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予算決算常任委員会総務地域連携分科会
会 議 録
(開 会 中)
開催年月日 平成27年2月20日(金) 自 午後3時55分~至 午後4時8分
会 議 室 301委員会室
出 席 委 員 9名
委 員 長 粟野 仁博
副委員長 下野 幸助
委 員 奥野 英介
委 員 長田 隆尚
委 員 笹井 健司
委 員 舘 直人
委 員 前野 和美
委 員 岩田 隆嘉
委 員 貝増 吉郎
欠 席 委 員 なし
出席説明員
[地域連携部]
部 長 水谷 一秀
スポーツ推進局長 世古 定
南部地域活性化局長 森下 幹也
副部長 鈴木 伸幸
次長(地域支援担当) 紀平 勉
スポーツ推進局次長 村木 輝行
南部地域活性化局次長兼南部地域活性化推進課長 小野 美治
地域連携総務課長 横田 浩一
交通政策課長 原田 孝夫
地域支援課長 大西 宏弥
スポーツ推進課長 辻 昭司
東紀州振興課長 西口 勲
その他関係職員
[総務部]
部 長 稲垣 清文
副部長(財政運営担当) 嶋田 宜浩
財政課長 藤嶋 正信
企画調整監 野呂 幸利
委員会書記
議 事 課 主査 藤堂 恵生
企画法務課 主幹 秋山 誠二
傍 聴 議 員 なし
県 政 記 者 なし
傍 聴 者 なし
議題及び協議事項
Ⅰ 分科会
1 議案の審査
(1)議案第1号「平成26年度三重県一般会計補正予算(第8号)」(関係分)
2 所管事項の調査
(1)「三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例」に基づく報告について
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
Ⅰ 分科会
1 議案の審査
(1)議案第1号「平成26年度三重県一般会計補正予算(第8号)」(関係分)
①当局から資料に基づき補充説明(稲垣部長)
②質疑
〇粟野委員長 御質疑があればお願いいたします。
〇舘委員 熊野古道の関係で、このポンチ絵の中で、活性化に向けて活用してということでいただいておって5048万2000円上がってますけど、この中で、これを活用するっていうのはようわかるんですが、その前にもうひとつ保全となると、教育委員会、文化財やらどうやからって言われるんだと思いますけど、その予算を見たって保全ができるような金額では、三十数万円だったかな、と思うんですけども、やはり活性化をする中で、熊野古道、たくさんの方が入っていただいて、ちゃんと保全ができているというか、なければ活性化はできないんではないかなと思うんやけど。その辺の考え方、ここだけではない、教育委員会だよねと言ってしまったら全然議論にもならんわけですけれども、県等の施策として、熊野古道10周年も迎えた、まだまだこれからあるんだということを考えていったときに、保全をしていくことの重要性っていうのは本当に見直ししていかなければいけないんではないかなと思うんですが、この点どうでしょうか。
〇森下局長 昨年、本年度ですけども、熊野古道10周年事業をやりまして、40万人を超える人に歩いていただきました。その保全ということでございますけども、この予算の中にもサポーターズクラブの募集であるとかを入れさせていただいております。このサポーターズクラブの目的の一つに、保全活動にボランティア的にかかわっていただけるような人を探しておるわけです。それの育成とかというのをこの事業の中に入れさせていただいております。あわせてイオンでありますとか、第三銀行でありますとか、そういったところからいただいた寄付を、東紀州地域振興公社の特別会計のほうで置いております。ここで例えば10周年で歩いていただく環境の整備のためにくいを打ちなおしたりとか、いろんな活動はさせていただいております。しかしながら、御指摘のように大きな修繕ということになりますと、教育委員会の所管、一義的には市町教育委員会の所管とかいうことになりますので、大きなものについては、そういった場で協議をしていかなければならないというふうに思っております。
