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政策総務常任委員会
予算決算常任委員会政策総務分科会
会議録
(開会中)
開催年月日 平成22年3月29日(月) 自 午前11時43分~至 午後0時05分
会 議 室 301委員会室
出席委員 8名
委 員 長 辻 三千宣
副委員長 服部 富男
委 員 中村 勝
委 員 前田 剛志
委 員 貝増 吉郎
委 員 森本 繁史
委 員 永田 正巳
委 員 藤田 正美
欠席委員 なし
出席説明員
[総務部]
部長 植田 隆
副部長兼組織・職員分野総括室長 北岡 寛之
財政・施設分野総括室長 中川 弘巳
税務政策監兼税務政策室長 宇佐美 明保
人材政策室長 鈴木 伸幸
予算調整室長 中田 和幸
その他関係職員
【議案第72号の審査】
[農水商工部]
企業立地室長 大橋 範秀
委員会書記 2名
議事課 主幹 中村 洋一
企画法務課 主幹 脇 光弘
傍聴議員 3名
議 員 村林 聡
議 員 竹上 真人
議 員 萩原 量吉
県政記者クラブ 1名
傍 聴 者 3名
議題及び協議事項
Ⅰ 予算決算常任委員会分科会(総務部関係)
1 議案の審査
(1)議案第72号「平成21年度三重県一般会計補正予算(第14号)」の関係分
(2)議案第73号「職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案」
(3)議案第77号「三重県県税条例の一部を改正する条例案」
Ⅱ 常任委員会(総務部関係)
1 議案の審査
(1)議案第74号「職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例案」
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
Ⅰ 予算決算常任委員会分科会(総務部関係)
1 議案の審査
(1)議案第72号「平成21年度三重県一般会計補正予算(第14号)」の関係分
① 当局から説明(なし)
② 質疑(なし)
③ 委員間討議(なし)
④ 討論(なし)
⑤ 採決
議案第72号の関係分 挙手(全員) 可決
(2)議案第73号「職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案」
① 当局から説明(なし)
② 質疑(なし)
③ 委員間討議(なし)
④ 討論(なし)
⑤ 採決
議案第73号 挙手(全員) 可決
(3)議案第77号「三重県県税条例の一部を改正する条例案」
① 当局から説明(なし)
② 質疑(なし)
③ 委員間討議
○辻委員長 次に委員間討議を行います。ご意見のある方はお願いします。
ございませんか。
○服部副委員長 この議案第77号についてなんですが、個人住民税の扶養控除の見直しについては、諸手を挙げて賛成するところではないんですが、反対をするわけでもございません。扶養控除、特別扶養控除の廃止というものに伴って増税がなされ、県民に負担させられるということですが、実際に国のほうで決まったことですので、国と地方という形で、今回は私たち自民党としても改めて、地方としては諸手を挙げて賛成するということではないということだけは話させていただきたいと思います。改めて反対はいたしませんが、そういう決断をしていますので、その点は私たちもしっかりと受け止めなければならないと思っております。
終わります。
④ 討論(なし)
⑤ 採決
議案第77号 挙手(全員) 可決
Ⅱ 常任委員会(総務部関係)
1 議案の審査
(1)議案第74号「職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例案」
① 当局から説明(なし)
② 質疑
○辻委員長 本議案に関して、ご質疑はありませんか。
○森本委員 議案聴取会の質疑の中でも出てきたけれども、深夜勤務なんかの実態というのはどうなんですか。かなりあるのか。極端なことを言えば、昔は朝5時くらいまでやっていた人もいたけれど。そこらの実態は全然把握していないのかな。
○北岡総括室長 時間外勤務全体としての実態は把握しておりますが、深夜勤務だけというのは、今、データはございません。
○森本委員 これは、本会議では1回私も質問したことがあるんだけれど、深夜に及んでいくような状況、いろいろな、例えば情報公開対応、今は5時だったか5時15分までだったかになったのでないんだろうけれども、こういうことをある程度きちんと把握しておくということも大事なことで、この議案そのものには反対するものではないけれども、総務部として健康管理ということの中で、勤務状況というのはきちんと把握しておく必要はあるし、それとある程度、定員削減というものについても十分配慮していかなければだめなんじゃないかという気がする。
もう1つ、いろいろな形の中で技術系職員の技術力の低下というのは非常に大きいと思う。というのはやはり忙しすぎる、例えば低入札だったら低入札にかかる、時間が非常にかかるという中で、定員削減が行われる。事務職員の残業が多いのか、技術職員の残業が多いのかはよくわからないけれども、そういうことも加味しながらやっていかなかったら、例えば、どことは言わないけれども、あなたたちはよく知っているだろうけれども、1つ技術的なミスがあると何億円というような補填をしなければならない、新たな県費の莫大な支出が伴うというようなこともあるので、そういうことも含めて、超過勤務時間の実態と定数減のことも今後十分調査しておいていただきたいと、要望して終わります。
