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予算決算常任委員会県土整備企業分科会
会 議 録
(開 会 中)
開催年月日 平成21年12月15日(火) 自 午後1時01分 ~ 至 午後1時31分
会 議 室 202委員会室
出席委員 8名
委 員 長 中森 博文
副委員長 後藤 健一
委 員 藤田 宜三
委 員 稲垣 昭義
委 員 末松 則子
委 員 野田 勇喜雄
委 員 西塚 宗郎
委 員 中川 正美
欠席委員 なし
出席説明員
[企業庁]
庁 長 高杉 晴文
経営分野総括室長 小林 源太郎
事業分野総括室長 中川 輝一
電気事業対策総括推進監兼RDF発電特命監 大西 春郎
企業総務室長 小野 美治
財務管理室長 長谷川 耕一
危機・事業管理特命監 谷口 高司
資産管理特命監 服部 恵一
水道事業室長 赤木 孝郎
工業用水道事業室長 岡 誠
電気事業室長 佐伯 雅司
機電管理特命監 吉田 寿
その他関係職員
[県土整備部]
部 長 北川 貴志
理 事 長野 守
副部長兼経営企画分野総括室長 廣田 実
公共事業総合政策分野総括室長 土井 英尚
道路政策分野総括室長 福島 眞司
流域整備分野総括室長 花谷 郁生
住まいまちづくり分野総括室長 奥野 元洋
総括検査監 堀内 俊郎
参事兼維持管理室長 野田 清太
県土整備総務室長 伊藤 隆
経営支援室長 中川 一幸
公共用地室長 丹羽 和夫
公共事業運営室長 里 宏幸
入札管理室長 日置 福男
建設業室長 大森 邦彦
高速道・道路企画室長 湊谷 信行
道路整備室長 水谷 優兆
河川・砂防室長 吉田 勇
河川・砂防室副参事 綱川 浩章
港湾・海岸室長 長谷川 淳
下水道室長 舘 敏彦
施設災害プロジェクト推進監 福島 敏彰
都市政策室長 井浦 義典
景観まちづくり室長 日沖 正人
建築開発室長 横山 賢
住宅室長 大西 俊隆
営繕室長 若林 豊
建設政策特命監 満仲 朗夫
人権・団体経営特命監 蔭間 喜一
施設管理特命監 服部 克哉
建築確認審査特命監 藤田 章義
その他関係職員
委員会書記 議事課主幹 山本 秀典
企画法務課主幹 中西 健司
傍聴議員 なし
県政記者クラブ なし
傍 聴 者 なし
議題及び協議事項
Ⅰ 企業庁関係
1 所管事項の調査
(1)平成22年度当初予算要求状況について
Ⅱ 県土整備部関係
1 所管事項の調査
(1)平成22年度当初予算要求状況について
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
Ⅰ 企業庁関係
1 所管事項の調査
(1)平成22年度当初予算要求状況について
①当局から資料に基づき説明(高杉庁長)
②質問 なし
③漏水の発生について報告(高杉庁長)
Ⅱ 県土整備部関係
1 所管事項の調査
(1)平成22年度当初予算要求状況について
①当局から資料に基づき説明(北川部長)
②質問
○中森委員長 それでは、ご質問等がありましたらお願いします。
○稲垣委員 1点だけ。緊急雇用・経済対策のことで、今年度補正でたしか維持管理とかそういうことで緊急に雇用してもらうというのをやった記憶があるんですけれども、そのときに試験的にやってみながら来年度以降考えますというような形だったかと思うんです。当初予算の緊急雇用・経済対策の事業一覧を見ていると、県土整備部のはないんですけれども、あれは試験的にやったけどもやめておこうという判断になったのかどうか、ちょっと確認させてください。
○北川部長 今年度の緊急雇用・経済対策では、道路沿いの倒れてくる可能性がある木の伐採とか、維持管理でごみの収集とかいろんなものをやってます。伐採の方につきましては志摩の方で1件、シルバーの方を使うという形で実施しております。ごみの収集等いろんな関係もようやく発注はしてるんですが、例えば応募がないとかそういうケースもあったりして、建設業者を対象に出していまして、その中で新規雇用を求めるというのはなかなか難しい状況にあるのは確かです。
実態を申しますと、建設業者というのは、何か受注した場合に自分ところの人手だけでは足らない場合は、普通は人手のあいているほかの業者に下請で手伝ってもらう。お互いにそういう形で助け合う、手間を補い合うようなシステムでやられてますんで、なかなか新規雇用というのは難しいというのが現状です。それときのう発表されました一覧表の中では、緊急雇用創出事業は一番頭で、各部局ということでまとめてやってまして、この中で組み立ててやっていけよということになってます。その中で県土整備部も何とか組み立てを考えたいと思うんですが、実態としてはそういう形の中で、県土整備部で建設業者を対象に事業を組むというのはなかなか難しいかなと。今県土整備部でやっていますのは直接雇用、事務的な作業をやっていただいております。そういう作業は組んでおるんですが、それが現状でございます。
○稲垣委員 各部局というのは見落としとって、この中でもう一回検討もいただけるということなんで、ないというわけではないんだなというのは了解いたしました。
ただ、先程部長も言われたように実際難しいのかなと。委託先が新たな雇用を生んでやっていただくというのは、なかなか今の企業としては大変だろうなというのは、当初からそういうことも想定はされておったんだろうと思うんです。草刈りとかそういうものを、先ほど部長もちょっと言われた、事務的なことを直接雇用でというのはやられとるということですけど、今草刈り等々の対応というのを例えばこの緊急雇用で直接雇用してやっていただくというようなやり方が現実的なのかなと思うんです。そういうことも含めてできるだけ効果的な予算の使い方という意味で使っていただくんであれば直接雇用して、要望はたくさんあると思うんで、草刈りとかそういうものにしても、もし直接雇用で対応できるんならぜひ平成22年度にしていただければなと思います。今のでよくわかりましたんで了解しました。
