三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成25年度 委員会会議録 > 平成25年6月26日 予算決算常任委員会 会議録
予算決算常任委員会
会 議 録
(開会中)
開催年月日 平成25年6月26日(水) 自 午前10時7分~至 午前11時5分
会 議 室 全員協議会室
出 席 委 員 49名
委 員 長 貝増 吉郎
副 委 員 長 後藤 健一
委 員 下野 幸助 田中 智也 藤根 正典
小島 智子 彦坂 公之 粟野 仁博
石田 成生 大久保孝栄 東 豊
中西 勇 濱井 初男 吉川 新
長田 隆尚 津村 衛 森野 真治
水谷 正美 杉本 熊野 中村欣一郎
小野 欽市 村林 聡 小林 正人
奥野 英介 中川 康洋 今井 智広
辻 三千宣 笹井 健司 稲垣 昭義
北川 裕之 舘 直人 服部 富男
中嶋 年規 青木 謙順 中森 博文
前野 和美 水谷 隆 日沖 正信
前田 剛志 舟橋 裕幸 三谷 哲央
中村 進一 岩田 隆嘉 永田 正巳
山本 教和 西場 信行 中川 正美
欠席委員 2名
藤田 宜三
津田 健児
出席説明員
【予算議案・予算関連議案の審査】
[防災対策部]
部 長 稲垣 司
副 部 長 濱口 尚紀
防災対策総務課長 別所 喜克
[戦略企画部]
部 長 山口 和夫
副 部 長 後藤 友宏
戦略企画総務課長 加藤 正二
[総務部]
部 長 稲垣 清文
副部長(行政運営担当) 松田 克己
副部長(財政運営担当) 嶋田 宜浩
人事課長 喜多 正幸
財政課長 西川 健士
[健康福祉部]
部 長 北岡 寛之
医療対策局長 細野 浩
子ども・家庭局長 鳥井 隆男
副 部 長 西城 昭二
健康福祉総務課長 坂見 雅人
[環境生活部]
部 長 竹内 望
副 部 長 田中 功
環境生活総務課長 松田 克彦
[地域連携部]
部 長 水谷 一秀
南部地域活性化局長 森下 幹也
副 部 長 鈴木 伸幸
地域連携総務課長 横田 浩一
[農林水産部]
部 長 橋爪 彰男
副 部 長 岡村 昌和
農林水産財務課長 瀬古 正博
[雇用経済部]
部 長 山川 進
副 部 長 佐伯 雅司
雇用経済総務課長 渥美 仁康
[県土整備部]
部 長 土井 英尚
副 部 長(企画総務担当) 福井 敏人
県土整備総務課長 小林 修博
[出納局]
会計管理者兼出納局長 中川 弘巳
副局長兼出納総務課長 奥野 元洋
[企業庁]
庁 長 小林 潔
副 庁 長 千代世 正人
財務管理課長 高須 幹郎
[病院事業庁]
庁 長 大林 清
副 庁 長 重松 玲
[教育委員会]
教 育 長 山口 千代己
副教育長 真伏 利典
予算経理課長 三井 清輝
[警察本部]
本 部 長 高須 一弘
警務部長 塚本 雅人
警務部会計課長 小松 雅和
【所管事項の調査(三重県財政の現状について、税外の未収金対策について)】
[総務部]
部 長 稲垣 清文
副 部 長(行政運営担当) 松田 克己
副 部 長(財政運営担当) 嶋田 宜浩
参事兼税務・債権管理課長 坂井 清
財政課長 西川 健士
税収確保課長 篠原 誠
その他関係職員
委員会書記
議 事 課 班 長 上野 勉
議 事 課 主 幹 坂井 哲
企画法務課 主 幹 橋本 顕治
企画法務課 主 査 新開 祐史
傍 聴 議 員 なし
県 政 記 者 2名
傍 聴 者 1名
議題及び協議事項
1 議案の審査
(1)議案第105号「平成25年度三重県一般会計補正予算(第1号)」
(2)議案第106号「三重県海岸漂着物地域対策推進基金条例案」
(3)議案第108号「三重県総合博物館条例案」
(4)議案第110号「三重県手数料条例の一部を改正する条例案」
(5)議案第111号「三重県動物の愛護及び管理に関する条例の一部を改正する条例案」
(6)議案第112号「災害派遣手当の支給に関する条例の一部を改正する条例案」
(7)議案第115号「平成25年度三重県一般会計補正予算(第2号)」
(8)議案第116号「平成25年度三重県立小児心療センターあすなろ学園事業特別会計補正予算(第1号)」
(9)議案第117号「平成25年度三重県流域下水道事業特別会計補正予算(第1号)」
(10)議案第118号「平成25年度三重県水道事業会計補正予算(第1号)」
(11)議案第119号「平成25年度三重県工業用水道事業会計補正予算(第1号)」
(12)議案第120号「平成25年度三重県電気事業会計補正予算(第1号)」
(13)議案第121号「平成25年度三重県病院事業会計補正予算(第1号)」
(14)議案第122号「副知事等の給与の臨時特例に関する条例案」
(15)議案第123号「知事の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例案」
(16)議案第124号「平成25年度三重県一般会計補正予算(第3号)」
2 所管事項の調査
(1)三重県財政の現状について
(2)税外の未収金対策について
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
1 議案の審査、所管事項の調査
(1)分科会委員長報告及び質疑、執行部に対する補足質疑
〇貝増委員長 最初に、戦略企画雇用経済分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇石田分科会副委員長 御報告申し上げます。
戦略企画雇用経済分科会で詳細審査を分担いたしました、議案第115号「平成25年度三重県一般会計補正予算(第2号)」の関係分につきましては、去る6月18日及び20日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって、原案を可決すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。
〇貝増委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇貝増委員長 なければ、これで戦略企画雇用経済分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、戦略企画雇用経済分科会に係る執行部への補足質疑を行いますが、質疑は付託議案に係るものに限定いたしますので、御了承願います。
それでは、御質疑のある方、お願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇貝増委員長 なければ、これで戦略企画雇用経済分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
次に、環境生活農林水産分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇森野分科会委員長 御報告申し上げます。
