三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成25年度 委員会会議録 > 平成25年5月30日 「「実はそれ、ぜんぶ三重なんです!」連携調査特別委員会 会議録
「実はそれ、ぜんぶ三重なんです!」連携調査特別委員会
会 議 録
(開 会 中)
開催年月日 平成25年5月30日(木) 自 午前10時0分~至 午前10時32分
会 議 室 301委員会室
出 席 委 員 9名
委 員 長 笹井 健司
副委員長 小野 欽市
委 員 下野 幸助
委 員 小島 智子
委 員 粟野 仁博
委 員 中西 勇
委 員 水谷 正美
委 員 中村 欣一郎
委 員 岩田 隆嘉
欠 席 委 員 なし
出席説明員 なし
委員会書記 議 事 課 班長 上野 勉
企画法務課 主幹 秋山 誠二
傍 聴 議 員 なし
県 政 記 者 1名
傍 聴 者 1名
議題及び協議事項
Ⅰ 活動計画の作成について
Ⅱ 次回の開催日程について
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
〇笹井委員長 ただいまから、「実はそれ、ぜんぶ三重なんです!」連携調査特別委員会を開会いたします。
本委員会は、去る5月16日の本会議において設置されたところであり、その所管は「三重を売り込む営業戦略について調査すること」であります。
本日は、この所管事項を調査するに当たり、今後どのように委員会を進めていくかについて御協議いただきます。
それでは、お手元に配付の活動計画書の様式、資料1をごらんください。
活動計画書の作成に当たりましては、最初に重点調査項目の選定からお願いします。
次に、委員会の最終目標、例えば「〇月に意見書を提出する」などというように、いつ頃どのような形の最終目標を置くかを御協議いただきます。
最後に、最終目標に向けて、具体的な調査方法について御協議願いたいと存じます。
それでは、初めに、重点調査項目について御協議願います。
「特別委員会の調査事項は、重要かつ緊急性の高い県政課題とし、あらかじめ常任委員会の所管事項との関係を明確に整理、調整した上で、目的達成型の特別委員会となるよう課題を絞って調査を行うものとする」という代表者会議の申し合わせもございますので、このことを踏まえて、調査範囲の絞り込みを行っていきたいと存じますので、よろしくお願いします。
なお、絞り込みを行うに当たっての参考資料として資料2をお手元に配付しましたので、ごらんください。
資料見ていただいて、御意見があればお願いしたいと思います。
〇中村委員 常任委員会のほうの重点調査項目というのは何に決まったんですかね。
〇笹井委員長 事務局のほう、よろしくお願いします。
〇秋山主幹 こちらの委員会に関係してる部分ということで、ちょっと現時点で伺っておるのは、首都圏営業拠点についてという項目と観光振興について、こういったレベルのものが重点調査項目になるんではないかなというのが今の状況のようでございます。
〇笹井委員長 ということらしいですけど。
〇中村委員 わかりました。
〇笹井委員長 重点調査項目案がお手元にいってますね。いかがですか。
〇下野委員 済みません。連携調査ということですので、2つ、私のほうから案といたしましては、三重県産の品物を売り込むための取組というか連携について重点的に調査していただければなというふうに思いますし、もう1点、ポスト遷宮、今年遷宮ですけども、20年に1度遷宮をやって、その後の持続的な戦略といいますか、それについて調査させていただきたいなというふうに思います。
〇笹井委員長 ありがとうございます。ほかにいかがでしょうかね。
〇水谷委員 今、恐らく正副委員長も事務局に用意をさせていただいたんだと思うんですけど、いい資料を配付していただきまして、これをもとにした議論でよろしいかと思っています。
特に一番下の営業本部の取組についてというくくり方をしていただけると、部局横断的に調査をする特別委員会ですのでありがたいなと思っておりまして、営業本部というふうに言うからには、明確に数値目標がちゃんとあるのかと。それの達成度合いはどうなのかということもこの特別委員会で聴き取りができたらなというふうに思うのですが。これは民間から見たら、もうかなりシビアな目標値を持ってるわけでして、県としてどうなのかというところを一覧表などをつくって部局横断的に、営業本部の実績というのが見えてくるといいなというふうに思います。
〇笹井委員長 なるほど、はい。
下野委員からは三重県産品を売り込むための取組、そしてポスト遷宮を見据えた戦略。確かに今年はいいですけども、来年からの集客をどうするかというのも重点ではなかろうかと思いますし、今、水谷委員からは、全体的な三重県営業本部の取組についての提案をいただきました。
ほかに、どうぞ。
