三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成24年度 委員会会議録 > 平成25年3月4日 予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会 会議録
予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会
会 議 録
(開 会 中)
開催年月日 平成25年3月4日(月) 自 午後3時12分~至 午後3時32分
会 議 室 202委員会室
出席委員 8名
委 員 長 津田 健児
副委員長 笹井 健司
委 員 下野 幸助
委 員 粟野 仁博
委 員 大久保孝栄
委 員 小林 正人
委 員 日沖 正信
委 員 中村 進一
欠席委員 な し
出席説明員
[企業庁]
庁 長 東地 隆司
次 長 岡 誠
電気事業対策総括監 井上 和彦
企業総務課長 片山 達也
財務管理課長 高須 幹郎
水道事業課長 加藤 治夫
工業用水道事業課長 谷口 高司
電気事業課長 佐伯 雅司
危機・事業管理監兼RDF発電監 小森 健児
資産管理監 芳賀 敏孝
機電管理監 池田 靖介
その他関係職員
[県土整備部]
部 長 土井 英尚
副部長(企画総務担当) 千代世 正人
副部長(公共事業総合政策担当)兼入札管理課長 久世 憲志
次長(道路整備担当) 森若 峰存
次長(流域整備担当) 水谷 優兆
次長(住まいまちづくり担当) 横山 賢
参事兼道路管理課長 福島 敏彰
県土整備総務課長 福井 敏人
建設業課長 中田 博文
道路企画課長 鵜飼 伸彦
道路建設課長 岡崎 賢一
河川・砂防課長 満仲 朗夫
港湾・海岸課長 幸阪 芳和
都市政策課長 井浦 義典
建設企画監 加藤 芳弥
その他関係職員
委員会書記
議 事 課 主査 中村 晃康
企画法務課 主幹 小野 明子
傍聴議員 なし
県政記者クラブ なし
傍 聴 者 なし
議題及び協議事項
Ⅰ 分科会(企業庁関係)
1 議案の審査
(1)議案第2号「平成24年度三重県工業用水道事業会計補正予算(第2号)」
Ⅱ 分科会(県土整備部関係)
1 議案の審査
(1)議案第1号「平成24年度三重県一般会計補正予算(第8号)」(関係分)
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
Ⅰ 分科会(企業庁関係)
1 議案の審査
(1)議案第2号「平成24年度三重県工業用水道事業会計補正予算(第2号)」
①当局から資料に基づき補充説明(東地庁長)
②質疑
〇津田委員長 ご質疑があればお願いします。
〔発言する者なし〕
〇津田委員長 なければ、これで本件に対する質疑を終了いたします。
③委員間討議 なし
④討論 なし
⑤採決 議案第2号 挙手(全員) 可決
Ⅱ 分科会(県土整備部関係)
1 議案の審査
(1)議案第1号「平成24年度三重県一般会計補正予算(第8号)」(関係分)
①当局から資料に基づき補充説明(土井部長)
②質問
〇津田委員長 ご質疑があればお願いいたします。
〇日沖委員 今の時期の補正ですから、ほとんど繰越ということになるわけですよね。繰越となって、本来、県としては平成25年度で想定しとったものを、ある程度前倒ししてやるということで、この補正予算の使い方というのは、本来でしたら平成25年度でやるべきものを補正予算で対応できる部分は前倒ししてというような解釈でいいんですよね。
〇土井部長 基本的に今回の補正予算につきましては、国の防災とかそういう点の津波・地震対策、交通安全対策、それと公共施設の維持管理にかかる点検などに重点的に予算を配分しております。また、道路事業において、平成25年度に予定していた防災対策的な緊急輸送道路とかそういうようなものが計上されてないのかというと、そういうのも取り入れて、重点的に補正予算を組ませていただいたということでございます。
それともう1点、進捗というか、平成25年度に繰り越した事業の事故繰越についてのご心配なんですが、それらの事業をまず第一優先でやらせていただきたい。なお、それらの事業については、基本的に用地買収の必要がない事業とか不確定の要素のない事業、事故繰越になる可能性が少ないというか、ならないようなものについて上げさせていただいたということで、鋭意平成25年度内に執行できるのではないかと考えております。
〇日沖委員 お察しいただいて、お答えもいただいたんですけども、年度末に予算が前倒しになって繰越明許になったものですが、本来でしたら平成25年度で事業化して、何かあったらその次の年に繰り越して、もし何かあったらもう1年事故繰越ということもできたのが、もう頭から補正で組んで繰り越して、その次に何かあったらなかなか余裕が出きてこないということで、いろいろ先般来、デリケートな中で事業進めていただいていますので、ぜひその辺しっかりと気をつけていただいて、大変でしょうけど、よろしくお願いいたします。
〇土井部長 今の御質問の中で、今回平成25年度に繰り越して、平成25年度内に何らかの事情があった場合は、もう一回事故繰越はできるわけなんです。事故繰越も入れると、通常3年間の事業期間が2年間になっているということでございます。
