三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成20年度 委員会会議録 > 平成20年6月27日 予算決算常任委員会 会議録
予算決算常任委員会
会 議 録
(開 会 中)
開催年月日 平成20年6月27日 自 午前 10時02分 ~ 至 午前 10時16分
会 議 室 全員協議会室
出席委員 50名
委 員 長 中川 正美 君
副委員長 北川 裕之 君
委 員 山中 光茂 君 津村 衛 君
森野 真治 君 水谷 正美 君
村林 聡 君 小林 正人 君
奥野 英介 君 中川 康洋 君
今井 智広 君 杉本 熊野 さん
藤田 宜三 君 後藤 健一 君
辻 三千宣 君 笹井 健司 君
中村 勝 君 稲垣 昭義 君
服部 富男 君 竹上 真人 君
青木 謙順 君 末松 則子 さん
中嶋 年規 君 真弓 俊郎 君
水谷 隆 君 舘 直人 君
日沖 正信 君 前田 剛志 君
藤田 泰樹 君 田中 博 君
大野 秀郎 君 中森 博文 君
前野 和美 君 野田 勇喜雄 君
岩田 隆嘉 君 貝増 吉郎 君
山本 勝 君 吉川 実 君
森本 繁史 君 桜井 義之 君
舟橋 裕幸 君 三谷 哲央 君
中村 進一 君 西塚 宗郎 君
永田 正巳 君 山本 教和 君
西場 信行 君 藤田 正美 君
岩名 秀樹 君 萩原 量吉 君
欠席委員 0名
出席説明員
[総務部]
部長 福井 信行 君
副部長兼組織・職員分野総括室長 北岡 寛之 君
財政・施設分野総括室長 稲垣 清文 君
その他関係職員
[生活・文化部]
部長 安田 正 君
副部長兼経営企画分野総括室長 長谷川 智雄 君
その他関係職員
[健康福祉部]
部 長 堀木 稔生 君
こども局長 太田 栄子 さん
副部長兼経営企画分野総括室長 南川 正隆 君
福祉政策分野総括室長 渡辺 重和 君
その他関係職員
[環境森林部]
部 長 小山 巧 君
理 事 岡本 道和 君
副部長兼経営企画分野総括室長 長野 守 君
その他関係職員
[病院事業庁]
庁 長 田中 正道 君
県立病院経営分野総括室長 稲垣 司 君
その他関係職員
傍聴議員 0名
県政記者クラブ 1名
傍 聴 者 2名
議題および協議事項
1 議案の審査
(1)予算議案
議案第86号 平成20年度三重県一般会計補正予算(第1号)
(2)予算関連議案
議案第88号 三重県手数料条例の一部を改正する条例案
議案第89号 三重県農村地域における県税の特例に関する条例の一部を改正する条例案
議案第91号 三重県病院事業条例の一部を改正する条例案
2 閉会中の継続審査・調査申出事件について
3 委員協議
(1)委員長報告について
(2)県内外調査について
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
1 議案の審査
●議案第86号 平成20年度三重県一般会計補正予算(第1号)ほか3件
(1)分科会委員長報告
(2)分科会委員長報告に対する質疑
(3)分科会に係る執行部への補足質問
○中川委員長 本常任委員会に付託されました議案は、お手元に配付の資料のとおり、予算議案1件、予算関連議案3件の計4件であります。
次に、本日の審査等の順序でありますが、まず議案の詳細審査を分担された、生活文化環境森林、健康福祉病院、政策総務の各分科会委員長から審査の経過と結果について報告を受け、分科会委員長報告に対する質疑、執行部に対する補足質疑を行います。続いて全体を通しての質疑、討論、採決の順で進めてまいります。なお、締めくくり総括質疑については、各分科会の審査においても特に実施を要請する意見もなかったことから、先の理事会の決定に基づき省略することといたしますのでご了承ください。
それでは審査を行います。議案第86号「平成20年度三重県一般会計補正予算(第1号)」ほか3件を一括して議題といたします。
最初に、生活文化環境森林分科会委員長から、分科会における審査の経過と結果について報告を求めます。
○藤田泰樹生活文化環境森林分科会委員長 ご報告申し上げます。生活文化環境森林分科会で詳細審査を分担いたしました、議案第86号「平成20年度三重県一般会計補正予算(第1号)」の関係分ほか1件につきましては、去る6月19日及び23日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。以上、ご報告申し上げます。
○中川委員長 ただいまの報告につきまして、ご質疑はございませんか。
(「なし」の声あり)
○中川委員長 ないようですので、次に、生活文化環境森林分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いします。なお、質疑は付託議案に係るものに限定いたしますので、ご了承願います。
(「なし」の声あり)
○中川委員長 なければこれで、生活文化環境森林分科会委員長報告及びこれに対する質疑を終了いたします。
次に、健康福祉病院分科会委員長から、分科会における審査の経過と結果について報告を求めます。
○竹上健康福祉病院分科会委員長 ご報告申し上げます。健康福祉病院分科会で詳細審査を分担いたしました議案第86号「平成20年度三重県一般会計補正予算(第1号)」の関係分ほか2件につきましては、去る6月20日及び24日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。以上、ご報告申し上げます。
○中川委員長 ただいまの報告につきまして、ご質疑はございませんか。
(「なし」の声あり)
○中川委員長 ないようですので、次に、健康福祉病院分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いします。なお、質疑は付託議案に係るものに限定いたしますので、ご了承願います。
