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平成24年12月17日 総務地域連携常任委員会・スポーツ振興対策調査特別委員会連合審査会 会議録  

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総務地域連携常任委員会スポーツ振興対策調査特別委員会

連合審査会

会 議 録

(開 会 中)

 

開催年月日      平成24年12月17日(月) 自 午後2時27分~至 午後3時21分

会  議  室           全員協議会室

出席          16名

                            委  員  長      藤田 宜三(総務地域連携)

                            委  員  長      津村   衛(スポーツ振興対策調査)

                  副委員長    東         豊(総務地域連携)

                  副委員長    石田 成生(スポーツ振興対策調査)

                  委        員   下野 幸助

                  委        員   彦坂 公之

                  委        員   中西   勇

                  委        員   小林 正人

                  委        員   辻 三千宣

                  委        員   舘      直人

                  委        員   津田 健児

                  委        員   中嶋 年規

                  委        員   水谷   隆

                  委        員   舟橋 裕幸

                  委        員   山本   勝

                  委        員   中川 正美

欠席           なし

出席説明員   

             [地域連携部]

                  スポーツ推進局長                         山口 千代己

                  副部長                                                      水谷 一秀

                  スポーツ推進局次長兼スポーツ推進課長     村木 輝行

                  地域連携総務課長                        村上   亘

                  国体準備課長                                             辻 日出夫

                                                                その他関係職員

             [教育委員会]

                  次長(教職員・施設担当)                    信田 信行

                  次長(育成支援・社会教育担当)                    野村   浩

                                                                その他関係職員

委員会書記

                  議  事  課      主査  竹之内 伸幸

                  議   事   課      主査  藤堂 恵生

                  企画法務課      主幹  今町 嘉範

傍聴議員          なし

県政記者クラブ     なし

傍  聴  者        なし

議題及び協議事項

Ⅰ 調査事項

 1 スポーツ施設の整備について

 2 競技スポーツ水準の向上について

Ⅱ 報告事項

 1 国体開催への情報発信の取組について

 2 第76回国民体育大会の開催準備について

 

【会議の経過とその結果】

 

〔開会の宣言〕

 

Ⅰ 調査事項

〇津村委員長 本日は、スポーツ施設の整備について及び競技スポーツ水準の向上について調査いたします。
 県当局においては、三重県スポーツ施設整備計画(仮称)及び三重県競技力向上対策基本方針(仮称)の今年度中の策定に向け、10月にそれぞれ中間案をとりまとめ、先日、パブリックコメントを実施されたところであります。本日は、その状況等について、県当局より説明を受けることといたします。
 なお、本日の調査内容の取り扱いですが、両委員長で協議し、スポーツ振興対策調査特別委員会が1月17日の本会議において委員長報告を行う予定でありますので、本日の調査事項については、その際の委員長報告の中で、必要に応じて意見等を付記することといたしたいと存じますので、御了承願います。

 1 スポーツ施設の整備について

 2 競技スポーツ水準の向上について

    ①当局から資料に基づき説明(村木次長)

    ②質問

〇津村委員長 それでは御質疑があればお願いいたします。

〇辻委員 質疑というほどのもんじゃないですけど、資料の9ページの最初の県営スポーツ施設の整備・充実というところで、ちょっと細かいことなんですけども、中間案に対する意見内容というところには、2019年というふうに記されてますよね。で、最終案への反映状況・考え方というところでは、年号で平成33年というふうに書いてありますけれども、どちらかに統一したらいいのかなと思います。平成33年というと2021年ということになるんですか。そういうようにしてちょっと合わせて、わかりやすくしたらどうですか。細かいことですけれどね、どちらかに。

〇村木次長 ありがとうございます。そういう形で本冊の中も、もう一度点検をさせていただきたいというふうに思います。

〇津村委員長 ほかにございませんか。

〇下野委員 1点教えていただきたい。先ほど御説明があった12ページの19番、耐震の件ですけども、県営スポーツ施設については老朽化対策、安全対策などを行いますと。これは今後の予算と、あと残り期間的なこと、全体的に終了するのがどれぐらいなのかというのを教えていただきたいと思いますが。

