三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成24年度 委員会会議録 > 平成25年3月22日 予算決算常任委員会 会議録
予算決算常任委員会
会 議 録
(開会中)
開催年月日 平成25年3月22日(金) 自 午前10時31分~至 午前11時1分
会 議 室 全員協議会室
出席委員 49名
委 員 長 前田 剛志
副委員長 水谷 隆
委 員 下野 幸助 田中 智也 藤根 正典
小島 智子 彦坂 公之 粟野 仁博
石田 成生 大久保孝栄 東 豊
中西 勇 濱井 初男 吉川 新
長田 隆尚 津村 衛 森野 真治
水谷 正美 杉本 熊野 中村欣一郎
小野 欽市 村林 聡 小林 正人
奥野 英介 中川 康洋 今井 智広
藤田 宜三 後藤 健一 辻 三千宣
笹井 健司 稲垣 昭義 北川 裕之
舘 直人 服部 富男 津田 健児
中嶋 年規 青木 謙順 中森 博文
前野 和美 日沖 正信 舟橋 裕幸
三谷 哲央 中村 進一 岩田 隆嘉
貝増 吉郎 山本 勝 永田 正巳
西場 信行 中川 正美
欠席委員 なし
出席説明員
[防災対策部]
部 長 稲垣 司
副 部 長 後藤 友宏
総務課長 別所 喜克
[戦略企画部]
部 長 山口 和夫
副 部 長 松本 利治
戦略企画総務課長 城本 曉
[総務部]
部 長 稲垣 清文
副部長(行政運営担当) 伊藤 隆
副部長(財政運営担当) 嶋田 宜浩
参事兼税務・債権管理課長 坂井 清
財政課長 西川 健士
[健康福祉部]
部 長 北岡 寛之
医療対策局長 細野 浩
子ども・家庭局長 鳥井 隆男
副 部 長 西城 昭二
健康福祉総務課長 日沖 正人
[環境生活部]
部 長 竹内 望
廃棄物対策局長 岡本 道和
副 部 長 真伏 利典
環境生活総務課長 松田 克彦
[地域連携部]
部 長 藤本 和弘
スポーツ推進局長 山口 千代己
南部地域活性化局長 小林 潔
副 部 長 水谷 一秀
地域連携総務課長 村上 亘
[農林水産部]
部 長 梶田 郁郎
副 部 長 岡村 昌和
農林水産財務課長 瀬古 正博
[雇用経済部]
部 長 山川 進
観光・国際局長 加藤 敦央
副 部 長 世古 定
雇用経済総務課長 平野 正人生
[県土整備部]
部 長 土井 英尚
副部長(企画総務担当) 千代世 正人
県土整備総務課長 福井 敏人
[出納局]
会計管理者兼出納局長 中川 弘巳
副局長兼出納総務課長 奥野 元洋
[企業庁]
庁 長 東地 隆司
副 庁 長 小林 源太郎
財務管理課長 高須 幹郎
[病院事業庁]
庁 長 大林 清
副 庁 長 松田 克己
[教育委員会]
教 育 長 真伏 秀樹
副教育長 小野 芳孝
予算経理課長 三井 清輝
[警察本部]
本 部 長 高須 一弘
警務部長 山城 瑞樹
警務部会計課長 藤原 佳明
[人事委員会]
事務局長 速水 恒夫
[監査委員]
事務局長 長谷川 智雄
委員会書記
議 事 課 副課長 中山 恵里子
議 事 課 主 幹 坂井 哲
企画法務課 主 幹 橋本 顕治
企画法務課 主 幹 秋山 誠二
傍聴議員 なし
県政記者クラブ 2名
傍 聴 者 6名
議題及び協議事項
1 議案の審査
(1)議案第3号「平成25年度三重県一般会計予算」
(2)議案第4号「平成25年度三重県県債管理特別会計予算」
(3)議案第5号「平成25年度地方独立行政法人三重県立総合医療センター資金貸付特別会計予算」
(4)議案第6号「平成25年度三重県母子及び寡婦福祉資金貸付事業特別会計予算」
(5)議案第7号「平成25年度三重県立小児心療センターあすなろ学園事業特別会計予算」
(6)議案第8号「平成25年度三重県就農施設等資金貸付事業等特別会計予算」
(7)議案第9号「平成25年度三重県地方卸売市場事業特別会計予算」
(8)議案第10号「平成25年度三重県林業改善資金貸付事業特別会計予算」
(9)議案第11号「平成25年度三重県沿岸漁業改善資金貸付事業特別会計予算」
(10)議案第12号「平成25年度三重県中小企業者等支援資金貸付事業等特別会計予算」
(11)議案第13号「平成25年度三重県港湾整備事業特別会計予算」
(12)議案第14号「平成25年度三重県流域下水道事業特別会計予算」
(13)議案第15号「平成25年度三重県公共用地先行取得事業特別会計予算」
(14)議案第16号「平成25年度三重県水道事業会計予算」
(15)議案第17号「平成25年度三重県工業用水道事業会計予算」
(16)議案第18号「平成25年度三重県電気事業会計予算」
(17)議案第19号「平成25年度三重県病院事業会計予算」
(18)議案第20号「三重県木曽岬干拓地わんぱく原っぱ条例案」
(19)議案第21号「三重県国民体育大会運営基金条例案」
(20)議案第22号「みえ森と緑の県民税基金条例案」
(21)議案第23号「みえ森と緑の県民税条例案」
(22)議案第37号「職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例案」
