三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成19年度 委員会会議録 > 平成20年3月31日 議会運営委員会1 会議録
議会運営委員会会議録①
開催年月日 平成20年3月31日(月) 自 午後14時3分~至 午後14時20分
開催場所 議会運営委員会室
出席委員 13名
委 員 長 西塚 宗郎 君
副委員長 山本 勝 君
委 員 中川 康洋 君
竹上 真人 君
北川 裕之 君
日沖 正信 君
田中 博 君
岩田 隆嘉 君
森本 繁史 君
三谷 哲央 君
中村 進一 君
藤田 正美 君
萩原 量吉 君
欠席委員 0名
委員外議員 議 長 岩名 秀樹 君
副議長 桜井 義之 君
出席説明員 副知事 望月 達史 君
総務部長 福井 信行 君
総務部総括室長 稲垣 清文 君
総務部室長 中田 和幸 君
傍聴議員 0名
県政記者クラブ加入記者 11名
傍聴者 2名
議題又は協議事項
1 「三重県政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例案」について
2 本日の議事予定について
3 次回の議会運営委員会について
4 本会議中に執行部出席者が議場を退出する場合について
5 その他
〔開会の宣告〕
1 「三重県政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例案」について
提出された議提議案第3号「三重県政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例案」の内容について、提出者を代表して中村進一議員から資料1により説明がありました。
また、この議提議案第3号については、本日の本会議に上程し、審議方法は、最初に中村進一議員から提案説明を行った後、議事進行上、質疑並びに委員会付託を省略し、直ちに起立により採決することとされました。
なお、議事の都合上、議提議案第3号の審議が終了した後、午後12時まで会議時間の延長を諮ったうえで暫時休憩し、議会運営委員会を開催したうえで、本会議を再開し、議員派遣について審議を行うことが了承されました。
2 本日の議事予定について
本日の議事予定については、資料2の順序のとおりとされました。
3 次回の議会運営委員会について
特に協議する事項が出てこない限り、本会議の再開時間等について協議するため、本日の本会議休憩中に開催することとされました。
4 本会議中に執行部出席者が議場を退出する場合について
当局から説明を受け、資料3のとおり了承されました。
5 その他
明日(平成20年4月1日)から副知事が2人体制となることに関連して、執行部側から、議会運営委員会には引き続き望月副知事が出席する旨の説明があり、了承されました。また、議会との連絡調整については、全般的事項や全庁に関わる事項は望月副知事が、各部局の個別の事項は部局を担当する副知事が、それぞれ対応する旨の説明がありました。
その他、本日提出が予定される「三重県県税条例の一部を改正する条例案」の内容や審議の見通し等について、下記のとおり質疑が行われました。
【質疑】
○萩原委員 提出される予定の議案がどういう形になるのかというのは、なかなか不透明な部分もあるとはいえ、ちょっと聞かせておいていただくなり出来ませんか。専決処分の時は、まだ議案を事前にいただいて調べたり、影響額がどれくらいあるのかということは出来ましたけれども、今日みたいな場合は困りますわね。突然ぽんと出されて、すぐさま賛成して良いのか反対したものか、討論はどうするのや、という話になると我々としては大変でございまして、まだ予想が難しいでしょうが、いつ頃どんな風になるのか、見通しなり、ちょっと教えといてくれませんか。
○総務部長 法案の関係でございますけども、衆議院の方は可決したようでございますが、参議院の方につきましては、まだ本会議入りせずということでございます。これまでも県税条例の関係につきましては、地方税法が成立した時点、ということでございますので、国会で議決をいただいた後で、条例案の改正の方を上程させていただきたいというふうに考えております。それから、改正の内容でございますが、基本的には今回3月末で日切れになります減税の部分と、増税する部分がございまして、減税の方は日切れでそのまま自動的になるんですけれども、増税の方はやはり国民生活にも影響があるということで、日切れ法案、ブリッジ法案というのを出して、今のところ、自動車取得税ですとか、登録免許税、たばこ税とか、いろんな7項目ぐらいの所を、今、国の方が上程しております。その中で、地方税法にかかわってまいりますのは、自動車取得税の部分でございまして、それが今回、特例措置の中で平成20年3月31日まで、例えば免税点の特例措置ということで、自動車を取得する場合の取得価格が本則ですと15万のものを50万ということで、特例措置を設けております。