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李明博韓国大統領の言動に抗議し、政府に毅然とした対応を求める意見書
韓国の李明博大統領は、去る8月10日に島根県の竹島に不法上陸し、さらに、大統領直筆の石碑の建立を強行した。このような行為は、これまで連綿と築きあげられてきた日韓の信頼関係を根本から覆すものであると言わざるを得ない。日本政府はこの事態を深刻に受けとめ、韓国に対し、早急に対応方針を固め、毅然とした態度をとらなければならない。
また、李大統領は、同月14日、天皇陛下の韓国訪問に言及し、「韓国を訪問したいなら、独立運動でなくなった方々に対し心からの謝罪をする必要がある」とも述べた。そもそも、天皇陛下の韓国訪問については、李大統領が平成20年に来日した際、両陛下に直接招請したものであるにもかかわらず、今回、謝罪がなければ「訪韓の必要がない」などと発言することは、極めて礼を失するものであり、到底容認できるものではない。
よって、本県議会は、国において、竹島問題の重要性に鑑み、韓国の行動に歯止めをかけるために、国際司法裁判所(ICJ)ヘの提訴など、毅然とした対応をとられるよう強く要望する。
以上のとおり、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成24年10月15日
三重県議会議長 山 本 教 和
(提 出 先)
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
外務大臣
内閣官房長官