(23)議案第38号「三重県職員退職手当支給条例等の一部を改正する条例案」
(24)議案第39号「職員の救慰金等の支給に関する条例の一部を改正する条例案」
(25)議案第40号「三重県自殺対策緊急強化基金条例の一部を改正する条例案」
(26)議案第41号「三重県介護基盤緊急整備等臨時特例基金条例の一部を改正する条例案」
(27)議案第42号「三重県介護職員処遇改善等臨時特例基金条例の一部を改正する条例案」」
(28)議案第43号「三重県社会福祉施設等耐震化等臨時特例基金条例の一部を改正する条例案」
(29)議案第44号「三重県医療施設耐震化臨時特例基金条例の一部を改正する条例案」
(30)議案第45号「三重県消費者行政活性化基金条例の一部を改正する条例案」
(31)議案第46号「三重県緊急雇用創出事業臨時特例基金条例の一部を改正する条例案」
(32)議案第47号「三重県手数料条例の一部を改正する条例案」
(33)議案第48号「三重県保健所手数料条例の一部を改正する条例案」
(34)議案第49号「三重県試験研究機関関係工業等に係る設備等使用料及び試験等手数料条例の一部を改正する条例案」
(35)議案第50号「三重県警察関係手数料条例の一部を改正する条例案」
(36)議案第52号「みえ県民交流センター条例の一部を改正する条例案」
(37)議案第56号「公立学校職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例案」
(38)議案第57号「公立学校職員の退職手当に関する条例等の一部を改正する条例案」
(39)議案第58号「三重県総合文化センター条例の一部を改正する条例案」
(40)議案第60号「三重県工業用水道条例の一部を改正する条例案」
(41)議案第62号「警察職員の救慰に関する条例の一部を改正する条例案」
(42)議案第65号「防災関係建設事業に対する市町の負担について」
(43)議案第66号「農林水産関係建設事業に対する市町の負担について」
(44)議案第67号「国営宮川用水第二期土地改良事業に係る償還に対する市町の負担について」
(45)議案第68号「土木関係建設事業に対する市町の負担について」
(46)議案第75号「平成24年度三重県一般会計補正予算(第9号)」
(47)議案第76号「平成24年度三重県県債管理特別会計補正予算(第2号)」
(48)議案第77号「平成24年度三重県立小児心療センターあすなろ学園事業特別会計補正予算(第2号)」
(49)議案第78号「平成24年度三重県地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)」
(50)議案第79号「平成24年度三重県沿岸漁業改善資金貸付事業特別会計補正予算(第)2号)」
(51)議案第80号「平成24年度三重県中小企業者等支援資金貸付事業等特別会計補正予算(第1号)」
(52)議案第81号「平成24年度三重県港湾整備事業特別会計補正予算(第2号)」
(53)議案第82号「平成24年度三重県流域下水道事業特別会計補正予算(第2号)」
(54)議案第83号「平成24年度三重県公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号)」
(55)議案第84号「平成24年度三重県水道事業会計補正予算(第2号)」
(56)議案第85号「平成24年度三重県工業用水道事業会計補正予算(第3号)」
(57)議案第86号「平成24年度三重県電気事業会計補正予算(第3号)」
(58)議案第87号「平成24年度三重県病院事業会計補正予算(第2号)」
(59)議案第96号「防災関係建設事業に対する市町等の負担について」
(60)議案第97号「農林水産関係建設事業に対する市町の負担について」
(61)議案第98号「国営中勢用水土地改良事業に対する市町の負担について」
(62)議案第99号「土木関係建設事業に対する市町の負担について」
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
1 議案の審査、所管事項の調査
(1)分科会委員長報告及び質疑、執行部に対する補足質疑
〇前田委員長 最初に、戦略企画雇用経済分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇服部分科会委員長 御報告申し上げます。
戦略企画雇用経済分科会で詳細審査を分担いたしました、議案第3号「平成25年度三重県一般会計予算」の関係分ほか5件につきましては、去る3月14日及び18日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって、原案を可決すべきものと決定いたしました。
なお、この際、審査の過程において、本分科会で特に議論のありました事項について申し述べます。