それから、もう1つは低燃費車に係ります課税特例措置がございまして、取得価格が30万円又は15万円を控除するというような形の特例措置。それから、3つめは大型ディーゼル車に係ります税率の特例措置。それぞれこの3つが20年の3月31日までになっておりまして、それが切れますと増税という形になりますので、これを今の政府と民主党の合意では、2ヶ月延ばしまして5月31日まで延長しようとするような内容でございます。それに基づきまして、今回、地方税法のそこの3点につきまして、条例の改正をさせていただこうとするものでございます。内容としては以上でございます。
○萩原委員 それは国会で可決されてからの動きやと言うものの、おたくとしては当然、いろいろ準備はしているんやわな。そうでないと、これが通って、これから起案しますわ、印刷しますわ、というふうにはいかへんわな。その辺りはどうなんですか。ちょっと事前に配ってもらうわけにはいかないのかな。
○総務部長 昨日も実は県税当局は詰めておりまして、私も出ておりましたが、一応、5時の時点でもう今日は動きなしということでした。しかし、今日の朝になって、国の法案の方が固まったというように、まだ今朝もばたばたで、私どもの県税条例の改正案を急遽取りまとめたところでございますので、この後の説明用の資料等を今、整えているところでございます。ですから、事前にちょっと配れるような状態ではなかったという事情は、ご理解いただければと思います。
○萩原委員 まあ、やむを得ない面もあると思うけど、ざっと今日はどうなの。どんな運びになっていくのだろう、何時ぐらいにどうやろうというのは、事務局も予測できませんか。こちらも今日の予定もあるし、分かったら教えて。
○事務局 こちらも国会の状況によりまして、左右されるような状況になっております。3時から本会議を開きまして、本会議では先程もご協議いただきましたとおり、「三重県政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例案」のみを採決いただきまして、その後休憩をするということで、休憩中ずっと長く待っておりまして、参議院で先程のつなぎ法案と言われる地方税法の一部改正法案が成立した段階で、執行部側から条例案の提出がされるものというふうに理解をしております。その段階で議会運営委員会を開いていただきまして、審査方法等についてお決めをいただいて、それから本会議を再開ということになります。本会議では、知事から議案の提案説明をしていただきまして、その後、委員会付託をして暫時休憩ということになります。暫時休憩中に、議案付託をされた予算決算常任委員会で審議をいただきます。今回、考えておりますのは、議案聴取会を省略いたしまして、予算決算常任委員会の議案補充説明という形で全委員にご説明をいただきまして、それに対する質疑を実施していただいた後、採決ということで、委員会の採決を採っていただきまして、委員長報告を取りまとめた後に、もう1度、議会運営委員会を開催いたしまして、賛否の意向等、条例案に対する審査方法をお決め頂きまして、本会議を再開するということでございます。本会議を再開いたしまして、委員長報告の後、採決ということになります。そして、採決後に、議員派遣を諮るわけでございますけれども、ただ、国会の情勢がこのような情勢でございまして、あと、先程のつなぎ法案以外の部分について、まだ与党・野党間で協議が行われているところという状況でございますので、万が一、別途、地方税法の一部改正法が成立するという可能性も無きにしもあらずということでございますので、国会の情勢を見極めたうえで、どうするのかということを、その段階の議運で決めていただくということになります。従いまして、時間につきましては、国会でのつなぎ法案が成立した後に、この議運を開催するということでございます。予定では、国会は3時30分から参議院の本会議を開くということで聞いておるんですが、現在、まだ与・野党折衝中ということでございまして、3時30分に開かれるかどうかもまだ決まっていないような情勢である、といった情報を把握しております。従いまして、その条例案が審議できるのは、5時とか6時とか、そういう時間になるんじゃないかというふうに考えております。以上でございます。
○西塚委員長 つなぎ法案が今日中に可決されることは間違いないんですけども、参議院の本会議が何時に開かれるかが、見通しがまだ立っていないという状況でございますので、とりあえず3時から本会議を開かせていただいて、その後、休憩をするということでご了解をお願いしたいと思います。
〔閉会の宣告〕
以上、会議の要綱を記し、ここに署名する。
平成20年3月31日
議会運営委員会
委 員 長 西塚 宗郎