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三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成21年度 委員会会議録 > 平成21年6月29日 議会運営委員会  会議録

平成21年6月29日 議会運営委員会  会議録  

議会運営委員会会議録

(開会中)

開催年月日  平成21年6月29日(月) 自 午前10時45分~至 午前11時28分 

会 議 室    議会運営委員会室

出席委員      12名

               委  員  長  中村 進一

               副委員長   森本 繁史

                        委   員   森野 真治

                        委   員   中川 康洋

                        委   員   中嶋 年規

                        委   員   舘  直人

                        委   員   前田 剛志

                        委   員   水谷  隆

                        委   員   貝増 吉郎

                        委   員   萩野 虔一

                        委   員   西場 信行

                        委   員   萩原 量吉

欠席委員     なし

委員外議員  議   長      三谷 哲央

               副 議 長     野田 勇喜雄

出席説明員  副    知    事         江畑 賢治

               総 務 部 長      植田   隆

               総務部総括室長  中川 弘巳

               総 務 部 室 長     中田 和幸

事務局職員  事 務 局 長      大森 秀俊

               事 務 局 次 長     高沖 秀宣

               総 務 課 長      木平 純子

               議 事 課 長      青木 正晴

               企画法務課長        永田 慎吾

               政 策 法 務 監       原田 孝夫

委員会書記  議事課副課長      米田 昌司

               議事課主幹         西塔 裕行

傍聴議員        なし

県政記者クラブ  7名

傍 聴 者       1名

議題及び協議事項

1 付託議案の審査結果と審議について
2 請願の審査結果と審議について
3 意見書案の審議について
4 追加提出予定議案について
5 常任委員会の調査事項に関する報告について
6 議員派遣について
7 閉会中の継続調査申出事件について
8 閉会日(30日)の議事予定について
9 第2回定例会の日程について
10 年間議事予定案について
11 次回の議会運営委員会について
12 その他

〔開会の宣告〕

1 付託議案の審査結果と審議について
 
所管の常任委員会に付託された議案19件並びに議提議案1件の審査結果は、いずれも可決である旨報告があり、委員長報告に対する質疑はなし、議案第111号及び議案第117号に対する日本共産党三重県議団の反対討論を10分以内で認めることとされました。
 次に、付託議案の審議は、議案第106号から議案第124号まで並びに議提議案第7号を一括して議題とし、所管の常任委員長の報告を求め、真弓俊郎議員の反対討論終了後、起立により採決を行うこととされました。
 なお、採決は3回に分け、まず初めに反対のない議案第106号から議案第110号まで、議案第112号から議案第116号まで、議案第118号及び議案第120号から議案第124号まで並びに議提議案第7号の17件を一括して採決し、引き続き反対のある議案第111号及び議案第117号の2件を一括して採決し、最後に反対のない議案第119号を採決することとされました。

【協議】

○中嶋議員 三つ目の119号の中身は何でしたでしょうか。何でそれだけ分けてやらなければいけないのか。

○議事課長 議事運営上のことですが、今回、採決する補正予算として、議案第106号、議案第111号、議案第117号及び議案第119号が出ております。
 各補正予算の議案中には、「補正前の額」の記載がございまして、複数の補正予算が提出される場合、その「補正前の額」というのは、一つ前の補正予算が可決されるという前提で「補正前の額」を計上しております。
 したがって、議案の順序どおりに可決していけば問題はないわけですが、補正予算の順序どおり可決しない場合は、議決後に議長において計数整理を行う必要が生じます。
 今回、採決を2回に分け、まず反対のない議案を一括して採決し、次いで反対のある議案を一括して採決することとしますと、反対のある111号及び117号の前に、反対のない119号を採決してしまうこととなり、補正予算の順序とおりとならないことになってしまいます。
 119号の「補正前の額」は、厳密に申し上げますと117号が可決された後の額で計上してあるわけですので、119号の可決後に、議長において「補正前の額」についての計数整理が必要となります。
 そういった計数整理の手間を避けるために、技術的なことで大変恐縮でございますが、119号だけ独立させて最後に採決するという格好にしております。

○中嶋委員 了解しました。

2 請願の審査結果と審議について
 
所管の常任委員会における請願の審査結果は、資料1のとおり、請願3件中、採択3件である旨報告され、請願第51号の審査結果に対する日本共産党三重県議団の反対討論を10分以内で認めることとされました。
 次に、請願3件の審議は、議事進行上、委員長報告を省略し、審査結果に対する萩原量吉議員の反対討論終了後、起立により採決を行うこととされました。
 なお、採決は2回に分け、まず初めに、採択することに反対のない請願第49号及び請願第50号の2件を一括して委員会の決定どおり採択とすることを採決した後、引き続き、採択することに反対のある請願第51号を委員会の決定どおり採択することを採決することとされました。

