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議会運営委員会会議録
(閉会中)
開催年月日 平成22年9月7日(火)自 午前10時00分~至 午前11時00分
会 議 室 議会運営委員会室
出席委員 12名
委 員 長 田中 博
副委員長 水谷 隆
委 員 杉本 熊野
委 員 中川 康洋
委 員 稲垣 昭義
委 員 末松 則子
委 員 藤田 泰樹
委 員 野田勇喜雄
委 員 岩田 隆嘉
委 員 山本 勝
委 員 萩野 虔一
委 員 萩原 量吉
欠席委員 なし
委員外議員 議 長 三谷 哲央
副 議 長 森本 繁史
出席説明員 副 知 事 江畑 賢治
総 務 部 長 植田 隆
総務部総括室長 中川 弘巳
総 務 部 室 長 西川 健士
事務局職員 事 務 局 長 大森 秀俊
事 務 局 次 長 高沖 秀宣
総 務 課 長 廣田 恵子
議 事 課 長 原田 孝夫
企画法務課長 永田 慎吾
政 策 法 務 監 鳥井早葉子
委員会書記 議事課副課長 米田 昌司
議事課主査 平井 靖士
傍聴議員 なし
県政記者クラブ 14名
傍 聴 者 5名
議題及び協議事項
1 第2回定例会の提出予定議案について
2 会期と日程について
3 議案聴き取りについて
4 質疑・質問について
5 請願・陳情について
6 請願の処理経過の報告について
7 意見書・決議案について
8 常任委員会の調査事項に関する報告について
9 公安委員会委員、人事委員会委員の紹介について
10 出席説明員について
11 議員派遣について
12 全員協議会について
13 開会日の議事予定について
14 会議時間の延長について
15 常任委員会、予算決算常任委員会分科会の開催順序について
16 次回の議会運営委員会について
17 その他
〔開会の宣告〕
1 第2回定例会の提出予定議案について
議案の説明に先立ち、総務部長より西川予算調整室長の紹介が行われ、
予算2件、条例案6件、その他議案3件、認定4件、報告21件及び提出1件の合計37件について、資料1のとおり、副知事及び総務部長から説明がありました。
2 会期と日程について
資料2により6月29日の議会運営委員会で確認された第2回定例会日程(案)について事務局から説明がありました。
また、当局から説明のあった「鳥羽伊良湖航路の支援」に伴う補正予算(第4号)につきましては、先議願いたい旨の申し入れがありましたので、22日の本会議散会後に予算決算常任委員会を開催して審査を行い、本会議での採決は、27日の一般質問終了後に行うこととされました。
また、予算決算常任委員会における、先議議案の審査については、9月24日までに審査を終了されるよう審査期限をつけることとし、本会議において諮ることとされました。
3 議案聴き取りについて
提出予定議案の聴き取りは9月15日の本会議散会後、資料3の日程案で行うこととされました。
また、聴き取り順序については多少の変更が生じる場合もあることが、あらかじめ了承されました。
4 質疑・質問について
(1)代表質問及び一般質問について
代表質問は1日、一般質問は2日間で、質問の配分は別紙のとおりとし、9月27日の1番目は日本共産党三重県議団、2番目は公明党と決定されました。
なお、質問予定者については、開会日の議会運営委員会で調整することとされました。
【協議】
○萩原委員 知事の問題については、この間の代表者会議では15日に一定の時間をとって知事から報告があるということで、それに対する質疑という問題は考えてみえないのか。私らは大いに質疑をすべきだと思うし、これを一般質問や代表質問の中でやれといったって、随分先の話になるわけで、事件から1ヶ月もたつということになるわけでしょう。やはりこれはまずいのではないかと。二元代表制と言っておいて、一元の県民の代表たる議会が全く何も聞かされていない、新聞記事しかわからない、といった状況だけではこれはやはり県議会の重要な役割にも関わる問題だと思うので、これはどこでどう論議するのか。開会冒頭に知事が陳謝するということで、言いっぱなし、後は一般質問で触れる人は触れなさいよ、あるいは代表質問でやりなさいよと。これではやはりまずいんじゃないかなと思っているんですが、これはどんなふうに。知事の話はいつ、どこで出てくるんやろなと思って聞いていたんですが、どうなんでしょうか。
