平成２５年定例会１１月定例月会議　陳５

要旨
　　国に対し「来年４月からの消費税増税の実施中止を求める意見書」を提出すること。

理由
　  ２０１４年４月から消費税率を８％に引き上げるかどうかが、暮らしと日本経済にとって重大問題となっています。
　  どの世論調査でも、多くの国民が消費増税を予定通り実施することに反対しています。将来の消費税増税が必要と考えている方の中にも、今は引き上げるべきではないという意見が少なくありません。国民の意思を無視して大増税の道を突き進む事は許されないのではありませんか。
　  いま、長期にわたって国民の所得が減少し、消費が落ち込み、そのために景気が悪化する深刻な「デフレ不況」が続いています。こんな時に消費税を増税すれば、消費をさらに冷え込ませ、日本経済を一段と危機に陥れてしまうでしょう。その結果、消費税以外の税収を減らして、財政はむしろ悪化させてしまいます。
　 来年４月からの消費税増税を中止して、暮らしと経済への打撃を止めるべきではないでしょうか。
　 以上の理由から上記の事項について陳情致します。