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議会運営委員会会議録
(閉会中)
開催年月日 平成21年9月8日(火)自 午前10時00分~至 午前10時45分
会 議 室 議会運営委員会室
出席委員 11名
委 員 長 中村 進一
副委員長 森本 繁史
委 員 森野 真治
委 員 中嶋 年規
委 員 舘 直人
委 員 前田 剛志
委 員 水谷 隆
委 員 貝増 吉郎
委 員 萩野 虔一
委 員 西場 信行
委 員 萩原 量吉
欠席委員 1名
委 員 中川 康洋
委員外議員 議 長 三谷 哲央
副 議 長 野田 勇喜雄
出席説明員 副 知 事 江畑 賢治
総 務 部 長 植田 隆
総務部総括室長 中川 弘巳
総 務 部 室 長 中田 和幸
事務局職員 事 務 局 長 大森 秀俊
事 務 局 次 長 高沖 秀宣
総 務 課 長 木平 純子
議 事 課 長 青木 正晴
企画法務課長 永田 慎吾
政 策 法 務 監 原田 孝夫
委員会書記 議事課副課長 米田 昌司
議事課主幹 西塔 裕行
傍聴議員 1名
議 員 今井 智広
県政記者クラブ 7名
傍 聴 者 1名
議題及び協議事項
1 第2回定例会の提出予定議案について
2 会期と日程について
3 議案聴き取りについて
4 質疑・質問について
(1) 代表質問及び一般質問について
(2) 再質問、関連質問について
(3) 議案に関する質疑について
5 請願・陳情について
6 請願の処理経過の報告について
7 意見書・決議案について
8 常任委員会の調査事項に関する報告について
9 特別委員会の調査事項に関する報告について
10 公安委員会委員、人事委員会委員の紹介について
11 出席説明員について
12 議員派遣について
13 全員協議会について
14 開会日の議事予定について
15 会議時間の延長について
16 常任委員会、予算決算常任委員会分科会の開催順序について
17 次回の議会運営委員会について
18 その他
〔開会の宣告〕
1 第2回定例会の提出予定議案について
予算1件、条例案8件、その他議案3件、報告30件及び認定4件の合計46件について、資料1のとおり、副知事及び総務部長から説明がありました。
また、例年、開会日の全員協議会で説明していた「県政運営の基本的な考え方」については、現段階では、国の施策の方向や県への影響が明らかでないことから、9月16日の開会日に説明できない旨、当局から申し出がありました。
なお、議案概要の33番「専決処分の報告について」は、1日の代表者会議の説明の後、追加となった旨の発言がありました。
2 会期と日程について
資料2により6月29日の議会運営委員会で確認された第2回定例会日程(案)について事務局から説明があった後、9月1日の代表者会議でも協議された9月24日の代表質問と11月27日の一般質問を入れ替えることが了承されました。
3 議案聴き取りについて
提出予定議案の聴き取りは9月16日の議会運営委員会終了後、資料3の日程案で行うこととされました。
また、聴き取り順序については多少の変更が生じる場合もあることが、あらかじめ了承されました。
4 質疑・質問について
(1) 代表質問及び一般質問について
一般質問が3日間となったことにより質問の配分は別紙のとおりとし、9月24日の1番目は日本共産党三重県議団、2番目は公明党と決定されました。
なお、質問予定者については、開会日の本会議散会後、議会運営委員会を開いて調整することとされました。
【協議】
○中嶋委員 今の説明の中で会派の輪番制という話で行くと、6月会議と同じ順序になっていると思うんですが、これは変わらないのでしたか。輪番制というところの確認をしたいのですが、その順序で行けば新政みえがトップバッターになるんじゃないかと認識をしていたので。
○議事課長 各質問のまとまりの最初の枠の順番は4年間の議員任期中に順番で回していくことでございます。したがいまして、19年の6月の第一番目が新政みえから始まりまして、各定例会ごとに回して行くわけでございますけれども、前回は共産党が最初でございましたので、次は公明党の順番ということになるわけなんですが、枠が通常ですと60分枠ですが、今回30分枠ですので、この30分枠の中での順番はその都度両会派で決めていただいておるわけでございます。したがいまして、前回は共産党で今回は公明党ということでございます。次は、「想造」という順番になります。それで、たまたま定例会の時に少数会派の質問枠がない場合は、飛ばして次の新政みえというふうな順番になってきます。そういうようなやり方で第一番目の枠を決めております。
○中嶋委員 わかりました。ちょっとその上で確認なんですけれども、前回一番目が共産党と今おっしゃったような気がするんですけども、私の記憶では公明党で共産党の順番だったような気がするんですが、その点だけ確認させてください。
○議事課長 先程、共産党と申し上げましたのは間違いで、前回は、公明党が最初にやられたということでございます。大変申し訳ございません。
○中嶋委員 中川委員がいない中であれなんですけども、そういうことでいけば全体の順番はこれでよいかと思いますし、トップバッターを共産党でやっていただくというので、いいんじゃないかなと思うんですが、その辺は今回中川委員がいないので・・・・
(「よかったら、そのようにお願いします。」の声あり)
(「オーケーです。」との声あり)
(2)再質問、関連質問について
再質問については、申し合わせどおり質問時間内で認めることとされました。
