平成20年度県外調査概要(予算決算常任委員会)
委員会名 |
予算決算常任委員会 |
派遣者名 |
中川正美委員長、北川裕之副委員長、津村衛委員、青木謙順委員、水谷隆委員、大野秀郎委員、吉川 実委員、
青木正晴書記、中村洋一書記、辻健太郎書記 計10名 |
日 程 |
平成21年2月3日 |
調査都道府県名 |
岐阜県 |
調査内容
- 「産業と文化の複合施設」が地域振興に果たす役割について(セラミックパークMINO)
岐阜県東濃地域において文化振興と産業支援のために構想されたセラミックパークMINOは、現代陶芸美術館と、県内最大の展示ホールや国際会議場を擁するメッセ施設を兼ね備えた、日本で唯一の「産業と文化の複合施設」である。
自然の地形を活用し、環境と調和した施設であるとともに、地場産業である陶磁器製品をできる限り使用し、備品についても県内産の杉材等やプラスチック製品を使用するなど、県内産品の積極的利用を図っている。
本県において進められている新県立博物館、東紀州交流拠点施設など、文化振興、観光、産業振興施策の参考とするため、本施設の建設経緯、現状の活用状況や課題、今後の展開方向を聴き取り、集客、地域振興面からの効果を調査した。
- 多治見市健全な財政に関する条例について(多治見市議会)
多治見市においては、「自治体独自の財政規律」を定めたもので日本初といわれる「多治見市健全な財政に関する条例」を平成19年に制定した。自治体財政健全化法による全国一律の指標が設定され、各自治体の算定数値が公表され始めたところだが、そのような動きに先駆け、市独自の指標を設定し、財政運営を規律するという試みを実施している。
多治見市の財政指標は、国家統治(財政破綻統制)を目的とした指標ではなく、「市民自治に基づく健全な財政に資す」ための指標とされており、市民や議会と財務情報を共有するための独自指標を設けた意義は大きく評価されている。
三重県の財政運営及び三重県議会における財政審議のための参考とするため、この条例について、制定の経緯、条例の趣旨、独自指標の選定と数値目標の決定の考え方、現状の課題と今後の方向を調査した。
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総 費 用 |
計 |
110,945円 |
内 訳 |
旅費 交通費 |
61,170円 |
使用料及び賃借料(高速道路通行料) |
19,550円 |
筆耕翻訳料(会議録作成) |
25,500円 |
消耗品費(手土産) |
4,725円 |
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