三重県議会 > 県議会の活動 > 全員協議会 > 全員協議会議事概要 > 平成26年度 全員協議会議事概要 > 平成26年10月24日全員協議会概要
■ 開催日時 平成26年10月24日(金) 13時3分 ~ 13時40分
■ 会議室 全員協議会室
■ 出席議員 50名
議 長 永田 正巳
副議長 奥野 英介
議 員 下野 幸助 田中 智也
藤根 正典 小島 智子
彦坂 公之 粟野 仁博
石田 成生 大久保孝栄
東 豊 中西 勇
濱井 初男 吉川 新
長田 隆尚 津村 衛
森野 真治 水谷 正美
杉本 熊野 中村欣一郎
小野 欽市 村林 聡
小林 正人 中川 康洋
今井 智広 藤田 宜三
後藤 健一 辻 三千宣
笹井 健司 稲垣 昭義
北川 裕之 舘 直人
服部 富男 津田 健児
中嶋 年規 青木 謙順
中森 博文 前野 和美
水谷 隆 日沖 正信
前田 剛志 舟橋 裕幸
三谷 哲央 中村 進一
岩田 隆嘉 貝増 吉郎
山本 勝 山本 教和
西場 信行 中川 正美
■ 欠席議員 なし
■ 県政記者 3名
■ 傍聴者 1名
■ 協議事項
1 平成26年度定期監査結果について
(1)時間 13時3分~13時40分
(2)説明者
代表監査委員 福井 信行
[監査委員事務局]
事務局長 小林 源太郎
次長 別所 喜克
その他関係職員
(3)説明内容
別添資料のとおり(資料はこちら)
(4)質疑の概要
〇石田議員 金品亡失のところの「その他物品の紛失・盗難」について、知事部局1件、企業庁1件とあるが、中身を教えてほしい。
〇福井代表監査委員 敷いている鉄板の盗難ということである。
〇石田議員 それがどちらで、もう一つは何か。
〇福井代表監査委員 敷鉄板の盗難とパソコン等の盗難・損傷である。これら併せて2件で、いずれも盗難ということである。
〇石田議員 パソコンの損傷なら上に出てくるはずなので、鉄板とパソコンの盗難ということでよいか。知事部局と企業庁と、どちらがどちらなのか。
〇福井代表監査委員 鉄板の方が企業庁で、パソコンの盗難が教育委員会である。
〇小林議員 教育委員会事務局の服務規律の徹底のところで、平成25年度は15人、26年度は9月30日現在で酒気帯び運転等で8人が懲戒処分となっているが、「等」というところで、聞くところによると、社会的な問題でわいせつ行為とかあるようだが、内訳が分かれば教えていただきたい。
〇福井代表監査委員 飲酒運転が1件、交通事故、それからセクハラ的なもの、わいせつ行為が1件、それから体罰、窃盗等で5件となっている。
〇小林議員 数にあまり差がないので、飲酒運転等と書かずに、細かいところも書いた方が良いように思うのでよろしくお願いしたい。
〇濱井議員 4頁の重点監査事項の「①工事、物件等における入札中止状況」における入札中止の主な原因はどういうものがあるのか。
〇福井代表監査委員 1つは違算によるもの、仕様書の誤りにより積算が間違っているもの、ヒアリング通知を間違って送ったもの、電子入札システムへの登録誤り、発注業種の誤りとか、そういった原因によりミスをしている。
〇濱井議員 結構単純な分があると思うが、その辺はこれからしっかりと教育していただくかたちになると思う。相手方が開札をして契約に至らない場合、入札保証金を取ることになるが、今回は職員の瑕疵により開札後もあったとのことだが、相手方に本当は弁償的なものが必要だと感じるが、そのへんのトラブルのようなものは何か聞いているか。
〇福井代表監査委員 監査としてはそこまでの原因とか、そこまでの調査だけで、後の対応までは掴んでいない。こちらから確認してもよいが、今の段階ではつかんでいない。
〇濱井議員 また教えていただきたい。
〇吉川議員 4頁の先ほどの入札の中止状況について、教育委員会事務局が83件と非常に多いが、10282件のうちサンプル数が多かったのか教えていただきたいのと、教育委員会絡みが業務委託の事務処理の指摘数も全体の半分を占めているとか、先ほどの服務規定の話もあり、未収金の話もかなりのウエイトである。何か、共通して気づいたことはあるか。
