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議会運営委員会会議録
(開会中)
開催年月日 平成21年12月17日(木)自 午前11時10分~至 午前11時43分
会 議 室 議会運営委員会室
出席委員 12名
委 員 長 中村 進一
副委員長 森本 繁史
委 員 森野 真治
委 員 中川 康洋
委 員 中嶋 年規
委 員 舘 直人
委 員 前田 剛志
委 員 水谷 隆
委 員 貝増 吉郎
委 員 萩野 虔一
委 員 西場 信行
委 員 萩原 量吉
欠席委員 なし
委員外議員 議 長 三谷 哲央
副 議 長 野田 勇喜雄
出席説明員 副 知 事 江畑 賢治
総 務 部 長 植田 隆
総務部総括室長 中川 弘巳
総 務 部 室 長 中田 和幸
事務局職員 事 務 局 長 大森 秀俊
事 務 局 次 長 高沖 秀宣
総 務 課 長 木平 純子
議 事 課 長 青木 正晴
企画法務課長 永田 慎吾
政 策 法 務 監 原田 孝夫
委員会書記 議事課副課長 米田 昌司
議事課主幹 西塔 裕行
傍聴議員 なし
県政記者クラブ 5名
傍 聴 者 なし
議題及び協議事項
1 付託議案の審査結果と審議について
2 請願の審査結果と審議について
3 意見書案の審議について
4 追加提出予定議案について
5 常任委員会の調査事項に関する報告について
6 特別委員会の調査事項に関する報告について
7 議員派遣について
8 閉会中の継続審査・調査申出事件について
9 全員協議会について
10 閉会日(18日)の議事予定について
11 平成22年の年間議事予定案について
12 平成22年第1回定例会の日程について
13 次回の議会運営委員会について
14 その他
〔開会の宣告〕
1 付託議案の審査結果と審議について
所管の常任委員会に付託された議案33件の審査結果は、いずれも可決である旨報告があり、委員長報告に対する質疑及び討論はなしとされました。
次に、付託議案の審議は、議案第15号から議案第47号までを一括して議題とし、所管の常任委員長の報告を求め、直ちに、起立により採決を行うこととされました。
なお、採決は、議案33件を一括して行うこととされました。
また、議案第15号及び議案第24号から議案第27号までの補正予算については、去る11月27日に先議を行った関係上、可決された場合には、同議案に係る計数整理を議長に委任することとされました。
2 請願の審査結果と審議について
所管の常任委員会における請願の審査結果は、資料2のとおり、採択3件、不採択1件である旨報告があり、請願に対する日本共産党三重県議団の真弓議員の討論を10分以内で認めることとされました。
次に、請願4件の審議は、議事進行上、委員長報告を省略し、討論終了後、起立により採決を行うこととされました。
なお、採決は、まず採択することに反対のない請願第60号から請願第62号までの3件を一括して採決した後、不採択とすることに反対のある請願第64号を委員会の決定どおり不採択とすることを採決することとされました。
また、委員会から継続審査とされた請願第59号及び請願第63号については、閉会中の継続調査申出事件と併せて諮ることとされました。
3 意見書案の審議について
委員会提出の意見書案3件及び議員発議の意見書案3件が、資料3のとおり提出され、意見書案に対する日本共産党三重県議団の萩原議員の反対討論を10分以内で認めることとされました。
次に、意見書案の審議については、議事進行上、趣旨説明並びに質疑を省略するとともに、議員発議の意見書案第9号から意見書案第11号までは、委員会付託を省略し、起立により採決することとされました。
なお、採決は2回にわけ、まず初めに反対のない意見書案第6号から意見書案第10号までの5件を一括して採決し、引き続き反対のある意見書案第11号を採決することとされました。
4 追加提出予定議案について
閉会日、18日の本会議に知事から追加提出が予定されている議案2件について、資料4により副知事及び総務部長から説明がありました。