〇村木次長 具体的に今どの施設をどういうふうにというのは、最終のその計画にまで落とし込めていない状況でございます。伊勢の総合競技場の体育館だけでなく、いろんなそれぞれほかの施設もございますが、今後そういったものをすべて落とし込みをしながら、この計画の趣旨に沿いながら進めていかせていただくのかなと、そういうふうに考えております。

〇下野委員 ある程度その計画が決まってきましたら、またお知らせをお願いしたいと思います。よろしくお願いします。

〇村木次長 はい、わかりました。

〇津村委員長 ほかにございませんか。

〇舘委員 この、何て言うのかな、意見と考え方ですよね、答えはね。答えはねというのはおかしいけども。9ページの1つ目、これ2019年のワールドカップがありますよね、ですからそれに向けてと。ただ考え方としては平成33年の国体を目指すんですよね。向こうから出てきておる意見と答えとが、ワールドカップは招致できるんかどうかということもあるんだろうと思いますけれども、もう少し根本的なことを書いたらどうなんですか。根本的というか、ワールドカップじゃなくて、ほかの競技自体もまだまだ公式戦が開催できない状況にある全国で2つの貴重な県ですから、そんな部分のことも書いて、施設整備については何て言うかな、底辺を広げていくことやら、スポーツの振興を図っていくためにも、それらの後もありますよね。野球場もそうですし、サッカー場もそうですけれども、そんなことの施設整備のあり方ということを、この質問を受けて、書いていただきたいなというふうに私は思いますが、どうでしょう。

〇村木次長 2019年のワールドカップという限定の御意見をいただいておるわけでございますが、1つは、この整備計画の中で、多くは本県にはプロのスポーツをする、見るといったそういう施設がないということも課題として上げております。
 ワールドカップができるようなレギュレーションにするには、どの程度のものがというのは、相当ハードルが高いようにも聞いておりますけども、まず我々といたしましては、サッカー、ラグビー場につきましてはJリーグの試合ができるようなということで持ちまして、あわせて平成33年には国体も開催されますので、そういった時期までにはやっぱり間に合わせていきたいなということと、もう一つは、やはりそれぞれ改修をすれば相当な経費がかかってくるということもございますので、そういったことの平準化といいますのもできる限り考えていく必要があるのではないかなと。
 一方では、伊勢の陸上競技場を改修するということを中間案の中では示しておりますので、そういったところの全体の兼ね合わせも含めながら、こういう記載をさせていただいたということでございます。

〇舘委員 状況等というのは、これまで議論をしてきて自分たちは理解ができるところですけれども、これを受けて、本当に真剣に考えて出していただいている意見ですから、真摯に受けとめながらやっていただいたらなというふうに思います。
 それともう一つ、競技力の向上、これが一番基本的なものになってきて、目指すはインターハイ、国体ですけれども、その後のことが必要なんだ、ここへ出されている意見、まさにそのとおりなんだというふうに思います。そんなことも含めながら、この部分ではなくて、ほかのところに関しても、このパブリックコメントのことが中心的な、基本的な理念的なものになっていくんでしょうけれども、そんな取組もしていただくようにお願いします。
 以上です。