首都圏営業拠点の体制についてであります。
平成25年夏に開設予定の首都圏営業拠点は、三重県のブランド力アップに取り組むうえで、非常に重要な役割を担うものであります。県当局におかれては、新設される首都圏営業拠点運営総括監の位置づけも含めて組織体制を整理し、三重県が一丸となって首都圏における営業戦略を効果的に進められることを要望します。
以上、御報告申し上げます。
〇前田委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇前田委員長 なければ、これで戦略企画雇用経済分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、戦略企画雇用経済分科会に係る執行部への補足質疑を行いますが、質疑は付託議案に係るものに限定いたしますので、御了承願います。
それでは、御質疑のある方、お願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇前田委員長 なければ、これで戦略企画雇用経済分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
次に、環境生活農林水産分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇村林分科会委員長 御報告申し上げます。
環境生活農林水産分科会で詳細審査を分担いたしました、議案第3号「平成25年度三重県一般会計予算」の関係分ほか16件につきましては、去る3月14日及び18日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって、原案を可決すべきものと決定いたしました。
なお、この際、審査の過程において議論のありました事項について申し述べます。
まず、議案第3号「平成25年度三重県一般会計予算」のうち、私立外国人学校振興補助金についてであります。
私立外国人学校においては、在住外国人の子どもたちが地域社会の構成員として必要な資質を身につけるためという当該補助金の目的や、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うことを教育目標の一つとして定めている教育基本法を尊重した教育が行われることが必要であると考えます。朝鮮人学校において独自の教科書を使用して行われている教育内容が、当該補助金の目的や教育基本法の趣旨に沿ったものであるか、教科書と教育内容について十分調査し、把握されるよう要望します。
なお、教科書の確認については次回の本分科会で、また、教育内容の調査結果については1年を目途に本分科会への報告を求めることとしました。
次に、議案第3号「平成25年度三重県一般会計予算」のうち、森林整備加速化・林業再生基金事業における木質バイオマス利活用施設整備についてであります。
本事業では1施設に対して5億円の助成を見込んでおります。現時点では、実施主体による事業計画の内容や、県のリスク担保も含め相手方に付す交付決定条件など不確定の点もあることから、詳細が決まり次第、議会に対して丁寧に説明されるよう要望します。
以上、御報告申し上げます。
〇前田委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇前田委員長 なければ、これで環境生活農林水産分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、環境生活農林水産分科会に係る執行部への補足質疑があれば、お願いいたします。
〇津田委員 先ほどの朝鮮学校への補助金の件なんですけども、先般地元の幼稚園に横田めぐみさんのお母さんがこられて、私は2度ほどあの方のお話を聞かせていただきました。もう年も取ってお見えですし、早くお子さんに会わせてあげたいなと思っております。これはみんなの願いでもあると思います。そういう話をすると、外交と教育とは違うということでございますので、その話は言いませんけれども、国は家庭に対する補助金、授業料軽減補助金をカットしました。その根拠となるものは、西野さんという、自民党ではないのかもしれませんけども、質問主意書を内閣のほうに出されまして、閣議決定をもって答弁が出されました。その質問の内容は、北朝鮮、朝鮮総連、朝鮮学校の関係を調べて欲しいということでございますけども、質問主意書の答弁は、朝鮮学校は北朝鮮の人事及び財政面において強い影響を及ぼしているとのことでありました。それが根拠となって、授業料軽減の補助金を国は、家庭に行く補助金、いろいろな議論があったわけでございますけれども、それをカットいたしました。それについて、学校運営費補助ということでございますけれども、環境生活部はどう考えているのかということでございます。