関連質問回数については、新政みえ8回、自民みらい7回、日本共産党三重県議団1回、公明党1回、「想造」1回とされました。
なお、一般質問に対する関連質問は、申し合わせどおり答弁を含めて10分程度とし、あらかじめ通告書を各会派代表者の了解の後、提出することが了承されました。
また、申し合わせどおり再質問及び関連質問は議員発言用演壇から行うことが了承されました。
(3)議案に関する質疑について
議案に関する質疑については、9月30日の一般質問終了後に実施することとされました。
なお、次々回の議会運営委員会において、質疑者、質疑順序等について調整することとされました。
5 請願・陳情について
請願・陳情の受理は、申し合わせにより開会日の午後5時をもって締め切ることが了承されました。
6 請願の処理経過の報告について
申し合わせにより、資料4のとおり、請願の処理経過及び結果の報告があることが了承されました。
7 意見書・決議案について
申し合わせにより、資料5のとおりとすることが了承されました。
8 常任委員会の調査事項に関する報告について
開会日の本会議において、予算決算常任委員会の委員長から、「2009年版県政報告書に関する調査について」報告を行うことが了承されました。
9 特別委員会の調査事項に関する報告について
開会日の本会議において、地域経済活性化対策調査特別委員会及び地域雇用対策調査特別委員会の委員長から、それぞれ調査の経過等について報告を行うことが了承されました。
10 公安委員会委員、人事委員会委員の紹介について
第1回定例会で選任同意した谷川憲三たにかわけんぞう 公安委員会委員、岡おか 喜理夫きりお 人事委員会委員の紹介を、開会日の本会議開会に先立ち行うことが了承されました。
11 出席説明員について
開会日の出席説明員については、知事、両副知事及び総務部関係職員並びに特別委員長報告に関係する政策部、生活・文化部、農水商工部の職員の出席を求めることが了承されました。
12 議員派遣について
議員派遣1件が資料6のとおり議長により決定され、開会日の本会議に報告することとされました。
13 全員協議会について
執行部から「『2009年版県政報告書に基づく今後の県政運営に関する申入書』の回答について」及び「『文書によらない要望等に関する取扱要領』等の一部改正について」報告を行いたい旨の申し出があったので、開会日の議案聴取会終了後に、全員協議会を開催することが了承されました。
14 開会日の議事予定について
資料7の順序で取り進めることとされました。
15 会議時間の延長について
特に問題のない場合は2時間に限り、その都度、議会運営委員会を開かず、本会議で諮ることとされました。
16 常任委員会、予算決算常任委員会分科会の開催順序について
平成22年3月分の部局別の審査・調査順序は資料8のとおりとされました。
17 次回の議会運営委員会について
特に協議する事項が出てこない限り、質問者について調整するため、開会日の本会議散会後に開催することとされました。
18 その他
【協議】
○中嶋委員 全体の日程の中のことで確認をさせていただきたいんですけれども、今、県政運営に関する基本的な考え方が示せないということで、その説明をいついただくかというのは未定みたいなんですけれども、10月16日には予算決算常任委員会で予算調製方針が説明される予定になっておるということを動かせない日程と考えるならば、それまでの間に、基本的な考え方をご説明いただく全員協議会の場を持っていただけるのかどうかということを確認したいんですが。
○江畑副知事 例年でございますと、開会日に県政運営の基本的な考え方をご説明して、代表質問を受けた後の、今年ですと10月16日の予算決算常任委員会で、県政運営方針案として各論をご説明しているという日程になっていまして。現在の私どもの目処としては 16日の予算決算常任委員会で総論といいますか基本的な考え方を各論部分の案を併せてご説明できるようなスケジュールで準備をしようというつもりでいるわけでございますが、国のほうのいろんな動向、日程等がはっきりしないものですから、そこはまだ明確にその日にご説明ができるということが明言できない状況にあるということをご理解いただきたいと思うんですけれども。
○中嶋委員 予算調製方針というのは、県政運営の基本方針があって作られてくるとべきものと考えているんです。それは間違いないと思うんですが、来年度県政運営方針の基本的な考え方と各論である基本方針を同日にご説明いただくというのは、いたしかたないとして、それに加えて同日に予算調製方針もご説明頂くというはどうなのかなと。
申し上げたいのは、県政運営に対する基本的な考え方、それと県政運営の基本方針案について、議会との意見を交わした後、それを踏まえてさらに各論の予算調製方針案について示していただくというプロセスは守っていただきたいということと、ただ、日程的にいつになるかわからないというのは、これは今の時点で一たんしかたないとしたとしても、来年度当初予算編成に遅れがないようにするために、早い内に期限を示していただきたい。いつまでにはやるということを。そうでないと、今後の第2回定例会全体の日程にも関わってくることだと思いますので、そのあたりは、早い目にこの委員会のほうでお示しいただきたいと思うんですが、いかがでしょうか委員長。
○江畑副知事 日程はまた御相談させていただきたいと思います。
○中嶋委員 1点目の県政運営方針と予算調製方針の間に一定の時間をおいて、県政運営方針に対する県議会の意見を踏まえて予算調製方針を作っていただくというプロセスのことについては、いかがでしょうか。
