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平成18年11月7日 予算決算特別委員会県土整備企業分科会 会議録


予算決算特別委員会県土整備企業分科会

会 議 録

(閉 会 中)

開催年月日   平成18年11月7日(火) 自 午前10時 1分 ~ 至 午前10時41分

会議室       第202委員会室

出席委員     5名

委員長 水谷    隆  君
副委員長 中村    勝  君
委員 萩野 虔一  君
委員 山本 教和  君
委員 杉之内昭二  君


欠席委員   0名

出席説明員

[県土整備部]

部  長   植田十志夫  君

理  事   野田 素延  君

副部長兼経営企画分野

総括室長   山本 浩和  君

公共事業総合政策分野

総括室長   高尾 茂樹  君

道路政策分野

総括室長   木村 嘉富  君

流域整備分野

総括室長   柴原 数雄  君

住民参画まちづくり分野

総括室長   中村  裕  君

住まい政策分野

総括室長   長谷川雅幸  君

参  事   木﨑喜久郎  君

その他関係職員

[監査委員事務局]

監 査 監   別所 喜克  君

監 査 監   市川  茂  君

[出納局]

出  納

総務室長   見並 健一  君

その他関係職員

傍聴議員   0名

県政記者クラブ   1名

傍 聴 者   0名

議題および協議事項

I 県土整備部関係

 1 分科会

 (1)認定議案の審査(4件)

   ● 認定第 5号 「平成17年度三重県歳入歳出決算」の関係分

   ● 認定第14号 「平成17年度三重県港湾整備事業歳入歳出決算」

   ● 認定第15号 「平成17年度三重県流域下水道事業歳入歳出決算」

   ● 認定第16号 「平成17年度三重県公共用地先行取得事業歳入歳出決算」の関係分

II 委員協議

 1 分科会

 (1)予算決算特別委員会(11月13日)における分科会委員長報告について

【会議の経過とその結果】

〔開会の宣言〕

I 県土整備部関係

 1 分科会

 (1)決算認定議案の審査

   ● 認定第 5号「平成17年度三重県歳入歳出決算」の関係分

   ● 認定第14号「平成17年度三重県港湾整備事業歳入歳出決算」

   ● 認定第15号「平成17年度三重県流域下水道事業歳入歳出決算」

   ● 認定第16号「平成17年度三重県公共用地先行取得事業歳入歳出決算」の関係分

  1)当局から補充説明(植田部長説明)

  2)質疑

○水谷委員長 それではご質疑があれば、お願いいたします。

○萩野委員 例の測量設計の談合事件の関係で、これは和解によって納付をしていただくというような形になっているんですけども、その納入状況というんですか、いわゆる滞納とか延伸とかというのがあると思うんですけれども、そういうところの状況を教えていただきたいのと、そのことによってその会社といいますか、そのものが立ち至らなくなっていったというケースがあれば、把握していれば教えてください。

○植田部長 測量談合弁償金についてでございますが、これにつきましては一括に支払っていただく会社とか、また分割で納付をしておられる会社がございます。今回、収入未済の中にこの分割納付の分が含まれております。各社とも順調に支払いはしてもらっております。ただし、ことしの6月26日に1社が破産をいたしました。その1社の破産分につきましては、これは各連帯債務者、他の会社が連帯債務者となっており、その倒産した会社の債務につきまして、他の連帯債務者27社がその債権額を確定し、私どもがその連帯債務者に要求をいたしました。その結果、一括納付が12社、分割納付が15社ということで、これも各社とも順調に支払いをしてもらっている、そういう状況でございます。

○萩野委員 そうすると、その延納利息の1,400何万というのは、これは何ですか。

○植田部長 担当室長からちょっとお答えをさせていただきます。

○尾田室長 お答え申し上げます。現在、延納につきましては、既に和解契約の中にはそれまでの利息、和解するまでの利息、これが含まれておりまして、それ以降、現在まで納付されるまでの利息が、利息として計算されておると。それから、後はそれ以降、出た場合は逐次計算をいたしておるというような状況でございます。現在のところ。以上です。

○萩野委員 ということは、その連帯責任のような形になっていて、破産に伴う未払いとかいうのは生じてこないというふうに考えてよろしいんですか。

○植田部長 委員おっしゃるとおりでございます。ただ、その連帯債務を負う会社がその支払いを拒否したりすると、それは生じてきますけれども、今回のケースは各社ともそのへん承諾をしていただいております。

○萩野委員 今後、そのような状況に立ち入っていく可能性というのは全くないと判断してよろしいですか。

○植田部長 今後、倒産をする会社が出てくるかどうかというお尋ねでございますか。

 それにつきましては、ちょっと私、まだ今の時点でそういう会社が出ないというふうには確信を持っては言えませんが、各社とも誠実に支払いをしていただいておる状況でございます。