〇粟野委員 水谷委員のお話にございましたように、営業本部の取組については、かなりシビアに見ていく必要は絶対あるというふうに思っております。そういった中で、今年関西のほうも拠点整備といいますか、動き出しますので、そちらも、東京と関西の連携をどういうふうにしていくのか、もっと言うと、関西でどのように営業展開していくのかというのもできればこの委員会でやれればいいのかなというふうに思っております。
〇笹井委員長 はい、ありがとうございます。
粟野委員からは、関西事務所の方向づけも調査をしたいというお話です。
ほかにいかがでしょうか。できたら3点ほどに絞っていただくとありがたいんですけど。
〇中西委員 ちょっと難しいかもわかりませんが、観光の部分を何とか調査する部分でよく考えないといかんのかなと。売り込むのも大事ですし、当然費用対効果もきちんと見ていかないといけないというのはあるんですけど、観光面というのは、どれだけ来たというのは非常に難しい話なんですけど、やっぱりせっかく遷宮があって、年が明けると熊野古道の10周年ということもあるんで、観光の部分を少し調査できないかなと。それぞれ観光協会とかいろいろあるんですけど、なかなかうまく連携できてるような感じでもないし、営業的な物品の販売とかそういったことも含めて、兼ねて観光は当然ひっついてくるわけなんで、そこの部分を少し入れていただけるといいかなと思いますが。
〇笹井委員長 はい、ありがとうございます。
中西委員からは、観光方面を取り込んでいただきたいということです。
〇中村委員 連携という言葉がキーワードになっとるわけですけど、連携というとざっくりし過ぎて、みんな同じ連携という言葉使いながら違うこと考えてるようなところもあるかと思うんで、何と何の連携というのは明確にしたほうがいいのかなと思うんですよ。部と部の連携なのか、生産者と何かの連携なのか、さっき粟野委員言われた東京と関西の連携とか、それをしとかないとすれ違ってきたり、深まりが人によって違ったりするんで、それをはっきりしたほうがいいかなというふうに思います。
〇笹井委員長 ほかにいかがでしょうか。
〇小島委員 中村委員言われたとおりだと思うんです。この調査特別委員会を設置するに当たっての話し合いの中でも、やっぱり名称から雇用経済部との関連を強くやっぱり考えるんではないかと。でも、そうではなくて、ほかのところとのかかわりが大事じゃないかという話の中で、三重県産品を売り込むというとこら辺では、農林水産部の例えばフードイノベーションとかそういうこととの連携を調査したらどうかというふうなお話も一部出ておりましたので、三重県産品を売り出すということは、農林水産部だけ、まあそこが大きいかなと思うので、雇用経済部的な中に農林水産部の考えをどうやって入れていくかとかという連携も考えるべきではないかなというふうに思います。
ポスト御遷宮を見据えた戦略についてということで、中村委員の言われた観光が中心なんですが、観光だけに限るとそれは1つの委員会でできることになっていくので、何を含んでやればいいのかなということをおっしゃっていただいたように具体に、じゃ観光と何かを組み合わせなければこの特別委員会の設置目的から少し外れてしまうかなと思うので、ちょっとどこと具体にやったらいいのかというのはすぐにちょっと今浮かびませんけれども、そんなふうに思います。
〇笹井委員長 ありがとうございます。
〇下野委員 私、最初にポスト遷宮の話しをしましたけども、まさに今小島委員おっしゃられたように、何かというところを掘り下げるということが大切なんじゃないのかなと思ってます。今年は遷宮だし来年は熊野古道10周年だしという話で、大々的なことはそういう大きな花火といいますか、がありますけども、その後どういう行事があるのかっていうその掘り起こしを、何をテーマにしてポスト遷宮をやっていくのかということを、例えば観光協会と連携して掘り下げていくとか、それが遷宮の人を持続的に引きつける要素になるのではないのかなというふうに思ってますので、どういう種があるのかっていうのを調査するのも一つ大切なのではないのかなというふうに思います。
それから、県産品の話ですけども、私は、いろんな部局があるかと思いますが、基本は生産者というか製造者と売る販売者、これがどういうふうに連携していくのかというのが一番大切なのではないのかなということがありますので、そこに我々連携調査委員が県としてどういうふうに働きかけをしていけばいいのかというところを一つのポイントとして考えていただければなというふうに思います。
以上です。
〇笹井委員長 ありがとうございます。