それからもう一つ。昨年の生活文化環境森林分科会委員長報告の中にも入れさせていただきました、教育基本法の遵守ということでございますが、国際協調に努めることだとか、あるいは我が国と郷土を愛することだとか、そういうことをやって欲しい。そういうことを守らないといけないと教育基本法の第2条に書かれておるんですけど、昨年の分科会委員長報告に対する対応をきちんとやっていただいたのか、今分かる範囲で教えていただきたい。
〇竹内部長 まず、外国人学校振興補助金についての県の考え方といたしましては、国際人権規約、子どもの権利条約といった条約等を批准している国の基本的なスタンスを踏まえまして、地域社会の構成員として必要な資質を備えることができるように、まず在住外国人の皆さんの教育機会の確保に向けた支援が必要であろうと判断をしておりまして、具体的には日本の義務教育に準ずるような教育を行い、かつ自国の文化、言語を教育しているという学校で、学校教育法の設置基準に基づきまして、各種学校として認可した朝鮮人学校に対して、私立学校法に基づき助成を行っているということで、朝鮮人学校において、日本の小中学校とほぼ同じような科目、あるいは授業コマになっているのかというふうなこと、いわゆる日本の義務教育に準ずる教育になっているのかということにつきましては、学校訪問調査等により確認を行っておるところです。
教育内容につきましては、教育基本法の第8条で私立学校の自主性を尊重するという規定もございます。一方で教育基本法の第2条にあります、委員の話にありました目標を達成する、目標というのも法令に規定されているのでそれも守っていただく必要があろうかと思います。
私立学校の自主性、それと教育基本法第2条の趣旨を踏まえて、今回分科会委員長報告にもありますように、教科書であるとか、教育内容について来年度改めてその辺について執行部として調査をさせていただいて、適正に対処していきたいと思っております。
なお、御指摘になられました、国がいわゆる学校の授業料の無償化において、朝鮮人学校が朝鮮総連との様々な関係のもとにあるという話については、我々もそういう判断で国が今般政令改正という形で、朝鮮人学校は対象外とするという話はお聞きはしておりますけれども、現段階で我々として朝鮮総連との関係云々ということについては、まだ確たる確認はできておりません。今回の分科会委員長報告にありますように、教育基本法の趣旨に沿った教育がされているのかということについて、来年度確認をさせていただいたうえで、適正に対応をしていきたいと思っております。
〇津田委員 財政について強い影響下にあるということがちょっと抜けていた気がするんですけど、私が言っているのは、貴重な県単の300万円がきちんと学校運営に使われているのであれば、私はそれを了としてもいいと思っているんです。国の質問主意書の答弁の中に人事・財政面で強い影響下にあると。だから、我々の貴重な県単の300万円が、もしかしたら、ミサイル開発に充てられるかもしれない、あるいは核開発に充てられるかもしれないという状況の中で、国はそう判断しているんです、その中で、三重県がわざわざ県単の補助金を出す必要があるのかということを私は質問をしたんですけど。まあ答弁はよろしいです。
それから、いろんな権利条約の話をされましたけど、わかってらっしゃって言っているんだと思うんですが、私立学校法の中にも、必要とあれば地方治自体や国は補助金を出すことができると書いてあるんですね。これは出さなければならないではなくて、出すことができるということですので、朝鮮学校の自立的な学校教育に対して反対をしているということではなくて、自分達の運営の中でやっていただくことは県、市が言うことではないと思うんですけれども、明らかに教育の一番大切な教育基本法違反になっている部分についてはしっかりと調査をして、改善が見られた段階できちんと対応をしていただきたいと思っています。
それから長くなるとちょっと申し訳ないんですけども、最後に、先日、四日市市の予算常任委員会の中で、朝鮮学校の補助金、市単の部分を削った減額修正を出して可決されました。仮に市が出さないとなった場合の県の対応はどうされますか。検討するということでございますけれども、それについてどうなんでしょうか。
〇竹内部長 四日市市の委員会でそういう動きがあったということは承知しておりますけれども、それは四日市市として御判断されることだろうと思います。県としては、そういったことも踏まえながら来年度法令違反、あるいは学校の自主性の尊重、歴史教育の尊重ということもございますので、改めて総合的に調査したうえで的確に判断していきたいと思っています。
〇津田委員 最後に要望ですけれども、我々の血税がきちんと学校の運営に充てられることを確認したうえでやって欲しい。それから教育基本法は、上位法下位法というのがあるのかもしれませんけども、教育における全ての法律の上位にあたる法律ですので、きちんと守っていただいたうえで対応して欲しいということで終わります。
〇前田委員長 他にございませんか。
