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平成21年4月15日 健康福祉病院常任委員会  会議録  

  健康福祉病院常任委員会

会議録

(開会中)

 

開催年月日    平成21年4月15日(水) 自 午前11時18分~至 午前11時39分

会 議 室     501委員会室

出席委員       7名

                         委  員  長   竹上 真人

                         副委員長   藤田 宜三

                         委   員   中川 康洋

                         委   員   後藤 健一

                         委   員   田中   博

                         委   員   舟橋 裕幸

                         委   員   萩原 量吉

欠席委員       1名

                         委    員   山本 教和

委員会書記

                     議  事  課    主幹  中村 洋一

                         企画法務課  副課長 川添 洋司

傍聴議員        なし

県政記者クラブ  7名

傍 聴 者       なし

議題及び協議事項

1 協議

  (1)「県立病院改革に関する考え方(基本方針)(案)」に関する公聴会の公述人の選定について

  (2)「県立病院改革に関する考え方(基本方針)(案)」に関する公聴会の議事運営について

2 委員協議

  (1) 今後の進め方について

 

 

【会議の経過とその結果】

 

〔開会の宣言〕

 

1 協議

○竹上委員長 本日は、4月22日に開催を予定しております、「県立病院改革に関する考え方(基本方針)(案)」に関する公聴会に係る、公述人の選定及び議事の進め方等についてご協議をお願いいたします。
 なお、本日、山本委員は欠席されますのでご了承願います。

 

  (1)「県立病院改革に関する考え方(基本方針)(案)」に関する公聴会の公述人の選定について

    ① 公募による公述人の選定

○竹上委員長 まず初めに、公募による公述人の応募状況についてご報告いたします。
 公聴会の開催については、去る3月25日に県公報に登載して公示を行い、4月10日を期限として公述人を公募したところ、応募の受付順に資料1のとおりであり、賛成1名、反対6名、その他1名、計8名の応募がありました。
 公聴会における公述人については、賛成、反対が公平になるよう選定する必要がありますが、いかがでしょうか。

○舟橋委員 委員長の案があるんですか。それを聞かせていただいてから議論を。

○竹上委員長 それでは、公述人の応募状況、賛否、住所地などを考慮して、賛成の立場の公述人として、資料1のAの方、反対の立場の公述人としてFの方、そしてもう1方、賛成、反対どちらでもない、不明ということでEの方の3名の方に、公述人として意見陳述をお願いしたいと存じますが、ご異議ございませんか。

○萩原委員 一言発言しておきたいんですが、せっかく多くの皆さんが意見陳述をしたいと申し出られた。確かに反対が多いというのは圧倒的で、ある面では、とりわけ関係地域での多くの県民の声がそのまま反映されているんだと思うんです。ただ時間の関係があるというのはよくわかるし、衆議院、参議院の公聴会というのは、予算の賛否を採る前にどうしても公聴会を開かねばならないという規定になっていて、あれは賛否同数、きちんとした形で賛否を、ということだけれども、私は反対の人たちの意見をみんな話してもらってもいいのではないかという思いさえするんですが、時間の関係、あるいはどうしても賛否が一方に偏らないようにという条例の規定とのかかわりではやむを得ないのかなという気がするんです。反対として出された方の意見は、本人の了解がいるのかもわかりませんが、ぜひまたいろいろな形で、文書なりで皆さんにもわかるような形で明らかにしてもらえる機会というか、文書なりも作ってもらえればありがたい、そのことを強く要請しておきたいと思います。

○竹上委員長 今、萩原委員から、選に漏れた方の意思表示について明らかにする、また委員会の参考資料、審議の資料として活用していただきたいという話がございました。そのようにいたしたいと思いますがよろしいですか。

          (「異議なし」の声あり)

○竹上委員長 公述人の選定についてはご異議ございませんか。

          (「異議なし」の声あり)

○竹上委員長 それではそのように決定いたします。
 ただいまから、決定しました公述人の名簿をお配りいたしますのでご確認ください。

          (書記から名簿を配付j

 

    ② 学識経験者等の公述人

○竹上委員長 次に、公募以外に、3月23日開催の委員会で、選定する学識経験者等を公述人として出席要請することについてご決定いただき、その人選については正副委員長にご一任いただいたところです。
 正副委員長で検討させていただいた結果、賛成の意見を述べていただく方として、お手元の資料2のとおり、三重大学学長の内田淳正さんに、また、反対の意見を述べていただく方として前島根県隠岐広域連合立隠岐病院副院長兼事務局長の米田幸夫さんに、それぞれ公述人として出席要請してはどうかと考えますが、いかがでしょうか。

          (「異議なし」の声あり)

○竹上委員長 それではそのように決定いたします。
 以上の5名の方に対し、公聴会開催規程の定めにより、議長に報告して公述人あてに通知いただくことといたします。

 

  (2)「県立病院改革に関する考え方(基本方針)(案)」に関する公聴会の議事運営について

○竹上委員長 次に公聴会は、4月22日(水曜日)の午後1時から全員協議会室で行うことと決定しておりますが、公聴会の具体的な進め方についてご協議願います。
 公聴会については、お手元の資料3のとおり、委員会条例に定めがございます。
 簡単にご説明しますと、まず、公述人は委員長の許可を得てから発言しなければならず、また案件の範囲を超えて発言することはできないことになっております。
 公述人の発言がその範囲を超え、また不穏当な言動があるときは、委員長は発言を制止し、または退席させることができることとなっております。
 公述人の発言時間については、委員長が制限することができることとされております。公述人1人あたりの発言時間については、この規定に基づき、後ほどご協議いただいたうえ決定したいと思います。
 また、公述人に対し委員から質疑をすることができますが、公述人から委員に対し質疑をすることはできないこととなっております。

 