〇津村委員長 ほかにございませんか。

〇中嶋委員 今回競技力向上の中で、特にそのジュニア期での女子選手の育成ということについて、書いていただいたことはまさに時宜を得たことで、昨日の県民報告会でもそういう御意見がありましたので、的確な対応をしていただいておるなということを評価させていただきたいと思うんです。様々なパブリックコメント等でも御指摘のある、ジュニア選手層拡大のための発掘であるとか、例えば昨日も議論がありました、県内で優秀な選手が県外へ行ってしまうのを引きとめることであったりとか、その辺のことのパブリックコメントに対する意見への反映が、この三重県競技力向上対策基本方針(仮称)中間案、別冊2でいくと21ページになるんですかね。この21ページの主な取組のところで対応しますと、こう書いてあるんですが、ちょっとこれだけでは読み切れやんかなという感じもしまして。この主な取組というところの記述自身がもう少し工夫できないかなという思いをしているんですけれども、ごめんなさいね。だからこうしたほうがいいんじゃないですかという提案がなかなかできなくて申しわけないんですが、保護者に対する、子どもたちを支える知恵や意識の醸成というのがちょっとよく意味がわからないところもあって、まさにこう、いただいている意見を踏まえたところでいけば、もう少し具体的な内容が記述されていてもいいのかなという感じがするんですが、ここ再度もう少し手を加える、工夫していただくということは、どうなんでしょうかね、御検討賜れるかどうか。

〇辻課長 委員御指摘の部分は、意見の趣旨としましては、子どもたちだけが頑張るというんじゃなくて、それを支える親を中心とした周囲の理解と支援ということだったんです。今ジュニアの発掘などでとりわけちょっと問題になっているといいますか、その親に対する取組として注力したいなと思うのは、例えば、その子どもたちが練習から帰ってきてへこんでいるのをどう接するかとか、どうやってその子どもたちの気持ちとかを十分にブラッシュアップさせるというのか、励ましつつ、いたわりつつ、しかもそれを支えていく知恵と思い、それからもう一つはやはり科学的なというと変ですけど、栄養的な面とか、そういった部分でも知識も一緒に得てもらおうということで今実はやっていまして、そういった意味を込めてちょっと表現をこんなふうにしたんですけれども、少し表現を工夫、検討させてください。

〇中嶋委員 加えて、よくスポーツ人の集いなんかを体育協会が主催して、講演会を聞かせていただくと、やっぱりジュニア期はいろんなスポーツも体験するほうがいいよねということで、パブリックコメントのほうにもゴールデンエイジについてはどうでしょうかというふうな提案もされてて、いろんな競技を、それもここの文書の中で対応するってこう書いてあるんですけど、保護者のところだけじゃなくて、ジュニア期の育成のあり方についてもう少し具体的なところをできれば書いていただくほうがいいかなと。ちょっとこれだけでは読み切れないのかなと思っていまして。そんなことも思ってます。
 それと、もう1点、12月12日に開いていただいた審議会での意見で、市町の施設整備に対する補助はいいんだけど、運営についても支援をという御意見があったんですが、これはどなたが言われたのかはわからないんですけども、結構重たい話だと思っていまして、これの対応について何かお考えが今あれば、教えていただきたいんですが。

〇山口局長 スポーツ推進審議会、首長のほうから意見が出まして、一挙につくるということは合併特例債とかいろいろなもの、過疎債ですか、そういうものを使ってできるんだけども、維持していく費用が結構大変なんですっていう意見で、できたらそのことで地域住民から非難を受けないように、県のほうも支援をしていただくとありがたいという、そういう意見でございました。
 これまで、この9月会議のときにもお話させていただきましたが、私どもとしては、県が武道を振興するという大きな役割があるということで、津市が新しく武道館をつくるという、そういうものについては県が関与をしていこうと。それは全国大会も開ける大規模な施設ということが条件であろうと。
 どういう施設であれば、県が関与していったらいいかということについて、まだはっきりしていないというか、広域、大規模で広域なんだけども、それが本当に県が関与する広域に必要なのかどうかということをよく検討しないと、例えばバスケットコートが3面あったら、それはもう広域なんかという話があったり、あるいはテニスコート1つとってもそういうことになってきます。
 本来であれば、例えば先ほどどなたか委員が言われましたけど、野球場ないよねと。プロ野球をする球場がない県というのは、都道府県というと非常に限られておると。そういうものについて本来県がやるべきなのかどうかということも含めて、それで本来県がやらなあかんのやけども、やれないんで市町が、大きな市が、例えばプロ野球をやれる球場をつくりたいということであれば、それに対してどんな関与があるかと。
 本来であれば県がそういうことをやっていくことについては、ある程度関与していかざるを得ないなというのは、個人的なこれは感想なんですけども、今後そういうことについてもやっぱり議論を煮詰めていかないといけないのかなと思っておりまして、この施設整備計画については、そこまでは今のところ組み込んでいないと。意見がまだまだまとまっていないというところでございます。
 以上です。

