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平成18年2月20日 予算決算特別委員会 会議録

予算決算特別委員会

会議

(開 会 中)

開催年月日   平成18年2月20日(月)  自 午前10時47分 ~ 至 午前11時2分

会 議 室   全員協議会室

出席議員    43名   

委 員 長

杉之内 昭二 君

副委員長

中村  進一 君

委  員

中村 勝 君・稲垣 昭義 君・北川 裕之 君・舘 直人 君・石原 正敬 君・末松 則子 さん・中嶋 年規 君・森下 隆生 君・日沖 正信 君・前田 剛志 君・清水 一昭 君・竹上 真人 君・青木 謙順 君・中森 博文 君・前野 和美 君・水谷 隆 君・岩田 隆嘉 君・藤田 泰樹 君・田中 俊行 君・田中 博 君・大野 秀郎 君・福田 慶一 君・桜井 義之 君・舟橋 裕幸 君・三谷 哲央 君・貝増 吉郎 君・野田 勇喜雄 君・山本 勝 君・岡部 栄樹 君・森本 繁史 君・萩野 虔一 君・福山 瞳 さん・辻本 正 君・島本 暢夫 君・永田 正巳 君・橋川 犂也 君・山本 教和 君・西場 信行 君・中川 正美 君・藤田 正美 君・岩名 秀樹 君

欠席議員    0名   

出席説明員

[総合企画局]

局  長      村林  守 君

その他関係職員

傍聴議員     0名

県政記者クラブ  7名

傍 聴 者   14名

議題及び協議事項

I 議案の審査(予算関連議案 1件)

  議案第67号  四日市港管理組合規約の変更にかかる協議について

II 委員協議

  委員長報告について

【会議の経過とその結果】

〔開会の宣言〕

I 議案の審査

  議案第67号  四日市港管理組合規約の変更にかかる協議について

(1)      当局から資料に基づき説明

(村林総合企画局長)

(2)       質疑・応答

○杉之内委員長 それでは、ご質疑があればお願いいたします。

○竹上委員 ちょっと順を追って、この四日市港の規約改正についてはですね、2年前の、四日市港のあり方検討委員会、これの最終報告を受けてきょうに至っているという形やと思います。その中で、特に議論があったとお聞きしとるのが、川越町、楠町、この両町の取扱だと。最終報告の中にもこれが連携強化というふうな表現で入っているというふうにお伺いをしております。

それで、楠町については四日市市に合併をした、これは問題はないだろうと。今度は、残るは川越町というところなんですが、今の四日市港のですね、港湾区域は川越町の地先海域も含んだ形であると。そのときに、検討会での議論はですね、川越町にも負担割合を求めるべきじゃないか、そういったご議論もいろいろあった。それが最終的に落ち着く形で連携強化という表現で最終報告には織り込まれましたよというふうなことで、私は説明を受けております。

さて、ここで、その川越町なんです。まずは確認をしたいんですが、川越町が四日市港について、港湾区域で地先海域にある川越町が、この四港に対して恩恵を受けているのかどうか。これに対して局長はどういうふうにお考えかをまずお聞きしたい。

○村林総合企画局長 川越町は、ご指摘のように四日市港の港湾区域にありまして、その中で企業立地がされております。その企業は専用岸壁を、専用の港湾施設を持つということで企業活動が成り立っているという、そういう状況にあります。そういった中で川越町の財政力等等に、その貢献も大きくしておりますので、そういった意味で四日市港の港湾区域内にあるということが川越町にとって非常に大きな影響を与えている。それもメリットの面が大きいんじゃないかということはご指摘のとおりかと思います。

○竹上委員 それならばですね、本来的に考えると川越町もこの四日市港のですね、管理運営に対して一定の負担をしてもしかるべきじゃないかというふうな考え方は、まあ、発生するかと私思とるんです。

 それで、そのことを先の第3回定例会の常任委員会の席でご指摘をさしていただきました。それに対して局長は、相手のあることや、当然これ相手があることですね。ですから、相手方もあることなんで、そういうふうな努力は続けていきますよ。また、それに対して私としては、公の席、また、正式に、あなたとこも恩恵を受けているんだから一部負担をしていただいたらどうですか。そういった、問いかけをしてくださいね。そういった要望をさしていただきました。それに対して局長はですね、しかるべき時期にきちんとそれについては報告をさしていただくというふうな、お答えをいただいたかと私思っております。

