三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成20年度 委員会会議録 > 平成20年11月10日 予算決算常任委員会 2 会議録
予算決算常任委員会 ②
会議録
(開会中)
開催年月日 平成20年11月10日(月) 自 午後2時36分 ~ 至 午後3時15分
会 議 室 全員協議会室
出席委員 48名
委 員 長 中川 正美
副委員長 北川 裕之
委 員 山中 光茂 津村 衛 森野 真治
水谷 正美 杉本 熊野 村林 聡
小林 正人 中川 康洋 今井 智広
藤田 宜三 後藤 健一 辻 三千宣
笹井 健司 中村 勝 稲垣 昭義
服部 富男 竹上 真人 奥野 英介
末松 則子 中嶋 年規 水谷 隆
真弓 俊郎 舘 直人 日沖 正信
前田 剛志 藤田 泰樹 田中 博
大野 秀郎 青木 謙順 中森 博文
前野 和美 野田勇喜雄 岩田 隆嘉
貝増 吉郎 山本 勝 吉川 実
森本 繁史 舟橋 裕幸 三谷 哲央
中村 進一 西塚 宗郎 永田 正巳
山本 教和 西場 信行 萩原 量吉
藤田 正美
欠席委員 なし
委員会書記
議事課副課長 池山 マチ
議事課主幹 中村 洋一
企画法務課主幹 脇 光弘
企画法務課主査 辻 健太郎
出席説明員
[政策部]
部長 渡邉 信一郎
理事 藤本 和弘
副部長兼経営企画・政策企画分野総括室長 竹内 望
「美(うま)し国おこし・三重」総括特命監 山岡 正紹
「美(うま)し国おこし・三重」推進室長 信田 信行
その他関係職員
[総務部]
部長 福井 信行
副部長兼組織・職員分野総括室長 北岡 寛之
財政・施設分野総括室長 稲垣 清文
予算調整室長 中田 和幸
その他関係職員
傍聴議員 なし
県政記者クラブ 2名
傍 聴 者 なし
議題および協議事項
Ⅰ 議案の審査
1 議案の審査(1件)
●議案第24号「平成20年度三重県一般会計補正予算(第6号)」
Ⅱ 委員協議
1 委員長報告について
2 その他
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
Ⅰ 議案の審査
●議案第24号「平成20年度三重県一般会計補正予算(第6号)」
1.分科会委員長報告及び質疑
○中川委員長 ただいまからは、議案の審査を行います。
先程の本会議において本委員会に付託された案件は、お手元に配付のとおり、議案第24号「平成20年度三重県一般会計補正予算(第6号)」であり、付託後2時間以内に審査を終えるよう審査期限を付されております。
本案につきましては、議案の概要について当局から補充説明を受け質疑を行った後、本委員会の休憩中に、直ちに所管の政策総務分科会で詳細審査を行っていただき、審査終了後、本委員会を再開し分科会委員長より報告を受け、採決することといたしたいと存じますが、いかがでしょうか。
(「異議なし」の声あり)
○中川委員長 それではそのようにいたします。
(1)当局から補充説明(福井総務部長、渡邉政策部長、藤本理事)
(2)質疑
○中川委員長 本案に対しまして、ご質疑のある方はお願いします。なお、質疑は付託議案に係るものに限定いたしますのでご了承願います。
○中嶋委員 10月30日に議会のほうから修正させていただいた案と金額が900万円ほど違うんですが、どの部分が大きく変わったのかご説明いただきたいと思います。
○藤本理事 今回提案の補正予算額は2354万8000円でございますが、資料の3ページの「プロデュース関係」の「総合プロデューサーの配置」の額がまず減っております。9月の提案時では600万円ほどでございましたが、基本計画の承認が2ヶ月ほどずれておりますので、実際に地域に入りプロデュース業務を行うのが2ヶ月先送りになることから、期間を減らしたことによりまして、364万2000円を計上させていただいております。この分で240万円ほど減っております。それから同じく、「ネットワーク化支援」のところでございますが、ここもネットワークコーディネーターという、いわば知恵を貸していただく方への委託料が入っているわけですけれども、これも2ヶ月減額ということで、当初356万円ほど計上していたのが、213万6000円と、140万円ほど減っております。それから「地域での美し国おこし」という欄の、「地域担当プロデューサーの配置」でございますが、ここも552万9000円計上させていただいておりますが、先般は898万4000円ということで、345万円ほど減らさせていただいております。
以上が主な点でございます。
○中嶋委員 わかりました。