○萩野委員 ありがとうございました。それから、監査委員から指摘をされている入札契約制度の設計変更の基準に伴って、工事変更要領というのができているんですけれども、今まで大体7割以上のものが増額の変更をされているという指摘があるわけですけれども、この要領ができてからどの程度改善をされているんですか。

○植田部長 昨年度、この三重県建設工事設計変更要領等を作成し、運用開始がこの4月1日からでございます。ちょっとそのへんのところ、昨年等の状態につきましては、担当の総括からご説明いたします。

○高尾総括室長 18年4月から本運用ということでございますので、この監査の指摘の案件につきましては、一応タイムラグがございますので、昨年度の結果も増額変更が約7割程度であるということはご指摘のとおりでございます。本年度の上半期は、今検証しているところでございますが、増額に関しての変更数に関して若干減っていると。ただ、これまでの変更無しがほとんど少なかったという視野があるんですが、そちらについては当初の変更、中身の変更はあったとしてもその額の変更にとどまっているというような状況でございまして、まだ今年度の結果としては、まだ現在のとこはそういうふうな傾向という形しか受け止めておりません。

○萩野委員 これはね、指名審査会に諮るというふうなことになってなかったですか。諮ったその件数みたいなものは、どれくらいあるのですか、今年になってから。

○高尾総括室長 今回の設計変更の要領につきましては、委員ご指摘のように指名審査会に事前に諮るというのが、例えば通常の変更の場合、本庁協議と地域間協議がございますが、地域間協議の場合は30%以上、1,000万未満の増額の場合は事前に審査会に諮るという規定になっています。また、追加工事につきましては250万以上という形になっています。今、委員のご指摘の案件数については、ちょっと今手持ちがございませんので、改めてまたご報告させていただきたいと思います。

○萩野委員 後で、資料をいただきたいと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました。

○水谷委員長 ほかはよろしいでしょうか。

○山本委員 松阪港の事業計画というか、よく地理をわからないままに質問させていただくんですが、この監査委員からの金融財産の管理、未利用地というところで、その埋立地が上がっとるわけですね。片方で埠頭用の事業展開をされているという、この決算でですね。造成事業をやるとかそれから港湾の維持管理に県が入っていると、事業展開しているということなんですが、もちろん、その港の状況なりをよく理解してないまま質問しとるんですけど、初めどういうようなことをやっているのかということを教えていただいて、なおかつそれが例えば現在のなぎさまちのアクセス、中空へのアクセスとの関連、というようなことについて少し教えていただきたいなと、こんなふうに思いますが。

○植田部長 お尋ねの、津松阪港、大口地区の事業でございますが、この港湾改修工事自体は平成19年度末に完了を予定しております。それで、実際にその未利用地につきましては、この工事に伴いまして、資材の置き場とかそういうことにちょっと活用させていただいておりますので、この工事が終わり次第に、この用地等につきましては売却をする予定をしております。また、津のなぎさまちといいますか、津の中空アクセスとの関連のお尋ねでございますが、今松阪の大口港につきましては、今年の12月に中空への船を就航させるというふうにお聞きをしております。ですので、それまでにはそこの部分の私どもの工事等は完成をさせたいと思っております。ただ、今のところは、以前の県の地域振興部等で調査をいたしました2つの港の両立については大丈夫だという、そういう方針のもとに私ども、津及び松阪の中空へのアクセス港の整備について取り組んだところでございます。

○山本委員 ありがとうございます。せっかく県が両方、津のなぎさまちの方もそうだし、これ大口地区もお金を投入しておるわけですから、効果的に利用されることを願ってそういう質問をさせていただいているんですね。共倒れになっちゃいけない、有効的な活用をやらなきゃいけないということと。それから、もうこれ12月ですか、そういうような船が出るということですから、もっともっと県民の人たちに、これ、県がやるのか松阪がやるのかはわかりませんが、広報活動とか、もっと知らしめるべくやった方がいいんじゃないかなと。あんまり知らないと思うんですね、12月にそういうような船が出るというようなことは。恐らく県民の人たちは知らないわけですから、そんな意味で広報活動をより充実させていくということが大事なことじゃないかなと、そんなふうに思いますので、またよろしくお願いしたいと思います。

 (1)討論

    なし

 (2)採決

    認定 第 5号 他 3件        挙手(全員)     認定

II 委員協議

1 予算決算特別委員会(11月13日)における分科会委員長報告について

[閉会の宣言]

以上、会議の要綱を記し、ここに押印する。 

平成18年11月 7日          
予算決算特別委員会            
県土整備企業分科会委員長  水 谷  隆 

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