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平成26年5月9日 選挙区調査特別委員会 会議録

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選挙区調査特別委員会

(開 会 中)

 

開催年月日     平成26年5月9日(金) 自 午後2時42分~至午後2時56分

会  議  室    601特別委員会室

出 席      13名

             委 員 長   舘   直人

             副委員長    水谷   隆

             委    員   津村   衛

             委    員   村林   聡

             委    員   奥野 英介

             委    員   中川 康洋

             委    員   稲垣 昭義

             委    員   中嶋 年規

             委    員   中森 博文

             委    員   舟橋 裕幸

             委    員   三谷 哲央

             委    員   中村 進一

             委    員   永田 正巳

欠 席      なし

出席説明員

      [選挙管理委員会]

             書 記 長                 西村 高則

             書記長補佐                上川 秀明

                                         その他関係職員

      [議会事務局]

             企画法務課長              佐々木俊之

             企画法務課政策法務監兼班長   川口 徳郎

             議事課長                  米田 昌司

委員会書記

             議  事  課  課長補佐兼班長    西塔 裕行

             企画法務課  主査            濱口麻裕子

傍 聴 議 員     1名     

                                    中西  勇           

記者クラブ      6名

傍  聴  者     2名

調査事項

Ⅰ 三重県議会議員の選挙区及び定数について

 

【会議の経過とその結果】

 

〔開会の宣言〕

〇館委員長 初めに本日の進め方についてですが、先ほどの全員協議会での質疑等を踏まえ、条例改正案について協議を行うとともに、今後の日程の確認等を行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは初めに、先ほどの全員協議会での質疑や意見を踏まえまして、改めて本委員会で御協議をすべき事項について、いかがでしょうか。

〇三谷委員 いろいろ御質問出ましたが、委員長、副委員長の方で適時御答弁をいただいておりましたので、取り立ててこの委員会で今日の全協の議論を改めて議題として話をするということは、特にありません。

〇中川委員 全協での意見、様々あったわけですが、それ以前から私どもとしては、意見表明、意思表明させていただいていますので、その思いが今日の全協において変わるという状況ではなかったということをお伝えさせていただきたいと思います。ちょっと討論めきましたが、済みません。

〇舘委員長 改めて協議すべき事項は、ないように考えますけれども、あの中でございました付帯決議、附帯事項について、委員会としてどのように考えるか。それを決していただきたいと思います。これまでの議論の中身として、附帯事項として、パブリックコメントにも委員会として、また、三重県議会としての方向性も回答の中で示させていただいておりますし、これまでの特別委員会、検討会議等々の委員長報告等を見ましても、附帯事項という形で尊重してきたところがありますので、今回、委員長報告させていただくについて附帯事項として取り扱ってよろしいでしょうか。

                〔「異議なし」の声あり〕

〇舘委員長 異議ないようでございますので、そのようにさせていただきます。ほかにございませんか。

                〔「なし」の声あり〕

〇舘委員長 ないようでございます。ただいまの委員間討議を踏まえますと、全員協議会で説明させていただきました条例改正案を本委員会提出の議案として、最終的に確定させていただきたいと考えますが、いかがでございましょうか。

                〔「異議なし」の声あり〕

〇舘委員長 異議なしということです。それではお手元に配付させていただきました全員協議会提出のものと同じ三重県議会議員の定数並びに選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例の一部を改正する条例案について、本委員会で最終の議案として提出することについてお諮りいたしたいと思います。
 改めて討論として、本条例改正案に対する賛否の意向表明があればお伺いたします。

〇中川委員 予告討論的なものをさせていただきましたが、本討論をさせていただきます。
 私といたしましては、パブリックコメントを受けて、その中における平成27年から実施をするべきでであるという県民の皆様の意見、これを重く捉えて実質31年から行うというこの条例案については、賛成しかねるということで、反対の立場で意思表明をさせていただきます。

〇舘委員長 ほかにございませんか。
 ないようでございますので、ほかに討論なしと認め、討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 三重県議会議員の定数並びに選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例の一部を改正する条例案を、本委員会提出の議案として、会議規則第11条第2項の規定により、委員長名をもって提出することに賛成の方は、挙手願います。

                〔賛成者 挙手〕

〇舘委員長 挙手 多数であります。よって本案は、本委員会提出の議案として、議長に提出することに決定いたしました。
 次に、委員長報告について御協議をお願いいたします。
 委員長報告につきましては、パブリックコメントに対する回答や、これまでの議論を踏まえ作成するということで、正副委員長に御一任をいただくことで、いかがでございましょうか。

〇村林委員 できれば以前に申し上げましたけれども、少し入れていただきたい項目があるのですけれども、申し上げてよろしいですか。

〇舘委員長 どうぞ。

〇村林委員 今回、非常に大きな南部の削減ということで、苦渋の判断だったと私は考えております。そういう中でこれ以上の削減はできないというぐらい努力したと私は考えておりまして、先ほどの全員協議会でも乾いたタオルを絞りきるというような御発言もありましたけれども、そういうようなニュアンスで、これ以上削減すれば地域の声をきちんと反映していくということが難しくなると考えておりまして、文言そのものはおまかせしたいと思うのですけれども、今回、この削減の中で南部は非常に血を流し涙を飲み、この一票の格差という中で判断したと私は思っておりますので、そこのところを酌んでいただいて、そして地域の声を反映していくという上では、これ以上の減は非常に難しいのだということ。ここまでは難しいのかもしれませんけれども、例えば今後、平成35年以降などに、もし一票の格差が開いた折には、私個人の意見としては、ここまで文言に盛り込まなくてもいいのかもしれませんが、私としては人口が増えた地域での増というのも、できれば視野に入れていっていただきたいというような思いがございます。

