三重県議会 > 県議会の活動 > 本会議 > 請願・陳情 > 平成22年第2回定例会請願一覧 > 平成23年第2回定例会 請2
受理番号・件名 | 請2 ゴルフ場経営振興及び利用者の利便性向上等を求めることについて |
---|---|
受理年月日 | 平成23年6月3日 |
提出された 定例会 |
平成23年第2回定例会 |
紹介議員 | 大久保 孝栄、東 豊、中西 勇、服部 富男、今井 智広 |
付託委員会 | 県土整備企業常任委員会 |
請願要旨 | (要 旨) 三重県経済は、順調に拡大を続け、実質経済成長率においても国を上回る成長を遂げている。特に県内製造品出荷額の約7割を占める北勢地域は、石油化学工業や輸送用機械器具製造業、液晶・半導体製造業などの多様な産業が集積しており、国内でも有数の産業地域として活発な生産活動が行われている。 また当地域は日本列島の中心という地理的優位性に加え伊勢神宮・熊野古道等の観光資源に優れているだけでなく利便性の良さから県内にはゴルフ場が65クラブを有し、年間来場者数は260万人を超える産業となっている。 こうしたなか、一昨年2月に開通した新名神高速道路(亀山~草津田上IC)は東海圏と関西圏の利便性向上をはたす日本の大動脈として物流・観光面における連携の進展に更に大きな期待が寄せられている。 一方で、新名神高速道路が接続された東名阪自動車道では、接続以降から当初予想の2倍の交通量となる一方で交通渋滞が日常的に発生しており、休日ともなれば朝夕の時間帯を中心に大渋滞を引き起こしている。 結果として、本来であれば名古屋都心より自動車で60分程度の距離である津市に向かう際に、ともすれば3時間以上かかることが頻繁にあることから、ゴルフ場利用者が一昨年以降三重県を敬遠する傾向が顕著に現れ、中勢・南勢地区のゴルフ場については月間来場者が前年対比20%減少する状況にありゴルフ場経営に深刻な影響を及ぼしている。 その上、ゴルフ場経営については経営母体に対する固定資産税の宅地並み課税、およびプレーヤーに対してはゴルフ場利用税といった賦課が存在し経営を著しく圧迫する要因ともなっている。 また、3月11日に発生をした東日本大震災の影響により南勢地区を中心とした海外旅行者を含むゴルフ観光集客の減少は2カ月を経過した現在に至るまで復調が全く見えない状況にある。 ついては、かかる実情をご賢察の上、下記の事項について早期に対応を図るため、国に対して意見書を提出していただくよう要望する。 記 1 平成30年度完成予定とされている新名神高速道路(亀山西JCT~四日市JCT)の前倒しによる早期供用開始 2 渋滞箇所である東名阪自動車道(四日市IC~鈴鹿IC)の付加車線設置 |