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予算決算常任委員会生活文化環境森林分科会
会 議 録
(開 会 中)
開催年月日 平成22年12月17日(金) 自 午後1時04分~至 午後1時21分
会 議 室 302委員会室
出席委員 8名
委 員 長 前野 和美
副委員長 長田 隆尚
委 員 稲垣 昭義
委 員 中森 博文
委 員 真弓 俊郎
委 員 大野 秀郎
委 員 野田 勇喜雄
委 員 永田 正巳
欠席委員 な し
出席説明員
[環境森林部]
部 長 辰己 清和
副部長兼経営企画分野総括室長 水谷 一秀
地球環境・生活環境分野総括室長 落合 厚仁
森林・林業分野総括室長 西村 文男
環境森林総務室長 岡村 昌和
地球温暖化対策室長 中川 喜明
森林保全室長 上川 貢
自然環境室長 尾﨑 重徳
その他関係職員
[生活・文化部]
部 長 山口 和夫
副部長兼経営企画分野総括室長 橋爪 彰男
文化政策監兼文化・生涯学習分野総括室長 小林 正夫
勤労・生活分野総括室長 大西 春暢
生活・文化総務室長 別所 喜克
勤労・雇用支援室長 小山 衛
その他関係職員
委員会書記 議事課主幹 加藤 元
企画法務課主査 石田 学
傍聴議員 なし
県政記者クラブ なし
傍 聴 者 1名
議題及び協議事項
Ⅰ 分科会(環境森林部関係)
1 議案の審査
(1) 議案第69号「平成22年度三重県一般会計補正予算(第10号)」の関係分
Ⅱ 分科会(生活・文化部関係)
1 議案の審査
(1) 議案第69号「平成22年度三重県一般会計補正予算(第10号)」の関係分
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
Ⅰ 分科会(環境森林部関係)
1 議案の審査
(1)議案第69号「平成22年度三重県一般会計補正予算(第10号)」の関係分
①当局から資料に基づき補充説明
な し
②質疑
○前野委員長 それでは、ご質疑があればお願いします。
○野田委員 自然公園等施設整備事業費というところで5800万。これは、例えば自然公園というと、国の施設、県の施設によっていろいろ責任分担というのが違ってくると思うんですけども、大杉谷とあと鬼ヶ城ですよね。これに関しては、国と県と地方の関係というのはどうなっとんですか。自然公園の中で国立公園となると国が全部賄うとか、そういうふうに一応法律ではなってますよね。その点は、どういうふうな考え方でなっとんですかね。
○尾﨑室長 おっしゃるように、国立公園内の施設整備に当たっては国がということになっております。あと国定公園や県立公園に関しては県がとなっておりますが、いずれも国立公園内ではございますが、鬼ヶ城につきましても大杉谷につきましてももともと県の施設として整備したものでございます。これについては、国の方では県の方で整備をしていただきたいという方針で、ここについては県として整備を進めているところでございます。
ただし、大杉谷につきましては、大規模なものについてはやはり国立公園内であるということで、一部直轄事業ということで、国の予算の中で整備を進めさせていただいております。
○野田委員 ということは、国立公園内で、県の施設として借り上げとるということですか、そこの下の部分は。それじゃないでしょう。ということは、法律的、法令的に、国立公園内の維持管理等に関しては国がやるというふうに明記されとんですよね、たしか。この点の解釈というのは、国と県との対応というのはどういうふうに、何か文書とかそういうことはなくてもいいんですかね。そのまま国立公園という指定の中で県有地もありますわな。県有地だから、そこの施設に建っとるからこれは県でする、こういう認識なんですか。そのへんをちょっと確認させてほしいんですけども。
○辰己部長 枠組みとして、国立公園に対しては国が、それから国定公園と県立公園については県の方がということになっとるんですが、その中でそれぞれ公園計画を定めることになっておりまして、その施設の中で公園計画をどうこうするという権限をそれぞれが持っておって、当然主体的にこの公園を幅広く県民であるとか国民であるとかそれぞれに利用していただくために、その設置について、主体的には、国立公園の場合は国になるんでしょうが、県として観光目的であるとか登山とか健康、保健のために公園施設としてつくりたいということであれば、その公園の中へ位置づけていただければ県もできるようになってますし、それから市町であれ民間であれ、公園施設としてそれは設置できるようになってます。
今回の場合、土地については、みんなそれぞれ私どものものということじゃなしに、そこの施設として利用するということで、施設そのものが私どものものであると、こういう理解でございます。
○野田委員 ちょっとそのへんのあいまいな部分が説明を聞いてもまだあるように思いますんで、これはもうそういうふうな形での明記というんなら、国の方もそういった県営の施設なり地方の施設に関しては除くとか、そういうふうな文言が必要なのかなというふうに思いますんで、そのへんのところがあいまいになって、あるときには国でやったりあるときには地方でやったりというふうな対応になってるような気がしますんで、少しずつ精査していくような方向で考えていただきたいなと思います。
