三重県議会 > 県議会の活動 > 全員協議会 > 全員協議会議事概要 > 平成26年度 全員協議会議事概要 > 平成27年2月16日全員協議会概要
■ 開催日時 平成27年2月16日(月) 10時50分 ~ 11時26分
■ 会議室 全員協議会室
■ 出席議員 49名
議 長 永田 正巳
副議長 奥野 英介
議 員 下野 幸助 田中 智也
藤根 正典 小島 智子
彦坂 公之 粟野 仁博
石田 成生 大久保孝栄
東 豊 中西 勇
濱井 初男 吉川 新
津村 衛 森野 真治
水谷 正美 杉本 熊野
中村欣一郎 小野 欽市
村林 聡 小林 正人
今井 智広 長田 隆尚
藤田 宜三 後藤 健一
辻 三千宣 笹井 健司
稲垣 昭義 北川 裕之
舘 直人 服部 富男
津田 健児 中嶋 年規
青木 謙順 中森 博文
前野 和美 水谷 隆
日沖 正信 前田 剛志
舟橋 裕幸 三谷 哲央
中村 進一 岩田 隆嘉
貝増 吉郎 山本 勝
山本 教和 西場 信行
中川 正美
■ 欠席議員 なし
■ 県政記者 3名
■ 傍聴者 2名
■ 協議事項
1 平成27年度三重県経営方針(最終案)(暫定版)について
(1)時間 10時50分~11時8分
(2)説明者
知事 鈴木 英敬
[戦略企画部]
部長 竹内 望
副部長 福田 圭司
その他関係職員
[総務部]
部長 稲垣 清文
副部長(行政運営担当) 松田 克己
副部長(財政運営担当) 嶋田 宜浩
その他関係職員
(3)説明内容
別添資料のとおり(資料はこちら)
(4)質疑の概要
〇三谷議員 この三重県経営方針(最終案)(暫定版)が暫定版でなくなるのは、6月定例月会議でというふうに理解してよいか。
〇竹内部長 選挙を踏まえて、6月補正予算で今回の骨格的予算を肉付けする作業がある。その時に、情勢の変化等を踏まえ、暫定版を成案という形で議会に御説明させていただきたいと思っている。
〇三谷議員 最終の経営方針が示された後に6月補正予算が示されるというのが順序だと思うが、その点はいかがか。
〇竹内部長 今回最終案という形でお示しさせていただいて、これについて議会で了解をいただき4月になったら、最終案を取るかたちで暫定版の公表をさせていただきたいと思っている。
〇三谷議員 よくわからないが、見せていただいてまた議論していきたい。
2 平成26年度「三重県行財政改革取組」の進捗状況について
(1)時間 11時9分~11時26分
(2)説明者
知事 鈴木 英敬
[総務部]
部長 稲垣 清文
副部長(行政運営担当) 松田 克己
副部長(財政運営担当) 嶋田 宜浩
参事兼税務企画課長 横山 円吉
その他関係職員
[防災対策部]
危機管理課長 河 治希
[戦略企画部]
副部長 福田 圭司
[地域連携部]
IT推進課長 樋口 俊実
[農林水産部]
副部長 水島 徹
[県土整備部]
副部長(公共事業総合政策担当) 水谷 優兆
[出納局]
副局長兼出納総務課長 亀井 敬子
(3)説明内容
別添資料のとおり(資料はこちら)
(4)質疑の概要
〇小野議員 1③県民が納税しやすい環境の整備については、非常に成果があったというような書き方をしているが、現場で、昨年の5月末くらいだったか、津の管内だが自動車税をそろそろ納めなくてはいけないと県民が県税事務所に問い合わせをしたら、いや、そんなものはまだだというような非常にそっけない返事というか指導というか、そんな事業はまだしてないよという言い方をされて、非常に憤りを感じられて我々のところへ来られた。県の職員はそんな受け答えをするのかということで、非常に厳しい御指摘をいただいている。ここに成果は書いてもらっているが、職員に対する指導監督というのはどこにあるのか、どうなっているのか。一人でも県民がそんな憤りを感じられるようなやり方で、納税しやすい環境の整備ができたとは言えないと思うが、その点はいかがか。
〇稲垣部長 申し出の件については具体的なところまでは承知していないが、そういった実態があるとすると非常に遺憾なことなので、私どもとしても、改めて職員に丁寧な説明に心がけるように徹底させていただきたいと思っている。
〇小野議員 当然していただかなければいけない。窓口でワンストップサービスで非常に納税しやすい環境をつくったんだと言うなら、その前段階の受け答えの部分で、サービスだから、やはりそういう対応ができるはず。そこをチェックをしなくてはいけないようなことで環境の整備ができたとは言えないと思うが、その点はいかがか。
〇稲垣部長 議員の御指摘を踏まえて、改めて徹底をさせていただきたいと思う。
