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平成18年12月18日 産業振興調査特別委員会 会議録

産業振興調査特別委員会

会 議 録

(開 会 中)

開催年月日   平成18年12月18日(月) 自 午後1時38分 ~ 至 午後2時40分

会 議 室   601委員会室

出席委員   10名

委員長 前野 和美  君
副委員長 清水 一昭  君
委員 中村  勝  君
委員 北川 裕之  君
委員 石原 正敬  君
委員 前田 剛志  君
委員 舟橋 裕幸  君
委員 貝増 吉郎  君
委員 岡部 栄樹  君
委員 島本 暢夫  君

欠席委員    0名

出席説明員

[政策部]

部  長               村林  守 君

東紀州対策局東紀州対策分野総括室長  大林  清 君

その他関係職員

[農水商工部]

商工政策分野総括室長         山川  進 君

担い手・基盤整備分野総括室長     佐藤 伸晴 君

農水産物供給分野総括室長       吉田 鎭夫 君

観光政策監              中村 由一 君

その他関係職員

[環境森林部]

森林・林業分野総括室長        木平 悦生  君

その他関係職員

傍聴議員    なし

県政記者クラブ  3名

傍 聴 者    なし

議題および協議事項

I 調 査

1 県民しあわせプラン第二次戦略計画(中間案)に掲げる「地域政策における県の取組方向」

2 今後の地域振興のための事業

   (1)東紀州地域の産業振興について

   (2)観光・交流について(県南地域を中心として)

   (3)企業誘致について(県南地域を中心として)

   (4)中山間地域の振興について

【会議の経過とその結果】

〔開会の宣言〕

I 調 査

1 県民しあわせプラン第二次戦略計画(中間案)に掲げる「地域政策における県の取組方向」

2 今後の地域振興のための事業

  (1)東紀州地域の産業振興について

  (2)観光・交流について(県南地域を中心として)

  (3)企業誘致について(県南地域を中心として)

  (4)中山間地域の振興について

1) 当局から資料に基づき説明(村林部長、大林総括室長、中村観光政策監、山川総括室長、

吉田総括室長、佐藤総括室長、木平総括室長)

2) 質疑

○中村委員 東紀州も、それから県南部、それから中山間地域も、全て同じような状況だというふうに思いますけれども、いろいろ施策を打っていただいて、そこへ、その地域の人が留まれる状況を作ってもらわないとだめなのかなと、そんなふうに思います。ただ県のほうでいろんな施策をやっても、地域の人が自分の子や孫をその土地に残していくんだという強い意志といいますか、そんなものがないと、なんかもう一代限りという言葉がありますけど、自分の代だけで後はもうどうでもよいような傾向も見られますので、卵が先か鶏が先かという部分はありますけども、やっぱり地域に対する思いが強ければ、外部から来ていただいて新しい風を入れていただくのも大事なことだというふうに思いますけども、地域の人が、自分の子どもたちがそこで生活をしていく、そのための知恵をどうやって地域で作っていくのかという取組がないと、うまくいかないように思います。これは自分の思いを言っているだけで質問にはなっていませんけど。そういうことで、ご所見があれば頂きたいなと思います。

○村林部長 まさに、委員おっしゃることが非常に大事じゃないかと考えておりまして、私ども、今回、地域づくりというものは、行政としては市・町が中心に、それから地域の人たちが主体となって取り組んでいただくというようなイメージを、今回の戦略計画で非常に鮮明にさせていただきたいと思って取り組んでおりますが、それはまさに委員おっしゃったように、地域の方々が地域の大事なもの、それを見い出していただいて、その地域は非常に大事な地域なんだということを、それぞれの地域の方々が思っていただかないと、地域づくりというのはうまくいかないと思いますし、また、さっきおっしゃったように、その地域にとどまるという気持ちにもなかなかならない。それで過疎の問題が社会問題になり始めた頃を思い出してみますと、やはり都会の生活のほうがいいんじゃないかということが広まったような中で起こってきたような気もいたしております。

そういう意味では、それぞれの部局からの説明にもありましたが、スローなものとか地域にあるもの、あるいは自然とか文化の大切さ、そういうものが見直しされているという、一方では非常に良い状況ができてきております。そういった中で、知事も三重県愛というのは、非常に大事じゃないかということを言って、しあわせプランにもそういう考え方が出ています。我々としては、地域の方々がそういった自らの地域について良さをきちっと認識してもらって取り組んでいただけるように、県としてもそこをきちっと支援できるような体制を作っていきたいと、そのように考えております。

○中村委員 いろんな施策を書いていただいておりますけども、それはやっぱり地域の人が主体となってやらなければうまくいかないというふうに思いますけれども、ただ、いろんなことを考えても、地域資源というものがたくさんあるとはいいながら、果たしてどれをどんなふうにブラッシュアップしていったらいいのかという面で、やっぱり県の力を貸していただいかないと、なかなか地元だけでは無理な部分がありますので、ぜひそのことをお願いさせていただいて終わります。

II 委員協議

〔閉会の宣言〕

以上、会議の要綱を記し、ここに押印する。

平成18年12月18日         

産業振興調査特別委員長  前野 和美

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