〇岩田委員 申されてるとおり、いろんな角度からいろんなことが提案をされておりますが、私、関東、東京にしたって関西、大阪にしたって、各企業の皆さん方、あるいは商店の方々が東京、大阪を目指していろいろ出店なりイベントなりされてると思うんですが、まずその実態が我々どこまで把握できてるんかなというのが行政としてあると思うんです。同じ三重から出ているということであれば、それらの方々の連携をしっかり密にしながら、我々もその実態をしっかりと把握させていただいて、その後その方々と一緒になってやっていくというような方法が、どこかでそういったことができないもんだろうかなと今までから思っているんですけども。恐らく多くの方々が東京の例えば店の中に入り込んだり、あるいは自分とこの店を持ったりいろいろされていると思うんですけど、それらのリストアップも一遍、東京の事務局でも調べていただいて、その方々との連携というのも我々も知る必要があるんかなというようなことも思ってますので、それらも小さなことですけど考えていただいて、方向性を見出していけばなと思いました。
〇笹井委員長 ありがとうございます。
いろいろ御意見を頂戴いたしました。重点項目として3点ほどに絞っていきたいと思いますけども、いろいろ範囲も広うございますので、できましたら正副委員長の所管の常任委員会で調整させていただいて決めていきたいと思うんですけども、いかがでしょうか。
〔「お願いします」の声あり〕
〇笹井委員長 はい。常任委員会との関連もあろうと思いますので、その辺も含めて全体的に一遍調整させていただいて、また皆さん方にお返ししたいと思いますので。よろしいですね。ありがとうございます。それでは、そういうことでよろしくお願い申し上げたいと思います。
次に、調査項目に係る委員会としての最終目標について御協議願います。
この委員会を、最終年度末まで調査を継続してやっていくのか、あるいはある程度の時期までを見過ごして、もう限定して期限を決めていくか、その辺はいかがでしょうか。基本は、3月末ということが基本です。
〇岩田委員 ここの3ページに進め方のイメージ書いていただいてますが、まあまあこういったことでやっていけばどうかなと僕は思っているんですけども。その中の裏に。
〔「裏にね」の声あり〕
〇岩田委員 ええ。
〇笹井委員長 資料2の3ページからずっといろいろ掲載いただいておりますので、それに基づいて進めていけばいいんでしょうかね。
〇粟野委員 三重県観光キャンペーンでもあります、今年からスタートで3年間ということでもありますので、できれば今年1年じっくり見させていただくのと、こちらも調査するのと、2月頃の当初予算出る頃にこちらもまた来年、来年の予算案に向けて提言ができるような形にしていったほうがいいのかなというふうに思っております。そのあたりも加味していただいて、正副委員長で一度もんでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
〇笹井委員長 ありがとうございます。
ほかにいかがでしょうか。正副委員長の中で、もう少し調整をしていただくという御意見ですけども。
〔「結構です」の声あり〕
〇笹井委員長 よろしいですか。
それでは、最終目標はとりあえず、3月と言わずに2月末を基本として定めていきたいと思いますけども、いかがでしょうか。時期としては。3月いっぱいというよりも、2月末で調査を終えていきたいという方向の中で進めていくということで。内容については、また一遍正副委員長で協議させていただきたいと思います。
はい、ありがとうございます。
最後に、具体的な調査方法とその時期について御協議願います。
調査方法としましては、当局からの説明聴取、参考人招致、県内外調査、委員間討議などが考えられます。
なお、県内外調査については、申し合わせにより、県内については日帰り調査を、県外については1泊2日以内の調査を行うことができるとされております。
具体的な調査方法等について、県内外調査も含め、御意見があればお伺いしたいと思います。
〇下野委員 県外調査について、第4回のとこに首都圏営業拠点に行くという形だと思うんですけども、それプラス、この前オープンしたイオンの三重県フェア、あれはもうこの時期は終わっておりますもんね。そんなに遠くなければ聴き取り調査とか、せっかくですので他県のアンテナショップですね。新潟県なんかは結構うまいこといってるって聞いてますし、そういったことで、なるべく1泊2日行けるところは、関東で行けるところは行きたいなというふうに思っております。
それから、関西も、先ほど御意見がありましたけども、これ日程的にはもう難しいかと思うんですけども、日帰りは日帰りで案が皆さんあるかと思うんですけども、なければ関西も検討していただきたいなというふうに思います。
〇笹井委員長 ありがとうございます。ほかにいかがでしょうか。
〇小野副委員長 常任委員会の動きのほうで若干耳にしましたのは、戦略雇用の関係で、県内調査としてこの東京営業本部の運営に当たる企業に県内調査として聴き取りに行くかという話が若干出てるようですので、そういうチャンスがあればこの特別委員会も一緒に行って事情聴取をするというか、参考人聴取で来てもらってもいいし、いろんな手法があると思いますので、多角的にいろんなことを考えながら調査をしていくのも一つかなというふうにも思ってます。