環境生活農林水産分科会で詳細審査を分担いたしました、議案第105号「平成25年度三重県一般会計補正予算(第1号)」の関係分ほか2件につきましては、去る6月19日及び21日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって、原案を可決すべきものと決定いたしました。
なお、この際、審査の過程において議論のありました事項について申し述べます。
議案第105号「平成25年度三重県一般会計補正予算(第1号)」のうち、海岸漂着物地域対策推進事業についてであります。本事業は、国から交付される補助金により海岸漂着物等の回収、処理、発生抑制対策等に関する事業を実施するものです。
しかし、本事業では発生抑制対策はソフト事業に限られるなど、課題があることから、県当局におかれては、今後、事業を実施していくなかで出てくる課題や地元の意見等を踏まえて、より使い勝手のよい事業となるよう、また、恒久対策も含め、国へ提言されることを要望します。
以上、御報告申し上げます。
〇貝増委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇貝増委員長 なければ、これで環境生活農林水産分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、環境生活農林水産分科会に係る執行部への補足質疑があれば、お願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇貝増委員長 なければ、これで環境生活農林水産分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
次に、健康福祉病院分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇青木分科会委員長 御報告申し上げます。
健康福祉病院分科会で詳細審査を分担いたしました、議案第105号「平成25年度三重県一般会計補正予算(第1号)」の関係分ほか6件につきましては、去る6月18日及び20日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって、原案を可決すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。
〇貝増委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇貝増委員長 なければ、これで健康福祉病院分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、健康福祉病院分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇貝増委員長 なければ、これで健康福祉病院分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
次に、防災県土整備企業分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇小林分科会委員長 御報告申し上げます。
防災県土整備企業分科会で詳細審査を分担いたしました、議案第110号「三重県手数料条例の一部を改正する条例案」ほか5件につきましては、去る6月18日及び20日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって、原案を可決すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。
〇貝増委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇貝増委員長 なければ、これで防災県土整備企業分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、防災県土整備企業分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いをいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇貝増委員長 なければ、これで防災県土整備企業分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
次に、教育警察分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇長田分科会委員長 御報告申し上げます。
教育警察分科会で詳細審査を分担いたしました、議案第105号「平成25年度三重県一般会計補正予算(第1号)」の関係分ほか2件につきましては、去る6月19日及び21日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって、原案を可決すべきものと決定いたしました。
なお、この際、審査の過程において、本分科会で特に議論のありました事項について申し述べます。
議案第108号「三重県総合博物館条例案」についてであります。
当該条例は、博物館法第18条の規定に基づき、三重県総合博物館の設置及び管理について必要な事項を定め、その適正かつ健全な運営を図るものです。新県立博物館の設置に当たっては、展示や調査研究・収集保存活動の充実はもとより、多様な主体との連携強化、県民・利用者の相互交流の促進などに取り組まれ、新県立博物館が、「県民の皆様に、何度でも見に行きたい」と思っていただける、真に、人と地域を育む、新たな「文化と知的探求の拠点」となるよう、強く要望します。
また、新県立博物館の運営等に係る各種の積算根拠において、一部明確ではない部分があったことから、新県立博物館の運営にあたっては、恒常的な管理運営経費の縮減など、効果的・効率的な経営に努められるよう、併せて強く要望します。
以上、御報告申し上げます。
〇貝増委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
〇奥野委員 最後の後段の部分の新県立博物館云々のところで、最後に効果的・効率的な経営に努められるようとあるんですけれども、これは公営企業会計でも入れるつもりで、経営という言葉を入れられたんですか。
〇長田分科会委員長 それは考えておりません。
〇奥野委員 経営という言葉をなぜ使われたんですか。
〇長田分科会委員長 今回の条例の基になっております、7つの条件の中でいろんな問題が起こっておりますので、そこについて明確的に効率的にという意味で入れさせていただきました。
〇奥野委員 運営ではないんですか。
〇長田分科会委員長 経営か運営かですね。運営は運営なんですが、経営的観点も必要であるだろうということで入れさせていただきました。
