三重県議会 > 県議会の活動 > 本会議 > 請願・陳情 > 平成24年第2回定例会(11月会議)陳情一覧 > 平成24年第2回定例会(11月) 陳4
受付番号・件名 | 陳4 原子力爆弾及び原子力発電の全廃を成し遂げること並びに福島第一原子力発電所事故由来の放射性物質を低減することについて |
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受付年月日 | 平成24年10月26日 |
提出された 定例会 |
平成24年第2回定例会 |
所管委員会 | 環境生活農林水産常任委員会 |
項目 | 要旨 日本国憲法第16条及び請願法に基づき以下の事項を請願する。 一 日本国憲法を遵守すること。 一 三重県環境基本条例を遵守すること。 一 まず第一に県民の命と健康を守ること。 一 大飯原発の即時停止を関西電力及び日本国政府に直ちに要請し、実行すること。 一 県民の福島第一原子力発電所事故由来の放射性物質による被害の全てを東京電力及び日本国に賠償させること。 一 県民の放射性物質による被曝状況の把握のため、県民全員に線量計を配布すること。 一 県内全戸にガイガーカウンターを配布すること。 一 放射性物質の拡散を助長させるあらゆる政策を直ちに廃止すること。 一 放射性物質不拡散の観点から、放射性物質付着震災瓦礫の広域処理及び焼却処理政策を直ちにやめるように内閣総理大臣および衆参両議長に申し入れを行うこと。 一 県民の生活に必要な全ての物品及び住環境について、正確な放射性物質のデーターを把握し、公表すること。 一 高線量地域に今も住まう日本国民の避難及び移住体制を構築し、速やかに移住を援助すること。 一 放射性物質付着物品の県内持ち込み規制を京都大学原子炉実験所助教小出裕章氏監修のもとに三重県独自で作成し実行すること。 一 放射性物質についての正しい認識を県民で共有するために、京都大学原子炉実験所助教小出裕章氏を放射性物質アドバイザーとすること。 理由 日本国は二発の原子力爆弾の悲劇を経験した世界唯一の国である。昨年、福島第一原子力発電所事故を起こし、放射能汚染は続いており、未曾有の事態により放射能の恐ろしさを経験している。この悲惨な状況を二度と繰り返さないために、日本は世界の先導者となって原子力爆弾と原子力発電の全廃を成し遂げる使命がある。その使命を全うしていただきたい。 原子力は一度動かせば必ず高レベル放射性廃棄物が排出される。その放射性廃棄物の処理方法はいまだ確立されておらず、処理場所も決まっていない。現在の科学の粋を集めても、10万年以上どこか安全な場所に保管する以外に方法は無い。その処理作業は甚大な被曝を伴う。放射性廃棄物は、私たち一代だけで解決できる問題ではない。一瞬の快適な生活のために、10万年以上も後の人々にまで甚大な迷惑を及ぼす原子力発電はまず、人間としてしてはならない行為である。直ちに全廃するようにお願いする。人間倫理に則り、人間らしい社会を取り戻すため、命の尊厳を護るために全力を尽くしていこう。 上記請願について速やかに施策を講じていただくようにお願いする。 また、三重県知事の放射性物質に関する認識が甘すぎるため、このままでは三重県民の命と健康を著しく損なう恐れがあるので、面会し、話し合う場を設定していただくことを要求する。 |