〇福井代表監査委員 詳細までは把握していないが、教育委員会が多いのは物件関係である。やはりそれは学校の数が、地域機関でも知事部局より多いため、件数も多い。比率的には、ちょっと高いくらいで、教育委員会自体が飛び抜けて高いわけではない。
〇吉川議員 先ほどの話で物件が多いとのことだが、教育委員会の物件で処理されている案件が、例えば校舎の不良個所の調査であるとか、工事でもおかしくないようなものが物件で整理されていると別件で聞いたことがあるが、内容的にはどうだったのか。
〇福井代表監査委員 工事等は公共事業分野だけでしており、後のところは工事請負とそれから調査に伴う委託以外、すべて物件として処理されている。多分、小修繕的なものはこの物件の中に入っているが、それがどの程度かということは把握していない。
〇中西議員 14頁の農林水産部のなかの県行造林事業の検証というところがあるので聞かせていただきたいが、そのなかで収支の台帳の整備ということも指摘されているが、個別の事案で、地上権の設定ミスとか、そういった部分のところまで聞いている物件があるのだが、それは聞いているのか。
〇福井代表監査委員 そういった詳細なところまでは聞かずに、県行造林事業は古くからやっており、単年度で終わっているようであったので、台帳があるとかいった点は聞いているが、詳細なところまでは確認していない。
〇中西議員 この事業は50年とか、新たにまた20年、30年と延長の契約をしていくという事業であり、そういうなかで地上権の設定を忘れたような事案があるようなので、その辺はちょっと確認をしていただきたいと思う。
〇中村(欣)議員 4頁の下から2行目で、補助金の成果での指摘はなかったということだが、成果のあるなしの基準はどういうふうに判断しているのか。
〇福井代表監査委員 成果と効果の判断というのは非常に難しいところで、今回の検査では、そういったしくみがあるとか、いわゆるスキーム的な部分までで、本当に効果があるというのはそこまでの確認はしていない。
〇中村(欣)議員 全会一致でゼロということだと思うが、委員によって評価が分かれたりとか、そういう案件もあって最終的にゼロになったのか、それとも初めから全くゼロということだったのか。
〇福井代表監査委員 基本的には、財務のところについては予備監査で集約しており、委員監査については数字とかそういうのを確認するだけで、余程のことがあれば追加で確認するが、今回については、特に議論はしていない。
〇中村(欣)議員 あと1点。12ページの総務部のところで、平成26年度のことで載っているのでお聞きするが、失職していたのに勤務していたというのは、これは失職した本人のことを指摘しているのか、見逃して勤務させていた部署、上司を指摘しているのか、どちらなのか。
〇福井代表監査委員 これについては、当然ながら本人もそうであるが、裁判がいつ起こるとか、そこのフォローを長い期間があれば当然、職制側も確認すべきであったのに、それを怠っていたということで、本人とそれから職制の意味から、知事部局について総務のほうに指摘したものである。
〇中村(欣)議員 その間は無給で働いていたということか。失職しているのであれば。
〇福井代表監査委員 これについては、判決というか裁判が確定するまでは、公務員の身分で働いており、判決が確定した時点で自動的に失職することになる。当然、今まで払っている部分は求償することになると思う。
〇中村(欣)議員 そうすると、その時点ではまだ失職していなかったということか。
〇福井代表監査委員 失職そのものが分からなかったということである。把握していなかったから、そのままの状態が続いていた。わかったので、遡ってその時点で切れるということである。