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平成23年度県内調査概要(政策総務常任委員会)

委員会名 政策総務常任委員会
派遣者名 中森博文委員長、杉本熊野副委員長、田中智也委員、
大久保孝栄委員、藤田宜三委員、竹上真人委員、
前野和美委員、中村進一委員、西場信行委員
加藤元書記、今町嘉範書記  計11名
日   程 平成23年7月21日(木)~7月22日(金)(1泊2日)
調査内容
  1. 玉城町社会福祉協議会(7月21日)
     平成9年から実施している「福祉バス」が平成23年から会員登録制のオンデマンドバスに完全移行している。高齢者には「安全見守りサービス」や「安全情報配信サービス」機能が付いたスマートフォンを配布し、高齢者の体調に異変があったときに社会福祉協議会などに通報できたり、地域の防災・防犯情報を提供したりすることができる。こうした先進的な取組について調査を行った。
  2. みえ尾鷲海洋深層水施設(7月21日)
     尾鷲商工会議所に指定管理委託し、尾鷲市三木埼沖の水深415メートルから全長12.5キロメートル取水管で取水ピットに1日最大2885トンを取水している。総合交流施設、分水ターミナル、脱塩施設の3施設からなり、水産業のほか、他分野にわたる地場産業の活性化が期待され、その取組について調査を行った。
  3. 株式会社モクモクしお学舎(7月21日)
     みえ尾鷲海洋深層水の清浄性や富栄養性を活用して天然塩を製造し、それらを地域内外の食品加工業者などに販売するとともに、塩づくりの体験学習事業も同時に行い、集客交流や環境学習の面にも波及効果が生まれてくることが期待されている。こうした取組について調査を行った。
  4. 紀南中核的交流施設「創人熊野倶楽部(リゾートくまのくらぶ) 」(7月22日)
     紀南地域の集客交流の拠点施設として平成21年7月オープン。株式会社エムアンドエムサービスが運営しており、オープン以来これまで、割安感のある魅力的な宿泊プラン、日帰りプランを設定するとともに、熊野古道体験ツアーなど約130の体験プログラム、交流イベントや地元商店街と連携した取組など、地域と一体となった事業を展開している。こうした取組について調査を行った。
  5. 中部電力株式会社尾鷲三田火力発電所(7月22日)
     電力需要が高まる夏場の7~9月、冬場の12~2月を中心に原子力などを補完する形で稼動し、平成22年の年間稼働率は約10%となっている。浜岡原子力発電所の運転停止に伴い、電力需要に応じて稼働率が30~40%程度になる見通しとなっており、現状と今後の見通しについて調査を行った。
総 費 用
234,535円
内  訳
交通費 31,840円
宿泊料等 171,300円
会議録作成料 31,395円
ページID:000020990
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