○中川委員 一つ目は、158ページの一番下段の未登記対策推進事業ということで1600万円ですね。これは未登記処理ということでどれぐらいあるのか、まず教えていただきたいと思います。
○丹羽室長 現在5200筆程度ありまして、平成14年度から2回目の重点的な解消をしております。従来、昭和53年以前には1万6000筆あったのを昭和50年代に8000筆まで解消し、現在、平成14年から第2回目の重点施策で今のところ5200筆残っていると、こういう状況でございます。
○中川委員 5200筆ということで、大体平均どのぐらいの面積でしょうか。
○丹羽室長 面積は大きいのから小さいのまでいろいろありますけれども、筆数で精査しておりまして、1筆解消するのに測量費等を含めますと昨年の平均で35万円程度要ると、こういう状況でございます。
○中川委員 そうしますと、次年度でどれぐらいやる予定なんですか。
○丹羽室長 今のところ予算的に割りますと40筆程度になるんですが、今後事務所と調整して、最終的に平成22年度の目標を決めていきたいと思っております。
○中川委員 なかなか大変なことですよね、これ、5200筆の来年40筆ということで。土地によって優先順位とかやらなきゃならんというのが、重点的あるいは迅速性とか、条件的なものが何かあってやっとんのか、もう平たく満遍なくやっとんのか、そのあたりはどうなんでしょうか。
○丹羽室長 平成13年度に7000筆あったものを、カルテといいまして1筆1筆の状況を調査しまして、相続とか地図混乱とかいろいろありますけれども、その中で解消しやすいものから順次事務所の方で処理をしています。開発絡みとか地権者の方からの要請でする場合もございますし、現道拡幅でたまたま過去の未登記が出てきて同時に処理したいと、そういうような状況でございます。
○中川委員 これは土地なんですけども、建物なんか、これは総務部か政策部が関係しとんのかわからんですけども、そのあたりはわかりませんか。建築物の未登記の関係というのは。
○丹羽室長 これは管財室の方が整理しておると思います。ちょっと私ども資料がございませんので、申し訳ございません。
○中川委員 大変多いと聞いておりますので並行して対応してもらいたいと、これは所管が違うんかもわかりませんけれども。
もう1点は、重点的な取組の114ページのまちのグランドデザインづくり事業ということで、市町に対して専門家を派遣するということなんですけども、どういう方を派遣すんのかというのが1点。もう一つは、これは中心市街地活性化基本計画を策定するためにやるんだと思うんですけども、実績等を見ておりますと余り芳しくない感じがするので、どうなんでしょうかということですね、2点。
○長野理事 専門家の派遣は後で室長の方からお答えさせていただきますが、活性化基本計画は今のところ伊賀市の計画が一つ認定をされておると。あと桑名市、それからもともと松阪市の方もありましたけども、駅前の再開発の関係で今ちょっと頓挫しておるということでございます。桑名市の方も継続的にやられております。今そういう状況でございます。
○井浦室長 まちづくりアドバイザー派遣事業の件でございます。こちらは農水商工部の方が所管しておるところでございますが、中心市街地活性化基本計画の策定に向けた一体的な取組に対しまして専門家を派遣して必要な助言を行うということで、市町だとかまちづくり会社、それから商工会議所、これらが実施する計画の策定においてその専門家と申しますか、まちづくりに関して詳しい方を派遣すると伺っておるところでございます。
○中川委員 それはそうなんですけど、どんな方を具体的にですね。今の話は当然の話であって、素人が行くわけじゃなくて専門的な方が行くと、どんな方が行くのか、個別的に具体的にあれば教えていただきたいと思うんですが。
○長野理事 済みません。今室長が申しましたように農水商工部が所管しておりますので、後で資料を提出させていただきます。
○中川委員 そうしますと、平成21年度4件ですね、これ、次年度5件ということで。これはまだ結果が出てないということなんですか。
○奥野総括室長 今現在成果が出ているのは、理事が言いました伊賀市の1件のみでございます。あと桑名市とか四日市市の方で動きがあると。一時期松阪市であったんですけど、今言いましたようにちょっととまっておりますので、四日市市とか桑名市の方で多少動きがあるというところで上げてあります。
○中川委員 累計というのは通算してということですから、これは4件になってますんかな。
○奥野総括室長 おっしゃるとおり、累計ということで通算しております。
○中川委員 そうすると、平成22年度はプラス1件が対象になるということですね。
○奥野総括室長 そういうふうに持っていきたいと努力をしております。
○中川委員 一般的には累計ということよりも、むしろ本年度で何件と言った方がわかりやすいといいますか、その方がいかにもやっとる感じですが、いかにもやってないわな、これ。そういうことですので、きちんとやってください。終わります。
○中森委員長 ほかにございませんか。
なければ、これで県土整備部関係の分科会を終了いたします。
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により押印する。
予算決算常任委員会県土整備企業分科会委員長
中 森 博 文