○田中委員長 私の認識は、この間代表者会議でも議論いただいて、議長副議長に進め方についてご一任いただいて、そして結論を得たというふうに承っておりまして、特別に今は、知事の発言に対して、時間を設けて質疑ということは私自身は全く考えておりませんでした。皆さんの合意をいただいて、今の日程の運びは成立したと思っておりますが、少し違うご意見をいただいたと思っておりますが、私はそういう整理をさせていただいております。
○萩原委員 この議論をここでさせてもらってよろしいか。
○萩野委員 その議論をここでするのか、全部終わってからやるか。まだ他にいっぱいあるから終わってからやったらどうですか。
○萩原委員 なんでそれが先に固まってしまうんやという気が僕はしますけれどもね。
○中川委員 先ほどの萩原委員の話は開会日の議事予定にも関わってくる話なので、ひとまずご説明をいただいてから、後半に、もしその議論があるのであればしていただいた方がいいのではないかと私は思います。
○田中委員長 一度進め方の議論をさせていただいて、最終その他という項目も設けておりますので、そこでまた議論いただければと思いますが、ご了承願えますか。
○萩原委員 はい、やむを得ませんけれども、後で。
(2)再質問、関連質問について
再質問については、申し合わせどおり質問時間内で認めることとされました。
関連質問回数については、新政みえ5回、自民みらい4回、日本共産党三重県議団1回、公明党1回、「想造
(3)議案に関する質疑について
議案に関する質疑については、9月22日の代表質問終了後に実施することとされました。
なお、開会日の議会運営委員会において、質疑者、質疑順序等について調整することとされました。
5 請願・陳情について
請願・陳情の受理は、申し合わせにより開会日の午後5時をもって締め切ることが了承されました。
6 請願の処理経過の報告について
申し合わせにより、資料5のとおり、請願の処理経過及び結果の報告があることが了承されました。
7 意見書・決議案について
申し合わせにより、資料6のとおりとすることが了承されました。
8 常任委員会の調査事項に関する報告について
開会日の本会議において、予算決算常任委員会の委員長から、「2010年版県政報告書に関する調査について」報告を行うことが了承されました。
9 公安委員会委員、人事委員会委員の紹介について
第1回定例会で選任同意した田中彩子公安委員会委員、飯田俊司人事委員会委員の紹介を、開会日の本会議開会に先立ち行うことが了承されました。
10 出席説明員について
開会日の出席説明員については、知事、両副知事及び総務部関係職員の出席を求めることが了承されました。
11 議員派遣について
議員派遣1件が資料7のとおり議長により決定され、開会日の本会議に報告することとされました。
12 全員協議会について
執行部から「『2010年版県政報告書に基づく今後の県政運営に関する申入書』の回答について」及び「県民しあわせプラン・第三次戦略計画(仮称)素案」について、報告を行いたい旨申し出があったので、開会日の議案聴取会終了後に、全員協議会を開催することが了承されました。
【協議】
○中川委員 第三次戦略計画の素案について説明をしたいということなんですが、これは来年度以降の話だと思うんですけれども、当然行政システム上は、今年度の戦略計画が3月31日で切れるということであり得る話だと思うんですが、くだんの様々な状況において、知事が今後どういうご判断をされるのかというところも含めて、それとは別に、この素案の報告がここで必要なんだということを、執行部から説明をいただいた方が私は今後の説明を受ける意味においても整理しやすいのかなと思っておりますので、ちょっとそのようなご説明を、もしよければこの場でお願いをできればと思っているんですけれども。
○植田総務部長 「第三次戦略計画(仮称)素案」については23年度からの開始でございますけれども、今の第二次戦略計画につきましては、23年3月で一応4年間の計画が終わるということになっております。行政の継続性としては、県民しあわせプランが10年間の計画であるという中で、第二次が終わって、3月に終わった後、4月から新たな計画に入るということで、行政の継続性の中で作っていくと考えております。
○中川委員 現段階において行政の継続性の必要性があるということで、今後の知事のご判断如何に関わらず、行政としてはその継続性を持たせるために、この第三次戦略計画の素案をこの段階において発表させていただきたいということでいいということですね。
○植田総務部長 はい。
○中川委員 そういう内容であれば理解をいたしました。
