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三重県議会 > 県議会の活動 > 代表者会議 > 令和3年12月13日代表者会議概要

令和3年12月13日 代表者会議概要

開催日時  令和3年12月13日(月)午後3時13分~3時31分
場   所  議事堂5階504議会運営委員会室
出席議員  青木謙順議長、稲垣昭義副議長、三谷哲央議員、舟橋裕幸議員、津村衛議員、中森博文議員、
        村林聡議員、石田成生議員、長田隆尚議員、小林正人議会運営委員長
傍聴議員  山本里香議員、稲森稔尚議員
傍 聴 者   2人
事務局職員 坂三雅人事務局長、畑中一宝次長、西塔裕行総務課長、前川幸則議事課長、小野明子企画法務課長、
         水谷憲司政策法務監、坂口雄三調整監、森田昌浩主任
 
概  要   事項書

1 「強じんな美し国ビジョンみえ(仮称)」及び「みえ元気プラン(仮称)」の審査・調査について
 12月8日の代表者会議において、正副議長で執行部と調整することとされた「強じんな美し国ビジョンみえ(仮称)」及び「みえ元気プラン(仮称)」のスケジュール案について、資料1のとおり、2月14日の全員協議会において、当初予算に関する説明に先立ち、その前提となる「強じんな美し国ビジョンみえ(仮称)」と「みえ元気プラン(仮称)」の考え方や政策体系等の説明を受けるとともに、併せて単年度の県政運営の方針である「令和4年度三重県行政展開方針(最終案)」について説明を受けることとなった旨、議長から報告されました。また、「強じんな美し国ビジョンみえ(仮称)」と「みえ元気プラン(仮称)」については、2月17日に詳細な説明がある旨、併せて報告されました。
 資料1のスケジュール案のとおり進めることを協議した結果、そのとおり進めていくこととされました。
 
2 令和2年国勢調査人口(確定値)による選挙区定数について  資料2-1,2-2,2-3,2-4
 12月8日の代表者会議において、各会派で周知し、意見があれば報告することとされた令和2年国勢調査人口(確定値)による選挙区定数の検証結果について、初めに各会派の意見が報告されました。新政みえからは意見なし、自由民主党からは現行条例通りとの意見、草莽からは検証結果は理解できるが、条例改正時には伊賀は人口割実定数が2になったから2にするという説明をしており、今回は人口割実定数で小数点以下の端数を切り上げた選挙区の中で最後の順番となっているから切り上げずに2にするという説明になっているので、その点はどこかで明確に説明をされるべきとの意見、公明党と日本共産党については調整監から報告され、公明党は代表者会議の決定に従うとの意見、日本共産党は元々反対で、基本的な部分で承服できないとの意見でした。草の根運動いがについては傍聴の稲森議員から、これまでの定数の議論で原則とされてきたのは人口割実定数に沿って定数を決定していくということだったが、国勢調査の確定値では伊賀市選挙区の人口割実定数が2ではなく3であり、かつ、伊賀市は新たに一部過疎の指定も受けたことから、過疎地域を含む、人口割実定数で3の伊賀市が南部に議席を分け与えるような格好になり、条件不利地域、過疎地域の振興という目的からも大きく外れていること、この問題についてはもう一度丁寧に伊賀市長と話し合う機会を作ってほしいこと、選挙区定数は民主主義の根幹に関わるような数字なので、機械的に決めるのではなく、もう一度この条例を撤回して見直すべきとの意見に加えて、過去の見直しの議論であった伊勢湾岸部の都市形成の進む市から議席を減じた事例が原則ではないかとの意見が出されました。
 議長からは、説明は十分尽くしたと認識している旨を発言された後、過疎地域と選挙区定数について次のとおり説明されました。
 令和3年5月11日に可決された条例では、県南部地域は第一次産業の衰退に加え、大規模な工業誘致による雇用の場の確保も困難で、若者世代の人口の流出と高齢化に歯止めがかからない状況が続いており、県も積極的に施策を講じていることからも、議会としても積極的に関与していく必要があり、東紀州選挙区、志摩市選挙区、多気郡選挙区、度会郡選挙区については、このような特別な事情を考慮して加配をしていること。これらの地域は過疎法の適用を受けていることを以て特別の事情を有するものとしているわけではなく、例えば津市の選挙区についても、これまで過疎法の適用があったにも関わらず加配はなく、かえって8から7に減らしていることから、過疎地域の指定だけを以て選挙区定数の加配を行うものではないこと、また、伊勢湾岸部の考え方は平成12年の考え方であり、その後、特別委員会等での議論に加えて、今回、外部有識者による選挙区及び定数に関する在り方調査会での議論を経て議決されており、当時の基準をそのまま当てはめるものではないこと。
 以上を説明の後、協議を行った結果、代表者会議での議論は尽くしたが意見をまとめるには至らず、本件についての協議はこれまでとされました。
 
3 その他
 議長より、12月2日の執行部説明会で開催することとされた「コロナ大綱」に関する全員協議会については、12月23日木曜日の本会議閉会後に開催することが報告されました。
 
 

●次回代表者会議 令和3年12月22日(水) 予算決算常任委員会終了後

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