三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成21年度 委員会会議録 > 平成21年5月28日 政策総務常任委員会 会議録
政策総務常任委員会
会 議 録
(開会中)
開催年月日 平成21年5月28日(木) 自 午前10時01分~至 午後0時13分
会 議 室 301委員会室
出席委員 8名
委 員 長 辻 三千宣
副委員長 服部 富男
委 員 中村 勝
委 員 前田 剛志
委 員 貝増 吉郎
委 員 森本 繁史
委 員 永田 正巳
委 員 藤田 正美
欠席委員 なし
出席説明員
[人事委員会事務局]
事務局長 梶田 郁郎
次長 千代世 正人
その他関係職員
[監査委員事務局]
事務局長 長谷川 智雄
総括監査監 渡辺 博史
監査監 井田 憲治
監査監 山中 平雄
その他関係職員
[出納局]
会計管理者兼局長 山本 浩和
出納分野総括室長兼出納総務室長 井坂 均
会計支援室長 疇地 鎭生
その他関係職員
[議会事務局]
次長 高沖 秀宣
総務課長 木平 純子
調整監兼副課長 米川 幸志
その他関係職員
[総務部]
部長 植田 隆
副部長兼組織・職員分野総括室長 北岡 寛之
財政・施設分野総括室長 中川 弘巳
健康管理特命監 中桐 俊次
参事兼法務・文書室長 山下 晃
税務政策監兼税務政策室長 宇佐美 明保
経営総務室長 田中 功
人材政策室長 鈴木 伸幸
福利厚生室長 中山 みどり
予算調整室長 中田 和幸
管財室長 中西 清司
調整特命監 木平 芳定
人権・労使協働特命監 水島 徹
滞納整理特命監 横山 円吉
その他関係職員
委員会書記 2名
議事課 主幹 中村 洋一
企画法務課 主幹 脇 光弘
傍聴議員 なし
県政記者クラブ 1名
傍 聴 者 なし
議題及び協議事項
Ⅰ 所管事項概要の調査(部外関係)
1 人事委員会
(1)人事委員会の概要
(2)事務事業概要
(3)平成20年「職員の給与等に関する報告及び勧告」の概要
(4)平成21年「職員の期末手当等に関する報告及び勧告」の概要
(5)平成20年度三重県職員等採用候補者試験実施状況
(6)職員からの措置要求及び不服申立ての状況
2 監査委員
(1)監査委員・事務局の組織体制
(2)事務事業概要
(3)平成21年度監査等執行計画
3 出納局
(1)出納局の組織体制
(2)出納局事務分掌及び事務事業概要
(3)出納局の役割について
Ⅱ 所管事項概要の調査(総務部関係)
1 組織・予算
2 所管事項概要
【組織・職員分野】
(1)総務事務の集中化について
(2)公益法人制度改革について
(3)経営品質向上活動について
(4)県職員育成支援のための評価制度の試行について
(5)障がい者の県への雇用について
(6)職員の健康保持増進について
【財政・施設分野】
(7)三重県財政の現状について
(8)県税収入について
(9)県税未収金対策について
(10)ふるさと納税について
(11)庁舎の整備について
Ⅲ 委員協議
(1)年間活動計画の策定について
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
1 所管事項の調査(部外関係)
(1)部外関係の所管事項について
① 当局から説明(梶田人事委員会事務局長、長谷川監査委員事務局長、山本会計管理者兼出納局長、井坂総括室長)
② 質疑
○辻委員長 それでは質疑に入りますが、前回と同様、本日の調査は所管事項概要全般の調査であるため、年間計画策定に必要な総括的な質疑にとどめていただき、詳細な調査を必要とする場合は、6月以降の委員会において調査を行いたいと思いますので、よろしくお願いします。
それではご質疑のある方はお願いします。
○森本委員 資料でいいので、人事委員会に。この年間給与だけれども、警察官だとか教職員というのは、あなたのところではやってないわけか。
○梶田事務局長 私どもがやっておりますのは、県職員、教育職員、警察職員も含めて勧告の対象になっておりまして、給与は行政職をベースに比較しております。
○森本委員 ごめん、こっち側へ書いてあった。なかったら警察官と教職員のものをもらおうと思ったが、こちらへ書いてあったので訂正します。失礼しました。もういいわ。わかった。
○辻委員長 ほかにございませんか。
では、なければ、これで部外関係の所管事項概要の調査を終了いたします。当局にはご苦労様でした。
執行部入れ替えのため着席のままお待ち願います。
(執行部入れ替え)
2 所管事項の調査(総務部関係)
(1)組織、予算について
① 当局から説明(植田部長)
② 質疑
○辻委員長 それでは質疑に入ります。ご質疑のある方はお願いします。