〇中嶋委員 今言うていただいているのは、要綱で考えていきますって回答していただいているところだと思うんですけど、私が今お尋ねさせていただいているのは、運営の部分ですよね。これってそれに対しての考えですわ。今言われた維持管理も含めた運営経費についても支援してもらいたいという首長からの御意見に対して、現時点でどうお考えなのか。その施設整備については、要綱でこれから議論してもらったらええんですけど、運営の部分ですね。

〇山口局長 運営についても、例えば今のところ想定しておるのは、武道の場合はある程度事業を県が起こすので、それを直営でやれるかどうかという話になろうかなと思っております。それ以外に指定管理との問題もありますし、例えば今現在、松阪野球場、あるいは三重県立ゆめドームうえのというのがございます。そういうところに指定管理をして、そして不足前を市のほうで負担をいただいて今までやっておったんですが、それは県の押しつけやということで、今伊賀市のほうでは年度を区切って指定管理を県が負担していくという方向で決着がついたと。松阪野球場については、今指定管理が平成26年に。

                〔「ちょっと待って」の声あり〕

〇中嶋委員 それは県の施設の話じゃないですか。ここの12月12日にあった、市町の施設整備については、建設に係る一時的な支援だけでなく、運営に係る経費についても支援してほしいということに対して、どうなんですかと聞いているんですよ。
 もっと具体的に聞くならば、施設整備については、今おっしゃられたように広域的で新設ないしは改築だけの支援じゃないですか。運営費もそうしたものの運営費だけは支援するとか、そういう考え方は今あるんですかということを聞いているんですけど。

〇山口局長 今のところありません。

〇中嶋委員 その市町の施設の運営に対しては、県は全く支援する気はないということを、この審議会の場でもお答えになられたんですか。

〇山口局長 そのときは意見としてはお聞きするということで、まだまとまった回答はしておりません。

〇中嶋委員 私も、その運営にまで県が関与していくというのはいかがなものかなというところがあって、それは県営施設はいわゆる指定管理であろうと直営であろうと、一定のことはしなきゃいけないわけであって、そこの部分に県はやっぱり注力するべきで、残念ながら市町の部分までというのは、ちょっとずっと待機して対処、例えばここにもうたわれていますけど、南部地域のほうなんかは施設整備が全然進んでいないところも多いので、一定の配慮をするって書いていただいてるほうへ、お考え、予算をやっていただいたほうがまだいいかなという感じもしているので。そういう意味では、余り運営にかかる経費までね、してほしいという気持ちはよくわかりますし、してやれるものならしてほしいんですけど、やっぱり限られた財源で考えると、そこまで行っちゃうとほかにしわ寄せが来ちゃうような気がするので。そこについては今の御意見で理解をさせていただきました。
 競技力向上については、その21ページのジュニアのところ、もう少し具体的な記述ができれば、また御検討いただきたいということで。

〇村木次長 委員御指摘のその21ページのジュニアの部分でございますが、これにつきましては、18ページを開いていただきますと、これから取り組むべき期間を、線を縦に引っ張って3期に分けておると思うんですけれども、この期別ごとに具体的なその取組の内容を今後示していきたいと、具体的なものはここで書き込んでいきたいなと、そういうふうに考えておりますので、委員御指摘の部分については方向性をここへ書かせていただいて、別途行動計画によるものをつくってまいりたいというふうに考えておるところでございます。