 今がちょうど規約改正の時期ですね、しかるべきお答えをですね、報告を今いただきたいと思うんですが、いかがですか。

○村林総合企画局長 ご指摘のように、あり方検討会でですね、四日市港と両町、この時点では、楠も含めた両町でございましたが、両町の連携や構成団体への参画等について協議していくことが必要であるというご提言をいただいておりますので、それはずっと意識をしてきたわけでございますが、まずは構成団体の中でですね、いろいろ県の主導性発揮という重要な課題でありますので、まずは構成団体、現在の構成団体である四日市市と協議をしてきたとこれでございますが、概ねそういった方向が見えてきた中でですね、川後町の問題、非常に大きな重要なウエイトを持ってきたと認識しております。そういった中で、今ご指摘のように常任委員会でもですねご意見賜っております。そういったことも踏まえて私としても、いろいろ川越町とですね、いろいろ協議をしてきたところでございますが、まず、事務レベルでいろいろ意向確認をしてまいりました。その中では、かなり参画はむつかしいということでございましたので私もですね、ちょっと川越町に出向いていろいろご意見を伺ったり、まあ、そういったこともしてまいりましたんですが、やはり、現時点での町当局なりのお考えはですね、やはり、今、直ちに費用負担を伴う参画はしないと。今現在ではしないというご意見であります。ただ、あり方検討会の提言にありますように連携ということであればですね、それは、現在も四日市港の、例えば、臨港道路である施設とか、そういったことについて密接に連携を取りながらやっているし、様々な四日市港の運営について協力もしているということで、これについては、より連携を深めるということについてはですねやっていきましょうと、こういうようなお考えだと私は認識しております。

そういったことからですね、私としてはどう今後取り組んでいくか、あり方検討会で出ておりますのでそれについては、さらに、取り組みが必要だという認識を持っておりますが、そういった中でですね、川越町さんの方がそういう見解をだしている背景のようなことを考えて見ますとですね、まず、港湾区域が変更されて川越町が港湾区域になってきたという経緯をちょっと調べておりますが、その中では、やはり費用負担を伴う参画をするかどうかということが議論になっておりまして、そのときについては、町は明確にですね費用負担を伴う参画はしないという意向を示されて、その上で港湾区域の変更が行われたという経緯があります。

また、先ほどご所見のように、たしかに港湾区域にあるということで大規模な企業立地がされているということでもあるんですが、一方、企業が持っております港湾施設というのは、基本的に専用施設でありますし、また、泊地など管理組合が実施した部分があるんですが、それも企業の負担によっておるということですので県・市の一般財源が投入されておるということはないということもあります。

また、先ほど申し上げたように町としては、臨港道路等の施設整備について協力をして四日市港の運営については多大に貢献をしていただいているということもあります。

そういったことから、町民感情等も含めて現在、負担を伴う参画はできないというですね町当局の見解についても一定理解すべきじゃないかというふうに考えております。とはいいながら、やはり、県が主導性を発揮するとともに、地元の市なり町なりときちっと連携をしながら四日市港の発展を考えていくと、これ非常に重要なことだと思っておりますので町当局も連携については、より密接にすることについてはですね考えましょうというようなお考えと聞いておりますので、まずは、そういった連携をより密にするようなところから、もちろん四日市市ともそうですし、川越町ともそうですし、そういう連携をより密にしながら四日市港の発展に努力をしていくとこういうところから、まずはじめたいと思います。あり方検討会にございますように、将来、財政負担も含めた参画ということも、もちろん視野に入れる必要がございますが、まずは実質的な連携から強めていくということから、私も引き続き努力をしてまいりたいと、そのように思っておりますのでご理解賜りたいと存じます。

○竹上委員 私も事情は、私なりに調べてなるほどなと思うところは非常に多々あるんす。県で唯一の固定資産でですね、県の固定資産で唯一、川越町から今年は10億ですかいただいている。ある面ではそういうところで費用負担をいただいているんだなというような理解も私なりにはさしていただいています。ただ、この話というのは、この手の話というのは、しかるべき時期、いわゆるその改正がされる時点でないとなかなか動いていかない、そんなようなこともありましたんで、それはきちんと確認をさしていただきたかった。

 再度、確認しますけれども、局長が正式に出向いて町長と会い、こういった恩恵を受けてますよ、ですから、負担のご意思はあるんかというふうな確認を行っていただいた。その上で、そういった回答を受けて今回の規約改正に臨まれておるということで理解しておけばよろしいですか。

○村林総合企画局長 ご指摘のこと、私も先日、町長さんと面談をしまして町長さんとしてのご意向も伺ってきて、今現在、先ほど申し上げたような判断をしているということです。

この問題については、引き続き努力をしてまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたしたいと存じます。

○竹上委員 ありがとうございました。

○杉之内委員長 はかにご質疑はありませんでしょうか。

   (「なし」の声あり)

○杉之内委員長 なければ、議案に対する質疑を終了いたします。

(3)      採決

   議案第67号 四日市港管理組合規約の変更にかかる協議について   起立(全員)  可決

II 委員協議

委員長報告について  正副委員長に一任

〔閉会の宣言〕

以上、会議の要綱を記し、ここに押印する。

平成18年2月20日          

予算決算特別委員長   杉之内 昭二

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