三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成24年度 委員会会議録 > 平成24年11月6日 予算決算常任委員会 会議録
予算決算常任委員会
会 議 録
(開会中)
開催年月日 平成24年11月6日(火) 自 午前10時3分~至 午前10時22分
会 議 室 全員協議会室
出席委員 50名
委 員 長 前田 剛志
副委員長 水谷 隆
委 員 下野 幸助 田中 智也 藤根 正典
小島 智子 彦坂 公之 粟野 仁博
石田 成生 大久保孝栄 東 豊
中西 勇 濱井 初男 吉川 新
長田 隆尚 津村 衛 森野 真治
水谷 正美 杉本 熊野 中村欣一郎
小野 欽市 村林 聡 小林 正人
奥野 英介 中川 康洋 今井 智広
藤田 宜三 後藤 健一 辻 三千宣
笹井 健司 稲垣 昭義 北川 裕之
舘 直人 服部 富男 津田 健児
中嶋 年規 竹上 真人 青木 謙順
中森 博文 前野 和美 日沖 正信
舟橋 裕幸 三谷 哲央 中村 進一
岩田 隆嘉 貝増 吉郎 山本 勝
永田 正巳 西場 信行 中川 正美
欠席委員 なし
出席説明員
副 知 事 植田 隆
[防災対策部]
部 長 稲垣 司
副 部 長 後藤 友宏
総務課長 別所 喜克
[戦略企画部]
部 長 山口 和夫
副 部 長 松本 利治
戦略企画総務課長 城本 曉
[総務部]
部 長 稲垣 清文
副部長(行政運営担当) 伊藤 隆
副部長(財政運営担当) 嶋田 宜浩
参事兼税務・債権管理課長 坂井 清
財政課長 西川 健士
[健康福祉部]
部 長 北岡 寛之
医療対策局長 細野 浩
子ども・家庭局 鳥井 隆男
副 部 長 西城 昭二
健康福祉総務課長 日沖 正人
[環境生活部]
部 長 竹内 望
廃棄物対策局長 岡本 道和
副 部 長 真伏 利典
環境生活総務課長 松田 克彦
[地域連携部]
部 長 藤本 和弘
南部地域活性化局長 小林 潔
スポーツ推進局長 山口 千代己
副 部 長 水谷 一秀
地域連携総務課長 村上 亘
[農林水産部]
部 長 梶田 郁郎
副 部 長 岡村 昌和
農林水産財務課長 瀬古 正博
[雇用経済部]
部 長 山川 進
観光・国際局長 加藤 敦央
副 部 長 世古 定
雇用経済総務課長 平野 正人生
[県土整備部長]
部 長 土井 英尚
副部長(企画総務担当) 千代世 正人
県土整備総務課長 福井 敏人
[出納局]
会計管理者兼出納局長 中川 弘巳
副局長兼出納総務課長 奥野 元洋
[教育委員会]
教 育 長 真伏 秀樹
副教育長 小野 芳孝
予算経理課長 三井 清輝
[警察本部]
本 部 長 斉藤 実
警務部長 山城 瑞樹
警務部会計課長 藤原 佳明
[人事委員会事務局]
事務局長 速水 恒夫
[監査委員]
代表監査委員 植田 十志夫
事務局長 長谷川 智雄
次 長 宮川 一夫
監査・審査課長 市川 哲也
委員会書記
議 事 課 副課長 中山 恵里子
議 事 課 主 幹 坂井 哲
企画法務課 主 幹 池田 和也
企画法務課 主 幹 秋山 誠二
傍聴議員 なし
県政記者クラブ 6名
傍 聴 者 1名
議題及び協議事項
1 決算認定議案の審査、所管事項の調査
(1)認定第5号 「平成23年度三重県一般会計歳入歳出決算」
(2)認定第6号 「平成23年度三重県県債管理特別会計歳入歳出決算」
(3)認定第7号 「平成23年度三重県母子及び寡婦福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算」
(4)認定第8号 「平成23年度三重県立小児心療センターあすなろ学園事業特別会計歳入歳出決算」
(5)認定第9号 「平成23年度三重県就農施設等資金貸付事業等特別会計歳入歳出決算」
(6)認定第10号 「平成23年度三重県地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算」
(7)認定第11号 「平成23年度三重県林業改善資金貸付事業特別会計歳入歳出決算」
(8)認定第12号 「平成23年度三重県沿岸漁業改善資金貸付事業特別会計歳入歳出決算」
(9)認定第13号 「平成23年度三重県中小企業者等支援資金貸付事業等特別会計歳入歳出決算」
(10)認定第14号 「平成23年度三重県港湾整備事業特別会計歳入歳出決算」
(11)認定第15号 「平成23年度三重県流域下水道事業特別会計歳入歳出決算」
(12)認定第16号 「平成23年度三重県公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算」
(13)平成24年度当初予算編成に向けての基本的な考え方
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
1 議案の審査
(1)分科会委員長報告及び質疑、執行部に対する補足質疑
〇前田委員長 最初に、戦略企画雇用経済分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇服部分科会委員長 御報告申し上げます。
戦略企画雇用経済分科会で詳細審査を分担いたしました、認定第5号「平成23年度三重県一般会計歳入歳出決算」の関係分ほか1件につきましては、去る11月1日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって、原案を認定すべきものと決定いたしました。
なお、この際、審査の過程において、本分科会で特に議論のありました事項について申し述べます。
若年者及び障がい者の雇用対策についてであります。
県内の雇用情勢については、依然として厳しい状況が続いています。当局におかれては、一人でも多くの若年者及び障がい者が職に就くことができるよう、効果的な取組を推進されることを要望します。
次に、平成25年度当初予算編成に向けての基本的な考え方について、特に議論のありました事項について、申し述べます。