なければ、これで環境生活農林水産分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
次に、健康福祉病院分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇杉本分科会委員長 御報告申し上げます。
健康福祉病院分科会で詳細審査を分担いたしました、議案第3号「平成25年度三重県一般会計予算」の関係分ほか13件につきましては、去る3月18日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって、原案を可決すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。
〇前田委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇前田委員長 なければ、これで健康福祉病院分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、健康福祉病院分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇前田委員長 なければ、これで健康福祉病院分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
次に、防災県土整備企業分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇津田分科会委員長 御報告申し上げます。
防災県土整備企業分科会で詳細審査を分担いたしました、議案第3号「平成25年度三重県一般会計予算」の関係分ほか16件につきましては、3月15日及び19日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。
〇前田委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇前田委員長 なければ、これで防災県土整備企業分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、防災県土整備企業分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いをいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇前田委員長 なければ、これで防災県土整備企業分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
次に、教育警察分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇水谷(正)分科会委員長 御報告申し上げます。
教育警察分科会で詳細審査を分担いたしました、議案第3号「平成25年度三重県一般会計予算」の関係分ほか5件につきましては、3月15日及び19日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。
なお、この際、審査の過程において、本分科会で特に議論のありました事項について申し述べます。
教育委員会関係における「平成25年度三重県一般会計予算」についてであります。
昨年から、いじめや体罰等の教育現場における問題が大きく取り上げられ、子どもたちが安全で安心して学ぶことのできる環境の整備が喫緊の課題とされている中、子どもたちには、自ら考え判断し主体的に行動する力や共に生きる力が求められています。
教育警察常任委員会では、県内及び県外調査を経て、委員会議論における各委員からの提言もあり、新規事業として子どもたちの学力向上、教員の資質向上に向けた取り組み、安心して学べる環境づくりについてなどが予算化されることとなりました。
厳しい財政状況の中にあって、様々な課題解決に向けて予算計上がなされたことにつきましては、一定の評価をさせていただきますとともに、これら各事業の取り組みにあたっては、成果についての検証が十分になされるように取り組まれ、各市町教育委員会との緊密な連携に努力されることを要望します。
以上、御報告申し上げます。
〇前田委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇前田委員長 なければ、これで教育警察分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、教育警察分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇前田委員長 なければ、これで教育警察分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
最後に、総務地域連携分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇藤田分科会委員長 御報告申し上げます。