    ① 公聴会の進め方

○竹上委員長 それでは、公聴会の議事運営についてご協議願います。
 まず公述の進め方ですが、委員会選定の内田公述人におかれましては、所用のため、午後2時頃には退席されたいとのことでありますので、内田公述人のご都合等を考慮し、委員会選定公述人の公述及びこれに対する質疑を行ったあと、公述人の入れ替えを行い、公募による公述人の公述及びこれに対する質疑を行うことといたしたいと存じますが、いかがでしょうか。

          (「異議なし」の声あり)

○竹上委員長 それではそのように決定いたします。

 

    ② 公述時間

○竹上委員長 次に、公述人の発言時間ですが、計5人の方に公述していただくこととなりましたので、公聴会の運営を考慮して、発言時間は、1人15分以内としてはどうかと考えますがいかがでしょうか。

          (「異議なし」の声あり)

○竹上委員長 それではそのように決定いたします。

 

    ③ 公述人の発言順序

○竹上委員長 次に、公述人の発言順序ですが、討論の例にならい、公述人からは反対意見と賛成意見を交互に聴くことが望ましいとの見解もありますので、反対意見から交互に意見をお聞きすることとし、選定公述人は、①米田公述人、②内田公述人の順に、公募公述人は、賛否それぞれ名簿記載の順に、①塩飽公述人(不明)、②丸山公述人(賛成)、③岩脇公述人(反対)の順にご発言いただくことでいかがでしょうか。

          (「異議なし」の声あり)

○竹上委員長 それではそのように決定いたします。

 

④ 公述人への質疑

○竹上委員長 次に、委員からの公述人への質疑についてですが、委員会条例第25条により、委員は公述人に対し質疑をすることができるとされております。
 先程ご協議いただいたように、公述人への質疑については、まず、委員会選定の公述人2名に意見を述べていただいた後、一括して質疑を行い、その後公募による公述人全員に意見を述べていただいた後、一括して質疑を行うこととし、また委員1人あたりの質疑時間は特に定めないことでいかがでしょうか。

          (「異議なし」の声あり)

○竹上委員長 それではそのように決定いたします。
 また、公聴会当日には傍聴議員が出席されることが予想されますが、委員からの質疑が終了した後、時間の許す範囲で傍聴議員からの質疑についても許可したいと存じますが、いかがでしょうか。

          (「異議なし」の声あり)

○竹上委員長 それではそのように決定いたします。

 

    ⑤ 傍聴

○竹上委員長 次に、公聴会の傍聴についてですが、委員会傍聴規程の定めでは、委員会の傍聴席については10名とされておりますが、公聴会は全員協議会室での開催であり、県民の関心も高い案件でありますことから、少しでも多くの方に傍聴いただけるよう、傍聴人の定数を特例的に20名までとすることでいかがでしょうか。

          (「異議なし」の声あり)

○竹上委員長 それではそのように決定いたします。

 

    ⑥ 執行部側説明員

○竹上委員長 なお、公聴会の性質上、関係当局の出席は求めないことといたしたいと存じますが、いかがでしょうか。

          (「異議なし」の声あり)

○竹上委員長 それではそのように決定いたします。

 

○竹上委員長 それではこれまでにお決めいただいた公聴会の議事の流れについて、確認いたします。
 公聴会は、4月22日(水曜日)の午後1時から開催いたします。
 まず、委員会選定の公述人である、米田さん、及び内田さんの意見陳述を、この順に15分程度で行ったあと、一括して質疑を行います。
 お2人が退席後、続いて、公募による公述人である、塩飽さん、丸山さん、岩脇さんの公述を、同じくこの順に15分程度で行ったあと、一括して質疑を行います。
 以上でよろしいでしょうか。

          (「異議なし」の声あり)

○竹上委員長 それではよろしくお願いいたします。

ご協議いただく事項は以上ですが、この際何かございませんか。

○萩原委員 この問題については当然の議論として引き続いて次の委員会に、という形になるんですが、委員会の継続性という問題で、またこの時期は議会が空白になる期間だと思うんですが、例えば今この委員会で取り上げてほしい問題では、鈴鹿市の生活保護の不正の問題、これは鈴鹿市だけの問題ではなく、県の監査だとか、県の指導だとか、県も福祉事務所を持っていますよね。そのあたりがいったいどうなのかという問題が、実態さえ報告されないような状況でいいのかという思いが、正直なところしているんです。
 何かこの3月会議が終わると、議会開会中であるのに、次の役員改選で委員会もバラバラになるし、ということで、当局もちょっとのんびりしているという感じもするので、私は本当ならば全国でもまれに見るような、北海道でもありましたけれども、この場合はあれ以上にもっとひどい話でしょう。生活保護そのものについても。そういうのが他の自治体でもまったくないとは言えないと思うので、あの報告を聴き取り、県の監査の状況がどうだったのかというあたりを、私は鈴鹿市だけの問題ではないと思うので、委員長において、当局にしかるべく報告する機会をつくれとか、質疑する場があれば私は大変ありがたいと思っているんです。ほかの皆さんの意見も聞かせていただければありがたいけれども。ぜひ1回やりたいと思うんですが、いかがでしょうか。

○竹上委員長 皆さんいかがですか。

○舟橋委員 一度、委員長と副委員長で考えてもらったらどうですか。

○竹上委員長 それでは正副委員長のほうで一度考えさせていただくということにさせていただきます。
 ほかによろしいですか。
 ないようですので、以上で健康福祉病院常任委員会を終了いたします。

 

2 委員協議

  (1)今後の進め方について 

公聴会の結果を受けて4月24日に委員会を開催し、今後の進め方について再度協議を行うこととされた。

 

〔閉会の宣言〕

 

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により押印する。

健康福祉病院常任委員長

竹上 真人

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