○貝増委員 人材政策室の事業ですけれども、一生懸命環境に優しい県庁づくりをやられているのはいいんですけれども、6月の委員会で検討するために、ISO14001ばかり強調していますけれども、これの効用、今までのかかった経費、そして、これは何で県でやっているミームスに代替して各部局に推進していないのかと、そういった資料があれば、また提出いただきたいんですけれど。
○植田部長 資料等を提出させていただきます。
○辻委員長 ほかにございませんか。
なければ、続いて財政・施設分野関係の所管事項のうち、まず三重県財政の現状について当局より説明をお願いします。
(2)県財政の現状について
① 当局から説明(中川総括室長)
② 質疑
○辻委員長 ただいまの説明に対し、ご質疑のある方はお願いします。
なければこれで三重県財政の現状についての調査を終わります。
(3)組織・職員分野、財政・施設分野の所管事項について
① 当局から説明(田中室長、山下参事兼室長、鈴木室長、中山室長、宇佐美税務政策監、中西室長)
② 質疑
○辻委員長 これまでの説明に対し、ご質疑のある方はいらっしゃいませんか。
ないようでございますので、財政・施設分野の所管事項等についての調査を終わります。
○辻委員長 本日説明いただく項目は以上でございますが、この際ほかに何かございませんか。
ないようですので、以上で総務部関係の所管事項の調査を終わります。当局にはご苦労様でした。
(執行部職員退席)
3 委員協議
(1)年間活動計画の策定について
○辻委員長 ただいまから当委員会の1年間の年間活動計画の策定の検討に入ります。
それでは、年間活動計画策定の手順をご説明します。
資料1、「政策総務常任委員会年間活動計画について」をごらんください。
26日及び本日、当局の所管事項概要について調査を実施したところです。その内容をもとに課題等を抽出し、当委員会の向こう1年間の活動内容についてただいまから委員間で協議をしていただきたいと思います。その結果を踏まえ、本日の委員会終了後、私と副委員長で資料2の様式により計画書をまとめ、後ほど各委員に配付させていただくという手順で進めていきたいと思います。
なお、本日の委員協議は公開で行います。
まず、重点調査項目の選定を行います。当委員会の事項として、資料2の「1 所管調査事項」のとおりですが、年間活動計画の作成に当たっては、特に調査が必要な事項を重点調査事項として調査していくこととなります。今後、当委員会として重点的に調査していく事項について皆さんのご意見をお伺いしたいと存じますが、いかがでしょうか。
ちなみに昨年度は「美(うま)し国おこし・三重」のみでした。
何かご提案、ご意見はございませんでしょうか。
○森本委員 徳山ダムも問題になっておるんだけれども、水資源の使い方というか、あれが非常に当初の計画とはかなり違ってきておる。だから、その帳じりを合わせるために、干ばつ回数が増えてきた、だから水が必要なんだとかというような、へ理屈みたいなものがあるので、工業用水も上水道も含めて、やっぱり水のあり方を、もちろん否定するものではないんですよ。水資源というのは、将来21世紀は水不足の時代だと言われていて否定するものではないけれど、もう1回きちっと洗い直す必要はあるだろうと。これは徳山ダムも含めて。
それともう1つは、執行部側からも出ておったけれども、過疎地域の、これは離島も含めた今後の対応策、いわゆるどんどん過疎化が進んでいく、人口が減少していくということの中で、離島、過疎地域についての、足の確保だとかいろんなものについてぜひ、私は1つ項目として取り組んでもらいたいなと思いますけれども。
○辻委員長 ほかにございませんか。
○永田委員 水資源は非常に問題になっている、緊急を要する問題だと思うので、これはぜひこの委員会でも重点事項としてやったらどうですか。
○辻委員長 ありがとうございます。
○藤田委員 森本委員の言われたように、やっぱり南勢地域ですね。若い者が定着しない、流出していく。そうすると生活というバランスというのがどんどん壊れていく中で、やっぱりそういう施策をしっかりこれから踏まえて、例えば北勢のイノベーションって、こう言いますけど、やっぱり南のほうでも1次産業とか、そういういろんなイノベーションという、これから時代の流れの中で、若者が定着できるような、そういう何か施策をしっかり考えていかないと最後は自然しか残らない。そういうことでは県土の均衡ある発展につながらない、これは大きなテーマじゃないのかなと思いますので、委員長、副委員長でそのへんしっかり考えていただいて、1つ何かテーマを出していただきたいと思います。