総務部長に1点お願い申し上げておきたいのですが、議会運営委員会でも、これは一事不再議に当たらないのかというご質問をさせていただいたところですけれども、基本的に状況が変わったから、環境が変わったからということで、一事不再議には当たらない、例外規定に当たるということで、今回議会としてもこの議案を上程することを認めさせていただいて、今審議させていただいているんですが、このように状況が大きく変わるおそれのあるものについては、元々議案として提出するときに、やはり分離して出してきていただく、そうした中でわれわれもしっかりと議論させていただきますので、そうしたことを今後、議案提出者としてご留意いただきたいということをお願いして、終わります。
○萩原委員 先程質疑した点とも関わって聞いておきますが、私たちの思いは先程真弓議員が議案のところで反対討論をしたとおりであります。私がぜひ確認しておきたいのは、全体計画の予算、一覧表について予算を削除しましたが、市町の分を削除したのはわかるんだけれども、県の取組で、「実行委員会とともに」と言っていたのが、基本計画そのものは県が事業主体だということになっていったんですが、それによって予算全体の構成がどうかわるのか、それは出されるのか、出されるのならいつ出されるのかといったような点で、全体計画の予算等について聞いておきたい。あえて削除されたのだからこの補正を組むための根拠がなくなるじゃないかということも、議会運営委員会でも聞かせてもらったんですけれども。
それから、「イベントなどということは、私たちは毛頭考えておりません。」と、「毛頭」という言葉まで使って言われたので、もう一度基本構想を読み直してみたら、「『美(うま)し国おこし・三重』の集大成イベント」と、イベントの集大成だと言っているわけでしょ。するとこれはイベントそのものと違うのか、積み上げてきた中でのイベントというのは2014年だけにやる話なのか、というのがもう1つよくわからない。イベントでないというのなら、この「美(うま)し国おこし・三重」というのは何といったらいいのか。私たちはこの「美(うま)し国おこし・三重」というのは、6年間かけての一大イベントというふうに県民の皆さんには話をするけれども、そうでなければどう言ったらいいのかというのも含めて、ちょっと補正予算そのものではないけれども関連して聞いておきたい。
以上です。
○藤本理事 全体事業費につきましては、今回の修正案にはついておりませんけれども、当初には提出させていただきました。これにつきましては何も今回修正ではずしたからといって、全体事業費がまったく0円に帰した、ご破算になった、元に戻ったとは、私どもは認識しておりません。したがいまして、今後毎年予算要望をさせていただきますが、あのときに出させていただきましたものを踏まえながら、毎年予算は計上させていただきたいと思っております。現時点では全体事業費については、今のところ出すということはございません。今後検討させていただければありがたいと思っております。なお余談ではございますけれども、第二次戦略計画の中に私ども、この「美(うま)し国おこし・三重」は「こころのふるさと三重づくり」というプログラムの中に入っております。これは4年間の計画費があがっておるわけでございますが、私どもの事業費は現在の戦略計画の中では0円、未定という形になっておりますので、そういう計画を踏まえますとやはり計画の見直し時期には一定のものを出さなければならないのではないかと想定はさせていただいております。
それからイベントという言葉でございますが、「集大成イベント」というように、確かに一定のものに限ってはイベントという言葉を使わせていただいております。しかしながらこの取組全体につきましては、イベントとは考えておりません。地域づくりでございます。その成果を、新しいイベントスタイルという形でお示しさせていただきたい。従来型の一過性のイベントであるとは思っておりません。
以上です。
○萩原委員 ますますよくわからないので、またこれから徐々に教えてもらっていきたいと思っていますけれども、予算の全体計画というのはやはりきちんと明確に示されながら、もちろん変更はあり得るとは思うんですけれども、それはやはり私は出していっていただいたほうがいいのではないか、出すべきではないか、そのこともあわせて言っておきたい。
それから11月7日に、知事が記者会見で、萩本欽一さんが早々とこのイベントの応援団長に就任というような発表をされていましたね。そのあたりはこの予算に関係がある話なんですか。一度参考までに、そういうのをお願いするのにはどれくらい金がかかるんだろうというのを教えてください。