○永田委員 議案聴取会でもあったんですが、代休のこと、我々も実態がよくわからないんですが、これだけ勤務時間が長くなって、しかも代休がどうのという議論があったんですが、実態はどうなんですか。代休をきちんと取れているのかどうかとか、我々には実態がよくわからないんですよ。そこらを説明願えますか。
○北岡総括室長 基本的に私どもとしては、職員の健康管理という観点から、できるだけ各所属の業務の実態に応じて代休を取るようにという指導はしているんですけれども、それぞれ業務内容とか、一定の制限がありますので。ただそれがどれくらい取れているのかというのは、議案聴取会でもありましたけれども、きちんとデータとしては把握しておりません。
○永田委員 するとそれなりの代休を、健康管理上、取らせているということですね。
○北岡総括室長 取らせているというか、その職場の実態に応じてできるだけ取るようにという形ではしておりますけれども、現実にどれくらい取っているのか、職員の都合もありますので、そこまでは把握しておりません。
○永田委員 余り実態を把握していないのに、こういうことの議論というのは難しいんですが、我々常識で考えて、それだけ残業時間が多くて、代休というのはなかなか取りにくいんじゃないかと、そう思えてならないんですが。そこでそういう議論が出てくるんじゃないかと思うんですが。そこら辺が私も聞いていて理解に苦しんだんですよ。当局としては余り把握していないということなので、議論の進めようがないんですけれども。これはやはり本来なら取るべきものは取らせるということにして、そういう健康管理上も支障がないようにしていくのが本来の姿だと思っているんですが、それだけ一度聞いておきます。
○北岡総括室長 今回の改正は労働基準法の改正が元になっているんですけれども、その改正の趣旨が職員の健康管理ということですので、私どもも今回この改正を受けまして、できる限り代休を指定することが望ましいと考えておりますので、今後所属長に対して、そういった主旨を踏まえて適切な運用がなされるように周知をしていきたいと考えております。
○藤田委員 残業とか深夜の業務により仕事をしなければいけないということが起こると思うんですけれども、それを受けて、どのように上司に申告をして許可を得てというのはどういう仕組みになっているんですか。勝手に取れるものじゃないですからね。その辺の仕組みだけ少し教えていただきたい。
○北岡総括室長 基本的には時間外勤務命令ですので、事前に申し出て、所属長が認めてという形で対応しております。
○藤田委員 そういう勤務命令でやるということは、基本的に上司が判断してやるということですから、そこら辺の管理というんですか、工程管理とか横との連携とか、その辺をちゃんとすべきじゃないのかな。物理的に増えていくということですから、上司がこれは残業に値する、これは残業じゃないんだという判断をするので、そこらの工程管理、そういうものがかなり重要じゃないかと思うんですけれども、いかがですか。
○植田部長 確かに、藤田委員がご指摘のように、必ず事前命令を出して、命令を受けた上でやるということなんですが、そのあたりが不徹底の部分もありますので、そういうところをきちんとした上で、今後長時間労働等の、職員の健康管理もありますので、より徹底を図っていきたいと考えております。
○辻委員長 ほかにありませんか。
ないようですので、これで当局の説明及び質疑を終わります。
③ 委員間討議
○辻委員長 次に委員間討議を行います。ご意見のある方はお願いします。
ございませんか。
○森本委員 今、職員の健康管理ということについては、永田委員が言われたように代休の把握もできていない、深夜労働についても把握できていない、それから藤田委員の言われるように、本当に時間外勤務の伺いが出された上でやられているのか。おそらく今の状況の中では、実態としては事後報告だと思う。部長は、徹底していないという言葉を使われたけれども、そこらについて、もう抜本的に、職員の健康というものに対する認識というのはやはり総務部の中には欠けているような気がします。例えば、「美(うま)し国おこし・三重」なんていうのは、活動がどちらかと言えば夜ですよね。勤務を終えた人たちのグループとの対談ですから。そういうのは、昼は勤務しないんだから、ある程度午前中だけでも休暇を取らせるとか、そういう指導というのはしていく必要があるんだろうと思うんでね。そこらのところについて、委員長のほうでも、委員長報告の中なりで少し掘り下げておく必要があるんじゃないかなという気はしますけれども、ほかの委員の意見も聞いたらいいと思うけれども。
○永田委員 やっぱり数字は把握しておくべきだと思うね。
④ 討論(なし)
⑤ 採決
議案第74号 挙手(全員) 可決
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により押印する。
政策総務常任委員長
予算決算常任委員会政策総務分科会委員長
辻 三千宣