〇奥野委員 経営って言われると何かを経営するわけですよね。博物館というのは、我々の次世代の子ども達や我々の勉強のためにやるわけですよね。これは経営ではなくて、やっぱり運営じゃないんですか。
〇長田分科会委員長 その辺も色々議論があったんですが、とりあえず報告では経営という言葉を使わせていただきました。
〇奥野委員 とりあえずと言うことはどういうことなんですか。
〇長田分科会委員長 わかりました。今の御意見も踏まえたうえで、運営の方が望ましいと思われますので、運営という形にさせていただきたいと思います。
〇貝増委員長 ほかにございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇貝増委員長 なければ、これで教育警察分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、教育警察分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇貝増委員長 なければ、これで教育警察分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
最後に、総務地域連携分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇津村分科会委員長 御報告申し上げます。
総務地域連携分科会で詳細審査を分担いたしました、議案第105号「平成25年度三重県一般会計補正予算(第1号)」の関係分ほか4件につきましては、去る6月19日及び21日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって、原案を可決すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。
〇貝増委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇貝増委員長 なければ、これで総務地域連携分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、総務地域連携分科会に係る執行部への補足質疑があれば、お願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇貝増委員長 なければ、以上で総務地域連携分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
(2)全体的な質疑 なし
(3)委員間討議 なし
(4)討論 なし
(5)採決 議案第105号ほか15件 起立(全員) 可決
(6)委員長報告で処理経過を求める事項 なし
2 所管事項の調査
(1)三重県財政の現状について
(2)税外の未収金対策について
①当局から資料に基づき説明(稲垣総務部長、嶋田副部長、坂井参事兼税務・債権管理課長)
②質問
〇貝増委員長 それでは、質疑に入ります。
御質疑のある方は順次発言を願います。
〇中嶋委員 データとして欲しいものがあるんですが、90ページ、91ページで投資的経費の状況という資料があるんですけれども、この投資的経費の推移はよく分かるんですが、これに建設地方債の起債充当率の推移も教えていただきたいと思いまして、もし今手元にあるんだったら、簡単に御説明いただきたいんですが。だいたい平均どれくらいの充当率であるとか。なければまた年度推移を教えて欲しいと思いますのでお願いしたいのと、あともう一点確認させていただきたいのが、これ決算がらみのことなので、今聞くのがいいのかどうかあれなんですけど、97ページで将来負担比率の計算式があるんですが、ここで分子の一番最初に出てくる地方債現在高の中には、臨時財政対策債は含まれておるんでしたよね、という確認です。
〇嶋田副部長 資料については、後ほど整理させていただいて提出させていただきます。
2つ目の地方債現在高に臨時財政対策債が入っておるかということなんですが、入っておるということです。
〇中嶋委員 98ページで、それぞれ4指標の対象範囲を分かりやすくしていただいているんですが、今回独法化とか、指定管理者制度の導入で病院会計の関係がかわってくるかと思うんですが、その部分は、具体的には総合医療センターとか志摩病院というのは、どこの部分に入ってくるのかというのを確認だけさせて欲しいのですが。今までは病院事業として公営企業会計の中に入ってきてて、連結実質赤字比率の対象になってきたと思っておるんですが、今回独法化、指定管理者制度によって、ここの連結実質赤字比率の対象から外れるんかどうか。
〇嶋田副部長 少し確かめさせていただきたい部分もありますけれども、おそらく地方公社、第3セクター等に入っていくんじゃないかなというふうに思いますけれども、念のため確認させてください。
〇中嶋委員 マニアックな質問で恐縮なんですけど、確認していただいてまた教えてもらえますでしょうか。お願いいたします。
これは決算にかかることなので、特段今日の説明範囲のメインではないので後日で結構です。
〇三谷委員 93ページの経常収支比率のところなんですが、ここの記述についてもう少し御説明いただきたいと思うんですが、93ページの一番最後のところ、「平成23年度は、公債費の増加や地方交付税の減少などにより悪化に転じた。今後も、公債費や社会保障関係経費の増嵩により、経常収支比率の推移は不透明の状況にある。」とこうあるんですが、常識的に考えれば、経常収支比率は今後も悪化の一途をたどるんではないかと。地方交付税の減少等引き続き続いているような感じがしているんですが、不透明ということになると、良くなるという可能性もあるということだと思うんですが、どういう状況になれば、どの点が改善されれば良くなるということなんでしょうか。その点ちょっと教えていただきたい。
〇嶋田副部長 分母分子で言いますと、歳出の方の公債費だとか社会保障費はたぶん増えてくると思うんですけれども、一般財源収入総額、例えば税収だとか交付税総額が伸びるということも景気の状況でありますので、そういった部分が今はわからないということで、不透明という表記になっています。
〇三谷委員 すると県としては交付税総額が伸びてくる可能性もあるというふうに見ているわけですね。
〇嶋田副部長 見ているわけではありませんけれども、そこが不透明だということです。
〇貝増委員長 ほかにありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇貝増委員長 なければ、以上で三重県財政の現状及び税外の未収金対策についての調査を終わります。
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
予算決算常任委員長 貝増 吉郎