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議会運営委員会会議録
(閉会中)
開催年月日 平成23年2月7日(月)自 午前10時00分~至 午前10時45分
会 議 室 議会運営委員会室
出席委員 12名
委 員 長 田中 博
副委員長 水谷 隆
委 員 杉本 熊野
委 員 中川 康洋
委 員 稲垣 昭義
委 員 藤田 泰樹
委 員 野田勇喜雄
委 員 岩田 隆嘉
委 員 山本 勝
委 員 萩野 虔一
委 員 萩原 量吉
欠席委員 委 員 末松 則子
委員外議員 議 長 三谷 哲央
副 議 長 森本 繁史
出席説明員 副 知 事 江畑 賢治
総 務 部 長 植田 隆
総務部総括室長 中川 弘巳
総 務 部 室 長 西川 健士
事務局職員 事 務 局 長 大森 秀俊
事 務 局 次 長 高沖 秀宣
総 務 課 長 廣田 恵子
議 事 課 長 原田 孝夫
企画法務課長 永田 慎吾
政 策 法 務 監 鳥井早葉子
委員会書記 議事課副課長 米田 昌司
議事課主査 平井 靖士
傍聴議員 なし
県政記者クラブ 4名
傍 聴 者 2名
議題及び協議事項
1 第1回定例会の提出予定議案について
2 会期と日程について
3 議案聴き取りについて
4 先議議案の審議について
5 質疑・質問について
6 請願・陳情について
7 請願の処理経過の報告について
8 意見書・決議案について
9 出席説明員について
10 全員協議会について
11 開会日の議事予定について
12 会議時間の延長について
13 議会改革諮問会議 最終答申について
14 次回の議会運営委員会について
15 その他
〔開会の宣告〕
1 第1回定例会の提出予定議案について
予算17件、条例案23件、その他議案13件、報告23件の合計76件について、資料1のとおり、副知事及び総務部長から説明があり、「平成22年度三重県一般会計補正予算(第11号)」他6件につきましては、先議願いたい旨の申し入れがありました。
先議議案の内、総合医療センターの独立行政法人化に関連する議案第20号、議案第51号について、萩原委員より先議することに反対する意見が出され、協議の結果、当局の申し入れどおりとすることとなりました。
【協議】
○萩原委員 独立行政法人化する医療センターの議案をなぜ先議しなくてはいけないのか。辞めていく知事がやられて、これはいろいろ問題がありますよね。議会も全部了解しているということでもない、了解しているということでもないのに、なぜ急がなければいけないのか。新しい知事がどのように判断するかも関わる話ではないのか。先議をする理由がわからない。急ぎたいという気持ちは分かるが、急いでもらっては困るという異論がある中での先議というのは問題だと思いますがどうでしょう。
○植田総務部長 総合医療センターにかかる特定地方独立行政法人化につきましては、昨年の12月に、議長と知事から総務大臣に直接要望が行われております。片山大臣からも前向きな回答をいただいております。今回の定款の制定と評価委員会の条例ですが、県議会も含めて県として、地方独立行政法人化の決定をするもので、できるだけ早く審議をいただき、できたら3月早々にも総務大臣に報告を行いまして、独立行政法人化に向けた県としての確固たる意志を示したいと考えておりますので、よろしくお取りはからいをお願いします。
○萩原委員 県立病院の改革という点で、県議会がこれでいこうと議決した訳でもなく、だから一志病院は当面は県立で行くと。この前の志摩病院の時には、6人の議員が退場までするというような異例の判断になっている。ましてやこの四日市の問題はなかなか俎上にも乗らない、地元へも十分説明されていない中での話ですから、私達は異論があるところです。先議というのは実際に審議する時間がほとんどないわけで、補正予算だとか、急ぎたい予算執行だとかだいたい皆が了解しての先議なら分かるんですが、私はこれの先議は少なくとも問題だというふうに思うし、この点についてはもっと深く論議しなくてはいけない問題だと思いますが。
○萩野委員 経過のある案件でありまして、このことについては知事と議長が総務省に行って一定の方向性が出ている問題ですので、事の緊急性に鑑みてやはり先議すべきだと思うし、議論をする場が全くないというわけではないわけですし、中味についての議論は当然できるわけですから、先議で扱うべき案件だと思います。
○田中委員長 経過がございますので、そうした流れにあるということで委員の多くはそういう形で受け止めていただいていると思うんですがいかがですかね。私はそう判断させていただくんですが。
○萩原委員 禍根を残すと思いますけれども、多数決で決めるというなら仕方ないけれどもね。
○山本委員 私もちょっと経過についてはよく分からないところがあるんですけれども。これを出すことによって、国に早く採択してもらいたいとか、いろいろ決めていただきたいということで今回早く出したいということなんですか。
