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平成20年2月27日 健康福祉病院常任委員会  

健 康 福 祉 病 院 常 任 委 員 会

会 議 録

(開 会 中)

 

開催年月日   平成20年2月27日 自 午後 3時38分 ~ 至 午後 4時24分

会議室   第501委員会室

出席委員   7名

委 員 長    中村   勝   君

副委員長   前野 和美  君

委  員     山中 光茂  君

委  員     小林 正人  君

委  員     今井 智広  君

委  員     杉本 熊野  さん

委  員     日沖 正信  君

欠席委員        0名

出席説明員     0名

傍聴議員        0名

県政記者クラブ  0名

傍 聴 者       2名

 

協議事項

1 委員会での運営方法の確認について

2 付託予定の議案の審査について

3 付託予定の請願の審査について

 

【会議の経過とその結果】

 

〔開会の宣言〕

 

1 委員会での運営方法の確認について

①     中村委員長から資料1に基づき説明

②     質疑

○杉本委員 委員会討議と討論の違いは何か。

○中村委員長 委員会討議はある案件、問題点について論点を明らかにして、委員会で議論を行うもの。討論は委員間討議が終わった後で、その案件について賛成であるか反対であるかの所信を表明するだけで議論はしない。
  本会議でも討論があるが、「私はこのことについてこういう理由で賛成・反対である」と述べるだけである。委員会討議はその賛成・反対の意見を決めるための議論を深めるためにある。

○日沖委員 事前の委員会の扱いをもう一度確認したい。いつも事前委員会をするのか。

○中村委員長 今回は新しい2会期制になったため、あらかじめ寄っていただき、こういうふうなやり方をしますと皆さんの了解をいただく。今後は出てくる案件に応じて陳情のうち請願の取り扱いをするものがあるかどうかや、請願について参考人招致をする必要があるか等を勘案したうえで、必ずしも開く必要はない。

○日沖委員 委員長の裁量で、事前に寄ってもらう必要があれば寄ってもらうということか。

○中村委員長 その他に、委員各位から開催の要求があれば、内容に応じて開催させていただく。
今後どうなるかはわからないが、基本的には寄っていただく形になると思う。たぶん次回は新しい委員になると思うので、開くことになると思う。

○山中委員 定刻の時間があると思うが、あと30分ぐらいという時に、定刻の時間を延ばすことはできるのか。

○事務局 本会議に準じているので午後5時までとなるが、それ以降になった例は多数ある。

○日沖委員 委員長が宣告すれは良い。

 

2 付託予定議案の審査について

①     中村委員長から資料2に基づき説明

②     質疑

○日沖委員 予算はどうなるか。補正も含めて。

○中村委員長 分科会で20年度一般会計予算について、議案聴取会で執行部から説明をいただいているが、それに付け加えて説明を受けて、質疑を行うことになる。

○日沖委員 説明はもう一度してもらうのか。

○中村委員長 一度議案聴取会で説明していただいたが、執行部が説明することがあればそれに付け加えて説明をしていただく。

○日沖委員 これまでは、聴取会で聞いているので、「補足説明はございません」が多かった。

○中村委員長 まだ執行部とは詰めていないが、説明することがあればしてもらい、なければないで質疑を行って、1件ごとに採決をしていくことになる。

○今井委員 予算であれば予算にからむ質疑だけしかできないのか。全体のことはどこかでできるのか。予算もからむが・・・

○中村委員長 予算案件だけではなく、予算にもからむし健康福祉全体に影響するようなことは、予算にからめて質疑をいただけば良いと思う。

○今井委員 来年度こういうのがあるが、今年度どんな結果だったかなど・・・

○杉本委員 たとえば今回の一般会計補正予算(第3号)の関係はどこでするのか。

○中村委員長 予算案件なので分科会になる。

○杉本委員 今までの所管事項はそこで言うことになるのか。

○中村委員長 所管事項は所管事項である。

○杉本委員 今までと同じ常任委員会の最後のところで所管事項があるということか。

○中村委員長 そうである。まだ項目は聞いていないが、たとえば「三重県保健医療計画」などは当然所管事項のところで出てくると思う。

○日沖委員 たとえば、一般会計を関係分として一括で可決したことによって、後の議案を審議する際に予算が通っているからと拘束されることはないか。

○事務局 一般会計と特別会計の間で繰入金等の入り繰りが想定される。

○今井委員 萩原議員が以前言われた、こころの医療センターの院内保育所の関係の予算が決まっており、後から請願が出てきてという話があった。

○中村委員長 予算案や補正予算案と、他の請願・陳情、所管事項の関連する部分はあらかじめ議論をした上で、予算案について採決をするということにしないといけない。
ただ、どこまで関連するかの判断が難しい。

○山中委員 議案第27号の心身障害者扶養共済条例の改定は、予算の方にも入っている話である。たとえばこの条例がおかしいとなった時に、この27号は通らず、議案第1号の予算は通るというような事態が生じる可能性がある。

○日沖委員 この委員会だけの話だけではなく全体の話である。結論がたがいちがいにならないように上手にひっつけてやるべきなのか。ややこしい話になってくる。

○事務局 従来から分科会での予算議案と、常任委員会での条例案で、先に予算案が採決を取られるケースは存在した。そういったものをこの事前の委員会の中で整理できればと考えている。

○日沖委員 本委員会の審査の過程でわかってきた場合はどうなるのか。これまでは、審査の過程でいろいろと議論をしていても、一括採決のなかで全て賛成等としていたため明らかになっていなかったが、ひとつずつ審査をしていくと気がつかないところで、さっきは賛成したのに今度は反対というような矛盾した議論となる可能性がある。