3 意見書案の審議について
 
委員会提出の意見書案2件及び議員発議の意見書案2件が資料2のとおり提出され、討論はなしとされました。審議については、議事進行上、趣旨説明並びに質疑を省略するとともに、議員発議の意見書案第8号及び意見書案第9号は委員会付託を省略し、意見書案第6号から意見書案第9号までを一括して、直ちに起立により採決することとされました。

4 追加提出予定議案について
 
追加提出が予定されている公安委員会委員、人事委員会委員及び収用委員会委員の人事同意議案について総務部長から説明があり、同議案については閉会日の30日の本会議に上程することとし、審議については、知事から提案説明を受けた後、議事進行上、質疑並びに委員会付託を省略し、直ちに起立により採決を行うこととされました。
 なお、採決は、人事同意議案3件を一括して採決することとされました。

【協議】

○萩原委員 この人事同意案件については、私どもは人選そのものに、この人が不適格だとかという立場ではありませんので賛成する立場です。ただ、私、内示の時に知事にも申し上げて、知事の方からは議長のほうでよろしくみたいな形でほられた感じになっておるんですが、公安委員の皆さんが、なかなか公人であるにもかかわらず、議会からの要請にかかわって、例えば私らが会派として面談を申し入れても、県警本部がむしろ防波堤になって会わさないという実態があるんです。
 それで、これはこの方の人選にかかわって問題だということで言っているのではないけども、警察行政をむしろ監督する立場にある公人が、公の場で選ばれて、これが議会の議員の要請に応えられないというのは、これは私は大問題やと思ってます。
 本会議場で聞いてもいいんですけども、だけど私ら時間が短いという状況の中では、なかなか大変なわけで、この点はやっぱり議会の意思としてもですが、議長からもぜひ強力に呼びかけ、指導をしてもらいたいなということを、この機会にお願いをしておきたいと思います。

○三谷議長 面談で向こうが会うか会わないかという判断は、私のほうではいかんとも言い難いのですが、少なくとも本会議場等での質疑等には誠意をもって答弁をするようにということは、私のほうからも申し伝えておきます。

5 常任委員会の所管事項調査に関する報告について
 
防災農水商工常任委員会及び生活文化環境森林常任委員会の委員長から、委員会における調査事項について報告を行いたい旨、議長に申し出があった件について、30日の本会議において報告が行われることとされました。

6 議員派遣について
 
議員派遣2件が資料4のとおり提出され、30日の本会議で採決することとされました。

7 閉会中の継続調査申出事件について
 
資料5のとおりとされました。

8 閉会日(30日)の議事予定について
 
資料6の順序で取り進めることとされました。
 (※12 その他で、30日の本会議で「協議又は調整を行うための場の設置の件」を諮ることとされたことに伴い、別紙1のとおりとされました。)

9 第2回定例会の日程について
 
資料7の日程のとおりとされました。

10 年間議事予定案について
 
平成22年1月から6月までの議事予定については、資料8のとおりとされました。

【協議】

○舘委員 5月17日が役員改選になっていますけれども、これは土日挟まなあかんのですか。代表者会議が水・木・金ときて、土・日挟んで月曜日に役員改選となっていますけれども、それはそうせなならない何か理由か何かあるのですか。

○議事課長 1年間ということで考えておりまして、諸役員の任期ということで、1年後ということで設定をいたしますと、こういう格好になってしまうということでございます。したがいまして、代表者会議を3日間設定してございますけれども、議長選挙の日ということで、その1年後の応当日ということで設定をしておりますので、たまたま15、16日が土日になってしまいましたので、こういう格好になっております。もし、これでまずければ、またご協議いただきたいというふうに考えております。

○舘委員 今ここで決定してなあかんということではないんだと思うんですけれども、例えばこのことについて、それやったら前の週にできるやないかとなれば、例えばこの議運の場で決定をする事項なんですか。これを見て今こういうような状態たっだので、お伺いをしただけで、また今後この場で決定がなされれば、それでいいと思うんですが、ちょっと指摘をさせていただいただけです。

○中村委員長 細かい事務的な作業とかも勘案させていただきまして、ただ、1年計画なので前もってある程度固めておかないと、他の議事も入りにくい部分もあるというふうに思いますので。 

○萩野委員 今の指摘なんですけども、やっぱり執行部との対応もあるだろうと思いますので、そのきちっと固まる案については、ここはこれとして、正副委員長で最終的に調整をしていただけたらいいと思います。

