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年金記録問題の速やかな解決を求める意見書
公的年金の5,000万件の未統合記録が発覚して以来、年金記録問題の解決に向け取り組んでいるものの、いまだ多くの課題が残っている。
全受給者及び加入者あての「ねんきん特別便」は、昨年10月に発送を終えたが、その後の記録の訂正又は統合や、正しい額の年金の支給などは大幅に遅れている。とりわけ、高齢の受給者にとって年金の支給は切実な問題であり、支給が半年あるいは1年先といった対応は許されない。
また、昨年新たに発覚した厚生年金の保険料額の引下げや加入期間の短縮といった問題についても、解決されていない。
よって、本県議会は、国において、年金記録問題を速やかに解決し、すべての国民が納付した保険料に見合った年金を確実に受給できるよう、下記の事項を含む政策の実施を強く要望する。
記
以上のとおり、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成21年3月23日
三重県議会議長 萩 野 虔 一
(提 出 先)
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
総務大臣
厚生労働大臣