○江畑副知事 日程がかなりタイトでございますので、そういう間がとれるかどうかということもございますので、そこも合わせて御相談させていただきたい。
例年ですと、基本的な考え方をまずお示しして、方針案と予算調製方針を同じ日にご提出させていただいておるというのがございますけれども、基本的な考え方と運営方針案の間をあける暇があるかどうかというそこも含めて御相談させていただきたいというふうに思っております。
○中嶋委員 これで終わりますけれども、いずれにしてもそういう国の政権が変わったことによって、どういうふうに三重県の県政運営に影響が及ぶかわからないという中で予算編成をしていかなければいけないというご苦労はわかるんですけれども、かといって時間がないから、タイトだからということで、後でどどどどっと出してきて、私ども県民の代表である議会の意見がなかなか反映できないようなタイトなスケジュールにわざと持ち込まないように、そんなことはないと思いますが、できる限り見えない部分があるという前提でも、県としての考え方というのをしっかりと示していただいて、私たち自身もどう変わって行くかわからない部分があるのは当然なので、県民も全く同じなので、こうやって一旦決めたのだからもう変えないじゃなくて、今回については、ある程度朝令暮改的な考え方もお互いに持ちながら、ただ十分な議論をする時間をとっていただきたいということを改めてお願いを申し上げておきます。
○中村委員長 副知事、そういう思いは伝わりましたですね。相談をしていただくということで。
○江畑副知事 はい、十分。承知いたしました。
○萩原委員 今の中嶋委員の主張と関連もしますけれども、結構マニフェストが示されて、政権選択などと言われて選挙戦やられたその結果については、知事も記者会見なんかの中でいろいろ意見も言ってみえます。ところが今度の議会でいろいろ聞くと、国の動向を見ながら、国の動向がまだはっきりしませんからみたいなかっこうでやられたんじゃ、本当の意味での議会の議論にならないし、本当に三重県政の中でこれをどうして行くのかという点では、国へどんどん要求としてあげる部分もあるでしょうし、国の方向が固まらんと何もできませんのやというようなことではないはずやと思うし、またそんな追随姿勢でええのかということも言いたいわけやもんで。そこは思い切った議論ができるようにしてほしいなと、確かに細かい点などでまだまだ十分よくわからないというような部分もあるかもわかりませんけれども。ただ、私そのこととも関連して、たとえば今まで流れてきておった、とりわけ今年度補正の何号というて、8号まで補正予算を組んだのか、今年度だけでも8号まで補正予算が組まれてきているような中で、随分積み上げてきている基金なんかがあるわけです。単年度のものあれば、3カ年であったりというのも含めて。このあたりを本当にどうするのやという点なども、確かに一部凍結やというような話しも流れて来てますだけに、なかなか難しいというふうに思うんですけども、これについてもやっぱり県としてのきちっとした考えも明らかに出してほしいな、あるいは現時点で基金というのがどこまで使われ、どこまで進行しているのやというふうな状況も、私はこの際きちっと議会にも提示願いたい。とりわけ来年度の調製方針もはっきりしないなんていうようなことでは、これは非常に困るわけで、その意味では、担当の職員のところでも随分自信をなくしてしまうということになるといかんので。そのあたりで、どない考えてみえるのかというあたりは、ちょっと基本的に聞いておきたいと思うんですが。あるいは現状をちょっと、この際、まとめて報告するという形では、お願いできませんか。
○植田総務部長 国の補正に係ります基金等につきましては、この前も代表者会議の中で、ご質問がありましたけども、一応予算として成立しておりますし、国のほうからは今回出させていただいております3本の基金につきましては、内示をもらっております。他府県を調べたところ、この三つの基金につきましても5月の臨時会なり、6月の議会で三県から四県ぐらいは、既に都道府県の予算として計上し、執行されておるところもございます。
もうひとつ、あと地域医療再生基金というのがございますけれども、これについてはうちのほうは12月で計上をお願いするところなんでございますけれども、これにつきましても既に5月の臨時会で1県ですけれども予算化、積み立てをしておるというところもございます。国のほうもいろいろ執行停止とかいう話もありまして、国固有の基金に係るものについては、凍結なりなんなりの指示が出ておりますけれども、地方に係る部分については、本省のほうから、そういうような指示等も出ておりませんもので、うちとしては予定どおりというのか、粛々として予算化をしていきたいと思います。
ただ、今後国からそういうような指示がございましたら、たとえば議案の取り下げとか、予算の減額等もあるかもわかりませんもので、そういう折りには、また議会のほうもよろしくご理解の方をお願いしたいと存じます。
○萩原委員 基本的にはわかりました。それで、できれば大変な作業煩雑になって、大変だということかもわからんけれども、現状のそういった補正などの基金などの運用状況、現状の報告ができたら資料としてまとめて提出してほしい。そのことをお願いしておきます。
〔閉会の宣告〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により押印する。
議会運営委員長 中村 進一