〇小野議員 窓口にちゃんと、職員が見るような対応の仕方を張っておくなり何なりして教えていったらどうなのか。これはやはりタックスを払ってもらうほうの立場に立ったらかなり頭にくる。是非厳しく、その辺は徹底をしていただきたいと思う。
〇中嶋議員 A3の別表の中の、成果と課題、今後の方向性等のところで斜め文字になっているところがある。例えば4ページの給与の見直しのところで人事委員会勧告のことなんかが斜め文字になっていたり、個人住民税の徴収対策の推進の下のほうで24億円というところだけが斜めになっているが、これはどういう意味なのか。
〇稲垣部長 斜体文字の方は見込みである。1月末までしか取りまとめていないので。
〇中嶋議員 継続とされているものが6つの取組で残っていて、確かに勤務評価制度というのはまだ継続中だということは理解するところだが、職員数の見直しや給与の見直しとか、それから指定管理者制度、地方独立行政法人のことなんていうのはどこまで行ってもゴールがないような気もするので、何をもって達成とするのか。当初のロードマップをつくった中身が頭に残ってないので申し訳ないが、これは平成27年度達成に向けて頑張っていくわけだが、何をもって達成とするのか、特に定数、給与、それから13ページにある指定管理者制度、地方独立行政法人、もう一個は建設産業活性化プランで、活性化プランにしてもまだ未達成だなと言うのは感覚的にわかるが、さっき申し上げた残りの4つについては何をもって達成というふうに考えて来年度やっていきたいというふうに考えているのか、そこをもう少し掘り下げて教えていただけないか。
〇稲垣部長 この4年間という期間をしっかり、例えば人件費の抑制なり定数の管理をしていくという、期間を通じてやっていくということを目標として掲げているので、その期間の中でしっかりそういうことをやっていくということで、一旦はこの期間でできたというふうな形にさせていただきたい。
〇中嶋議員 要は4年間これをちゃんと引き続きやってくんだということが大事だと。
Doをやっていくことが大事で、どちらかというとその成果については自動的ではないにせよ、まず4年間通じてやっていくんだという姿勢を貫き通すということを目指しているということがよくわかった。その中で、今後の話になるのだろうが、例えば給与の見直しや定数の話も、3年前の状況と比べると、当時はまだリーマンショックの影響も残り、東日本大震災が発災し、社会的に落ち込んだ時期であった。それから少しながら明るい兆しが出始めている現在なので、平成27年度以降の話になるかもしれないが、やはり行財政改革取組は必要だが、シュリンクしていく、縮んでいくばっかりの行財政改革取組だけじゃない方向性というものもよくよく考えながら、27年度それから28年度以降の事もお考えいただきたいと思う。その点について所見があれば。
〇鈴木知事 全くおっしゃる通りだと思っていて、28年度以降の取組についての何らか新しいプランのようなものを検討していかなければならない。行財政改革に終わりはないのでと思っている。その中では、出発点としては、一つは今御指摘のようなその時点の経済情勢、それからもう一個の出発点はこれまでの取組ということだと思っている。その二つが大事な出発点だと思っているので、シュリンクして縮んでいく行財政改革だけじゃなくて、明るく、建設的に進めていけるような行財政改革などにも心がける新たなプランであるべきだと思う。そういうことはしっかり徹底していきたいと思う。
〇三谷議員 中嶋議員の関連だが、例えば勤務評価制度の検証とか職員定数の見直し等の目標というのは、知事が挙げた政策集が達成された時点でこれは完成というふうに理解して良いのか。
〇稲垣部長 私どもとしては、あくまでもこの行程表に掲げたこの部分についてしっかりやっていくということであるので、先ほど中嶋議員にお答えした答えになると考えている。
〇三谷議員 そうすると、この行財政改革取組の項目がいろいろあるが、これは知事の政策集とは全く関係なしで出てきているということなのか。
〇鈴木知事 この行財政改革取組は、52取組を作って、それを議会に御報告させていただいて御審議いただいて決まったものなので、私の心の中でリンクしている部分が仮にあったとしても、政策集があるからこの行革取組があるというのでなく、行革取組は行革取組として県庁で検討し、議会に御審議いただいてやってきたものであるので、そういう御理解をいただけるとありがたい。
〇三谷議員 また聞かせてもらう。