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平成25年度県外調査概要(環境生活農林水産常任委員会)

委員会名 環境生活農林水産常任委員会
派遣者名 森野真治委員長、中西勇副委員長、田中智也委員、杉本熊野委員、
小野欽市委員、中嶋年規委員、日沖正信委員、岩田隆嘉委員、
加藤元書記、中西宣之書記 計10名
日   程 平成25年9月2日(月)~4日(水)<2泊3日>
調査都道府県名 滋賀県、福井県、岐阜県 
調査内容
  1. 滋賀県議会(獣害対策について)
     滋賀県ではニホンザルの鳥獣保護管理計画を平成14年度に策定し、大量捕獲も行うなど先進的な取組を行っていることから、ニホンザルの大量捕獲、ニホンザル特定鳥獣保護管理計画(第3次)を中心に獣害対策について調査を行った。
  2. 福井県議会(福井県水源涵養地域保全条例について)
     外国資本の森林買収に危機感が高まるなか、水資源保護を目的とした条例が11道県で制定されている(H25.3.31現在)。福井県でも外国資本による森林買収の監視強化のため、水源涵養地域保全条例が平成25年4月に施行された。
     条例の制定に至るまでの経緯、条例の概要、条例に基づく取組(水源涵養地域の指定など)について調査を行った。 
  3. 福井県立恐竜博物館
     福井県立恐竜博物館は、恐竜を中心とする地質・古生物学博物館であり、恐竜資源を、学術研究をはじめ、生涯学習、地域振興、イメージアップ等に活用し、国内外にアピールするため、我が国恐竜研究の拠点として大人から子どもまで楽しめる博物館である。年間50万人を超える入場者があり、近年増加傾向にある。
     本県の新県立博物館の活動や運営の参考とするため調査を行った。
  4. 岐阜県議会(清流の国ぎふ森林・環境税について)
     岐阜県では、森・川・海のつながりの中での環境保全に対する意識の高まりや、適切に管理されていない森林や野生動物による農作物の被害の増加、外来生物の繁殖、水環境の悪化などが問題となっていることから、豊かな自然環境の保全と再生に向けた取組を推進するため、清流の国ぎふ森林・環境税を平成24年度から導入している。
     税事業の取組状況や事業評価について調査を行った。
  5. 恵那市中野方コミュニティセンター(笠周木の駅プロジェクトについて)
     森林所有者等により「木の駅」に持ち込まれた間伐材等を地域通貨で買い取り、その地域通貨を地元商店で使ってもらうことにより森林整備と地域活性化をめざす取組「木の駅プロジェクト」の発祥の地である恵那市中野方の笠周木の駅プロジェクトの取組について調査を行った。
総 費 用
470,141円
内  訳
交通費 63,700円
宿泊料等 342,600円
会議録作成料 48,641円
その他 15,200円

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