〇舘委員長 ほかにいかがでしょうか。
 このことも含めて正副委員長に御一任いただけますか。

〇奥野委員 前にもこの村林委員の意見は出たと思うのですけれども、だけどどうかなと。わかるけれども、我々、三重県議会議員というのは地元の選出地域だけじゃないわけですよね。やはり三重県全体、私が桑名まで応援に行くということは少ないかもわからんけど、少なくとも南全体ぐらいは一緒にやっていこうやないかという意識は持つ必要があるし、その意識を持って議員各位の資質の向上を目指すのが我々の役割ではないかなと思います。そういう意味で、そこまで村林委員が心配する必要はないと思うし、またその時に考えればいいんではないかなと。そこに文言を入れるというのは、委員長、副委員長にお任せはしますけれども、僕の意見も含めて考えていただければありがたいと思います。

〇村林委員 奥野委員が従前から言われております地域だけの委員ではないという考え方も一方ではありましょうけれども、やはりその地域を通して三重県全体を見るというのが選挙区制度のあり方だと私は思っておりまして、三重県一選挙区であればそうでありましょうが、やはり選挙区のことに精通して、それを通して全体を見るということだろうと思いますので、きちんと意見を拾い上げていくというのが重視されて代表の選出方法というのが決められるべきで、それが皆さんにも御議論いただいて今回合区がなかったということであるとか、他の委員さんも南部のことを非常に心配する意見がありましたし、パブリックコメントにもありましたし、今回の全員協議会の中でもあったという中で、こういう文言を詳しくどういう書き方をするかということは、おまかせをいたしますけれども、是非反映いただきたいとお願い申し上げます。

〇三谷委員 村林委員の御意見はよく理解はできるんですが、平成31年のことを書き込むことだけでも相当御批判がある中で、35年のことまでは難しいだろうと思います。それから、増に関しては法律的要件等もありますから、そのあたりのところのバランスもお考えいただいた上で、委員長報告をおつくりいただければと思います。

〇村林委員 三谷委員のおっしゃることもわかるんでありますが、35年以降の増というのは、私個人の意見として、文言までは難しいだろうと私も思いました。それと増員という言い方が難しいのであれば、南部で地域の声を反映するについては、限界まで減らしてきておるというニュアンスを入れていただきたいと。増員までが難しいのであれば、これ以上の減といのは非常に難しいところまで、今回ぎりぎりまで努力して削減してきておるのだというようなニュアンスを入れていただきたいと考えるところであります。

〇中嶋委員 議会基本条例の方で、県民意思等が的確に反映されるよう、そういう定数だとか選挙区の不断の見直しをするということが書かれておりますので、私は今の議論は全部それにつきるのかなと思っておりますので、あとは正副委員長の方にお任せします。

〇村林委員 済みません何度も。先ほど全員協議会でも不断の見直しというのは非常に幅が広すぎて、意味をとりかねる部分があるということでしたので、今回の委員会の議論というのも今までの委員長報告を基にしてきておるわけでして、今回の委員会としてこれだけ苦渋の判断があった中で、パブコメもあり、他の委員さんの議論があり、全員協議会もあった中でこういうようなニュアンスを入れていただきたいと再度お願いいたします。

〇稲垣委員 私も今の議論聞かせていただいておりまして、中嶋委員が言われたように不断の見直しということが議会基本条例に書いてあることがひとつ、それと加えて今、奥野委員が言われたように、今回の議論をしていて私が感じたのは、先ほど言われた資質の向上、我々一人一人の資質の向上というところ、自戒の意味も込めて、私は以前にも自戒の意味もという発言もさせていただいたのですが、その意味も込めて、そういうことを委員長報告に盛り込んでいただいてはどうかなと提案させていただきます。

〇舘委員長 総合的に出てきたお話、私ども正副委員長に一任いただけますか。

                〔「はい」の声あり〕

〇舘委員長 それではそのようにさせていただきたいと存じます。
 次に今後の日程について、確認させていただきます。
 まず、三重県議会議員の定数並びに選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例の 一部を改正する条例案の提出時期についてでございますけれども、申し合わせによりまして、本日の委員会終了後に提出いたしますので、よろしくお願いいたします。議長の方に提出するということであります。
 次に、条例改正案の議会運営委員会での説明については、5月15日に開催が予定される議会運営委員会において、議案の説明を行うこととなろうかと思います。その議会運営委員会での協議を経て、5月16日の本会議に上程していただく予定と考えておりますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。
 最後に、本委員会の調査につきましては、本日をもって終了することといたしたいのですが、いかがでしょうか。

                〔「異議なし」の声あり〕

〇舘委員長 それでは、そのようにさせていただきますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
 御協議いただく事項は以上でございます。これまで御協議いただいた事項以外で特にございましたら、御発言をお願いいたします。

                〔「なし」の声あり〕

〇舘委員長 ないようであります。

 

〔閉会の宣言〕

 

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。

選挙区調査特別委員長  舘  直人

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