三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成23年度 委員会会議録 > 平成23年10月18日 予算決算常任委員会 会議録
予算決算常任委員会
会 議 録
(開 会 中)
開催年月日 平成23年10月18日(月) 自 午後1時43分 ~ 至 午後2時47分
会 議 室 全員協議会室
出席委員 50名
委 員 長 岩田 隆嘉
副委員長 辻 三千宣
委 員 下野 幸助 田中 智也 藤根 正典
小島 智子 彦坂 公之 粟野 仁博
石田 成生 大久保孝栄 東 豊
中西 勇 濱井 初男 吉川 新
長田 隆尚 津村 衛 森野 真治
水谷 正美 杉本 熊野 中村欣一郎
小野 欽市 村林 聡 小林 正人
奥野 英介 中川 康洋 今井 智広
藤田 宜三 後藤 健一 笹井 健司
稲垣 昭義 北川 裕之 舘 直人
服部 富男 津田 健児 中嶋 年規
竹上 真人 青木 謙順 中森 博文
前野 和美 水谷 隆 日沖 正信
前田 剛志 舟橋 裕幸 三谷 哲央
中村 進一 貝増 吉郎 山本 勝
永田 正巳 西場 信行 中川 正美
欠席委員 なし
出席説明員
副知事 安田 敏春
[総務部]
部長 植田 隆
副部長兼組織・職員分野総括室長 伊藤 隆
財政・施設分野総括室長 中川 弘巳
滞納整理特命監 横山 円吉
予算調整室長 西川 健士
その他関係職員
[出納局]
会計管理者兼局長 山本 浩和
その他関係職員
[監査委員]
代表監査委員 植田 十志夫
事務局長 長谷川 智雄
総括監査監 中山 みどり
監査監 市川 哲也
その他関係職員
委員会書記 議事課副課長 藤野 久美子
議事課主査 平井 靖士
企画法務課主査 秋山 誠二
企画法務課主査 中西 宣之
傍聴議員 なし
県政記者クラブ 4名
傍 聴 者 3名
議題及び協議事項
1 議案の審査
(1)認定第5号「平成22年度三重県歳入歳出決算」
(2)認定第6号「平成22年度三重県県債管理歳入歳出決算」
(3)認定第7号「平成22年度三重県交通災害共済事業歳入歳出決算」
(4)認定第8号「平成22年度三重県母子及び寡婦福祉資金貸付事業歳入歳出決算」
(5)認定第9号「平成22年度三重県立小児心療センターあすなろ学園事業歳入歳出決算」
(6)認定第10号「平成22年度三重県就農施設等資金貸付事業等歳入歳出決算」
(7)認定第11号「平成22年度三重県地方卸売市場事業歳入歳出決算」
(8)認定第12号「平成22年度三重県林業改善資金貸付事業歳入歳出決算」
(9)認定第13号「平成22年度三重県沿岸漁業改善資金貸付事業歳入歳出決算」
(10)認定第14号「平成22年度三重県中小企業者等支援資金貸付事業等歳入歳出決算」
(11)認定第15号「平成22年度三重県港湾整備事業歳入歳出決算」
(12)認定第16号「平成22年度三重県流域下水道事業歳入歳出決算」
(13)認定第17号「平成22年度三重県公共用地先行取得事業歳入歳出決算」
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
1 議案の審査
(1)一般会計及び各特別会計決算認定議案(13件)
①当局から資料に基づき補充説明(安田副知事、植田総務部長)
②決算審査概要説明(植田代表監査委員)
③質疑
〇岩田委員長 それでは、ただいまの説明に対し、ご質疑のある方は発言願います。
〇中嶋委員 まず資料をいただきたいのですが、三重の財政の44、45ページに関係する資料でございます。44ページに三重県のバランスシートを示していただいてまして、ここに22年度と21年度の比較の数字をいただいているんですが、もう一つ20年度のものもあろうかと思いますので、申し訳ないですが20年度、21年度、22年度の変化が分かる資料をお願いしたい、特にその中で、固定負債の中で、建設地方債と臨時財政対策債の分の内数を見たい、変化を見たいということでお願いしたいというのが一つ、それと45ページの県民1人当たりのバランスシートについて、三重県と同規模人口の類似団体の同様の数字があれば比較をしたいのでいただければと思います。
代表監査委員にちょっとお聞かせいただきたいのが3点ございまして、12ページにございます不用額のご指摘で、一般会計特別会計とも不用額が増えているというご指摘なんですが、これの原因について何か分かるところがあれば教えていただきたいのが1点です。
次に13ページの財政事務の適正化で、ここにも書いていただいてるように、総務事務の集中化ということがマニュアルどおりにもかかわらず、この財政事務の適正化ということがあまり進んでいないということがちょっと意外で、はたして所属のチェック機能が中心なのか、それであるならば総務事務集中化の意味がないんじゃないかと思うんですが、総務事務集中化がなされたにもかかわらずというところの、もう少しご説明をいただけるとありがたいと思います。
それと最後、15ページの基金なんですが、災害救助法の規定にともなう災害救助基金の積み立てが必要額を満たしていないということで、16ページには今の基金残高というのは示していただいているんですけれども、今分かれば、この法の定める必要額をどのくらい満たしていないのかを教えていただけると。本来監査に聞く話ではないのかもしれませんので、後ほどでもかまいませんが、分かれば教えてください。
〇植田代表監査委員 まずお尋ねの1点目で、予算の不用額の件でございます。これは一般会計でございますが、農林水産事業費で、実は鳥インフルエンザが22年度、23年2月ですが、鳥インフルエンザ2件が発生いたしました。2件だけで済んで幸いだったんですが、3件分を予算計上されたということで、不用額が11億円ほど増えております。例年と比べてその部分が増えていたのが監査したときに分かった結果でございます。詳細については執行部に聞いていただきたいと思います。
2点目の総務事務の集中化ですが、私の説明の仕方が悪かったかもしれませんが、この総務事務の集中化によりまして、手当の認定とか旅費の支給等については随分ミスが少なくなっております。これらについては、定期監査の時に若干説明させていただきたいと思っております。ただしこういう集中化を図ったんですが、まだまだケアレスミスといいますかそういうものがあるので、内部チェック機能というものをしっかりしていただきたいという意見を付してございます。
〇長谷川事務局長 災害救助基金の関係ですが、災害救助法第37条によりまして、過去3年間の普通税収入額の1000分の5を積み立てなさいという規定がございまして、現在三重県の場合、積立所要額が現金で9億2千万円と備蓄毛布で1600万円、計9億3000万円程積んでいるんですけれども、法定所要額は10億9600万円になっていますので、約1億5800万円不足ということでございます。
〇植田総務部長 バランスシートの20年度の数字とか行政コストの1人当たりの経費、同規模の県を探しまして数字を報告させていただきたいと思います。
〇岩田委員長 ご質疑はございませんか。
なければこれで、平成22年度一般会計及び各特別会計決算に係る説明及びそれに対する質疑を終了いたします。
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
予算決算常任委員長 岩 田 隆 嘉