観光振興の取組についてであります。
来年は、日台観光サミットや式年遷宮が行われ、再来年には熊野古道が世界遺産登録10周年を迎えるなど、三重県の観光はこれから重要な時期にさしかかります。
県当局におかれては、県内外において、関係団体等との連携を強めつつ、三重県の観光が県民挙げての盛り上がりを見せるよう、取組を進められるとともに、首都圏において、三重の魅力を総合的・効果的に発信していくための核となる首都圏営業拠点については、今後も、議会との連携を密にしながら取組を進められるよう要望します。
以上、御報告申し上げます。
〇前田委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇前田委員長 なければ、これで戦略企画雇用経済分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、戦略企画雇用経済分科会に係る執行部への補足質疑を行いますが、質疑は付託議案に係るものに限定いたしますので、御了承願います。
それでは、御質疑のある方、お願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇前田委員長 なければ、これで戦略企画雇用経済分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
次に、環境生活農林水産分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇村林分科会委員長 御報告申し上げます。
環境生活農林水産分科会で詳細審査を分担いたしました、認定第5号「平成23年度三重県一般会計歳入歳出決算」の関係分ほか4件につきましては、去る11月2日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって、原案を認定すべきものと決定いたしました。
以上、御報告申し上げます。
〇前田委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇前田委員長 なければ、これで環境生活農林水産分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、環境生活農林水産分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇前田委員長 なければ、これで環境生活農林水産分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
次に、健康福祉病院分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇杉本分科会委員長 御報告申し上げます。
健康福祉病院分科会で詳細審査を分担いたしました、認定第5号「平成23年度三重県一般会計歳入歳出決算」の関係分ほか2件につきましては、去る11月2日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって、原案を認定すべきものと決定いたしました。
なお、この際、本分科会で特に議論のありました事項について申し述べます。
みえライフイノベーションの推進についてであります。
本県では、平成14年度から、みえメディカルバレー構想による様々な事業が実施されており、平成24年度からはライフイノベーションの推進に重点的に取り組まれると聞いております。
今後は、その中心的な取組として、本年7月に指定を受けたみえライフイノベーション総合特区に係る事業を展開していくとのことですが、改めて総合特区と、みえメディカルバレー構想との関連について明確化するとともに、雇用の創出など県民生活の向上につながるような事業の展開に、しっかり取り組まれることを要望します。
以上、御報告申し上げます。
〇前田委員長 ただいまの報告に対し、ご質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇前田委員長 なければ、これで健康福祉病院分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、健康福祉病院分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇前田委員長 なければ、これで健康福祉病院分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
次に、防災県土整備企業分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇津田分科会委員長 御報告申し上げます。
防災県土整備企業分科会で詳細審査を分担いたしました、認定第5号「平成23年度三重県一般会計歳入歳出決算」の関係分ほか2件につきましては、去る11月1日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって、原案を認定すべきものと決定いたしました。
なお、この際、平成25年度当初予算編成に向けての基本的な考え方について、本分科会で特に議論のありました事項について、申し述べます。
河川における土砂堆積についてであります。
近年の災害の影響もあり、県内の河川では大量の土砂が堆積しています。
堆積土砂の撤去に対する県民の関心も高く、緊急の課題となっています。
県当局におかれては、県民のニーズに応え、県民の生命や財産を守るため、早期の撤去に向け、予算編成を検討されることを要望します。
以上、御報告申し上げます。