○中村委員長 それでは、正副におまかせということでよろしいでしょうか。

          (「はい」の声あり)

○萩原委員 私のほうから、1つ、ぜひご検討もいただきたいというように思うんですが、第1回の定例会の最初にも申し上げ、いよいよ明日で終了になるわけですけども、質問の時間について、一人年間を通して1回という割り当てに実質なっているわけですよね。私どもは何としてもやらしてもらいたいということで、それならば30分ずつというような格好で、だけどこれは、私、繰り返し言っているように、以前はこんなことなかったんです。毎議会1時間は少なくともさせてもらってたんです。交替ででも。
 やっぱり、ぜひ本当に、もう一度改めて検討をしていただきたい。そうならないと、9月の第2回定例会も一般質問2日だけだと、こういう感じになってくるわけですし、今の一般質問がテレビのためにとなってるもんで、時間的に制約されたり、それから、十分議案の中身が当初から全体的に出されなくて、それで、ちょいちょいと聞いたりするとそれに答えて、みたいな形で新しくなんやこんなことか、というのがわかってくる。
 実際上、委員会の中でそれなりにいろいろと議案にかかわって資料が出てくるという、そんな格好になってるもんで、議案質疑も十分深まらんという感じを率直に思ってます。
 それで、なかなか一人年間1時間は、ということもあるでしょうけれども、やっぱり審議をつくすとか、とことん当局に対しては質すべきは質すという点で、ぜひ、最初にも申し上げたんやけども、この間、一度また時間をとって、そのあたりの問題など、あるいは、たしかに三重県議会以上に少数会派が発言できないという議会もありますけれども、随分私らから言えば進んで発言を十分やられているという議会もありますし、本当によく言うんですけど、お隣の岐阜県なんかは共産党一人ですが、代表質問もやってるというような、そんな事態もありますので、どうぞひとつそのあたりをもう一遍検討してもらえるような機会を、時間も取ってやっていただけたらありがたいなと、終わるにあたって、ぜひお願いをしておきたい。その間。ぜひ要望しておきます。

○萩野委員 いわゆる少数意見をどう反映していくかというのは、議会として本当に大事なことだと思っております。他の県議会ももっと違う形で、やりたいだけやったらいいというふうなところもあるのは十分知ってますけども、今、萩原委員がおっしゃったように、もっと少ない発言回数しかない県議会もあるところでございまして、会派としては、共産党さんなり公明党さんなり一人会派というのは、そういう形になって、30分とか、その30分も配慮しているつもりなんですけども、議員個人をみたら公平なんです。
 一人ひとりはみんな1時間ずつということで、そこの公平性はやっぱり担保しておきたいという思いもございますし、だから、それで終わるんではなくて、じゃあ少数意見を反映するのはどうするか、といって質疑の時間を別にして、そこでも発言できるという機会をつくっているわけでして、そのような形で少数意見の反映を新たに考えていくということだったらいいですけども、基本的なところを議論するということであれば、じゃあ皆2回ずつやればいいじゃないか、3回ずつやればいいじゃないか、という公平性みたいなものを担保しなければ、なかなかそれぞれ個人の議員ですので、なかなかいかないと思います。
 三重県議会もいいところがあるわけですから、その少数意見の反映は、いいとこ取りばかりせずに、いいところを評価していただくような発言もしていただけたら大変ありがたいし、萩原委員が言うように、議論することは、私はちょっともやぶさかではないというふうに思ってますので、そんな機会があれば、すればいいと思います。

○萩原委員 お願いさせてください。皆さんがいろいろな形でご配慮いただいていることには、非常に感謝をいたしております。だから今、すべてそれでよしということではなくって、今一歩踏み込んで、改革先進県である三重県議会では、やっぱりとことん審議尽くしているよ。それで、平等の原則みたいな格好で、よく言われるんだけれども、そんなことになってしまうと、発言しない人の時間帯でみんな平等にすんのかみたいな形さえ、低きについてしまう心配があるので、最低限はやっぱりそれはそれで保障しながら、おおいに発言できるところはとか、あるいは、私ら2名でもきちんと会派として、最近は少数会派といいながら認めていただいてるわけで、せめて代表質問なんかも位置づけていただけるとか、そういったような配慮はぜひしてもらいたいなというお願いがあるわけです。
 それはやっぱり、考え方は違っても、お互い議会人としては、発言は保障しあおうやないかという、そんな意味で、私たちが少数でありますから、言うことは絶えず虫のいい、私らだけの主張のように思われるかわかりませんけども、そこは大きい会派は大きな心で、議会人として、そして問題は議会が知事に対して、執行部に対しての監視機関というふうな立場での、そういう点でお互いに論議しながら、もっともっとやっぱり質すべきは質していかんとあかんということを率直に思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