まず「訴えの提起(和解を含む。)について」の議案の審議方法については、事案の性質上、その取り扱いについて十分配慮する必要があることから、議案に掲載される訴訟の相手方の住所及び氏名の表記については、議員に配付する議案のみとし、それ以外に配付する議案や傍聴ロビー等に配架する議案の写し等については、住所の一部及び氏名を表記しないこととされ、議員に配付された議案の取扱いに十分注意することとされました。
また、審議に当たっては、事案の性質上、議案聴取会での説明を省略することとされました。
なお、議案の審議方法については、閉会日の本会議に上程することとし、知事からの提案説明の後、教育警察常任委員会に付託し、2時間以内の審査期限を付けることとされ、議案に関する質疑はなしとされました。
次に、人事同意議案については、閉会日の本会議に上程することとし、知事から提案説明を受けた後、議事進行上、質疑並びに委員会付託を省略し、直ちに、起立により採決することとされました。
5 常任委員会の調査事項に関する報告について
防災農水商工常任委員長、健康福祉病院常任委員長及び予算決算常任委員長から、委員会における調査事項について、閉会日の本会議において報告が行われることとされました。
6 特別委員会の調査事項に関する報告について
地域雇用対策調査特別委員長から、委員会における調査の経過等について、閉会日の本会議において報告が行われることとされました。
7 議員派遣について
議員派遣1件が資料5のとおり提出され、閉会日の本会議で採決することとされました。
8 閉会中の継続審査・調査申出事件について
資料6のとおり、閉会日の本会議で採決することとされました。
9 全員協議会について
「関西広域連合(仮称)について」、閉会後、全員協議会を開催することとされました。
10 閉会日(18日)の議事予定について
資料7の順序で取り進めることとされました。
11 平成22年の年間議事予定案について
資料8のとおりとされました。
12 平成22年第1回定例会の日程について
資料9の日程のとおりとされました。
13 次回の議会運営委員会について
特に協議する事項が出てこない限り、議事の調整等のため、閉会日の本会議休憩中に開催することとされました。
14 その他
中嶋委員から、新県立博物館及び県立病院改革について、議案として提出される前に、全員協議会等で知事からの説明の場を設けるよう提案があり、議長と相談し措置することとされました。
萩原委員から、質問に対する知事等の答弁については、答弁書を読むのでなく、聞いたことに的確に答えるよう要望がありました。
また、議長からも知事に的確な答弁をするよう改めて要請する旨の発言がありました。
【協議】
○中嶋委員 次回の委員会でもいいんですけれども今申し上げたいのですが、今回の22年度当初予算議論を予算決算の委員会等でもさせていただき、理事会の中でもいろいろと議論があったところなんですが、二つのことについて、新県立博物館と県立病院改革について、特に県立病院改革については、予算の要求については検討中ということで、来年度は県立病院改革の基本方針が決まって、それに合わせて条例とともに示すというふうな御説明があったかのようなことなんですが、委員会としても、分科会の報告の中にも、議案として出してくる以前に、何らかの形で県民、議会の方へ県立病院改革についての考え方と、それに伴う予算要求の考え方を議案とする前に、何らかの形で説明すべきであるというふうな意見もありました。
また、加えて新県立博物館についても、いろいろと、なぜ今なのかというふうな議論もあったりもしておる中で、議案として出される前に何らかのタイミングで、全員協議会という形になるのか、そのあたりは、またこの委員会でも議論していただければと思うんですが、知事の方から説明をしてもらう場をつくっていただくべきではないかというふうなことがありましたので、ぜひ、議会運営委員会として、全員協議会の開催ということも含めて御検討いただきたい。
その上で委員長の方から、議長を通じていただいてなり、知事の方へそういった要望というか、議会としての考え方を示していただければということを御提案させていただきたいと思います。
○中村委員長 そのことについて、いかがでございましょうか。
(「異議なし」の声あり)
そうしたら、今の件につきましては、議長の方にその旨報告させてもらいたいというふうに思っております。
