令和2年定例会6月定例月会議　陳7

（要旨）
　新型コロナウイルス感染症による、観光地における売り上げ減に直面した時の飲食店業者に対する今後の補助金及び助成金等に関してお願いする。 　当協同組合は、道の駅飯高駅に隣接している施設である為、今回のように飯高駅が新型コロナウイルス感染予防対策により、長期休業されたら、ほとんど売り上げが見込めない状態となる。また、観光地であるがゆえ、他府県からの来客も売り上げの大きな柱となっている。
　今回の県独自の協力金では、大きな売り上げ減となりながらも、営業時間が該当しないという理由で対象外となった。
　当組合加盟４件の事業所の中でも、店を開けて少しでも日銭を稼いでしのぐか、飯高駅に合わせて休業するか意見が分かれたが、地域に他府県からコロナを持ち込む危険を避けるという認識で一致し足並みを揃え休業にふみきった。
　世間では、今後新型コロナウイルスの第２波、第３波の流行が危惧されている。
　我々のような小規模事業者では、たとえ20％から30％の売り上げ減でも大きく経営に影響する。
　もし今後、新型コロナウイルスの再流行が襲ってきて、観光地という立地条件で大きな減収に見舞われた時には、当地域の実情に合った助成金及び、補助金制度等をご検討頂きたいと思う。
　また、近年ここ飯高地域は官民一体となって観光に大きく力を注いでいた。
　この流れを持続させるべく、コロナ終息後には、観光振興にも多大なるご支援、ご協力を合わせてお願いする。