〇笹井委員長 ほかにいかがでしょうか。
〇中西委員 その首都圏の件なんですけどね。昨年というか、雇用経済の委員会に僕おりましたんでわかるんですけど、時期的なことが9月ぐらいにちょっと延期になってるということも踏まえて考えると、どの時期で、現場を見るのも大事ですし、運営業者について、小野副委員長言われたように参考人で聞くのもいいと思うんですけど、オープンした当時からしばらくの間というのは、調査というのはなかなかわからない状態というのが当然きて当たり前なんで、僕は先ほど下野委員言われたように、ほかの県がやってるのをしっかり見といて参考にするほうがいいんかなという気がすごくするんですね。
当然、新しくつくってオープンしたら当たり前で人が来ると思うし、その状況見たら「ええやないか」って、そうじゃないと思いますね。5年間という中身のスパンの中で、今後これがうまく運営できていくんかというのをきっちり見据えて次へ送れるように、行政に言っていくようにしていくことが大事なんかなと思うんで、当然オープンしたら見に行くということはいいと思うんですけど、それまでにほかの県のやってるところをしっかり見据えて、そういうところを調査させていただいて、運営業者にそういった部分どうですかという議論ができるようにするのがいいのかなという気がします。
〇笹井委員長 なるほど。ありがとうございます。
〇粟野委員 先ほどから首都圏の話も出ておりますけれども、若干違和感を感じております。というのが、基本的にはこれ、常任委員会でできることじゃないのかなと。実際我々がやらなければならないのは、先ほど連携という言葉出てますけれども、どのような連携が進んでいるのか、促進されていくのか、もしくはこれから県が進めていかなければならないのかというのを考えたときに、でき上がってるものがこれか、これからつくられるものをどのように運営をしていけとか、もしくはこうこうこういうふうな方法でやったらいいんじゃないかというのを提言するような委員会ではないと僕は思うんです。
ですので、例えば他県のアンテナショップ見に行くのもいいんですけれども、じゃ、他県はそこで何をどういうコンセプトでやっているのかではなくて、例えば他県の中にも雇用経済部がありの農林水産部がありのだと思うんですけれども、そこがどのように横串でリンクしているのかというのを調べに行く。ということは、アンテナショップ見に行くんじゃなくて本庁に行って話を聞いたりとか、そっちのほうが主眼じゃないのかなというふうに思います。
ですので、あくまで、常任委員会でできることは任して、我々しかできないこと、いわゆる連携、横串の話というのは、もうちょっと考えてやったほうがいいのではないかなというふうに思っております。かといって、今具体的な案があるというわけじゃないんですけれども、そういう方向性のほうがいいかなと個人的には思います。
〇笹井委員長 なるほど。ありがとうございます。
ほかにいかがですか。
〔発言する声なし〕
〇笹井委員長 いろいろ御意見いただきました。それでは、皆さん方の御意見を拝聴しましたので、詳細につきましては正副委員長に御一任願いたいと存じますが、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇笹井委員長 ありがとうございます。
これまで御協議いただきましたことをもとに、正副委員長と活動計画書をまとめ、今後の委員会で各委員会に配付させていただきたいと存じますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
最後に、次回の委員会については、所管事項について総括的に執行部から聴き取り調査を行うため、6月25日火曜日の午前10時から開催したいと存じますが、委員の皆様の御都合はいかがでしょうか。25日。委員会の予備日になっとると思います。よろしいですか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇笹井委員長 はい。それでは、次回は6月25日火曜日の午前10時から開催をしたいと思います。
なお、執行部の出席者につきましては、部局長等に限定せず、詳細な説明ができる職員に出席を求めることといたしますので、御了承願いたいと存じます。
御協議いただく事項は以上でございますが、ほかに何かございませんか。
〔発言する声なし〕
〇笹井委員長 よろしいですか。なければ、以上で「実はそれ、ぜんぶ三重なんです!」連携調査特別委員会を閉会いたします。御苦労さまでございました。ありがとうございます。
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。 「実はそれ、ぜんぶ三重なんです!」連携調査特別委員長
笹 井 健 司