○萩原委員 せっかくの対面で一問一答式にやる質問戦が展開されるという中で、私はやっぱり知事はじめ部長らの答弁は本当に的確ではないというふうに言いたいんです。大いに改善してもらいたいというふうに思うんです。
それで、例えば今回の場合でも、私はよっぽど本当に議事進行でもとって言おうかなと思ったぐらい、だけどもテレビ映ってる時にはそんなことできないしという思いがあるんだけども。例えば、前田委員がいらっしゃるけれども、前田議員が新博物館の建設問題を質問された時に、博物館のフォーラムかなんかの話をぽっと知事が出して、「あれ、前田議員は来てませんでしたね。」と言われたでしょ。それで振って今度は、「杉本熊野議員は出席していたのに。」みたいな話で、あんなのがテレビに流れたんです。何かいかにも見てる人にしてみたら、「なんか前田議員は大事な会議にでも欠席したのか。」みたいにさえ思う、中身がわからないと。だから、こういう無礼な答弁というのはないと思うんです、私。全然答弁になっていないわけでしょ。聞かれた答弁に。
だから私は、いかにも答えに窮してそんなところへ行かざるを得なかった。これは実は、私が関連質問して、これはまあテレビに映っていなかったけれど。関連質問した時に、私は病院問題を言うたけど、その時にも、志摩でやった、あれ志摩の方でやったんでしょ。県立病院のシンポジウムかフォーラムかなんかで「萩原委員はいませんでしたね。」という、いかにも上から目線で「議員は全部そんなものには来なあかんぜ。」と言わんばかりの言い方で、こういうような答弁は無礼です。知事に言いたいけども、そんな時間も私ら短い中で、関連質問でやっているのだから。こういう答弁ではなくて、やっぱり「聞いたことに的確に答えてもらいたい。」ということを強く言うといてもらいたいというふうに思います。更に部長らの答弁もやっぱり読んでます。国の方でもこの頃はもうとにかく答弁書を読むというのではなくってというふうに変わりつつあるという中で、答弁書で書いてあるもんで、だぁーと読まんならんもんで、最後の方は、これは質問の方の問題もあるんかもしれんけれども。しかし聞いたら、議長が簡潔にと言うてるのに、答弁書があるから、書いてあるから、たぁーと最後まで読まんならんみたいな。後の時間見て、要点をきちっと言うてもらいたいし。委員会の場でもそうやと思うのやけど、答弁書読んでるのは心がこもってないし、本気でやる気あるのか、本気で部長はわかってるのか、と思うような時がよくあります。
だからやっぱりそこのところは、もっと本当に生のやりとりもしながら、当局はこの答弁書をつくらんならんから、みんなに聞き取りして、めちゃくちゃ遅くまで、1時、2時までなってます、質問の前に。そういう人もいます。こんなのめちゃくちゃやわ。こんなことはもう止めなさい。だから、学芸会やと言われるんで、そうではなくて、本当に生の議論を県民の立場、県民の目線で、お互いやっぱり丁々発止とやりあったらええと思うんです。そういう点は強く要求しておきたいと思うんです。これは、私だけの思いではないと思うんですけど。ぜひ、副知事、部長からも言うといてもらいたい。よろしくお願いします。
○中村委員長 ほか、よろしいですか。今、議会の進め方等につきましては、また気づいた部分、今の部分も含めまして、議長とも相談もさせていただきながら、しかるべき措置をとりたいというふうに思っております。
○三谷議長 今、萩原委員の方からもお話がありましたように、先だって、安田生活・文化部長が博物館の説明に来られましたので、同趣旨の話をさせていただきました。いかにも荒っぽい答弁だと思いますし、それから県民の圧倒的支持があるとおっしゃいますが、71万世帯に県政だよりを配って103件の返答があって、その内の80件が賛成だから圧倒的多数が賛成しているという、こういうべらぼうな話を本会議場で一般質問に対する答弁として、とうとうとするのはいかがなものかということも併せて言わせていただきました。やっぱり知事の方は、もう少しまじめに一般質問に対しては答弁をしていただきたい。ここで改めて要請をさせていただきたいと思います。以上です。
〔閉会の宣告〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により押印する。
議会運営委員長 中村 進一