニューも出てきていましたので、その中で全庁的な今のまちと仕事の創生の総合戦略に入れられるメニューというのを若干ずれもありながら、計画しましたので、よく似たコンセプト、今のように輸出のようなコンセプトでも両方にまたがったようなものが結果的には出てきたという、そういうような事情でございます。
〇西場委員 最後にしますが、これを決めるのに、農林水産部としてどれぐらいの規模で要請をして採択されたのが、どれぐらいに落ちついたんですか。
〇橋爪部長 ちょっと要求額と最終的な今の補正額で、予算の比較というのは今持っておりませんけれども、事業として最終知事まで査定しますので、その中で完全に没になったというのはほとんどなくて、ある程度私どもが考えたものが全体の予算枠といいますか、その中で一定の割合査定されたというような感じで捉えております。
〇小野委員長 よろしいですか。
ほかに御質疑はございませんか。
〇大久保委員 ちょっと教えてほしいんですけれども、この林業費についてなんですが、説明のときに聞いた中身の中で、植林というのは特に出てきていなかったかなと思うんですけれども、この中には植林の費用も、再生ということなので入っているんでしょうか。
〇吉川次長 具体的にはこの事業の中には入ってございませんけれども、例えば三重の循環型林業創出事業は主伐を伐採して、その後に植林するような事業体に対して雇用支援をするというような事業で考えております。
〇大久保委員 わかりました。ありがとうございます。
〇小野委員長 ほかにございますか。
〔「なし」の声あり〕
〇小野委員長 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。
③委員間討議 なし
④討論 なし
⑤採決 議案第1号(関係分) 挙手(全員) 可決
2 委員間討議
(1)執行部に処理経過の報告を求める事項 なし
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
予算決算常任委員会環境生活農林水産分科会委員長
小野 欽市