〇津田委員長 ほかにございませんか。
〇粟野委員 不勉強で申し訳ないんですけども、直轄事業に関しましては、繰り越しはしないという話、それとも繰越明許に上げなくてもいいということなんでしょうか。繰り越しの方に上がってないので。
〇福井課長 直轄事業につきましては、今年度中に国の方から納付の通知が来る予定となっていますので、繰越予算では計上しておりません。
〇粟野委員 了解いたしました。
それともう一点、細かい話なんですけども、砂防事業で国補の通常砂防事業費以外にほかに何か事業があるんでしょうか。
といいますのは、砂防事業約6億2,100万円あるところの国補通常砂防事業費は約3億2,100万円と、ということは3億円何かがあるということなんでしょうけれども、これってどういう事業があるのか教えていただければありがたたいです。
〇満仲課長 国補の急傾斜地崩壊対策事業費がございます。
〇粟野委員 それって、地元1割負担のもの。
〇満仲課長 はい、地元の負担が伴います。
〇粟野委員 了解いたしました。以上です。
〇津田委員長 ほかにございますか。
〇中村委員 この維持管理ですよね、この維持管理と防災と津波、安全、災害関係と、今までそれぞれ事業をやってきたものの耐久性とかを調べてやられるんやと思うんですけれども、これは国の方から一定の枠というか、こういうことに使いなさいという一つの基準があってやられているんですよね。まずはそれが聞きたい。
〇土井部長 今言われているのは補正予算の項目としてどんなものを計上したかということでよろしいですか。
補正予算につきましては、国土交通省の考え方として、復興・防災対策、成長による富の創出、それと暮らしの安心・地域活性化、この3つの項目に当てはまる部分に該当する箇所があれば要望しなさいという形のルールで来ております。
〇中村委員 今国の一つの指針みたいなものおっしゃっていただいたんですけど、まずそういう方向に対して、三重県としては、ある程度、いろんな理屈をつけて、これはこれに当てはめられるだろうとかいろいろ皆さん、知恵を働かせて、今おっしゃったようなものを、その事業に、いちいち名前がついてるわけやないので、そこら辺の工夫をされた。
国は、こういうことで、これに当てはまるようにしなさいと言うけれども、整理したときに、うまくそれにあわせて事業を当てはめていけるような、ちょっとそういう幅広の解釈できるような事業であったんですか。
〇土井部長 基本的にそういう考え方に基づいて要望できる箇所を精査して要望させていただいた。あくまでも精査してということで、精査の中には、幅広にこういう解釈もできるんじゃないという議論もさせてはいただいております。
〇中村委員 今日もちょっと少し触れさせてはもらったんですけれども、結構、どうしてもこれだけはしていかないかんという部分と、それから結構国の基準がやんわりとなっとって、この際、これもこれも入れとけとかいうことができるような、そういう国の基準やったんかなと感じましたものですから聞かさせてもらったんです。この事業なんかは、これ防災と関係ないやないかというてはねられるとか、そんなものではないですか。
〇土井部長 基本的には、今回14カ月予算としてトータルでやっておりますけど、そういうようなものは当初予算で十分計上しているということで、余り無理をした印象はないんですけれども。
〇中村委員 当初予算は、初めから、これくらいのお金しかありませんから、これくらいということで大変厳しい査定の中で組んだと。今回、結構大きな補正が来たということで、それやったら堤防もあれもこれも、津波が来たら、みんな壊れたらえらいことやということで、片っ端から放り込めるわけなんで、結構、幅広く放り込めることができたんかなというちょっとそんな思いがありましたものですから、選定のときにどんな判断をされたのかなと、そのことをちょっと聞きたかった。
〇土井部長 平成25年度の当初予算の直轄事業と国補公共事業については、ほぼ前年度比1ぐらいで予算要望させていただいて、そして14カ月のトータル予算で4割近く増額し、国補公共事業と直轄事業は14カ月で予算を組ませていただいているということで、相当積極的に組んだということでございます。
〇中村委員 了解しました。
〇津田委員長 ほかにございますか。なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。
③委員間討議 なし
④討論 なし
⑤採決 議案第1号 挙手(全員) 可決
2 委員間討議
〇津田委員長 本日の議案審査に関して、執行部に対し処理経過の報告を求めるべき事項は何かありますか。
(「なし」の声あり)
〇津田委員長 それでは、本分科会として特に経過報告を求める事項はなしといたしますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
〇津田委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたします。
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により押印する
予算決算常任委員会防災県土整備企業分科会委員長
津田 健児