三重県議会 > 県議会の活動 > 委員会 > 委員会会議録 > 平成19年度 委員会会議録 > 平成20年2月27日 環境森林農水商工常任委員会
環境森林農水商工常任委員会
会 議 録
(開 会 中)
開催年月日 平成20年2月27日(水) 自 午後 3時38分 ~ 至 午後 4時15分
会議室 201委員会室
出席委員 9名
委 員 長 末松 則子 さん
副委員長 大野 秀郎 君
委 員 津村 衛 君
委 員 村林 聡 君
委 員 奥野 英介 君
委 員 藤田 宜三 君
委 員 貝増 吉郎 君
委 員 桜井 義之 君
委 員 西場 信行 君
欠席委員 なし
出席説明員 なし
傍聴議員 なし
県政記者クラブ なし
傍 聴 者 10名
Ⅰ 議題
1 委員会での運営方法の確認について
2 連合審査会の開催について
3 付託予定の議案の審査について
4 付託予定の請願の審査について
5 関係する陳情の処理方針について
Ⅱ 委員協議
【会議の経過とその結果】
〔開会の宣言〕
1 委員会での運営方法の確認について
①末松委員長から資料1に基づき説明
②質疑
○貝増委員 所管事項の調査は毎月行って当たり前の時代なのだが、この点は委員長会議で意見は出されなかったのか。第1回定例会の会期日数が増えたのに、常任委員会は4回しかない。
○大野副委員長 月に1回の開催を位置づけたらよいというご趣旨か。
○末松委員長 先日の委員長会議では特にそういう議論は出なかった。来年度に向けて、所管調査を毎月調査すればどうかというご意見があったことは、次の委員長会議で報告させていただくことは可能である。
○桜井委員 おっしゃる趣旨はそのとおりである。今回の委員長会議では、会期の見直しにより常任委員会の日程を2日間にすることで、議論の質を高めて審議しようという話であって、貝増委員のご提案まで含めた委員長会議ではなかった。
○貝増委員 せっかく会期日数が増えたのだから、常任委員会を充実させたい。
○末松委員長 今回の委員長会議では、会期プロジェクトの報告に基づき諮られたものであり、今後、2日間にわけて部局ごとに審査・調査することになるため、その運営方法についてと、請願・陳情を前もってお知らせして詳しく審議をしていくという趣旨である。今の貝増委員のご提案は、今度の委員長会議でこのようなご意見があったということでご報告させていただきたいが、よろしいか。
○貝増委員 来年度は役員改選があるまで実質的に委員会は開催されないので、引継事項として言っていただければと思う。
○末松委員長 委員長会議でも報告させていただくが、会派の中でも代表者の方にもおっしゃっていただければと思う。本委員会としては、緊急の案件がありご提案があれば、随時開催させていただきたい。
○大野副委員長 会期中でもあり、必要があれば随時開催すればよい。
○桜井委員 各常任委員会で工夫をして、その判断で活性化してほしいというのが、議会改革の趣旨である。
2 連合審査会の開催について
①末松委員長から連合審査会の開催について提案
○末松委員長 昨年の第4回定例会中の常任委員会において、環境森林部の所管事項として、「三重の森林づくり検討委員会の状況」について調査を行ったが、3月に中間報告がなされる予定である。
この中間報告書には、「地域社会全体で支える森林づくりの推進方策」及び「森林づくりに必要な新たな財源の確保方策」について、記述される予定だと聞いている。ゆくゆくは、税の問題にも絡んでくることが想定されることから、早い段階ではあるが、この件について、総務生活常任委員会と関連があることから、連合審査会を開催したいが、いかがか。
(「異議なし」の声あり)
○末松委員長 日程としては、3月18日(火)の午後から開催いたしたい。
(「異議なし」の声あり)
②採決 異議なし 連合審査会の開催が決定
③要望
○西場委員 森林環境税については、長年の経緯があり、議会も検討会の報告書を作成している。執行部の中間報告、議会の報告の2つを資料としていただき、それらをもって、連合審査いたしたい。
○末松委員長 執行部には、その旨を指示している。3月11日の環境森林部関係の常任委員会でも所管事項として調査する予定なので、重複することとなるが、18日の連合審査会においても、よろしくお願いいたしたい。3月末には検討会の最終報告書が出るので、それまでに議会としても議論いたしたい。本格的な議論は来年度の委員会になるだろうが、今まで調査をしてきたことなので、継続的に調査いたしたく、ご理解いただきたい。
3 付託予定の議案の審査について
①末松委員長から資料2に基づき説明
②質疑 なし
4 付託予定の請願の審査について
①末松委員長から資料3に基づき説明
②協議
○村林委員 難しい案件だと聞いているので、何らかの詳しい調査をして審議したらいかがか。
○末松委員長 村林委員のご提案に対し、委員の皆様からご意見はあるか。
○貝増委員 現地調査というご趣旨か。
○奥野委員 最初は中間処理施設だったものが、産業廃棄物の大きな問題となっていく可能性がある。現地を視察するのも結構なことだとは思う。
○西場委員 文面だけではなかなか十分に審査できないので、関係者に参考人としてお越し頂き、現地の様子を聴かせていただいた上で、審議の中で問題が出てきたときに、必要なら現地へ入るということでいかがか。
○奥野委員 西場委員のおっしゃられるとおりだと思う。
○末松委員長 まだ付託されていない案件でもあるし、まずは、参考人としてお話を伺い、執行部からも説明を聞いた上で、委員会として判断して現地調査が必要ということになれば、対応したいと考えるが、いかがか。
○貝増委員 参考人として関係者を呼ぶのなら、事業者も呼ぶべきではないか。一方通行の話を聞いていたら、議会が告訴されるかもしれない。
○大野副委員長 執行部に、事前に状況を聞いたら、ある程度のデータをもっているということである。現地の住民の皆さんのお話と執行部が調査した内容と、両方の話を聞いた上で、必要があれば、貝増委員のおっしゃられたことも行えばよいのではないだろうか。第1段階として共通理解ということではいかがか。
○貝増委員 そのような手順でしようとすれば、1回目は委員有志の勉強会にしたほうがよいのではないか。
○末松委員長 参考人を招致できるのは、委員会の場である。現地調査ならば、有志で行っていただくことは可能である。早々な現地調査は避けたいというのが、正副委員長の意見でもある。
○大野副委員長 以前に、伊賀の産業廃棄物処理場について請願が出されたときも、まずは、参考人にきていただき、そのあと現地視察を行っている。第一段階としては、これでいいのではないか。
○貝増委員 請願として来たものを議会として受けるということとすれば、問題ないだろう。
○末松委員長 参考人として招致したい方の氏名等については、委員協議で行うこととする。
5 関係する陳情の処理方針について
①末松委員長から資料4に基づき説明
②協議 なし
Ⅱ 委員協議
・参考人候補者の確認を行った。
・日程等は正副委員長に一任となった。
・参考人との調整がつけば、3月7日の本会議で請願が付託されたあと、委員会を開催することとなった。
〔閉会の宣言〕
以上、会議の要綱を記し、ここに押印する。
平成20年2月27日
環境森林農水商工常任委員長 末松 則子