○田中委員長 既に議会にお示しをいただいた日程に沿って、進んでいるという認識ですね。ということでご理解願います。
13 開会日の議事予定について
開会日に、知事から発言を求められており、提案説明に先立ち発言を認めることで了承され、開会日の議事予定について、資料8の順序で取り進めることとされました。
【協議】
○萩原委員 知事発言について、内容はいかがなものなのか、単なる陳謝を一言述べてみたいなことなのか、経過を一定報告するのか、それに対する質疑を受けるのか、そこはちょっと明確にしましょう。
○田中委員長 現在のところは、さきほど申し上げたとおりの流れで、知事から説明があるというふうに理解をしておりますが、今そういうご提案がありましたけれども、皆さんいかがでしょうか。
○萩野委員 15日に知事がこのような形で説明をされるということですから、そこを待てばいいというふうに思っておりまして、今の状況の中で、15日までに開いて、聞くこともあまりないような気がするので、知事の説明を待って、その後判断すればいいというふうに思ってますし、内容については、知事が話すことですから、ここで内容を規定するというわけにはいきませんから、どんな内容なのかというのをみて、そこで判断すればいいことであって、こちらが開く必要があるかないかも、その時に判断をすればいいということだと思います。
○岩田委員 開会日の議事予定で、「知事あいさつ」というのが冒頭に出てきて、開議の前なんですよね。そこで知事がいろいろと今までの事件のことについて言われるのか、それとも違うところですか。
○田中委員長 提案説明に先立ち発言を求められておりますので、開会あいさつとは別物と受け止めております。
○萩原委員 この問題については、代表者会議も開かれて議論をしたところでありますけれども、議長副議長にということで最終的にはゆだねて、結局は本会議の冒頭でというふうな形になったよという報告だけを事務局からちょうだいしたと、こういう経過であります。私も代表者の1人ですけれどもね。私今回のこの流れは非常に異常だというふうに思っておりまして、とりわけ、代表者会議の前段で、知事からの話があるからということで、私も何だということで、直前まで議長と立ち話で、おかしいじゃないか、何を話するのか、質疑できるのかどうかも含めて、疑問でありましたし、やりとりをしておったんですが、まあ時間が来るわ、知事も入ってみえるわということもあるので、結局は私としては、今大きく反省もしておりますけれども、そんな場に参加せざるを得なかったということでありまして、これは議員の皆様にもお詫びをしたいと思います。なんでだまってたんやと、その後のあれでぶち壊すような発言をしたってよかったかもしれません、今思うとね。だけども、おかしな話で、翌日には中日新聞には出るというようなこともありましたので、独自に記者会見もさせていただいたと。とにかく議会が全く知事と話そうとされていない、なんとか知事をそっとしておかないかんみたいな、あまりにも異常な実態が出てきて、私は知事と会ってというたって、一言陳謝みたいな、お詫びを申し上げますと言われただけの場面にいたというだけのことですけれどもね、それでまあアリバイ作りがされたのかどうかわかりませんが、結果としては、その事実は記者に流されてしまっていると、すぐ翌日に。誰がやったのかわかりませんけれどもね。こんな異常なことが許されてて、私は今県議会として、知事から本会議で何を言うか分からないと、また陳謝だけの話なのか、若干の経過があるのか、やっぱりそれはきちっと聞くべきだと思うんです、ちゃんと。それこそ私は質問の機会が本会議場で作るならば作ってもいいと、時間は十分ある。あるいは本会議場ではまずいんじゃないかという判断があるならば少なくとも全員協議会等を開いて、知事から経過も聞く。これは、県民がものすごく関心を持っていることでしょ。新聞記者はいいたいことを書いてますやんか。私なんか連日題材に上げられて。知事選がらみのどろどろした話まで、事実かどうか私ら知りませんけれども、そこまで書かれてますやんか。これに対して議会が何も聞かないんやと。県民の代表たる議員は何をしているんやというふうに私は問われて当然だと思うんですね。だから私は本会議で知事から発言があった点について、直ちに質疑ができるんやったらしたい、緊急にすべきや。これは緊急質問にも値するような重大な課題だと、県政に関わる重大な課題だと私は思っています。直ちに知事やめろとかそんなことを言うつもりは毛頭ないということは、繰り返し言っているとおりであります。