(「なし」の声あり)
○中川委員長 なければ、これで健康福祉病院分科会委員長報告及びこれに対する質疑を終了いたします。
次に、政策総務分科会委員長から、分科会における審査の経過と結果について報告を求めます。
○舘政策総務分科会委員長 ご報告申し上げます。政策総務分科会で詳細審査を分担いたしました議案第86号「平成20年度三重県一般会計補正予算(第1号)」の関係分ほか1件につきましては、去る6月24日に分科会を開催し、関係当局の出席を求め、慎重に審査いたしました結果、いずれも全会一致をもって、原案を可決すべきものと決定いたしました。以上、ご報告申し上げます。
○中川委員長 ただいまの報告につきまして、ご質疑はございませんか。
(「なし」の声あり)
○中川委員長 ないようですので、次に、政策総務分科会に係る執行部への補足質疑があればお願いします。なお、質疑は付託議案に係るものに限定いたしますので、ご了承願います。
○萩原委員 この86号の平成20年度一般会計補正予算と関わって、総務部長に是非聞いておきたいなというふうに思うんです。この議案は私も、健康福祉病院分科会で論議もさせていただきました。長い経過もありますけれども、乳幼児医療の公費負担というか、無料化を就学前まで延ばすという点について、非常に大事なことだと思いますし、評価もしています。一部負担ということもあったんだけれども、これも実際には導入しないという形になりました。残念なことに精神障害の部分の枠の拡大という点で、2級までというところが限定される、そんな形にならざるを得なかったわけであります。やはりこの点について、県議会の全体の意向としてはもっと対象の枠を広げて欲しい、あるいは窓口無料ですね、特に。この要求をしたにもかかわらず、残念ながら本会議の中でも議員の皆さんからの質疑もあったところですけれども、これについては当分の間という形で見送られてきている。やっぱり県民の皆さんの意向や県議会の全体の意向としてそういう問題を提起しているわけでありまして、それこそ健康福祉の中の予算だけでなんとかせい、と言うたってなかなかできない。口を開けば「持続可能な」ということで、財源だ、財源だという問題が出てくる。その意味では県全体としてね、予算の見直しなり、検討なりをしていかんならんということが迫られてくると思います。そこでね、私、具体的にペナルティかけられるというけどね、これいわゆる現物給付をしますと国からペナルティがきますよね。国補の部分を大変削減されるよ、調整交付金減らされるよ、という問題も提起されるけれども、しかし現実にはね、たとえば今回の後期高齢者医療制度、このまま続くかどうかわかりませんが、これやっただけでね、実は、たとえば人間ドックなんかに補助を出していたような国補の団体、市町が、出さなくなったことにより軽減されるということに実質なるんです。結果としてはそうなるんです。あるいは県で言うてもね、かつては国保財政に3億円、最終的には3億円、2003年度まで、県費から補助していた。これもなくしてしまっているわけなんですね。しかも今回の中でたとえば、検診体制がなくなったことと関わって6千万くらい県費は浮いてきているはずなんですね。こういったような問題を考えれば、私は十分な財源をやりくりできるんではないかと、こんなふうにも思うわけであります。ぜひそういう点で県議会がこぞって要求をした現物給付の問題なんかを早急にどう検討していくのか、これを健康福祉部任せにせんと、県あげてね、県議会全体としての意向でありますから、今後どう取り組んでいくのか。この点についてはね、残念ながら知事に総括質疑というわけにはいきませんので、総務部長の決意も含めてね、聞いておきたいとそんなふうに思うんですがいかがでしょう。
○福井部長 現物給付の問題につきましては、基本的にはやはり、所管部でございます健康福祉部が中心になって議論した上で、それは当然県の上層部の知事、副知事、財政を預かる総務も中に入って検討することにはなりますけれども、一義的にはやはり所管部の方で、関係市町なり、団体なり、県民の方の意見を聞いた上で判断した上で、それから政策決定するという形になろうかと思います。以上です。
○萩原委員 流れはそうなんでしょうけれどもね、ひとつやっぱり、議会がこぞっての意見を出したというその点は重く見ていただきながら、請願も前回採択されているという点などを含めて、財政的な検討も含めて、健康福祉部任せにせんと、ということを強く要望もしておきたいし、上にも言って欲しいということを付け加えておきたいと思います。
○中川委員長 ほかにありませんか。なければ、これで、政策総務分科会委員長報告及びこれに対する質疑を終了いたします。以上で分科会委員長報告及びこれに対する質疑を終了いたします。
次に、全体を通しての執行部に対する質疑等はありませんか。
(「なし」の声あり)
○中川委員長 これで執行部に対する質疑を終了いたします。
(4)討論
○中川委員長 これより討論を行います。討論があればお願いします。
(「なし」の声あり)
○中川委員長 討論なしと認め、討論を終結します。
(5)採決
○中川委員長 これより採決に入ります。採決は一括して行います。本案に対する分科会委員長の報告は、いずれも可決であります。本案をいずれも委員長報告のとおり可決することに賛成の方は、起立願います。
(全員起立)
○中川委員長 起立全員であります。よって、本案は分科会委員長報告のとおり可決すべきものと決定いたしました。以上で付託議案の審査を終了いたします。
2 閉会中の継続審査・調査申し出事件について 配付の案で了承
3 委員協議
(1)委員長報告について 正副委員長に一任
(2)県内外調査について 異議なし
〔閉会の宣言〕
以上、会議の要綱を記し、ここに記名・押印する。
平成20年6月27日
予算決算常任委員会委員長
中 川 正 美