                〔「了解しました、ありがとうございます」の声あり〕

〇津村委員長 ほかにございませんか。

〇舘委員 別冊2の三重県競技力向上対策基本方針(仮称)中間案の20ページのところに、競技力向上のための取組ということで、②が「成年選手の育成・強化」、⑤が「しくみづくり」で、よく似たことが書かれているなというふうに思うんです。その中の「しくみづくり」がこれも一番大きな、地域の人、県民の皆さんに理解いただきながら、支えていただきながらということなんですけれども、その指摘があって変えられた後段の部分。その活躍が県民に云々とあって、風土づくりを進めます、こういうことなんだろうと思いますけれども、主な取り組みの?、それの一番最後です。「スポーツの持つ可能性を活かそうとする風土づくり」ってどんなことを言うんですか。

〇辻課長 この何日間かで、国体の選手を派遣していただいた企業のほうへちょっと回ってきたところなんですけれども、おしなべて企業の担当の部長さん方がおっしゃるのは、やっぱりスポーツをやっている人間は基本的には礼儀がきちんとできていて、規律があると。最近の若い子たちが、まあ必ずしもではないと思うんですけども、そういうものができていない面があって、スポーツをやっている子が仕事ができるかというと、それは必ずしもそうではないんだけれども、仕事は企業に入ってから教えるんだと。要はそういうことができているか、いないかというのが、周りに対する影響も含めて、プラスのいろんないい影響があると。そこが企業にとっては魅力なんだということをおっしゃっていまして、そういうことをぜひほかの企業にもわかっていただいて、一人でも多くの選手を受け入れてくださる企業を増やしていきたいなと、こんなふうに思っています。

〇舘委員 それを生かしていって仕組みづくりをするんだという意味合いでおっしゃってみえるんかなというふうにも思うけれども、ここで言う仕組みづくりは本当にそれだけでいいんかなというふうに、私は思います。
 現在の状況でも、この経済状況の中で大変厳しい。ですから、パナソニックはいろいろなクラブ撤退とか、いろいろなことがある。そのほかの企業でもありますよね。陸上競技を抱えているところでも、だんだん縮小していっているところも大安町にありますし、いろいろな形のものがある中で、その部分だけいいことは承知はしているけれども、仕組みづくりとなれば、それはやることによって出てくる効果というか、本当にすばらしいものがあるという理解はよくできるけれども、仕組みづくりの中でこのような中途半端な言い方をしておいていいんかなというふうな思いがしますので。できたら目指そうというか、この中で仕組みづくりとしてそちら、当局としての思いはわかりますけれども、ちょっとここもう少しわかりよくしていただきたいのと、仕組みづくりは何ぞやというところも、もう少し理解いただけるようにしていただいたほうがいいんではないかな。
 特にこれからは、この目指す大会がその先であれば、先ほど出てきているジュニアというのが一番大きなところですし、そこに女子という話も今出てきているわけですので、そんな部分の取組と、そして当然成年選手の対応についても、仕組みづくりの中にもう少し記載があったらいいかなというふうに思います。要望。

〇辻課長 委員がおっしゃる部分をできるだけわかりやすく表現するということで、少し具体の検討をしたいと思います。

〇津村委員長 ほかにございませんか。

                〔「なし」の声あり〕

〇津村委員長 よろしいですか。はい、なければスポーツ施設の整備について及び競技スポーツ水準の向上についての調査を終了いたします。

Ⅱ 報告事項

〇津村委員長 なお、この際報告事項として、村木スポーツ推進局次長兼スポーツ推進課長から発言の申し出がありますので、これを許します。
 なお、報告事項2の第76回国民体育大会の開催準備については、総務地域連携常任委員会で12月10日に所管事項として調査された項目と同じものでありますが、この際、特別委員にも情報を共有していただくため、特に私から報告を求めたものでありますので、御了承願います。

 1 国体開催への情報発信の取組について

 2 第76回国民体育大会の開催準備について

    ①当局から資料に基づき説明(村木次長)