○植田総務部長 独立行政法人化というのはこの条例だけではできません。この後重要財産の指定条例とか権利の承継の議決などが伴いまして法人設立認可という形になりますけれども、それらの作業を少しでも前倒しでできるようにしていただくということで、今回先議をお願いし、それによって全体の作業が前倒しで、早くかかれるということがございます。そいうことからもお願いをしたいと考えております。
○山本委員 特定独立行政法人でいくということについて、あまり会派の中で、最終的に論議をしたということがないわけで、その中で議長が知事と総務省にいったとか、それ以後のこういうところでというのは、例えば議長の記者会見とかいろいろな場で聞いているんですけど、その辺のところをもう少し論議を一度しなくてはいけないなと私どもは思っているんですけど。
○萩原委員 いかにもこの病院改革が県職員の身分の問題みたいになところでいろいろと議論になって、議会から知事の方にもいろいろというけれども、全体としての病院改革を、実際この方向で民営化していくんだと、そういう点について議会は十分な議論をしていないし、同意したわけではないし、知事は4年も前の話で、議会が言ってきたことだと未だに言うけれどもね。辞めていかれるという実態があるわけですよ。2期8年と最初から言っているんだったら、当初からこんなことをばたばたとやる必要はないわけでしょう。問題は県職員の身分上の問題でというので急がなければいけないと。これ選挙がらみにもなってきているでしょう、実際。だから退場もしなくてはいけないという話になってきたり、格好悪い話ですよ。そこのところはもっと議会として議論しなくてはいけないと思いますけれども。だからそういう点は少なくとも先議すべきではないと私は言っておきます。
○植田総務部長 この地方独立行政法人につきましては、移管について職員の身分が変わるということはございませんので、移管云々の話はなかろうかと思います。
○田中委員長 経過で言いますと、この方向ということで、一つの手法として見いだした手法ではあったんですよね。
○中川委員 先議であろうが、委員会審査にゆだねられて委員会の中でどう判断されるかでしょうから、そこにゆだねたらどうですか。そこでしっかりと中味の議論をして、継続なり、それが理解できないということの判断だってあるわけですから。先議イコールオーケーでもないでしょうから。ということで判断したらどうかと思います。
○田中委員長 議論の進め方として、先議ということで進めていくという形でよろしいでしょうか。
○萩原委員 一言だけ言っておきます。議会という所は審議をつくして議論するという場が必要なわけで、先議というのは本来なら全会一致で、緊急経済対策だとかこれは急がなくてはいけないとかいうのが大原則であって、ましてや審査期限つけるわけでしょう。後ろつかえていると十分慎重審査といいながら実質質疑がほとんどできないような状態、同時に委員会されたら私ら傍聴も行けないというようなことが今までの経過であるでしょう。だから私は先議に反対しているわけで、少なくともこういうやり方には私は反対だということを表明しておきます。
○田中委員長 そういうご意見もありましたが、委員会も開かれますし、ご議論いただいて、その結果は議論にゆだねなければいけないんですけれども、議会運営委員会での日程としてはこういう形で進めさせていただきたいと思います。
2 会期と日程について
資料2により12月20日の議会運営委員会で確認された第1回定例会日程(案)について事務局から説明がありました。
3 議案聴き取りについて
提出予定議案の聴き取りは2月14日の本会議散会後の全員協議会終了後、資料3の日程案で行うこととされました。
また、聴き取り順序については多少の変更が生じる場合もあることが、あらかじめ了承されました。
4 先議議案の審議について
当局から先議の申し入れのあった「平成22年度三重県一般会計補正予算(第11号)」他6件の審議については、18日の本会議散会後に所管の常任委員会を開催して審査を行い、本会議での採決は、22日の一般質問終了後に行うこととされました。
また、所管の常任委員会における、先議議案の審査については、2月21日までに審査を終了されるよう審査期限をつけることとし、18日の本会議において諮ることとされました。
5 質疑・質問について
(1)代表質問及び一般質問について
代表質問は1日、一般質問は4日間で、質問の配分は別紙のとおりとし、2月22日の3番目は日本共産党三重県議団、4番目は公明党と決定されました。
なお、質問予定者については、15日の議会運営委員会で調整することとされました。
(2)再質問、関連質問について
再質問については、申し合わせどおり質問時間内で認めることとされました。
関連質問回数については、新政みえ11回、自民みらい10回、日本共産党三重県議団1回、公明党1回、「想造(
〔閉会の宣告〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
議会運営委員長 田中 博