だけど、知事が継続するんだと、仕事は全うしてやりたいんだというんだったら、それも新聞記事しか分からない。それから新聞記事もばらばらでしょ。それだけ見て我々が判断しているなんて、こんなものは本当に情けない話で、私らが知事から聞くべきではないのか、そのことによって今後の問題も判断すべきだし、意見も言うべきだと。そのように思うので、私は是非、この知事の発言があったら、緊急質問の時間をとってもいい。場合によっては、全員協議会で、少なくとも詳細、知事から説明を聞いて、そして質疑をすべきだと。我々の意見も述べるべきだと。このことを是非議会運営委員会として決定をしていただきたい。そのことを強く要請をしたいと思います。
○萩野委員 県民の関心が高いというのは同じです。その県民の関心が高いというのを最も受け止めているのは知事だと思いますから、そのことをしっかり受け止めて、15日に内容を話されると思うんです。その内容が不足だったり、我々が不満だったりしたら、萩原委員が言われるような形にすればいいだけの話で、そこで判断をすればいい。話する中身まで我々が、こんな中身だというようなことを、この問題では、私は言う必要はないと思っています。私たちは何も聞かないということではなしに、15日にその中身をみて、必要があれば、おっしゃるように、全員協議会でも本会議でも開けばいいわけですから、その時に知事の話を聞いて判断すればいいと思います。ついでに、今萩原委員おっしゃいましたけれども、記者会見を共産党がされた問題ですけれども、代表者協議の話ですけれども、その場には、私も自民みらいも公明党の代表も同席させていただいておりました。公党である共産党が記者会見をして何をおっしゃろうと、それは自分ところの責任でやるわけですから、そのことを否定したり、文句を言ったりするつもりは全くないんですけれども、そこで私は反省をしているというようなこともおっしゃいました。私としては同席をしていたものとして、同じ議会の構成メンバーとして、そのような同席していたものに対して、義務ではないですけれども、一言連絡があってしかるべきではないかというふうに思っています。あの対応にはどうこうせいというようなことはいえませんけれども、少し違和感を私は感じましたということだけは申し上げておきたいと思います。
○野田委員 自民みらいの概ねの考え方というつもりで発言するつもりなんですけれども、何分個人的な意見も少し入ることはご容赦願いたいと思うんですけれども、代表者会議の中で岩田団長から概ね会派の意向というものを言っていただいたというふうに考えております。ただその中で、自民みらいとしての大方の意向としては、辞任勧告をするためにどうのこうのというんじゃなくて、県民からいろんな質問があるんですよね。そういったところの中で、プライベートなことだから公職とは関係ないというふうな考えだけでは、県民は納得してくれないという事実を僕は認識しています。その中で、やはりしっかりと、公職をそのまま続けてもらいたいという思いの上で、この状況がどうだったんだと、また2年前に逮捕されている、執行猶予の身の上で、こういったことを踏まえて、県民はどうなっているんだと、あんたら説明できるんかと言われたら、僕ら全然説明できないんですよ。そういったところを含めて、早いうちに教えてほしいというふうに、そういう総意が自民みらいの中であったわけなんですよ。それは知事も、いろんな説明で、親子であっても、あくまでプライベートであっても分からない部分というのがあるからどうなったんやというようなことの確認、これもしなければいけない、こういった時間も必要だということはよく分かりますけれども、県民は早いうちに教えてほしい。本当の真実はどうなんだということをまず早い目にしてほしいということで、いろんな形の中で議論はありましたけれども、はっきりとしてほしいということなんです。その中で、議会としてはその辺のことを問題がある、また、知事から15日の説明の中で、しっかりとした、県民が納得できやんような、また議員が納得できないようなことだと、それぞれの議員が認識したときには、それなりの議員が発言できるような場というのをしっかりと持ってほしいというふうに思っております。そして、日程3でするということに関しては、あいさつの中で、開会に先がけてということで陳謝する、後は別途説明するということだったら、これはまあプライベートかなというふうな意識はあるんですけれども、日程3の中で説明するとなったら、これはやはり、議会の中での説明ということで、そういったことも踏まえて当然あるべきだと思うんですよ、議員の議論というのが。意見というのは当然設ける必要があるべきだと思いますので、そういった判断の中で、進めてほしいというふうに思います。ですから萩原委員がおっしゃったような、問題があるなら問題があるところで、しっかりとそういった場を設けるということは、僕らもしてほしいなというふうに思いますのでよろしくお願いします。