以上です。
○前野委員長 ほかにありませんか。
○大野委員 今の大杉谷登山歩道ですが、22年の10月1日にはいわゆるシシ淵まで復旧していただいたんですけれども、これは22年、1年度予算の分ですか。シシ淵まで復旧した分は、21年度の繰り越し分でやったのか。というのは、なぜかというと、22年度の現計予算額がないんですね。
○辰己部長 20年度、21年度は県がやりまして、そのシシ淵の部分を先般10月1日に開通させていただいたんですが、その後のつり橋の部分がございまして、そこの部分については先程申しましたように大規模なものであるということで、国の直轄事業としてその整備をするということで、国の方でお金の面倒をいただきまして、今工事をしておりますが、それを県が受託して工事の方を今やっとるというところでございます。ですから、今工事中の部分は国の事業というところなんです。
それに引き続き、今度また県の分担ということで、今のつり橋の工事が終わったところの少しのところを今回これでするというのは県のところでということで、前に大杉谷の災害を受けた後、それぞれに協議した上でここの役割分担を決めとるということです。
蛇足ですが、もう一つ大崩れの光滝の部分については、今後どうするかについて広報も含めて検討していきましょうということで、この夏ぐらいから現地にも入っていただいて誰がやっていくかについても含めて検討しているという状況でございます。
○大野委員 なぜお聞きしたかというと、今現在工事をやってる業者が県の事業やということを言って、本当に県の委託事業ということですね。
〔「県が受託した……」の声あり〕
○大野委員 受託した事業で、あそこへは県費が入ってないわけですね。だから、22年度の県費の予算というのは、この5800万の中には含まれてるわけですね。どこか場所はわかりませんけど。22年の今回の補正額。
○尾﨑室長 今回の部分につきましては、国の直轄部分は入ってございません。
○大野委員 いやいや、それ以外のところ。
○西村総括室長 今回の予算では、日出ヶ岳からおりてきたところのつり橋等の補修というのも見ております。場所としては、堂倉滝の方のつり橋補修になります。
○大野委員 はい、わかりました。
○前野委員長 ほかに。
○中森委員 衛生費の、全額繰り越しになってるという内容を見せていただいて、これは納期がかかるということも触れておりますが、経済対策で、かつ内容が一部受注生産品につき発注が云々と書いてある、何か専門性の高いものかなという気もするんですけども、その経済対策との関連だけちょっと教えてください。
○落合総括室長 これにつきましては、PM2.5の機器でございまして、この秋ぐらいに国の方で機器の指定がされてきました。今後受注生産という部分に入っていきますもので、今から手続して、早期に入れられるような状態になってくるのかということで、こういうふうに組んでおります。
○中森委員 余りにも専門性の高い特殊性のものだというふうに感じます。それが経済対策になるのかなという、何か一抹の疑問がありますけども。
それからもう1点。公共事業については、当然発注していただくということで、すべてが消化し切れない部分が繰り越しということで理解するんですけども、早く発注していただいてより現実の、県内の仕事で県内業者に発注できるように進めていただきたいなと要望しときます。
以上です。
○永田委員 今の関連になってしまいますが、PM2.5についてはよく私も理解してないんですが、いつ制定されたのか、機器とかちょっと内容については余りよくわからない。
○落合総括室長 それまではSPMとして、ばいじんですね。大体10マイクログラムの粒子径というような中、世界的に非常に粒子径の小さいものが肺の奥に入って健康被害を及ぼすということで、WHOの方でPM2.5レベル以下のものについてはきちっとしていくという話の流れで、国の方では昨年PM2.5につきまして一応環境基準なりを設けました。このPM2.5につきましては、工場排出の分と自動車排ガスの影響の部分がございまして、現在県が持っとる機器ではSPMとしまして、PM10までしかはかれませんもんで、今回その法律の改正等も受けた中、それと国の方から設置基準に対する事務処理要領が出てきた関係と相関がとれる機器の指定が出ましたので、今回こういうふうなことの中で整備を図っていきたいということでございます。
○永田委員 NO
○落合総括室長 NO
○前野委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」の声あり〕
○前野委員長 なければ、これで本議案に対する質疑を終了いたします。
③委員間討議
な し
④討論
な し
⑤採決 議案第69号の関係分 挙手(全員) 可決
Ⅱ 分科会(生活・文化部関係)
1 議案の審査
(1)議案第69号「平成22年度三重県一般会計補正予算(第10号)」の関係分
①当局から資料に基づき補充説明
な し
②質疑
な し
③委員間討議
な し
④討論
な し
⑤採決 議案第69号の関係分 挙手(全員) 可決
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
予算決算常任委員会生活文化環境森林分科会委員長
前 野 和 美