三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成21年度 委員会会議録 > 平成22年3月29日 県土整備企業常任委員会 予算決算常任委員会県土整備企業分科会 会議録
県土整備企業常任委員会
予算決算常任委員会県土整備企業分科会
会 議 録
(開 会 中)
開催年月日 平成22年3月29日(月) 自 午前11時42分 ~ 至 午前11時54分
会 議 室 202委員会室
出席委員 8名
委 員 長 中森 博文
副委員長 後藤 健一
委 員 藤田 宜三
委 員 稲垣 昭義
委 員 末松 則子
委 員 野田 勇喜雄
委 員 西塚 宗郎
委 員 中川 正美
欠席委員 なし
出席説明員
[県土整備部]
部 長 北川 貴志
理 事 長野 守
副部長兼経営企画分野総括室長 廣田 実
公共事業総合政策分野総括室長 土井 英尚
道路政策分野総括室長 福島 眞司
流域整備分野総括室長 花谷 郁生
住まいまちづくり分野総括室長 奥野 元洋
参事兼維持管理室長 野田 清太
県土整備総務室長 伊藤 隆
経営支援室長 中川 一幸
入札管理室長 日置 福男
建設業室長 大森 邦彦
道路整備室長 水谷 優兆
その他関係職員
委員会書記 議事課主幹 山本 秀典
企画法務課主幹 中西 健司
傍聴議員 なし
県政記者クラブ なし
傍 聴 者 なし
議題及び協議事項
Ⅰ 分科会(県土整備部関係)
1 議案の審査
(1)議案第72号「平成21年度三重県一般会計補正予算(第14号)」の関係分
Ⅱ 常任委員会(県土整備部関係)
1 議案の審査
(1)議案第81号「工事請負契約について(一般国道167号第二伊勢道路(2号トンネル(仮称)堅神工区)国補道路改良工事)」
(2)議案第82号「工事請負契約について(一般国道167号第二伊勢道路(2号トンネル(仮称)河内工区)国補道路改良工事)」
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
Ⅰ 分科会(県土整備部関係)
1 議案の審査
(1)議案第72号「平成21年度三重県一般会計補正予算(第14号)」の関係分
①当局から資料に基づき補充説明(なし)
②質疑 なし
③委員間討議 なし
④討論 なし
⑤採決 議案第72号の関係分 挙手(全員) 可決
Ⅱ 常任委員会(県土整備部関係)
1 議案の審査
(1)議案第81号「工事請負契約について(一般国道167号第二伊勢道路(2号トンネル(仮称)堅神工区)国補道路改良工事)」
(2)議案第82号「工事請負契約について(一般国道167号第二伊勢道路(2号トンネル(仮称)河内工区)国補道路改良工事)」
①当局から資料に基づき補充説明(北川部長)
②質疑
○中森委員長 それでは、ご質疑があればお願いします。
○西塚委員 議案第81号の失格はなぜなのか。もうちょっと詳しく説明してもらえますか。
○北川部長 今回の工事の入札におきまして、低入札という状態が起こっています。低入札の調査価格をこの工事では大体85%ぐらいで設定しておりまして、それ以下で入札した場合には、低入札調査を行います。この価格で本当にこの工事が安全かつ品質を確保できるのかというところを調査いたします。総合評価なんですけど、そこで最低落札の候補者に工事の内訳書とかを出させますが、調査を行いましたところ、県の設計の数量、トンネル工事の中の一部のコンクリートの部分ですが、設計数量よりも少ない数量で見積もりをされていた。これでは県の求める品質を確保できないだろう、できない可能性があると判断いたしまして、失格としております。これは低入札調査の要領とかマニュアルがございますので、それに沿って調査し、失格といたしております。
以上です。
○中森委員長 西塚委員、よろしいか。
○西塚委員 はい。
○稲垣委員 先程、部長からもご説明いただいたんですが、議案第81号及び議案第82号がともに低入札で、予定価格をこれだけ大幅に下回るということで、調査をいただいて工事として問題はないだろうという判断をされたということですが、そのあたりもう少し詳しくご説明をいただいて、それから設定された予定価格がまずかったのか、そのことも含めてご説明いただけますか。
○北川部長 今回のトンネル工事で、議案第81号でいいますと、最低の入札が金額で60%ちょっと、最高が75%です。9社の平均は67%ぐらいになります。議案第82号につきましても、最低の入札額が60%、最高が約75%、12社の平均が66%ぐらいになります。予定価格につきましては、いろんな資材とか人件費は、全国調査もありますし、県の独自調査もございますが、そういったもので積算し、予定価格をはじいております。
実は最近というか、特に平成21年度後半に入ってから、全国ベースで活動しているゼネコンを対象とした工事においては、落札率が非常に下がっているという状況がございます。県の工事でも、議会案件でも出させていただいた下水道の工事とか、鳥羽警察署の工事でも70%という数字が出てきています。全国的に調べましても、大規模なトンネル工事ですと60%ちょっとという数字が出ていて、非常に競争状態が厳しい。特に発注の端境期でもありますし、競争状態が非常に厳しいということです。この案件についても、低入札調査をしっかりやらせていただいて、先程言いました品質、あるいは安全な工事ができるかということを確認しております。傾向から見て、非常に厳しいですが、こういう状況かなと判断しています。
○稲垣委員 これ以上はあれですが、70%を切っての低入札の状態がそれだけ続いているというのは、いい状態ではないと思っています。そのあたり、平成21年度後半からの全国的な流れというのが現状としてあるんだろうと思いますが、県としても今後そういうことがずっと続いていくというのは、現状こうだから仕方ないですねで終わってしまうのは好ましくないと思いますので、今後もしっかり検討いただけるようにということをお願いして終わらせていただきます。
以上です。
○中森委員長 ほかにございませんか。
ないようでございますので、これで本議案に対する質疑を終了いたします。
③委員間討議 なし
④討論 なし
⑤採決 議案第81号 挙手(全員) 可決
議案第82号 挙手(全員) 可決
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により押印する。
県土整備企業常任委員長
予算決算常任委員会県土整備企業分科会委員長
中 森 博 文