○中川委員 私も代表者会議に出席をし、この議会運営委員会の場に出席をしていた1人として、この問題をとらえるならば、まず大前提として、議会というのは手続きが大事でありますので、代表者会議でしっかりと議論がされて踏まれた手続きというのは、それは重んじるべきだと思います。それでそれぞれの会派が会派を代表してご発言されたことは、それぞれの立場の意見としてありましたけれども、その上で正副一任ということが了承されて、その正副の元で決定されたことに関しては、やはり、15日に知事が本会議で説明をするということに関しては、これはもう、私は議会としての決定事項だというふうに思います。その上でどうするかというところに関しては、やはり、知事は説明を知事の立場としてするということを表明されているわけですから、その内容を聞き、議会の側がその内容を判断して、その内容を受けて、新たに協議をする場を設けるのか、その場ですぐ質問をするのかということに、やはりならざるを得ないというふうに思います。この段階において、例えば議事日程に新たに加えるとか、もうその後の場を設けるとかということは、代表者会議では15日でいいと私は判断したのと、その時に申し上げたのは、政治的責任も含めて何らかの表明があるのであればというところを実は付け加えているわけですけれども、そこに対して県民がよしとするのか、いやそれではだめだとするのかも、やはりこのときの知事の発言いかんですので、その後当然判断されるものというふうに思いますし、今ここで代表者会議での議論がどうだったのかということを発言されるのは、それは手続きを踏んできた1人ひとりとしていかがなものかというふうに思いますので、やはり15日の発言を聞いて、それを議会として、また議員として判断をされるべきものと。その上で必要があればその場を設けるということで、私はいいのではないかなというふうに思います。
○田中委員長 私自身は、今中川委員が言われましたように、冒頭申し上げましたが、手続きを踏んで、今日こうして議会運営委員会で議事の進め方の提案をさせていただいております。多くの方が言われましたように、その知事の発言に対して、議会として、大多数をもって、そのことが代表者会議に任されるのか、議会運営委員会に任されるのか、また違った場に任されるのか分かりませんけれども、それはその後の動きで私はよろしいんではないかというふうに思っております。ここで、知事発言がまだ分からないうちに、この議事日程の中に質疑の時間とか、それはやはりかなり難しいと言いますか、私はちょっとできかねるかなという感じもいたしますが、いかがでしょうか。
○萩原委員 なんでそこまで知事を、とにかくそっとしておかなあかんのや、擁護せんならんのやという点では、私は非常に大きな疑問を持っています。擁護する場であってもいいと思うんですよ、知事の発言聞いてから。だけど知事がなんと言われるか分からんからみたいな格好で、それで聞いた後で決めたらいいのや、もっと遅れますやろ。直ちに会議が開けるのか。その予定も来るんですか。聞く人によって、私らはそれでいいというのなら、それはそれで結構でしょう。だけど聞かないといけない、たださないといけないということは私はいっぱいあります。県民も大きな疑問をたくさん持っています。そのことについて、代弁して聞きたい。これはやはり、直ちにできるだけ早くに開いて、議長副議長の案も、とにかく15日の冒頭、知事からの発言というだけです、決まったのは。それから先ほど萩野委員がおっしゃった点についても一言申し上げておきたいと思うんですけれどもね、実は代表者の協議を9時半からやるという、代表者会議の当日にね、これについても私は、議長に何を話するかわからんやないかという話もしたわけですけれども、マスコミ呼ばないで、聞いてみなければわからんやないか、知事が何を言われるか。まあプライベートなことも、って後で会見でおっしゃってみえたけれども。だからとにかく聞いてくれっていう話やったわけです。で、陳謝というかお詫び申し上げますだけの一言やったわけですわ。で、もうすぐ席立って出て行った。それと同じことをやろうとしているのと違う。