○藤本理事 萩本欽一さんの件につきましては、観光大使の一環だというふうに考えておりまして、われわれのほうから予算が出ているわけではございませんし、先般の知事の会見によれば無報酬であると聞いております。ただ、「美(うま)し国おこし・三重」の取組とは直接的にはかかわっておりませんけれども、「美し国応援大将」というような通称を使われておりましたので、三重県をPRしていただくという意味では、私どもも連携していただきたいと考えております。
以上です。
○大野委員 小さいことですが、この中には座談会は予算化されておりませんから、もうなくなったんですね。
○藤本理事 座談会は予算化されております。入っております。「地域での美し国おこし」の中に座談会の開催経費も含んでおります。
○大野委員 どれくらいの規模で、何会場でやるんですか。
○藤本理事 座談会開催につきましては、旧の69市町村の地域で、各1回ほど開催を計画しております。その会場借上費について計上させていただいております。
○大野委員 そうすると市町と十分協議をしてやっていくということで、この計画を見直されたんですけれども、このことについてはもう市町の了解を得ておるわけですね。
○藤本理事 座談会開催について、具体的にいつ、という了解はまだこれからでございますが、私どもの今の予定では、具体的には年が明けてから座談会に入っていきたいと思っております。年内に市町長にも改めてお願いすると同時に、市町の皆様、地域の皆様に、こういった取組についておわかりいただけるような集会等を開かせていただき、ご理解を求めていきたいと考えております。
○大野委員 しっかり現場で検証したいと思いますので、これに参加される主なメンバーはどんな方か教えてください。
○藤本理事 座談会の参加メンバーは、特にわれわれのほうでは規定しておりません。いつ頃座談会を開催しますのでお集まりください、という形でお願いしていこうかなと考えております。ただ、急にお願いしてもできないのかなと思っておりますので、事前に市町の協力を得て、住民説明会等をさせていただきたいと考えております。
○大野委員 ちょっと質問を理解されていないようなので。これは県の事業で、県が責任を持って行うんでしょ。県の誰が出席するのかと聞いているんですよ。
○藤本理事 実際は、これは実行委員会の主催になります。実行委員会に行っております県の職員と、県民センターの職員とで行きたいと考えております。それと市町の職員にもご同行をお願いできればと考えております。
○大野委員 すると地域プロデューサーとか、そういう方は出席されないわけですね。
○藤本理事 説明不足でございました。地域プロデューサーは当然参加させていただきます。
○大野委員 だんだん入っていくと中身がわかるんですけれども、1回でわかるように言ってください。以上終わります。
○中川委員長 ほかに。ございませんか。
ないようですので、本案に対する質疑を終了いたします。
暫時休憩といたします。再開は、政策総務分科会終了後といたします。
(休 憩)
(3)政策総務分科会委員長報告及び質疑
○中川委員長 ただいまから、予算決算常任委員会を再開いたします。
議案第24号「平成20年度三重県一般会計補正予算(第6号)」を議題といたします。
まず、政策総務分科会委員長から、分科会における審査の経過と結果について報告を求めます。
政策総務分科会 舘直人委員長。
○舘政策総務分科会委員長 ご報告申し上げます。政策総務分科会で詳細審査を分担いたしました議案第24号「平成20年度三重県一般会計補正予算(第6号)」につきましては、本日、分科会を開催し、関係当局の出席を求め慎重に審査をいたしました結果、全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
○中川委員長 ただいまの報告に対し、ご質疑はございませんか。
(「なし」の声あり)
○中川委員長 なければ、これで政策総務分科会委員長報告に対する質疑を終了いたします。
次に、政策総務分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いします。
(「なし」の声あり)
○中川委員長 なければこれで政策総務分科会委員長報告及び質疑を終了いたします。
2.討論
○中川委員長 次に討論を行います。討論のある方はご発言願います。
(「なし」の声あり)
○中川委員長 なければ、これで討論を終了いたします。
3.採決
議案第24号 起立(多数) 可決
Ⅱ 委員協議
1 委員長報告について 正副委員長に一任
〔閉会の宣言〕
三重県議会委員会条例第28条第1項の規定により押印する。
予算決算常任委員長
中川 正美