総務地域連携分科会で詳細審査を分担いたしました、議案第3号「平成25年度三重県一般会計予算」の関係分ほか11件につきましては、去る3月15日及び19日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって、原案を可決すべきものと決定いたしました。
なお、分科会で特に議論のありましたことについて申し述べます。
まず、議案第21号「三重県国民体育大会運営基金条例案について」であります。
本基金は、第76回国民体育大会の円滑な運営に必要な経費の財源に充てるために設置するとしていますが、スポーツの分野ではこのほか、平成25年度当初予算では見送られたものの、今後引き続き議論されると聞いている、スポーツを応援するための新たな基金の設置や、法人県民税の超過課税分の一部を積み立てた、これまでの体育スポーツ振興基金があります。
法人県民税の超過課税分を積み立てた基金には、このほか、福祉基金、中小企業振興基金、環境保全基金があり、また、今会議では、災害に強い森林づくり及び県民全体で森林を支える社会づくりを推進する施策に要する経費の財源に充てるために設置する、「みえ森と緑の県民税基金条例案」も上程されているところです。
このように、共通する分野で複数の基金が設置されるなど、それぞれの基金の使途を含めた関係性が分かりにくくなっています。そのため、今後、平成26年度当初予算編成に向けて、議会において基金に関する慎重な審査を行うにあたり、これらの基金全体の関係性や在り方を整理するとともに、その検討状況を適切な時期に議会に示されることを要望します。
次に、議案第23号「みえ森と緑の県民税条例案について」であります。
本条例案については、県民に新たな税負担を求めるものであるため、これまでも総務地域連携常任委員会において、先行して税を導入した他県の状況調査を実施するとともに、環境生活農林水産常任委員会との連合審査会を開催したり、有識者を参考人として招致し、意見を聴取したりするなど慎重に審査してまいりました。その結果、この税の導入趣旨が災害に強い森林づくり及び県民全体で森林を支える社会づくりを推進する施策に要する経費の財源に充てるという、県民の安全で安心な暮らしを確保する上で大変重要なものであることから、当分科会において、本条例案を可決すべきものと決定したものです。
以上、御報告申し上げます。
〇前田委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇前田委員長 なければ、これで総務地域連携分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、総務地域連携分科会に係る執行部への補足質疑があれば、お願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇前田委員長 なければ、以上で総務地域連携分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
(2)全体的な質疑 なし
(3)委員間討議 なし
(4)討論 なし
(5)採決 議案第4号ほか58件 起立(全員) 可決
議案第3号ほか2件 起立(多数) 可決
(6)委員長報告で処理経過を求める事項
〇前田委員長 次に、委員長報告として執行部へ処理経過を求める事項について御協議願います。
先ほどの分科会委員長報告では、分科会へ処理経過を求めるものはございましたが、本委員会の委員長報告として執行部へ処理経過を求める事項はございませんでした。
それでは、26日の本会議の委員長報告で、本委員会として執行部へ処理経過を求める事項が何かございますでしょうか。
〇中嶋委員 総務地域連携分科会の報告にもございましたけれども、スポーツに関する基金の今後のあり方に加えて、超過課税でスポーツ、福祉、環境というふうな様々な共通分野に関わる基金のあり方についても検討していただきたいという報告がございまして、そうしますと総務地域連携分科会では収まらない内容にもなっているので、本委員会の方で全体として御報告をいただくような取り計らいをしていたければということを御提案させていただきます。
〇前田委員長 各種基金のあり方について、総務地域連携分科会から報告をいただいた事項だと思います。来年度の予算編成に向けて執行部から説明を受ける機会で議論をという報告だったと思いますが、いかが取り扱いましょうか。
〔「賛成」と呼ぶ者あり〕
〇前田委員長 それでは、処理経過の報告を求めるということでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇前田委員長 それではそのようにさせていただきます。
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
予算決算常任委員長 前田 剛志