〇前田委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇前田委員長 なければ、これで防災県土整備企業分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、防災県土整備企業分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇前田委員長 なければ、これで防災県土整備企業分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
次に、教育警察分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇水谷(正)分科会委員長 御報告申し上げます。
教育警察分科会で詳細審査を分担いたしました、認定第5号「平成23年度三重県一般会計歳入歳出決算」の関係分につきましては、去る11月1日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、全会一致をもって原案を認定すべきものと決定いたしました。
なお、この際、議案審査及び平成25年度当初予算編成に向けての基本的な考え方についての調査の折、本分科会で特に議論のあったことについて申し述べます。
まず、警察本部関係として、犯罪に強いまちづくりについてです。
県内の刑法犯の認知件数は、平成14年以降、毎年減少する傾向にある一方で、凶悪化した犯罪の増加、高度情報化社会におけるインターネット等を悪用し複雑化した犯罪により体感治安の悪化を懸念する声は後を絶ちません。
県民が安全・安心を実感できる地域社会の実現を目指して、さらなる犯罪の検挙と抑止に向けて、一層取り組まれることを要望します。
次に、教育委員会関係として、子どもたちの学力向上に向けた取組についてです。
決算監査報告において、今年初めて、教員の授業力の向上を図る取組を求めることについての記載がなされました。
子どもたち一人ひとりの持つ大いなる可能性を引き出すために、県教育委員会には、子どもたちに直接かかわる学校現場への専門的な支援をはじめ、先進的な取組事例の把握と展開など、授業力の向上に向けた取組を一層充実させるよう要望します。
そして、子どもたち一人ひとりが、主体的に学習に取り組むための学習環境についてです。
全国学力・学習状況調査の結果から、塾での学習時間を含めた家庭での学習時間が、全国平均より短い事や、子どもたちの読解力や表現力に、他県と比較して課題が見受けられ、全ての教科にわたり問題を読み解く力をつける必要があり、その為の有効な対策として読書活動の必要性が明らかになりました。このことからも小中学校の学校図書館においては、交付税措置を利用した学校司書の配置を市町教育委員会に働きかけるなど読書活動の一層の充実が図られるべきであると考えます。
また、地域の行事に参加している子どもたちの割合は、他県と比べて高いことから、学力向上に向けて地域の教育力と連携する取組も必要であり、このことからも、コミュニティ・スクールなど開かれた学校づくりの推進に向けて、市町教育委員会はじめ関係機関等と連携を取りながら取り組んで行くことを要望いたします。
以上、御報告申し上げます。
〇前田委員長 ただいまの報告に対し、御質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇前田委員長 なければ、これで教育警察分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、教育警察分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇前田委員長 なければ、これで教育警察分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
最後に、総務地域連携分科会委員長から、分科会における審査等の経過と結果について報告を求めます。
〇藤田分科会委員長 御報告申し上げます。
総務地域連携分科会で詳細審査を分担いたしました、認定第5号「平成23年度三重県一般会計歳入歳出決算」の関係分ほか2件につきましては、去る11月2日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって、原案を認定すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
〇前田委員長 ただいまの報告に対し、ご質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇前田委員長 なければ、これで総務地域連携分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
総務地域連携分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇前田委員長 なければ、以上で分科会委員長報告及びこれに対する質疑を終了いたします。
(2)全体的な質疑 なし
(3)委員間討議 なし
(4)討論 なし
(5)採決 認定第5号から認定第16号まで 起立(全員) 認定
〇植田副知事 私の方から一言お礼を申し上げます。
前田委員長はじめ委員の皆様方には、平成23年度の歳入歳出決算につきまして、去る10月15日に委員会が開催されて以来、総括質疑及び各分科会におきまして、精力的に御審議を賜り厚く御礼を申し上げます。審査過程で頂戴いたしました貴重な御意見並びに分科会委員長報告の内容につきましては、今後の県政運営に十分反映させていきたいと考えております。今後ともよろしく御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。誠にありがとうございました。
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
予算決算常任委員長 前田 剛志