○中川委員 私ら少数会派というふうに言われたので、一言いっておかないかんと思いますけども、私どもはこの議会において少数会派に対してのご配慮はいただいているというふうに従前から思っております。
 その上で、少数会派として、分別をもっていくことの大切さと、さらに議会において配慮いただける内容があるのであれば、それに関してはよろしくお願いしたいという立場で今後も皆様にお願いをしていきたいと思いますから、ちょっと私ら少数会派というふうに言われましたけども、少し立場が違うということで、ご理解をいただきたいとふうに思います。

○中村委員長 それぞれご意見もいただいております。聞きおかさせていただきたいというふうに思います。
 年間議事予定案につきましては、そのようにさせていただきます。

11 次回の議会運営委員会について
 
特に協議する事項が出てこない限り、第2回定例会の日程等について協議するため、9月8日(火)に開催することとされました。

12 その他
 
・先の代表者会議において「議員定数等検討会議」を臨時的に設置することとされ、30日の本会議において、会議規則第96条第2項の規定により、別紙のとおり「協議又は調整を行うための場の設置の件」として諮ることとされました。
 なお、このことに伴い30日の議事予定は別紙1のとおりされました。
 ・総務部長から、補助金等交付決定実績調書(変更分)の正誤表の提出について発言がありました

【協議】

○中村委員長 先ほどの代表者会議の場におきまして、議員定数等検討会議を設置することとされました。資料を今配付させていただいております。
 この会議につきましては、明30日の本会議において、会議規則第96条第2項の規定により、協議又は調整を行うための場の設置の件として、別紙のとおりお諮りいたしたいと存じますが、いかがでございましょうか。

○中嶋委員 代表者会議に出られてらっしゃる方も委員の中にはいるんですが、私とかは出ていないので、代表者会議でどのような議論になったかというのを聞かせていただく時間も十分になかったので、ご報告いただけるとありがたいのですが。

○企画法務課長 代表者会議におきましては、議員定数及び選挙区の検討を行うためにプロジェクト会議を設置してはどうかということで各会派の意見を集約した結果、御了解いただいたということで、設置方法につきましては、議員定数や選挙区等のあり方等、非常に重要な調査を行う場であるということから、代表者会議や全員協議会等と同様、費用弁償の対象とすべきであるということで、会議規則第96条第2項の規定により、臨時的に設ける協議又は調整を行うための場として位置づけるべく、議員定数等検討会議として議会運営委員会の議を経て本会議にお諮りしたいということで、ご協議いただいたところです。

○中嶋委員 ちょっと確認だけ。法的な確認ですけど、地方自治法が変わって全員協議会とか、代表者会議が費用弁償の対象になるということは条例上で定めなければいけないということで、条例、規則だけで良かったんですか、そこのところをちょっと確認だけさせてほしいんですけども、その上で、この規則の96条2項の規定というのは、どうなっておるのかというのを、ちょっと簡単に説明してもらえませんでしょうか。

○企画法務課長 会議規則第96条におきまして、地方自治法第100条第12項に規定する議案の審査又は議会の運営に関し協議又は調整を行うための場ということで、96条第1項で別表において整理されるところでございます。第2項におきましては、前項に定めるもののほか、協議等の場を臨時的に設ける必要があるときは、議会の議決でこれを決定するということで規定がございますので、こちらを受けまして地方自治法第100条第12項に基づく協議の場ということで位置付けさせていただくものでございます。

○中嶋委員 規則の規定の内容はよくわかりました。
 その上で、明日の本会議でそれを議決するということでしょうか。それを諮っているということで、一応、代表者会議の結論としては、議決したらどうやということになったという理解でよろしいでしょうか。

○西場委員 議長が預かって、もう一遍この内容について、きちっと対応を整理するというお話じゃなかったんですか。

○三谷議長 先ほどの代表者会議の結論、私の理解はですね、検討会議の内容だとか、それから検討会議の節目、節目での中間報告だとか、また結論だとかそういうものをどういう形で議員全員にお伝えするか。それから、検討会議の意思決定のやり方、そういうものについて、改めて私のほうからご提案をさせていただくということで、この96条2項に基づく会議設定そのものはご承認いただいたというふうに理解しておりますが。

○西場委員 そうですか。じゃあ結構です。

○中村委員 よろしいですか。
 それでは、明日の議事予定の中に組み込まさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
 このことにつきまして、先ほど配らせていただきましたけれども、閉会日の30日の議事予定を改めて事務局に配付をさせます。

  

〔閉会の宣告〕

 

三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により押印する。

議会運営委員長  中村 進一

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