三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成21年度 委員会会議録 > 平成22年2月26日 予算決算常任委員会教育警察分科会 会議録
予算決算常任委員会教育警察分科会
会 議 録
(開 会 中)
開催年月日 平成22年2月26日(金) 自 午後3時58分~至 午後4時17分
会 議 室 502委員会室
出席委員 8名
委 員 長 青木 謙順
副委員長 杉本 熊野
委 員 小林 正人
委 員 中川 康洋
委 員 大野 秀郎
委 員 岩田 隆嘉
委 員 山本 勝
委 員 中村 進一
欠席委員 なし
出席説明員
[教育委員会]
教 育 長 向井 正治
副教育長兼経営企画分野総括室長 山口 千代己
教育支援分野総括室長 真伏 利典
社会教育・スポーツ分野総括室長 鳥井 隆男
予算経理室長 加藤 正二
教育総務室長 平野 正人生
スポーツ振興室長 村木 輝行
学校施設室長 大津 茂夫
社会教育・文化財保護室長 山田 猛
社会教育推進特命監 石倉 邦彦
その他関係職員
[警察本部]
本 部 長 河合 潔
警務部長 出原 基成
生活安全部長 小山 敏雄
刑事部長 柴田 一重
交通部長 山口 精彦
警備部長 脇谷 弘正
警務部首席参事官 警務課長 吉水 幸宏
生活安全部首席参事官 生活安全企画課長 福島 隆司
交通部首席参事官 交通企画課長 中森 繁樹
警備部首席参事官 警備第一課長 中村 和久
警務部参事官 会計課長 柏尾 泰宏
総務課長 栃木 新一
交通規制課長 工門 孝史
その他関係職員
委員会書記
議 事 課 主幹 西塔 裕行
企画法務課 主査 小野 明子
傍聴議員 2名
長田 隆尚
真弓 俊郎
県政記者クラブ なし
傍 聴 者 なし
議題および協議事項
Ⅰ 教育委員会関係
1 議案の審査
(1)議案第1号「平成21年度三重県一般会計補正予算(第12号)」の関係分
Ⅱ 警察本部関係
1 議案の審査
(1)議案第1号「平成21年度三重県一般会計補正予算(第12号)」の関係分
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
Ⅰ 教育委員会関係
1 議案の審査
(1)議案第1号「平成21年度三重県一般会計補正予算(第12号)」の関係分
①当局から資料に基づき補充説明(向井教育長)
②質疑
○青木委員長 それでは、ご質疑があればお願いいたします。
○大野委員 1点だけ。高等学校の耐震化は、全体として何パーセント進んでいるということをお聞きするんですけども、全体で建物が何棟あって、何棟が進んでいないか、具体的な棟数と残されている棟数について。
○真伏総括室長 対象となっております建物につきましては、466棟がその対象となっております。今現在、耐震化が済んでおりますのが416棟ということで、この416棟というのは今年度末を見込んだところでございます。したがいまして、未対応のところは50棟という形になってまいります。以上でございます。
○大野委員 50棟でおおよそどれぐらいの費用が必要なんですか。おおよそで。
○大津室長 費用については、設計にあたらないと明確な数字は出ません。ただ、この中に今後廃校、閉校となります尾鷲高校の分校ですね、長島校舎、それから、今後上野商業、それから上野農業、この部分も含まれておりますので、残は50棟でございますが、もう少し閉校に伴って減ってくるという格好でございます。ご指摘の費用について、設計段階に入ってからということで、ご理解をいただきたいと思います。
③委員間討議 なし
④討論 なし
⑤採決 議案第1号 挙手(全員) 可決
○中川委員 ちょっと議案とは直接関係ないんですけども、せっかくの教育委員会の分科会ですので、気になるところというか、心配なところがあってお伺いさせていただきたいと思います。
先般、県立四日市工業高校の修学旅行先での教諭の事案でありますが、大変、私自身も驚く事案でありまして、それ以上にそこに参加されておった生徒であるとか、またその教諭が担任をされておった子どもたちの動揺というのは大きいのかなというように思うわけですけども。卒業式も目前に迫っておりますし、また、終業式も近いという中で、生徒にとって特に担任で持ってもらっていたクラスの生徒の動揺というのは、非常に大きいと思うんですけども。県教委として学校とも連携を図りながら、まだ全容がわかり切っているわけではないというように思いますが、やっぱり心のケアとかフォローを考えていかなければいけないのではないかなと思うわけですが。その辺のところ、非常に気になる、心配をする一人として、どこまで、この場でコメントをいただけるかというところはあるんですが、少し確認をさせていただきたいなというふうに思います。
