平成24年度県外調査概要(健康福祉病院常任委員会)
委員会名 |
健康福祉病院常任委員会 |
派遣者名 |
杉本熊野委員長、中村欣一郎副委員長、田中智也委員、
津村衛委員、中川康洋委員、三谷哲央委員、岩田隆嘉委員
中山恵里子書記、池田和也書記 計9名 |
日 程 |
平成24年10月17日(水)~19日(金)(2泊3日) |
調査都道府県名 |
長野県、埼玉県、神奈川県、静岡県 |
調査内容
- 長野県議会
三重県では、県内の医師不足・偏在の解消に向けて、平成24年5月に三重県地域医療支援センターを設置し、医師不足の原因調査・分析や、医師のキャリア形成支援モデルの検討などに取り組んでいる。この点、長野県では、平成23年10月に「信州医師確保総合支援センター(地域医療支援センター)を開設し、既に1年ほどセンター業務を実施している。同センターの取組状況や、それ以外の医師確保対策、医師定着支援などについて調査した。
- JA長野厚生連 佐久総合病院
厚生労働大臣が定める「医療提供体制の確保に関する基本方針」において、いわゆる「4疾病・5事業」に精神疾患と在宅医療を加えた「5疾病・5事業及び在宅医療」の医療提供体制の構築を進めることが示されるなど、在宅医療に係る医療体制の充実・強化がこれまで以上に求められることになっている。長野県にある佐久総合病院は、東信州地域の中核病院でありながら、今年度、厚生労働省の「在宅医療連携拠点事業(モデル事業)」の実施施設にも選ばれるなど、以前から地域ケア科を中心とした在宅医療に精力的に取り組んでいる。本病院の地域ケア科を中心とした先進的な在宅医療の取組状況と、従前から積極的に取り組んでいる予防医療について調査した。
- 埼玉県議会
三重県では平成23年度から24年度にかけて、高齢者が地域で自立した生活を続けられるよう「地域支え合い体制づくり事業」を実施しているが、今後も地域で継続した取組ができるよう地域支え合いの仕組みの構築が課題となっている。埼玉県は、元気な高齢者が援助の必要な高齢者等の生活支援を行い、その謝礼を地域商品券として受け取るという地域支え合いの仕組みの普及・拡大に向けた積極的な支援を行っていることから、その取組状況について調査した。
- 川崎市子ども夢パーク
三重県では、平成23年4月に「三重県子ども条例」を制定し、子どもの権利が尊重され、子どもが豊かに育つための取組を行っている。川崎市子ども夢パークは、平成12年12月に全国に先駆けて制定された「川崎市子どもの権利に関する条例」をもとに、平成15年7月につくられた施設であり、子どもの、子どもによる、子どものための活動拠点として、子どもの最善の利益を優先し、子どもの権利を全面的に保障することを目的に運営されていることから、その活動状況について調査した。
- 静岡県立静岡がんセンター
三重県は、今年度「三重県がん対策戦略プラン」の改訂年度にあたり、来年度から新プランに基づきがん対策が進められる。静岡がんセンターは、静岡県が平成14年4月に、県民に最善のがん医療を提供し、積極的にがん対策を進めるために設置した施設であり、病院、研究所、がん対策を担う疾病管理センターの三部門から構成されており、全国的にも優れた先端医療や緩和ケア、患者支援サービスなどの特色ある医療が実施されていることから、その取組状況について調査した。
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総 費 用 |
計 |
785,378円 |
内 訳 |
交通費 |
412,490円 |
宿泊料等 |
316,400円 |
会議録作成料 |
56,488円 |
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