ましてや暴力団排除条例を今回知事が提案するでしょう。今回の場合は売人になっていますやろ。そのあたりの問題も含めて、知事はつらいだろうけれども、やはりきちっとつかんでいる事実があるならば、情報の公開をすべきだ、きちっと言うべきだ、ましてやその前日14日には、また記者会見がある。記者に全部聞いてもらって記事読んで我々県民の代表である議員がそれを教えてもらって質問するんですか。私はこれはもう全然本末転倒だと言いたいわけです。更に私が記者会見した事実についてもお触れになりましたので、私は直ちに、今朝の中日新聞見ましたかということで、議長にも電話をいたしました。副議長にも電話をいれました。各会派の代表の皆さんには入れませんでしたけれどもね。私はこんなことが、翌日すぐに新聞に出るというのは、意図的にはかられたとしか思えない。そんな抗議も言いましたし、それから昨日の記者会見の前にも電話で申し上げて、私は直ちに代表者会議をもう一度開くなり、そういう措置をとってもらいたいということも要請しました。やはりその意味では本当に二元代表制、改革先進県の三重県議会、これが今問われているんだと思うんです。なんでそんなにこの問題を、確かに知事選の時には私以外はみんな推薦した会派ですよね。だからそれだけに反対派の議員に堂々と質問するんやったらしろというぐらいの、議会というのは本来そういうものなんです。そうでしょう。だからそういうような場が保障されない議会なんていうのは死んでいますよ。それから知事に対してもこれは無礼なこと。そっとしておくということでそのことはかえっていいことのように思われるかもわからんけれども、知事はやるという決意述べてみえるわけだから、それ自体について、やるならやるで堂々と、県民の代表である議員の質問を受けるべきだ。だからその機会が作られるべきだと思うんです。しかも今、多数の皆さんからとおっしゃるけれども、自民みらい会派からは是非聞くべきだというお話もあるわけで、これは代表者会議の時にもね、はっきりと出されてきたことでもあるわけでありますから、やはりこういうのは本当に審議をつくすとか、疑問はただすとか、やはりそういう意味での議会本来のチェック機関の役割は私たちから放棄すべきではないし、我々同士で手を縛りあうべきではないということを強く申し上げたいと思います。
○萩野委員 質問が保障されないってどこで決めたんですか。何も決めてないじゃないですか。そんな一方的にこの議会は質問が保障されていないなんて、知事の話を聞いて新しいことが出てきたり、議会が疑問に思うことがあったら、当然必要があればやればいいともうしあげているわけで、なんか細かいところで、議会は我々の質問が保障されていないというのは曲解だ。それと萩原委員だけが、この問題について疑問を聞いているわけじゃない。我々もみんな聞いているわけですよ。だからただすべき必要があれば、新たな事実が出てきたり、あるいは、今暴力団とどんな関係があるか分かりませんけれども、そういうものが出てきた場合には、当然やらなければいけないし、そのことは15日に議会運営委員会でやると決めたわけですから、その決めたことに従って、そこで、知事から話を聞いたときに内容も含めて我々で議論をすればいいだけの話で、議会が質問を止めている、保障していないというようなことは一切ないじゃないですか。
○萩原委員 では説明を聞いた後、直ちに議会運営委員会を開こうと、こういう決定をされるということでいいんですか。
○中川委員 15日には議会運営委員会も設定されておりますし、その場で提案することもできると思うんですね、聞いた後に。さらに萩原委員は代表者会議のメンバーでもありますから、その内容を聞いて、緊急に代表者会議の招集を要請することも当然できるというふうに思います。そこに対しては、当然議会として真摯に応えていくべきだとも思いますし、かつ、議会の様々な手段というか、我々の意見の表明として、既に決まっている内容は、最大限に、それぞれの議員並びに会派が駆使すればいいわけですから、そこまでも、全くもって止めている訳ではございませんので、緊急質問ができるのかどうかというのは、私はよく分かりませんけれども、既に決められている手法をもって主張されるのはそれは当然いいことであり、かつ15日に議会運営委員会はその後あるわけであって、また代表者会議の招集もできるわけですから、私はそれでいいのではないかなと思います。今回の問題というのは、後ろ向きということではなくて、慎重に議会はとらえていくべきだと思いますし、今、萩原量吉委員から暴力団云々という話がありましたけれども、推定憶測で物事を発言したりとか、これも公開の場ですから、かつ推定憶測でもって先のことを決めるというのは、私は少し慎重になるべきではないかなと思いますので、15日の発言をもって、当然次の流れを決めていくと。それは決して発言を止めているとか守っているということではないと私は思いますので、ここの議会運営委員会では切り替えをしていくことが大事だと思います。