○真伏総括室長 この度、四日市工業高校の修学旅行先でのこの内容につきましては、学校の方では、修学旅行を予定どおり続行しながら、また、あわせて生徒には動揺を与えないようにという配慮から、生徒には突然死という形で校長の方から現地の方で報告をするという形で整理をさせていただきました。また、当日は教員3人を工業高校の方から派遣をして現地の対応、それから修学旅行の続行という形の対応を図るとともに、生徒のケアという点、ご指摘ございましたが、あわせて現地の方にスクールカウンセラーを派遣をして、修学旅行に付き添った形でまいってまいりました。また、生徒が戻ってまいりましたけれども、今後も学校の方へスクールカウンセラーを派遣して、生徒の心のケアに努めてまいりたいと考えているところでございます。
○中川委員 事実は事実として受け止めなければいけないと思うんですけども、やっぱり生徒の心のケア、特に学年末ということがあって、様々な変化を伴う時ですので、ぜひともよろしくお願いしたいなというふうに思います。もう1点いいですか。
○青木委員長 はい。中川委員。
○中川委員 全く別の関係ですけども、きょうの新聞報道で、毎日新聞にあった記事なんですけども、いわゆるこの卒業を前にして、滞納等がある生徒を対象とした厚生労働省が始めた緊急融資、いわゆる授業料等の滞納分を補てんするような融資を厚生労働省がやってるということなんですが。これに関して、例えば奨学金を受けている生徒とか、減免制度を受けている子供に対しては、その併用ができないということで、結果、卒業が認められないというような記事を目にいたしました、毎日新聞の記事ですが。全国的にそういう決めになっておった場合、県内でも影響が出ておるのではないかなと思うんですが、県内の高校で奨学金等の併用が不可でこの緊急融資が使えなくて、という影響が出ておるのかどうか。具体的には、申請があったけども断って、結果、卒業等に影響が出ておるような、そういった事例があるのか、ないのか。来週卒業式ですけれども、確認させていただきたいと思います。
○加藤室長 先ほどの生活福祉資金の件なんですけども、委員がおっしゃられました毎日新聞の報道の、まず都道府県が実施する奨学金や授業料の全額免除との併用は認めてないというのは、熊本県の例でございまして、私ども三重県のことではございません。
それと、私どももこの制度が急遽できまして、健康福祉部とも緊密に連携をとりながら、学校には制度の詳細を伝えております。しかしながら今回のこの制度なんですけども、かなり急にできた制度というふうなことで、逐次Q&Aというのが、段階的に発せられておるところでございます。
最新に出た情報によりますと、今おっしゃられました授業料の減免との併用に関することなんですけれども、2月25日、昨日付けで出ておりますことによりますと、今回、授業料の滞納があって卒業できない人に対して、授業料の滞納相当額を貸し出しましょうということですが、それ以外に学校納付金なんかもあれば、それも対象にしますというような事務連絡が25日に来ておるところでございます。これも速やかに学校には通知をしております。
ただ、実際にお貸しするという制度なんですけども、お貸しする窓口が社会福祉協議会、いわゆる社協というところでございまして、ここでの対応については、きょうも実はこれが始まる前にも健康福祉部の職員と話をしたんですけれども、十分まだ各社協にまで詳細が、きょう届く予定であるというようなことを聞いております。これに対してどのような利用状況かというふうなことも確認をしてまいりました。今のところ全県下で1件のご相談があると、それ以外に水面下で数件はあるけども詳細はつかみかねていると、こういうような状況でございました。以上でございます。
○中川委員 確かに具体的には熊本県の事例を通しての記事でありましたけども、全国的な制度ということで影響が本県も出るのかなということで心配をしておりました。もう1日が卒業式で具体的には間に合わない事例も出てくるかもしれませんが、極力、対応していただけるところは健康福祉部と連携を取りながらしていただいて、制度があってそのQ&Aにおいてクリアされているのに、結果、その対象にならなかったというようなことがないようにしていただきたいと思いますので、これは要望としてよろしくお願いしたいと思います。貴重な時間をいただきましてありがとうございます。
○青木委員長 引き続きよろしくお願いします、2点。
(休 憩)
Ⅱ 警察本部関係
1 議案の審査
(1)議案第1号「平成21年度三重県一般会計補正予算(第12号)」の関係分
①当局から資料に基づき補充説明(河合本部長)
②質疑 なし
③委員間討議 なし
④討論 なし
⑤採決 議案第1号 挙手(全員) 可決
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により押印する。
予算決算常任委員会教育警察分科会委員長
青木 謙順