○前野副委員長 先に条例案から審査してはどうか。条例案がとおれば予算案を認めていかなければならない。 

○中村委員長 常任委員会でまず条例案を審議し、その後分科会で予算案を審議する。

○前野副委員長 条例が通っても予算がつかない場合は仕方ない。条例が執行できないだけ。逆に予算がつかないのに条例を変えることはできない。

○中村委員長 今回の場合、議案第17号から議案第39号までの条例案を、まず先に分科会で審査をしてから、その後予算をすれば上手くいく。

○今井委員 たとえば議案第28号の医師就学資金等返還免除条例も免除するということであれば、今までもらっていたものがもらえなくなるので、予算を出すということになる。

○中村委員長 副委員長が言ったように、条例を先にやってから予算というのが筋であるように思う。それなら順番の問題だけなのでよさそうである。

○事務局 ほかの委員会のこともある。

○日沖委員 全体的な統一した解釈も必要ではないか。なかなかないことであるとは思うが・・・

○中村委員長 今のような疑義がでたので、当委員会としては条例案を先に審査し、その後予算案に行くという方向性を決めさせていただくが、他の委員会でどんな議論があるかも含めて正副委員長で預かりたい。

 

3 付託予定の請願の審査について

①     中村委員長から資料2に基づき説明

②     質疑

○日沖委員 参考人を呼ぶ日は別に設定する必要があるのか。

○今井委員 この資料によると17日か24日となっているが、11日や13日にしてもよいのか。
公開でやって執行部も出席してもらう必要があるのか。

○事務局 今回の委員会でどういった方を参考人として招致するかの打ち合わせをし、11日に本委員会で参考人の決定をしていただいた後、17日に参考人を招致するという想定が記載されている。
まず常任委員会で参考人を決定していただく手続きが必要になるが、最短で行けば11日の委員会で決定していただき、13日に参考人招致することも可能と考えられる。

○日沖委員 13日の部局の審査の日でも良いという解釈で正しいのか。余裕をもって審査をするための部局審査の日であるので、予備日とすべきというご指摘を受けないか。

○中村委員長 その辺りは確認する。11日と13日はそれぞれの部局の審査を1日ずつ当てることになっているので、そこに参考人招致が入るのかどうか微妙なところもあると思う。
 ただし、11日に健康福祉部関係の委員会を行い、若干残ったので13日の病院事業庁の日に健康福祉部から始めることはできないと聞いている。執行部の予定もあるので、審議未了の場合は17日の予備日となっている。

○今井委員 病院事業庁分が2日目の13日ということであるが、例えば県立総合医療センターの来年度予算で良い(高い)機械を入れることに対して、それはどうなのかということで予算審査前に参考人招致はできないということか。

○事務局 そのための参考人招致であるので、たとえば採決を予備日に送る等で可能かと思うが、委員長会議での議論も確認したい。

○今井委員 もし参考人を呼ぶ場合として、例えば病院事業庁は予算をマイナスで出してきているが、各病院を参考人として聞いて、納得してから予算審査に入ることができる。

○前野副委員長 決算報告で委員長が報告をして、今年赤字で送ることはわかっているので、呼びにくいのではないか。

○今井委員 本当の委員会でないと決められないことから、1回目の委員会は呼べないということか。

○事務局 それまでに一度委員会を開催していただければ可能である。

○前野副委員長 それが今日でも良い。

○今井委員 たとえば民間の病院を経営している方の目からみた、県立病院の予算の組み方はどうかなど。野村証券にマネジメントを依頼したと思うがその結果など。

○中村委員長 そういったことが考えられるが、19日に採決が予定をされている中で、民間の方に予算をみてもらって良いか悪いかの審査をして、結論をいただくのは難しいと思う。ある程度1年かけて、病院のあり方検討委員会でもやってきましたし、国の公立病院のガイドラインができ経営健全化計画も出す必要があり、これからの経営計画も20年度で作る必要がある等、来年度の病院事業庁関係は中身が濃いものになると思うが、今の予算については難しいかと思う。
この請願第24号は各会派とも紹介議員になっており、中身も十分理解できるので、わざわざ忙しい中参考人に来ていただくまでもないと思いますが、いかがか。

(異議なし)

○中村委員長 継続になっている請願第19号は、11日の委員会の中で議論をいただきたいが、今、知事からも負担を求めない方向となっている中で、どのような取り扱いにするかをお諮りさせていただきたい。

○今井委員 どういう答えがありあえるのか。採決するのか。

○中村委員長 各委員が採決の意向であれば採決するし、継続もありえる。定例会は6月まであるため、それまでに各市町との協議が整う可能性もある。6月に補正予算が出てきて取り下げという可能性もある。

○日沖委員 もう一度送ると審議未了となるのか。

○事務局 定例会の最後になっても採決や継続を諮らないと審議未了となる。今回は正式に言うと、継続ではなくて採決をしない審査中となる。

○前野副委員長 議員の任期中は一旦継続を諮れば、ずっとそのまま継続となったと記憶している。

○事務局 議員の任期の4年目には確かに消滅するが、毎回継続審査を諮る必要があるかどうかは確認する。

○日沖委員 2回、3回と継続で送ることはできるのか。

○事務局 可能であるし、前例もある。

○中村委員長 いくつか確認事項もあったが、この請願第19号については参考人を呼ばないこととさせていただきたい。

 

 〔閉会の宣言〕

 

以上、会議の要綱を記し、ここに押印する。

平成20年2月27日         

健康福祉病院常任委員長   中 村   勝

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