    ②質問

〇津村委員長 それではただいまの件につきまして、御質問等がございましたらお願いいたします。

〇舘委員 ありがとうございます。
 情報発信のことなんですが、県のホームページでやっていただいている、まあホームページを見てもらわなあかんというのが、一番初めの基本的なところにあるんですけれども、いいことだというふうに思います。その中で、例えば31ページに、国体の目的がこのようにありますよね。そしてその下のとこに競技種目がある。こんな種目があるんですよねということですけれども、もう一つ深く、例えばリンクしていって、競技団体とか、そういうものもわかるようにしていくと、三重県の場合どうやってやっているんだろうとか、いろいろな種目があるけれどもどうだろうというふうにして、一つ一つ、前回の一般質問の長田議員とは違うけれども、一つ一つそれで奥へ行って、競技団体とか県の体育協会とかそこら辺の情報へ行って、もう少しこんなことがあるというだけではなくて、それこそこの競技力向上というふうな形の中の1つのこれも仕組みだと考えてですね。情報発信、その興味を持ってもらえるとか、それがジュニアやったり、その指導者やったり、いろんな形の人が、成年選手もそうですけれども、どういうふうな活動をしているか。例えばどういうふうにやっている、どういうことで資格ができる、自分も参加できる、またそれが広められるということがわかるようにするのも1つの手だろうと。種目があるんですよねといって、これ1回見たら、もう二度ととは言いませんけれども、そんなには見ませんよね。
 やられているのはよくわかるし、この前のこのアスリートの紹介、そのパネルであったりいろいろなこと、これも大きな、三重県の中にもこういう選手がいたんだ、メダリストがいるんだということも理解していただきながら夢を持っていただく、そんな方向へ行けるんだろうと思うんやけれども。簡単にはいかんかもしれやんけれど、もう一つ奥へ行けるようなものができたらもっといいんではないかなと思いますので、ちょっとそこら辺のことも検討いただきたいなと思います。

〇辻課長 御指摘のとおりでして、この31ページの表そのものは概要を並べただけですので、確かに平板だと思います。今後国体をPRしていくに当たっては、おっしゃるように、こういう競技ごとに例えば魅力を伝えるであるとか、あるいは三重県で頑張っている選手、どんな子たちがいるだとか、個人情報になりますので、その辺の制約の中でいろいろ調整、折り合いをつけながらですけれども、できるだけ県民の方々に実際にスポーツをやっているその三重県の人たちがどんな活躍をしているとか、そういった部分は順次このホームページの内容を充実させることで、検討していきたいなと。取り組んでいきたいなと思っています。

〇舘委員 それじゃ、33ページに、もうこれ第76回の国体のことがありますが、第30回の国体はこんなことでしたよというのはわかるんですけれども、例えば、今回進めていくそのいろんな準備委員会、施設の選定等々も、その進行状況も見ながらというふうに、それこそ情報発信をして県民の皆さんにもその意識の醸成というか、そういうような形のものになるように、ちょっと工夫をしていただきたいなと思います。要望です。

〇津村委員長 ほかにございませんか。

                〔「なし」の声あり〕

〇津村委員長 よろしいですか。はい、なければこれで調査を終了いたします。当局には御苦労さまでした。

                〔当局 退室〕

Ⅲ 委員間討議

〇津村委員長 それでは、次に委員間討議を行います。本日の調査に関して、御意見のある方はお願いします。

                〔「なし」の声あり〕

〇津村委員長 なければ、次に、1月17日に行う予定の特別委員長報告については、この後に開催する特別委員会において協議をすることとしていますが、この際、特に総務地域連携常任委員の皆様から何かございましたら、御発言をお願いします。

                〔「なし」の声あり〕

〇津村委員長 なければ、これで委員間討議を終了いたします。

 

〔閉会の宣言〕

 

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。

総務地域連携常任委員長          藤田 宜三

スポーツ振興対策調査特別委員長     津村   衛

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