○辻委員長 ほかに、ご意見ございませんでしょうか。
○前田委員 基本的には同じでございます。ちょうど県と市町とで超高齢化地域の対策を昨年度おまとめいただいておりますので、その取組も含めながら過疎地域の対策ということの中でご検討もいただければと思いますし、また「美(うま)し国おこし・三重」の中でも取り組んでいくというところもございますし、今年度一番スタートのピークに達してくるのかなという部分の中で引き続き今年度も「美(うま)し国おこし・三重」を絡めながらご検討いただければと思います。
以上です。
○辻委員長 わかりました。
3つに集約できると思います。森本委員による、やはり水の問題も含めたさまざまな地域の問題、特に南部の問題、離島の問題とか、そういったことに対する対策、これが1点だと思います。また、永田委員のいわゆる水の問題、これをもっと抜本的に解決をしていくということと、それから藤田委員の、やはり今おっしゃられた特に南勢地域の若者の対策、定着、その他イノベーションに関する問題とか、前田委員も、いわゆる地域対策ということで、この4人の委員のご意見を例えば2つとか3つに集約をして、重点調査項目ということにさせていただきたいと思います。この表現につきましては委員長、副委員長にお任せをいただき、また皆さんに諮らせていただきたいと、このように思いますけれども、そういうことでよろしいでしょうか。
○森本委員 教育警察常任委員会では永田委員も一緒だったけれども、全員で行くとなかなか行けないんですよ、時間的にあわないので。ある程度小グループで、例えば徳山ダムなら徳山ダム、千本松原の取水、今あれは長良川の河口堰から取っておらず、千本松原から、あんなかなり上流から取っておる。そういう調査をある程度小グループに分けてでもすることによって、去年の教育警察常任委員会では非常に効果があったので、そういうことも、県内調査のほかにもそういう調査方法も計画していただきたいと思います。
○辻委員長 ありがとうございます。大変貴重な、また参考になるご意見をいただきました。要は、1つの課題に対して委員全員でというよりも、小グループに分けてそれぞれ特化させ、そして委員会の中で統一させていくというご意見ですが、そういったことも私ども参考にさせていただきながら積み上げていきたいと思いますので、またその節には皆様のご意見もいただきながら決定をさせていただきたいと思います。ありがとうございました。
それと、重点調査項目については速やかに具体的な文言でまた皆様に提案をさせていただきたいと思います。
それと、次に調査方法についても、その調査の内容によって変わってくると思いますが、今考えられますのは、当局から状況を説明して聴取するということと、参考人招致、それから県内外調査ということで研究をしていくということと、この委員会の委員間討議という形でまとめていくという手法がありますが、それぞれの内容によってこの手法をまたミックスさせていただいてもいいと思いますし、より効率的な調査研究をする方法を見つけ出していきたいと考えております。これも委員長、副委員長でもう少し詰めて、皆様にご提示させていただきたいと思います。
ということで、県外調査につきましては既に日程が決まっておりますけれども、県内調査につきましては2回行うということですので、7月につきましては7月22日、23日、28日の3日間、それから8月につきましては24日、25日、27日の3日間、それぞれ委員の皆さんのご都合のいい日を選ばせていただきたいと思いますが、まず7月について都合の悪い日ということがございましたら。
(「7月は、その3日間で1日ですか」の声あり)
○辻委員長 そうです。
(「委員長にお任せいたします」の声あり)
○辻委員長 では、8月についても委員長、副委員長一任ということで。
(「7月28日は、できましたら避けていただければと思います」の声あり)
○辻委員長 わかりました。
(「あとは結構です」の声あり)
○辻委員長 そうですか。では、7月は22日、23日のいずれか1日、8月は24、25、27日のいずれかの1日に決定をさせていただきたいと思います。決定次第、また速やかに報告をさせていただきます。
以上で年間活動計画作成に当たっての協議すべき事項は終了いたしました。本日、正副委員長で年間活動計画をまとめ、また各位に配付させていただきます。
今後の委員会活動は、原則としてこの活動計画書に基づき調査等を行っていくことになりますので、よろしくお願いいたします。
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により押印する。
政策総務常任委員長
辻 三千宣