〇舘委員 今言われた保全体験というのが、サポーターズクラブの関係で啓発事業の中に入っているのはここでよく分かるんですけども、やはり事故等々いろいろなことも想定ができるわけですし、その保全という部分についても、活用するのにはちゃんとしてなければ活用できないねというところがあって、イオンさんの話等々、今聞きましたけども、そこら辺のところもしっかりとしていただかなければならないんかな、こんな思いがしたのでちょっと申し上げました。
〇粟野委員長 他に。
〇奥野委員 この移住相談センターって3500万円、これは事業費か、それに対して、今後ずっとこれ続いていくわけやけど、人件費はいるわな、これからずっと。ここに人件費は含まれてないんかな。
〇水谷部長 委託料として相談員等の人件費は含まれておりますが、県職員につきましてはここに含まれておりません。
〇奥野委員 これからそうするとずっといるわけやね、これ開設すると。
〇水谷部長 はい、人件費、維持管理費はいりますので。県職員以外の人件費につきましては、委託料としてこれに入っています。
〇奥野委員 反対するわけでもないんやけど、賛成もしないんやけど、三重テラスもやり、東京事務所もあり、ここもつくり、その人件費がかなり無駄になってくるんかなと僕は思うんですよ。ここでも何人か、たとえ3人にしたって、正職員であるならば、年間に3000万円かかっていくわけで。だから、どうもその場所と人件費と、三重テラスとかそこら辺で兼ねられるんかなという気がして。東京事務所ってそんなに忙しいんかな、三重テラスってそんなに忙しんかな。そこらへんが曖昧というのか、いい加減というのか、だから反対もしないけど賛成もできにくいという気がしないでもないですけど。そこら辺、明快な答弁をお願いします。
〇水谷部長 三重テラスにつきましては、三重県の首都圏での情報発信ということでこれまで実績を積んできておりますが、ただ、三重テラスでこういった相談センターを開設した場合、あらかじめ三重県へ移住したいという方はみえるんでしょうけど、首都圏では、田舎暮らしをしたいとか、東京から出たいという人は、なかなか三重テラスでは、目的意識を三重でと持ってる人以外ですと、なかなかつらいと。つらいというか、集まりにくいと。よほど情報発信をしないと、そういった人を拾えないと。
反面、ふるさと回帰支援センター、東京交通会館の中のセンターは既に5県と、あとチラシとかそういった情報を置いているのは20団体以上ございまして、そして昨年末に国の戦略で、さらに首都圏から地方へ人の流れをつくろうという政策決定の中で、総合戦略の中で20を超える県がこういった相談センターを置きたいということで、さらに集積をすると。そういったことで、私どもとしては、首都圏の中で地方へ行きたいという方がそういった情報の集積しているところに集まってくるという、そこで三重県をアピールしたいという、そういう戦略でございますので、三重テラスとまた違ったところかと言われると、まあそのとおりで、移住というところに特化してアピールをしたいと。そういうところで私どもとしては三重テラスと違うところに置きたいと。
〇奥野委員 だけど、いつまで続けるんかはわからないけど、たぶん効果があれば続けるやろうし、効果がなければ早いところ撤退するという、そういう感じでやっていただいたほうが。撤退も早くということも考えていく必要があるんと違うかなと。3年やったら大体結果が出ますから、3年を一つの区切りとして考えていただいたらどうでしょうか。もう答弁はいりません。
〇粟野委員長 ほかにございませんでしょうか。
〔「なし」の声あり〕
〇粟野委員長 なければ、これで、本議案に対する質疑を終了いたします。
③委員間討議 なし
④討論 なし
⑤採決 議案第1号(関係分) 挙手(全員) 可決
2 所管事項の調査
(1)「三重県における補助金等の基本的な在り方等に関する条例」に基づく報告について
①当局から資料に基づき説明(鈴木副部長)
②質問 なし
3 委員間討議
(1)執行部に処理経過の報告を求めるべき事項 なし
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
予算決算常任委員会総務地域連携分科会委員長
粟野 仁博