○田中委員長 私自身も先ほど発言したのは、知事をそっとしておくとか、そういうことでは全くございませんし、ただ政治的、道義的責任と、知事職という公職にある、それと刑事罰と言いますか、犯罪とは、私はこれはわけて考えるべきだというふうには自覚をしておりますし認識しております。で、萩原委員は発言の機会がないとおっしゃいましたけれども、今、中川委員がおっしゃいましたように、議会としてその必要性を感じれば、方法はいくらでもあると私自身は思っておりますので、今ここで話を聞く前にすぐ緊急質問とか、そんな場を作るということには、私自身は値しないのではないかなというふうに考えさせていただいております。もし皆さん方に賛同いただければ、こういう形でしっかりまず話を聞こうという、これまでの経過を大事にしながら、議事を進めさせていただければと思うんですが。
○萩原委員 誤解があるようですので、本当に今、暴力団排除条例が、これはもうしっかり論議しなくてはいけない課題だと思うんですが、この間四日市南警察署にも行って、教育警察常任委員会でもまさにこの覚醒剤などが暴力団の資金源になっているという、根絶根絶といってもなかなか根絶されない実態なども学んできたところでもあります。そういう関連もあるだけに、ただすべきはただす、事実は事実なのか、明快に分からないのか、そのあたりの問題も含めて、捜査を待とうというのではなく、やはり議会としての、そういう政治的道義的責任も含めた質疑はあってしかるべきだということを私は言いたかったわけです。それから新しい事実が出てきたらという話もありましたが、新しい事実って私ら何も聞いていないんでしょ。謝りますという話だけは聞いたけど。他の皆さんもそうじゃないんですか。詳しい経過を聞いたことは一度もないんでしょ、議会としては。そうしたら新しい事実も何もないじゃないですか。新聞記事だけで、新聞社の記事もいろいろありますよ。それだけで我々が判断するというのは不可能なことでしょ。だからもっと、それこそ気楽に聞けばいいじゃないですか。そういう意味での質疑も自由にやればいいということを私は申し上げたいわけで、ぜひともそういう意味では、本会議での発言のあと、質疑ができる、そのことをぜひとも強く要求しておきたい。場合によっては、本会議場で無理ならば全員協議会等も開いてということもあわせてお願いしておきます。
○野田委員 先ほど委員長が説明した方向の中で、自民みらいも元々は事前に説明せよと言ってやっていたのを、正副議長で15日ということですから、それで説明を聞いて、その説明に納得がいかなければそういう会議開いたらいいじゃないですか。そういうことで皆さん了解してくれたんだから。僕はそれでいいと思います。
○田中委員長 全員一致じゃないところが多少ございますけれども、必要であればそうした機会を作る、作れるという議会の運営ですので、ぜひご了解をいただきたいと思います。
○中川委員 これは副知事、総務部長に申し上げたいんですが、今の発言を聞いていただいても、この9月15日の知事の発言というのは相当議会も注視しているということです。それゆえに15日の本会議場ということになったわけですので、この場を重く受け止めていただいて発言をしていただくよう、知事にくれぐれもお話をいただきたいということを要望させていただきます。
○田中委員長 私からも重ねてお願いをしておきます。
14 会議時間の延長について
特に問題のない場合は2時間に限り、その都度、議会運営委員会を開かず、本会議で諮ることとされました。
15 常任委員会、予算決算常任委員会分科会の開催順序について
平成22年3月分の部局別の審査・調査順序は資料9のとおりとされました。
16 次回の議会運営委員会について
特に協議する事項が出てこない限り、質問者、質疑者について調整するため、開会日の全員協議会終了後に開催することとされました。
17 その他
特になし。
〔閉会の宣告〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により記名押印する。
議会運営委員長 田中 博